このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
DSBの車両たち
赤に塗られた車両が多かったのですが、最近は銀色系も増えてきました。
しかし、いろいろ特徴のある車が多く、豊かな発想には驚かされます。
ET型。2000年のエーレスンリンク開業と同時に登場。スウェーデンの15kvとDSB本線25kvの複電圧車。
これは標準のボギー型、Mc-T-Mcで最高時速180km。
中間T車は低床型。自転車の乗り降りもスムーズ。時速180Kmで移動する自転車......
ET型ハ室です。両端のMc車の客室の様子。
ちなみに中間T車のドア間は低床になっていて、折り畳み椅子の広場になっています。
自転車や車椅子、ベビーカーなどのマルチユース用スペース。自販機もあって、コーヒーなどが飲めます。
こちらは中長距離用ER型。4車体5台車の連接車。25kv50Hz専用車です。
構図が悪く、全体がわからないのはご勘弁を。
DSB MF型へ
グレートベルトを渡るIC列車。ゴム電車のER型と同じ形状のゴム気動車MF型が一列車に組成されて走行中。
連結面では、運転台前面が通路に平行する形になります。通路の反対側はちょっとした空間。
奥に見える黒い扉の向こうは客室です。
車体側面に張り付いて、畳まれた運転台を見たところです。
運転台の向こうに見える窓は、列車反対側の乗務員扉の窓です。
この運転台の大きさがまるまる車体前面に空いていて、車両間の貫通路はかなり広いです。
コペンハーゲンの近郊電車 SA型。DC1500V。6人がけの大きな車体ですが、車体長は極端に短い。最高時速120km。
ドアから車体を覗いて見たところ。車体中央にドアがあって、ドアの両側に2ボックスがあるのみ。車両の妻面が見えています。
車内を見渡すとこんな感じ。暗くて手ぶれを起こしてしまい、画面が見にくいのはご勘弁を。
SA型の全体写真を撮るのがなかなかできず、こんな写真しかありませんが、
短い車体がわかりますでしょうか?一つの車体は窓2+ドア+窓2です。
ちなみに茶色の架線柱の線路が郊外線用25kv、奥の白の架線柱が1500Vです。
DSB SA型へ
こちらはDSBの機関車、ME型。電気式ディーゼル機関車で、出力2400Kw。
貨物列車からピーク時の旅客列車までたいてい何でもこなしているようです。
かつてハンブルグへのEC列車が客車だった頃はデンマーク側は必ずこの機関車のお世話になりました。
特徴ある低音の響きで迫力あります。
ヘルシンゲア駅にこんなのがいました。ヘルシンゲアからのローカル線用で、DSBから経営分離されて地方鉄道になっています。
時間がなく、あわてて撮ったので車号とか不明なのですが、ベンツ製のYm60シリーズのどれかと思われます。
最高時速80Kmの液体式ディーゼルカーです。
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |