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  DL LIBRARY  DE15 


DE15 1〜6・1001〜1006・1501〜1546 DE15 2052〜3・2501〜27・2555・56・58・63・67 目次へ戻る



 DE153 691122 日車  旭川 → 79名寄 → 85旭川 → 881230廃車 




DE153

740806 恵比島



 DE15は総数85輌製造され、複専用ラッセル車は0番代・1000番代
及び1500番代が新製車で誕生した。後に単専用ラッセル車が製造
され2500番代として登場した。尚機関車番号としては車両改造
にて92両で内7両は改造後に新たな番号となって登場した。
(該当機関車番号 2052・2053・2555・2556・2558・2563・2567)

このDE153号機は後に単線両頭化に改造され2053号機として
再デビューした。    



 DE154   691112 日車  秋田 → 72山形 → 77新庄 → 940901廃車




DE154

910810 新庄



 0番台(1〜6号機)は6輌製作され、DE10機関車を母体に
複線用ラッセルは片方だけの単頭タイプで登場した。
この4号機のラッセルヘッドは後に新幹線用DD182号機に
転用された。
    


 DE155   691208 日車  東新潟 → 87長岡 → 97南秋田 → 990701廃車




DE155

970429 東能代



 DE15はジーズンオフ時には小運転や入替にも多く活躍し
本体の機関車とラッセルヘッドの連結解除を容易に行なえるよう
3組の密着連結器を用いた。連結箇所は上部はナンバー位置
下部は左右テールライトの内側で切り離し時は保護カバーで
覆っていた。
    


 DE156   691217 日車  富山一 → 87富山 → 96福井 → 97北陸 → 10富山




DE156

890815 富山



 0番代の機関車は1250PSでSG付きでと、DE10の0番代と
同一の性能である。
ラッセルヘッドは’79年に複線単頭から複線両頭に改造された。
    


 DE151001   711206 日車  長岡 → 74酒田 → 84東新潟 → 87長岡 → '090531廃車




DE151001

020812 東新潟



 1000番代(1001〜1006)は6輌製作され、0番代との
主な相違はエンジンを変更し1350PSと出力アップされ、DE10
の1500番代同一性能である。
廃車後JR貨物に譲渡され改造後DE103001号機で復帰。
    


 DE151003   721118 日車  秋田 → 74弘前 → 77新庄 → 990420廃車




DE151003

040804 小牛田



 ラッセルヘッドは後に新幹線用DD181号機に転用された。
    




 DE151004  731116 日車  敦賀一 → 85敦賀 → 95金沢 → 96福井 




DE151004

920812 敦賀



 1エンド側正面ガラス窓上部には延長ヒサシが備えられてる。






920812 敦賀



1000番代も0番代同様に、ラッセルヘッドは複専用単頭であった。
この1004号機は後に(’79年)複線両頭に新たに製造し装備
  された。ラッセルヘッド側面メーカズプレートには昭和54年製表示が。                   



 DE151005   731115 日車  米子 → 88福知山 → 910331廃車




DE151005

890504 福知山



 1000番代もSG付きで、冬季以外はラッセルヘッドを外して
小運転や客車の牽引も可能な仕様であった。
    


 DE151502   701124 日車  秋田 → 92南秋田 → 960605廃車




DE151502

940806 秋田



 1500番代(1501〜1546)は46輌製作され、最も多いグループで
あり、0・1000番代との仕様差はSG搭載が無くなった。
ラッセルヘッドは1501〜1518号機が複線単頭で、1519〜1546
号機は複線両頭で誕生した。
    ラッセルヘッドは後に新幹線用DD182号機に転用された。


 DE151503   701127 日車  米子 → 97後藤 → '021205廃車




DE151503

880811 米子



 除雪車配置の西端である米子には、山陰線及び中国地方の
山間部除雪として配置されていた。



 DE151504   701209 日車  富山一 → 87富山 → 96福井 → 97北陸 → '10富山




DE151504

000429 富山



 DE15の冬姿で両頭ラッセル連結時の全長は30.9Mと長い。



 DE151507   711116 日車  福知山 → '00豊岡




DE151507

890509 福知山



 福知山所属機には正面からの機関車番号確認が容易に
出来るように、密着連結器部分に番号が記載されていた。



 DE151509   721127 日車  東新潟 → 74長岡 → 80岩見沢二 → 82空知 → 95旭川




DE151509

951013 旭川



 DE10のラッセルヘッドは単頭(片側のみ)で落成し配属されたが
使用勝手から効率的でないために、’70年代後半から’80年
にてラッセルヘッドを新たに製作して両端(両頭)に装備された。



 DE151510   7310 日車  岩見沢二 → 80長岡 → '090421廃車




DE151510

90
04-05 長岡



 廃車後JR貨物に譲渡され改造後DE103501号機で復帰。



 DE151516   751216 日車  新庄 → 77秋田 → 92南秋田 → '040402廃車




DE151516

940806 東能代



 廃車後JR貨物に譲渡され改造後DE103502号機で復帰。



 DE151518   751218 日車  敦賀一 → 85敦賀 → 95金沢 → 97福井 → 11敦賀




DE151518

920812 敦賀



 新製落成時複線単頭のラストナンバーで、DE15のラッセルヘッドは
油圧による旋回装置を設けており、折り返し駅では転車台が
無くてもヘッドを回転させて機関車の反対側へ連結が可能な
仕様でもありラッセルヘッドは片方だけの考えであった。



 DE151523   760309 日車  新庄 → 99南秋田 → '04秋田 → '090403廃車




DE151523

970428 小牛田



 1519号車よりラッセルヘッドは両側(両頭)に新製時より備えられ
これによりヘッドの旋回装置の機能は省略された。
単頭では旋回装置が備えられても、積雪の多い折り返しでは
機関車との切り離しや連結作業等は、過酷な作業であった。
廃車後JR貨物に譲渡され改造後DE103505号機で復帰。



 DE151525   761005 日車  盛岡 → 87青森 → '100809廃車




DE151525

970428 盛岡



 廃車後十勝鉄道へ売却された。



 DE151526   761012 日車  新庄 → '04磐東 → '06郡山 → '080613廃車




DE151526

910810 新庄



 冬の守り神でもあるDE15・DD14のフロントビュー。



 DE151527   760906 川重  長岡 → 78東新潟 → 87長岡 → '080909廃車




DE151527

870502 東新潟



 DE15の製造メーカは日車及び川重の2社で、この1527号機は
川崎重工製のトップナンバー機である。



 DE151528   760825 川重  秋田 → 84新庄 → 91南秋田 → '04秋田 → '080402廃車




DE151528

910810 秋田



 DE15は民営化(国鉄→JR)後も84輌が旅客会社に承継
されたが、ローカル線の廃止や高性能排雪モータカーの登場にて
JR北海道やJR東では廃車が進んでいる。



 DE151530   761007 川重  東新潟 → 87長岡 → '090630廃車 




DE151530

960501 新津



  廃車後JR貨物に譲渡され改造後DE103507号機で復帰。






040502 新津



1次側ラッセルヘッドのサイドビューで、台車中央部にある白色の
部品が車上子で、枕木上にデータ・地上子を配置している。
これはJR移行後に排雪支援システムの一つで「ラッセル車輌
自動操作システム」と呼ばれ、JR東日本のDD15・DE15の
一部に採用されている。(DD15-2輌・DE15-7輌)
概要は地上データの情報を車輌側で受信しながら情報の
やりとりを行い、乗務員の操作をバックアップしている。
具体的には作業禁止箇所の「予告」「禁止」「解除」を
設定内容で注意喚起を行い、各装置が自動的に作動
(ウインクの゛開け閉め・フランジャーの上下)される。
                   






040502 新津



 2次側ラッセルヘッドのサイドビュー。



 DE151531   761021 川重  美濃太田 → 85稲沢 → 87名古屋南 → 88美濃太田 → '080402廃車




DE151531

'040810 美濃太田



 東海地区のDLに多く見られたが、台車など下回りはグレー
色に塗られている。



 DE151532   760930 川重  敦賀一 → 85敦賀 → 95金沢 → 96福井 → '11敦賀 → '12福井




DE151532

'000815 福井



 DE15のラッセルヘッド及び機関車本体は全てA寒地仕様で
あるが、前面窓部の防護対策は配属地の特徴も見られた。



 DE151534   770916 川重  小樽築港 → 87空知 → 95旭川




DE151534

951013 旭川



 JR北海道では比較的小運転やイベント列車に活躍しており
この1534号機は現在は富良野・美瑛ノロッコ塗装となっている。



 DE151535   770824 川重  岩見沢二 → 87空知 → 95旭川




DE151535

951013 旭川



 JR北海道では「GPS支援システム」を’03年度より導入してる。
概要は車輌の現在位置と進行方向前方の作業禁止箇所
までの距離表示及び警報システムである。



 DE151536   770909 川重  弘前 → 84秋田 → 92南秋田 → '04秋田 → '090402廃車




DE151536

940805 弘前



 廃車後JR貨物に譲渡され改造後DE103508号機で復帰。



 DE151537   770921 川重  長岡




DE151537

8906 長岡



 DE15に限った話ではないが、新製配属から転属も無く過ごす
機関車も少ないです。



 DE151538   770928 川重  長岡




DE151538

8906 長岡



 DE15ラッセル機関車はJR北海道・JR東・JR東海・JR西と
除雪車配置地区には全て配属され活躍しました。



 DE151540   790928 川重  秋田 → 92南秋田 → 980601廃車




DE151540

910810 秋田



DE15ラッセルヘッドの作動は油圧であるが、DD14・DD53では
エンジン回転数によって圧力が変動する不具合あった。
その解消に油圧源にアキュームレーター(蓄圧装置)を採用して
安定的な圧力を得ている。そのアキュームレーターはヘッド後部に
ある2箇所の小窓ごしにタンクが見える。
 '96年にラッセルヘッドは新幹線用DD183号機に転用された。



 DE151541   791003 川重  米原 → 84美濃太田 → 85稲沢 → 87名古屋南 → 88美濃太田 → '12富山




DE151541

890812 美濃太田



 JR東海の所有車であったが、JR西日本へ譲渡された。
ラッセルヘッドを組み込んだフル編成で、他の機関車で牽引する
場合はラッセルヘッドの内部より連結器を取り出して連結する。



 DE151544   800913 日車  秋田 → 84新庄 → 91南秋田 → '04秋田 → '080402廃車




DE151544

970430 横手



 この姿が一般的にヘッドのウイングを閉じた状態であるが、
連結器をセットした場合(1541号機の状態)は約200度程度の
作動範囲を持っており格納の状態である。



 DE151545   810922 川重  岩見沢二 → 87空知 → 95旭川




DE151545

951013 旭川



 DE15機関車のラストグループであり、1号機は’67年12月誕生
そしてラストの1546号機は'81年10月と14年間で85輌が
誕生した。



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