このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
私の旅日記
〜
2009年
〜
唐沢山公園
〜芭蕉の句碑〜
県道141号唐沢山公園線で唐沢山公園へ。
ふるさと佐野100選
唐沢山
藤原秀郷
一千年の昔の山城跡で、全山赤松におおわれている。
山頂には唐沢山神社があり、春は桜・つつじ・新緑、夏は納涼・ぶどう狩り、秋は松茸狩り、冬は雪景色と、いつきても自然と味覚が楽しめる展望が良く、晴れた日は副都心新宿の高層ビル群が眺望できる。
唐沢山の赤松
レストハウスからの眺望
天狗岩からの眺望
大炊井
大炊井に芭蕉の句碑があった。
城跡や古井の清水先問む
出典は
『泊船集』
。
貞亨5年(1688年)夏、『笈の小文』の旅の帰路、岐阜の
稲葉山
で詠まれた句。
安政3年(1856年)、句碑建立。
『諸国翁墳記』
に「
大井塚 野州安蘇郡佐野庄城跡唐沢山上大井辺在
」とある。
神橋
桜の馬場にも芭蕉の句碑があった。
初桜折りしも今日はよき日なり
出典は
『蕉翁全伝』
(土芳)。
貞亨5年(1688年)春、『笈の小文』 の旅の途中、伊賀上野の薬師寺月次初会で詠まれた句。
『蕉翁句集』
には「
よき日哉
」とある。
元治元年(1864年)、建立。
『諸国翁墳記』
に「
櫻 塚 下野安蘇郡佐野庄冨士村甲申堂地内在 建主 妙詮[以下省略]
」とある。
南城跡からの眺望
写真では分からないが、かすかに富士山が見えた。
『万葉集』の歌が書いてあった。
下毛野みかもの山の小楢のすまぐはし児ろは誰が笥か持たむ
石段を登ると、唐沢山神社がある。
唐沢山神社
当神社は御祭神秀郷公により平安時代中頃に築城された本丸跡にたてられております。「むかで退治」の伝説や「天慶の乱」の鎮定等から武勇に勝れていたことが知られています。又この乱の鎮定の功により鎮守府将軍に任ぜられました。その後700年の間多少の変遷はありましたが、江戸時代初期の山城禁止令により廃城となりました。明治16年、一族旧臣等が公の遺徳を偲び唐沢山神社を建てました。
環境省・栃木県
出流原弁財天
へ。
私の旅日記
〜
2009年
〜に戻る
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください