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  DL LIBRARY  DD13  DD13 1〜264


DD13 ① 1〜264 DD13 ② 300・500・600   目次へ戻る



 DD131   580320 汽車  品川 → 840611廃車 




DD131

861012 大宮工場



 DD13総数416輌のファーストナンバーで廃車後は大宮工場にて
保存され、その後は鉄道博物館で保存中。
製造次数別では第1次(1〜15号機)である。
    



 DD5135   590211日車  品川 → 60田端 → 831112廃車 




DD1335

831010 田端



 第2次(16〜40号機)で既に正面ナンバーも外され廃車前提の
保留扱いである。デビュー時の外観色は茶色を主体であったが
’63年以降からは順次新色(赤・白・灰)に塗り替えられた。
又外観の特徴として前照灯ライト一灯で、ラジエター部分が特徴
ある形状でありこの姿は第6次(110号機)まで続いた。




DD1335

831010 田端



入換え機でもありキャブ付近も至ってシンプルである。
                   



 DD1378   600307 日車  品川 → 851120廃車 




DD1378

8501 大宮
(大宮車両基地)



 第4次(51〜80号機)で第6次(110号機)まで初期型の
ラジエターカバーは正面・側面に設置され、このルバー(よろい戸)
は開閉式であった。
    


 DD13113   611011 汽車  田端 → 840308廃車 




DD13113

831010 
田端



第8次(112〜141号機)で第7次(111号機)より大幅に変更され
外観では前照灯がシールドビーム2灯となり、又車体端部のラジエター
用ルバーを廃止した。尚DD13にはエンジンを2基搭載してるが
出力370→500PS(1基当たり)と向上した。
    


 DD13115   611208 汽車  田端 → 831206廃車 




DD13115

831226 
田端




実質DD13の量産形である8次型(7次型は試作要素が強い)
からラジエター周りの大幅な変更に伴い、送風ファンの回転が
横軸(前方から取り入れ)から縦軸(車体上部から取り入れ)
になり、上部には円形のファン空気取り入れが設置された。
    


 DD13116   611222 汽車  田端 → 841009廃車 




DD13116

8401 
田端




田端所属機には運用上から常磐線走行もあることから
機関車には無線アンテナを装備した車両が多かった。
この常磐線列車無線は’64年11月より常磐線の国電区間
を走る全ての動力車に装着された。
    


 DD13123   620303 汽車  門司 → 82八王子 → 840221廃車 




DD13123

8207 
八王子




拡大して見比べると判るが、この機関車の白線は少し細く
発生理由は不明だが色の変更時に発生したと思われる。
第11次の170号機までは旧塗装色(茶色に白線)で製造され
後に全て新塗装に塗り替えられた。
    


 DD13128   611005 日車  長野 → 79宇都宮 → 81田端 → 840207廃車 




DD13128

831226 
田端




DD13は全長13.6M 重量56tで、全車輪が動輪で軸重も
14tと比較的重く入換機として理想的であったようである。
    


 DD13129   611006 日車  長野 → 79宇都宮 → 81八王子 → 840308廃車 




DD13129

8207 
八王子




DD13の運転台は入換作業の前後進が頻繁に行われるため
機関車の長手方向に直角に内側に向いた運転席となった。
座ったときには、右手にブレーキ弁、左手に主幹制御器が
配置されるようになり、運転席は一席で(助手用椅子は設置)
後に誕生するDE10の複座席とは異なっていた。
DD13111号機は試作的に二つの運転台が備えられたが
後の製作車両には採用されなかった。
    


 DD13172   630603 汽車  高岡 → 71富山一 → 73長岡 → 74東新潟 → 81田端 →840724廃車 




DD13172

8401 
田端




第12次(172〜177号機)でこのロットから赤・白・灰色の
国鉄DL新塗装色で登場した。キャブ中央寄りの空気清浄機
用の、空気取入口形状変更によって手すりが部分的に一段
上に上がった。
    


 DD13206   640930 汽車  品川 → 850913廃車 




DD13206

8508 
新鶴見




第14次(203〜218号機)で、外観上では車端部(正面)
ナンバープレートの上部に手すりが付けられた。
    


 DD13233   660301 日車  吉塚 → 67香椎 → 81八王子 → 84品川 → 860830廃車 




DD13233

8207 
八王子




第15次(233〜264・501〜518号機)で、このロットから
重連用が製作され又寒冷地仕様が設定された。
DD13には①非重連一般形 ②非重連寒地形 ③重連一般形
④重連寒地形が登場することになり、重連形は500番代となる。
この機関車にはタブレットキャッチャー取り付けにより、ナンバープレート
位置を下側に移動し又、タブレット受取時の車体保護プロテクターが
取り付けられている。
廃車後名古屋臨海鉄道で活躍。
    


 DD13235   651213 日車  秋田 → 67新鶴見 → 69東新潟 → 69長岡 → 71東新潟・酒田 → 82田端 →851127廃車 




DD13235

8401 
尾久




DD13の運転台ノッチは8ノッチであり、後年の国鉄DLの
標準的な14ノッチとは異なる。
    


 DD13240   660112 日車  米原 → 70稲沢一 → 79品川 →851212廃車 




DD13240

8508 
新鶴見




DD13は一部路線では旅客・貨物の小運転にも活躍したが
SGは未装備である。
    



 DD13242   660121 日車  米原 → 66名古屋 → 71稲沢一 → 82八王子 → 84品川 → 851212廃車 




DD13242

8303-04 
八王子




ワムの陰になって半分のみの画像であるが、デッキ正面を
2本の横棒でふさいでる形状は、主に関西地方で見られた
改造である。
    


 DD13247   650903 汽車  長野 → 66新鶴見 → 79品川 →860830廃車 




DD13247

8512 
新鶴見




廃車後名古屋臨海鉄道ND55217として活躍。
    


 DD13248   650908 汽車  長野 → 66新鶴見 → 79品川 →860830廃車 




DD13248

8401 
品川




品川機関区の様子で後方には147・217号機が停車中で
この248号機は廃車後名古屋臨海鉄道へ売却。
    


 DD13249   650916 汽車  郡山 → 66新鶴見 → 83品川 →851007廃車 




DD13249

83
03〜04 茅ヶ崎




DD13の製造メーカは汽車会社が過半数を超え、2位が
日本車両で日立、三菱が若干製造している。
尚14号機だけは唯一の川崎車両製である。
    


 DD13260   660215 三菱  品川 → 66新鶴見 → 85品川 →860830廃車 




DD13260

8512 
新鶴見




製造メーカは三菱製で新三菱の1両を含んでも15両であった。
    


 DD13261   660222 三菱  品川 → 66新鶴見 → 85品川 →860830廃車 




DD13261

8508 
新鶴見




DD13は新幹線の事業用として、’63年から’77年にかけて
合計で20輌が912形に改造された。
    


 DD13262   660228 三菱  品川 → 66新鶴見 → 85品川 →860830廃車 




DD13262

8512 
新鶴見




DD13は入換や小運転には操作性も良く適していたことから
多くの私鉄・臨海鉄道などで自社発注も多かったが、国鉄より
廃車車両を譲り受けて活躍する車両も約40両と多かった。
    

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