このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
私の旅日記
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2015年
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宗禅寺
〜三世塚〜
熊本市中央区細工町に宗禅寺という寺がある。
◎一町一寺めぐり◎
加藤清正は
熊本城
を築く際に御城を中心と城下町建設を積極的に行いました。
火事による延焼防止及び有事に備え碁盤目状に配した、一辺約120mの正方形の区画に並べ、1区画ごとに寺院を招致し(一町一寺制)、回りを町屋が囲む全国的にも珍しい城下町造りを行いました。
宗禅寺
当寺は福井県
永平寺
を本山とする
曹洞宗
の寺として寛永9年(1632年)、細川忠利公肥後入国の際に随伴した宗善が、当地に建立しました。
天正年間(1573〜1591)のころは隈本城主、城越前守親賢
(ちかまさ)
の茶屋(別荘)で、城氏没後は旧臣平川氏の草庵でした。
境内には、放牛地蔵(4体目)、西南戦争で亡くなった方々の墓などがあります。
毎年8月16日(地獄の釜のあく日)には、境内で町内手作りの「えんま祭り」が行なわれ賑わっています。
本堂の手前右手に「三世塚」があった。>
二世
梅 花 坊
俳諧元祖
芭 蕉 翁
三世
廬 元 坊
梅花坊は
各務支考
のこと。
廬元坊
は支考の門人。
碑陰にそれぞれの句が刻まれているそうだが、全く読めない。
牛呵る聲に鴫なく夕へかな
梅花坊
古池やかはつ飛こむ水の音
芭蕉翁
住み飽た世とは嘘たり月と花
廬元坊
宝暦9年(1759年)4月、廬元坊の十三回忌に斜日堂連中建立。
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