このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

新年の旅日記

大通寺〜芭蕉の句碑〜
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大田市大田町大田イに大通寺という寺がある。

音響山大通寺


浄土宗 の寺である。

大通寺本堂の前に芭蕉の句碑があった。


しはらくは花の上なる月夜かな

出典は 『初蝉』 (風国編)。

貞亨5年(1688年)春、「笈の小文」の旅の途上で詠まれた句。

『蕉翁句集』 (土芳編)には「よし野にて」と前書きがある。

嘉永5年(1852年)、建立。

芭蕉の句碑の右に魚坊塚があった。


 昭和62年(1987年)11月24日、俳誌「石見」主宰松井立浪他会員有志建立。

 寛政5年11月24日郷土の俳人中島魚坊は出雲にて逝去。歿後門人によって建てられた魚坊塚は約200年の歳月を経、風化損壊甚しくなったので、俳誌「石見」創刊15周年の記念事業として会員の醵金により元の塚と同型に改建したものである。

魚坊は通称直五郎。美濃派田中五筑坊の門人。

 享保10年(1725年)、石見国大田南村(現・大田市)に生まれる。

 宝暦10年(1760年)、大田の大火で被災し城平(大田市)に「潜魚庵」を結ぶ。

 寛政4年(1792年)、京都 双林寺 で芭蕉百回忌の法要を営む。

 寛政5年(1793年)11月24日、出雲にて逝去。



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