このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

斎藤茂吉の歌碑

螢火を一つ見いでて目もりしが

     いざ帰りなむ老の臥處に



聴禽書屋

 東北自動車道仙台宮城ICから国道48号(関山街道)に入る。天童で国道13号に入り、奥羽本線に沿って北上。尾花沢で左折し、県道30号で大石田に行く。


 昭和4年9月14日、斎藤茂吉は前日の夜行列車で上野を発ち、大石田に着いた。大石田で最上川を見てからを山形に引き返し、 左沢 へ。

 昭和21年(1946年)1月30日からおよそ2年、茂吉は大石田移住生活をした。移住先の自分の住まい(二藤部兵右エ門邸内の離れ)を「聴禽書屋(ちょうきんしょおく)」と名付けた。

歴史民族資料館の裏庭に斎藤茂吉移住先の住まいが現存している。

聴禽書屋


歌碑の拓本が掛け軸になっている。


最上川逆白波のたつまでにふぶくゆふべとなりにけるかも

乗船寺 に歌碑がある。

庭に茂吉の歌碑があった。


螢火を一つ見いでて目もりしがいざ帰りなむ老の臥處に

第16歌集『白き山』収録。昭和21年(1946年)の歌。

昭和53年(1978年)5月1日、建立。54番目の茂吉歌碑である。

羽黒山 に向かう。



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