このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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王子稲荷神社〜「王子の狐」〜

王子神社 から権現坂を下って線路沿いを行くと、王子稲荷神社があった。


王子稲荷神社


拝殿


文政5年(1822年)、社殿再建。
昭和20年4月13日、本殿は空襲により大破。
昭和20年、本殿再建。

社殿の左手に 古帳庵 句碑があった。


苗代や飛鳥は滝の川つゞき   古帳庵

のぼる日に露のむ稲のはらみかな   古帳女

天保12年(1841年)正月、建立。

社殿の奥に本宮がある。


文化12年(1815年)、造立。

本宮の社号額


亀田鵬斎 揮毫

狐穴あと


「王子の狐」


年の一夜王子の狐見にゆかん    素堂


「王子の狐」は落語でも知られている。

享和4年(1804年)2月9日、 小林一茶 は王子稲荷神社を訪れた。

   心可同参王子稲荷

『文化句帖』(享和4年2月)

明治30年(1897年)、 正岡子規 が王子稲荷の狐火を句に詠んでいる。

   王子

追々に狐集まる除夜の鐘

『俳句稿』

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