このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

私の旅日記2008年

湯前神社〜源実朝の歌碑〜
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来宮神社 から坂を下っていくと、上宿町に湯前神社があった。


湯前神社


御祭神は少彦名神。

湯前神社に 源実朝 の歌碑があった。


都より巽にあたり出湯あり名はあづま路の熱海といふ

「源実朝の歌碑」について

 建仁3年(1203年)9月15日、鎌倉三代将軍となった源実朝は、初代源頼朝によって始められた箱根権現と 伊豆山(走湯)権現 の『二所詣』を最も真摯に受け継ぎました。

 この歌は建保2年(1214年)正月、実朝23歳、第4回目の二所詣のとき、箱根権現から三島社を経て伊豆山権現に向かう途中、熱海のこの地にさしかかり、海岸に湧出する温泉(大湯)を見て、崇め讃えて詠んだものと思われます。

 天和元年(1681年)に描かれた「豆州熱海絵図」にも湯前神社を示す絵図とともに実朝のこの歌が記されています。

案内板提供・湯前神社奉賀会

加舎白雄 は、ひと日熱海に遊ぶ。

 ひと日あたみに遊ぶ。日は羊ばかりになんとや、湯のわき出るにこそ岩がね枕とゞろきあひつゝ、すさまじくともいはんかたなし。

 氷る夜も昼も時しるわき湯哉

   あたみ入湯

有明や初ほとゝぎす樒(しきみ)ぶね


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