このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

私の旅日記

天岩戸神社〜芭蕉の句碑〜
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高千穂峡 から県道7号緒方高千穂線で天岩戸神社へ。

天岩戸神社入口に天照大御神像があった。


ひむか神話街道

アマテラスオオミカミ(天照大御神)

 黄泉の国から戻ったイザナギノミコトは、筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原で禊ぎ祓いを行い、左目を洗うと、アマテラスオオミカミが生まれた。アマテラスは、イザナギから告げられて、天上の神々の世界、高天原を治める太陽神となるが、その弟の荒ぶる神・スサノオノミコトの乱暴なふるまいにおびえ、天岩屋の戸を開いて、中に閉じこもってしまった。このため、高天原は闇に閉ざされ、あらゆる禍が起こるようになってしまったという。

提供:米良電気産業株式会社

参道の右手に芭蕉の句碑があった。


梅が香にのつと日乃出る山路哉

  『諸国翁墳記』 に「梅か香塚 日向国高千穂天岩戸宝前 催主東都得々庵魚竹 補助日向日向肥後社中」とある。

 俳聖松尾芭蕉の句集「炭俵」の中の、なじみ深い句で、まさに、高千穂地方早春の光景そのものです。

 建立されたのは、安政2年(1855年)8月で、揮毫は、延岡に寄留した江戸の俳人得々庵魚竹です。

 当時、大勢の門人たちが、この神苑で句会を催したのを記念して建てたものです。左手に、今は風化した36句の門弟たちの副碑「幽香碑」が、その面影を残しています。

文 碓井哲也

副碑「幽香碑」


天岩戸神社


御祭神は天照皇大神。

 天照皇大神が天岩戸からお出ましになられた後、最初にお住まいになられた場所を御祀りしている神社だそうだ。

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