このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
下 町
本教寺
〜服部嵐雪墓〜
豊島区南池袋に本教寺という寺がある。
本教寺に
服部嵐雪
の墓があった。
東京都指定旧跡
服部嵐雪墓
江戸時代の中期の俳人で、雪門の祖である。幼名は久馬之助、江戸湯島に生れたといわれるが、出生については異説が多い。 通称を彦兵衛と称した。新庄壱岐守、井上相模守に仕えたが、のちに仕を辞し済雲和尚に従って禅を学び、松尾芭蕉の門に入り黄落庵、石中堂、寒蓼堂、不白軒、玄峰堂などの号がある。 彼は蕉門十哲の一人で、
榎本其角
と並び称せられ、名は広く知られた。芭蕉の死後、其角と江戸俳壇を二分し、門下に有名な俳人を多く輩出している。著書には
「其袋」
「或時集」「杜撰集」「若水」などがある。宝永4年(1707年)10月13日、54歳で没した。初め本郷駒込の常験寺に葬り、大正8年に改葬された。
東京都教育委員会
「
一葉散り咄一葉散風の上
」という嵐雪の辞世の句が刻まれているらしい。
大島完来
筆という。
本教寺
宗派に属さず、
単立寺院
らしい。
本教寺の後にエアライズタワー池袋。
ビルの麓の寺である。
紫陽花が咲いていた。
もうすぐ梅雨に入る。
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