| 車が列を成す首都圏郊外の県道。
まあ、ありふれた光景です。
だが、マニアックな道を極めんがする酷・険道マニアには ちょっとここは気になる場所なのである。
左の画像にカーソルを置いて欲しい。
何とここは突然県道がわき道にそれていくのである。
県道が右折していく事を表記するものなど何一つ無い。
というか、この県道を沿っていった所で地域住人以外には殆ど役に立つ事は無いのである。
では、そんな意味不明摩訶不思議な一桁県道『船橋松戸線』の末路を追っていく事にする |
| 右折直後の光景。
先ほどまでの喧騒が嘘のような閑静な宅地道路へと変貌。
前書きにも書いたが、学生時代なんどもこの道を通っていた訳だが、当然この道が県道だなんて知る由もなった。 |
| で、イキナリこの狭路。
しかも上り坂+ブラインドカーブで物凄く見通し悪いです。
この直後対向車が現れましたが、2輪車と車が離合するのもシンドイです。
ミラーで対向車を確認し、安全速度で入らないと、ここホントに事故りますよ |
| 危険なカーブを超えると、車幅は1.5車線に回復。
武蔵野線のガードを潜り抜け再び上り坂 |
| 上り坂を越えると線路に沿ってヒルダウン。
千葉県北東部に広がる下総台地は、いくつもの河川によって台地が削られ小さな谷を作り出し、アップダウンを繰り返す地形となっている。
寝坊して遅刻しそうになった時には、何度も上り坂を繰りかえす ここいらの地形を恨めしく思ったことがある。 |
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坂道を下ってまた上り。
その上り坂の頂点には小さな十字路。
ここがミステリアス県道『船橋松戸線』の一つのキーポイントである。
どちらに曲がっても主要県道らしからぬショボイ道だが
昭文社系の地図、もしくはアルプス社の地図が『主張』する県道9号は
ここを右折だそうである。 |
| で、右折して100m程進んだところで武蔵野線を渡る誇線橋。
一見、何の変化も無い光景。
だが、昭文社や2007年までのアルプス社の地図では・・・
この誇線橋手前で県道9号線は糸冬了と記載されていたのだ!
・・・中 途 半 端 過 ぎ る ぞ。
おい!県道名は「船橋松戸線」のハズだよな?
松戸市は誇線橋を渡った向こうだぞ!(画像奥のT字路が市境)
まだ、松戸市入ってねェぢゃん!
深まる県道9号線の謎。
これはいったい? |