このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
夏目漱石の句碑
御立ちやるか御立ちやれ新酒菊の花
石手寺から道後温泉に向かうと、愛媛県道187号六軒家石手線沿いに正岡子規の句碑があった。
送子規
御立ちやるか御立ちやれ新酒菊の花
松山北ライオンズクラブ寄贈。
明治28年(1895年)、病気療養のために
愚陀佛庵
に滞在していた子規は、体調が回復したため10月に上京が決まった。
漱石が子規へ送った送別の句である。
ご出発ですかご出発なさいませ。お祝いに新酒をふるまい、菊の花を活けましょう。
漱石は52日間生活をともにした子規を感無量の思いで見送ったのである。
翌年、漱石は熊本の
第五高等学校
教授となって松山を去った。
この句の碑は
松山東高等学校
にもある。
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