このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
昔の温泉
伊香保温泉「村松旅館」
宝登山
から関越自動車道に戻り、伊香保温泉に向かう。
渋川伊香保ICから国道17号を経由して県道33号渋川松井田線に入る。
徳富蘆花記念文学館の隣の町営駐車場へ。
町営駐車場はいっぱいで、やっと車を停めることが出来た。
石段街を行くと、
万葉の歌碑
があった。
伊香保風吹く日吹かぬ日ありといへど吾が恋のみし時無かりけり
『万葉集』
巻第十四
石段街を登ると、
共同浴場「石段の湯」
がある。
共同浴場「石段の湯」は2003年4月にリニューアル。
混んでいそうなので、やめた。
さらに石段街を登ると、「千明
(ちぎら)
仁泉亭」があった。
徳冨蘆花は「千明仁泉亭」に宿を取り、明治31年から翌32年まで小説「不如帰
(ほととぎす)
」を国民新聞に掲載した。
「千明仁泉亭」
は日帰り入浴が出来ないと思っていたので、「千明仁泉亭」の前の「村松旅館」のお風呂に入ることにした。
料金は700円。
「村松旅館」は創業100年の老舗だそうだ。
展望大浴場の眺望は抜群かもしれないが、カメラのレンズが曇って写真は撮れない。
泉温は40.9℃。源泉のままで、湧かしていないから、温い。温いが、掛け流しである。
ちなみに共同浴場「石段の湯」は湧かしているそうだ。
湧かしていれば、掛け流しではないと思う。
露天風呂が併設されているそうだが、露天風呂どころではなかった。
泉質は硫酸塩泉。カルシウム・ナトリウム−硫酸塩・炭酸水素泉・塩化物温泉。
硫酸塩泉だが、伊香保温泉特有の鉄分を含む温泉で、茶褐色の沈殿物がある。
源泉名は本線(混合泉)。PH6.4。湧出量は毎分3,300リットル。
女性用の大浴場は狭く、露天風呂もない。女性は不満であろう。
日本野鳥の会協定旅館だそうだが、日本野鳥の会は女性の会員が多いと思う。
「千明仁泉亭」も日帰り入浴が出来るらしい。今度入ってみよう。
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