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私の旅日記
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2013年
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「十湖百句塚」
〜松島十湖〜
浜松市東区豊西町に「十湖百句塚」がある。
明治39年(1906年)4月、笠井町の福来寺境内に「百句塚」建立。発起人は大木久市郎(号・随虎)、補佐は
松島十湖
である。建立時の俳人は116人。
昭和5年(1930年)に御殿山に、昭和28年(1953年)に法永寺に移転築造。
平成22年(2010年)、「十湖百句塚」と改称して現在地に移転築造。
正面に松尾芭蕉と二宮尊徳の句碑があった。
人の短をいふことなかれ
己が長をとく事なかれ
ものいへは唇寒し秋の風
芭蕉翁
元日やことしも来るぞ大晦日
二宮尊徳
出典は
『芭蕉庵小文庫』
(史邦編)。
貞亨元年から元禄年間の句。
『蕉翁句集』
(土芳編)は「元禄四未ノとし」とする。
左に十湖の句碑があった。
訪ふ人もひとふしあれや竹の春
その左は
其角の句碑
。
夏の夜や蚊を疵にして五百両
『五元集』
に「
夏の月蚊を疵にして五百両
」とある。
「春宵一刻値千金」に比べると、「五百両」ということ。
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