このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
私の旅日記
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2006年
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黒姫山
〜野尻湖〜
赤倉温泉
は山を見るには近すぎた。
国道18号に戻り、野尻湖へ。
黒姫山
黒姫山は信濃富士とも呼ばれるそうだ。
信州のサンセットポイント100選に選ばれている。
いくら信州のサンセットポイントでも、夕陽が沈むのを待っているわけにはいかない。
大正12年(1923年)、
与謝野晶子
は有島武郎を悼む歌で野尻湖を詠んでいる。
赤倉に野尻の湖を見しほどのさかひにせめて君のおはさば
『泉』8月号
大正13年(1924年)8月7、8日、与謝野晶子・寛は
赤倉温泉
に遊び、関温泉から野尻湖へ。
野尻湖にて
白くしてこれは冷たき唇ぞ吸はで去らまし野尻の湖水
身に沁むは苦しけれどもそのさまにあまり遠かる野尻の湖水
『心の遠景』
昭和9年(1924年)8月5日、与謝野晶子・寛は赤倉温泉から野尻湖を見て、
上林温泉
へ。
棧橋のうへ五寸ほど八月の水の超えたる山のみづうみ
黒姫を野尻の湖の水
(み)
づきたる柳に置きてあそべる裸體
(はだか)
「山上の気」
野尻湖を一周する。
妙高山
道の駅「しなの」
へ。
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