このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
私の旅日記
〜
2010年
〜
厚木神社
〜渡邊崋山滞留の地〜
厚木市厚木町に厚木神社がある。
厚木神社
社殿の左手に水月庵来之の句碑があった。
散あきて木の葉しつまる旭哉
来之の句
鐘つきにのぼるかはるも一時ぞ
『春秋稿』(初篇)
巣のうちにあまる尾長の尾先哉
『春秋稿』(第三篇)
枯ぎくの焚るゝゆふべしぐれけり
『物見塚記』
万延元年(1860年)8月、斎藤利鐘造立。
「不肖」斎藤利鐘とあるから、来之は利鐘の父であるかもしれない。
利鐘は書家で「厚木六勝」の選者。名は鐘助。別号、撫松。
蘭斎、撫松、厚木六勝を見んと誘ふ。これは撫松自厚木六勝を撰ミ、画をもとむ。故に其真境に到んと誘ふなり。
渡辺崋山
「游相日記」
厚木神社前の県道601号は大山巡礼で賑わった矢倉沢往還の道。
「渡邊崋山滞留の地」の標柱があった。
天保2年9月22日より24日に至る
旅籠萬年屋 古郡平兵衛の屋敷跡
相模川をわたる。此川大凡三四丁もありぬらん。清流巴をなして下る。香魚甚多。厚木に到。万年屋平兵衛が家を主とす。
「游相日記」
私の旅日記
〜
2010年
〜に戻る
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください