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愛知・岐阜 県道16号線 愛知県犬山市〜岐阜県多治見市 平成23年9月19日 来訪 |
続く
より大きな地図で 岐阜・愛知県道16号 を表示
岐阜・愛知県道16号『多治見犬山線』は
多治見市大平町から犬山市五郎丸までを結ぶ主要地方道の県道である。
県境を渡り県道番号も若いことから大層立派な幹線道路の様にも思えてしまう。
また殆どの道路地図には何食わぬ顔して全線キッチリ表記されている
が、
現役国道でありながら廃道 なんていう大物も存在する
中京圏に一般的な常識を当て嵌めてはいけない
名古屋中心地まで1時間もあれば行ける場所でありながら
壮絶なるレベルの険道がそこにはあった。
湖のような巨大なため池『入鹿池』を渡る郷中新橋南詰の交差点。
問題の県道16号と県道49号線が交差する。
青看板にはまるでr16がここより起点のように表記されているが、細く途切れた表記になっている右側も立派な県道である。『地図上の表記』では県境を超えて岐阜県多治見市に行けることになっている。
右折すると長閑な田舎の住宅地へ。
一応、この場所は2車線だがすぐに幅員が狭くなる事を警告する標識が立つ。
画像奥にはヘキサも立つ。
間違いなく県道。
警告通りにひょろひょろの1車線になったr16。
もうこの時点で、県境超えに黄色信号。
峠を超えようと言うヤル気が感じられない。
簡易舗装の路面に哀愁が漂う。
小さな山に向かっていく道に蛇行標識がポツンと立つ。
こちらも標識通り、水路の横を蛇行しながら道は進んでいく。
田圃の向こうには先ほど交差したr49。
中央道、小牧東ICがこの先に控えているため高速の電光掲示板が設置されている。
実はr49の背後の山の上にはJR東海の技術開発部の施設があったりして、なかなかサイバーな場所だったりすのだが、目に見える風景は典型的な日本の田舎である。
蛇行標識のお次は落石標識。
確かに法面は何の対策もされておらず、単なる山の斜面。
大雨が降ったら簡単に崩れてきそう。
画面奥にガードレールが見えるが、あれはr16のものではなくr49の支線である。
交差点の画像を取り損ねてしまったが、一見は県道の交差点というより、農道の丁字路である。
大きな地図で見る
何故こんな所にr49の支線が伸びてきているかイマイチ謎である。
ひとつに考えられるのは、r49の元々のルート、つまり旧道でかつてのr16との交差点であったと言う可能性。
もう一つは岐阜県境方面から来た車への小牧東ICへの短絡路と言う可能性である。
後者の可能性はr16が真っ当な道であれば十分に意味があるものだが、現在の状況を考えると全くを持って意味をなさないものとなる。
道中、除草作業をしている人々に出くわした。
茫茫となった路肩の草叢を草刈機で刈り取る。
雰囲気的に県の土木課関係と言うより、地元の有志といった雰囲気。
県道としてはアレだが地域の道としてはそれなり活用されているようだ。
デリネーターに『愛知県』の表記。
ヤル気は感じられないが、一応は県の管理下の道である事はそれなりに主張。
丘陵の田園を抜ける小道。
長閑で好きな光景。
ここでも休憩中の除草作業の人々と出くわす。
何故こんな所に県外ナンバー、しかも遠く離れた千葉県のバイクが来てるのか不思議そうに眺められる。
そう、本来ならば地元民の車両しか通らないの道なのだから。
県境超えのハズの道なのに
思わずどちらに進んだら良いか迷うY字路。
しかし、二股中央にルートを示す看板が立てられていた。
バイクを降り看板を見る。
県道は右折。
しかし水路を渡った後、「この先通行できません。」と表記。
だが、レポ最初に示したとおりグーグル地図には県境付近も含めて全線表記されていたという事実。
なんかオラ、ワクワクしてきたぞwww
水路を渡る小さな橋。
その向うには木々の影に隠れた怪しげな世界。
そして橋の袂には後ろ向きの標識。
犬山市です。
市境です。
〇と一のシンプルなデザインのシンボルが素敵です。
でも正直、ココで市境をアピールしてもどれだけ意味があるんでしょうか?
こちら側は小牧市ですが、何の印もございません。
ダート入りました。
本格的に険道モードです。
でも実は何にも始まっていませんでした。
作業道らしき道が分岐。
地元軽トラが止まっている所から、この先でも何か作業をしているのかもしれない。
また不審な目で見られるんだろうなぁ、と少々気重い気分に。
農道としか思えない道を進んでいく。
途中、位置チェックの為にスマホのGPS地図を確認
その時見た地図は以下のような状況であった。
ねえ、これが県道なの?
本気でこれが2ケタ主要県道なの?
これが愛知・岐阜県道16号
多治見犬山線です
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