このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

新鹿沢温泉「鹿澤館」

  池の平 から湯の丸高峰林道で地蔵峠に戻り、県道94号東部嬬恋線で新鹿沢温泉へ。


 「休暇村鹿沢高原」は混んでいそうなので、 「鹿澤館(HP)」 のお風呂に入ることにする。

「鹿澤館」


昭和9年(1934年)に建てられたものだそうだ。

 昭和10年(1935年)8月4日、 与謝野晶子 は上諏訪から 和田峠 を越えて新鹿沢温泉へ。

初すすき撫子深山小川巻を草の鹿澤が少女に贈る(新鹿澤温泉にて)

『白桜集』 (白樺抄)

 昭和13年(1938年)9月5日、与謝野晶子は軽井沢から新鹿沢温泉へ。

衣二つ初めてわれの重ぬるもうらなつかしき奥山の秋(新鹿澤にて)

白き花鹿澤の宿の裏山に風の姿をして咲けるかな

『白桜集』(山国を行く)

「鹿澤館」の日帰り入浴は500円。

休暇村鹿沢高原」と違って、誰もいない。

男湯


掛け流しの天然温泉である。

 泉質はマグネシウム・ナトリウム−炭酸水素塩温泉(中性低張性高温泉)。泉温は44.5℃。

源泉名は「雲井の湯」。湧出量は毎分37リットルで、自然湧出。

女湯


女湯も同じである。

蓮華躑躅(れんげつつじ)が咲いていた。


延齢草(えんれいそう)


延齢草(えんれいそう)はユリ科の花。

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