このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

私の旅日記2006年

高幡不動尊〜芭蕉の句碑〜
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京王線高幡不動駅を出ると、高幡不動尊参道がある。


高幡不動尊参道


高幡不動尊 (HP)は 真言宗智山派 別格本山で、高幡山明王院金剛寺。

大山不動成田不動 とともに関東三不動のひとつ。

関東三十六不動霊場 第9番札所である。

御本尊は不動明王。

不動堂


 不動堂は清和天皇に勅願によって 慈覚大師 (円仁)が山中に建立したが、建武2年(1335年)に倒壊、康永元年(1342年)山中より移建。

東京都最古の文化財建造物だそうだ。

 明治25年12月8日、 正岡子規 は高尾山の帰りに高幡不動に立ち寄った。

 路に高幡の不動を過ぐ。

     松杉や枯野の中の不動堂

「高尾紀行」

『寒山落木 巻一』(明治二十五年 終わりの冬)に収録。

五重塔


新しいもので、文化財建造物ではない。

芭蕉の句碑があった。


名月にふもとの霧や田のくもり

出典は 『続猿蓑』 (沾圃編)。

元禄7年(1694年)8月15日、芭蕉は51歳。

伊賀上野「無名庵」にて月見の宴を催した時の句。

この年の10月12日、芭蕉は大坂で亡くなる。

石田波郷 の句碑もあった。


濃あじさゐ吾らが病みし日も遠し

平成5年(1993年)秋、建立。

「あじさいまつり」開催中だったが、今年は紫陽花の開花も遅い。

土方歳三の像があった。


高幡不動尊金剛寺は土方歳三の菩提寺。

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