このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
芭蕉の句碑
『奥の細道』
〜北陸〜
やまなかや菊はたおらしゆのにほひ
JR北陸本線に大聖寺駅がある。
特急は止まらない。
大聖寺駅一番線ホームに芭蕉の句碑があった。
やまなかや菊はたおらしゆのにほひ
出典は「温泉頌」。
元禄2年(1689年)8月、
山中温泉
で詠まれた句。
句碑の隣りに小さな「温泉頌」の
俳文碑
があった。
北海の磯つたひして加州やまなかの湧湯に浴ス。里人の曰、このところは扶桑三の名湯のその一なりと。まことに浴することしばしばなれば、皮肉うるほひ筋肉に通りて、心身ゆるく偏に顔色をとどむるここちす。彼桃源も船をうしなひ慈童か菊の枝折もしらす
はせを
やまなかや菊はたおらじ湯のにほひ
元禄二仲秋日
「温泉頌」
大聖寺は「九谷焼発祥之地」。
『奥の細道』
〜北陸〜
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