このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句碑

『奥の細道』   〜北陸〜


秋涼し手毎にむけや瓜茄子

犀星のみち から桜橋を渡り、寺町へ。


寺町に長久寺という寺がある。


慶長13年(1608年)、創建。 曹洞宗 の寺である。

境内に芭蕉の句碑があった。


秋涼し手毎にむけや瓜茄子

ある草庵にいざなはれて」と前書きがある。

「ある草庵」は、一泉の松幻庵。

『韻塞』 には「秋さびし手毎にむけや瓜茄子」とある。

元禄2年(1689年)7月20日、少幻菴で半歌仙。

残暑暫(しばし)手毎にれうれ瓜茄子(なすび)
   芭蕉

   みじかさまたで秋の日の影
   一泉

これが初案であろう。

昭和63年(1988年)9月18日、雪垣俳句会句碑建立。

成学寺 へ。

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