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05年5月
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78. 5/31 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 弾丸列車で通勤?
77. 5/29 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ のんびりお出かけ
76. 5/25 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 一段落とし
75. 5/23 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 永年の活躍
74. 5/22 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 踏切支障
73. 5/20 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 帰宅かな?
72. 5/18 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 無料の指定席
71. 5/16 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 各駅停車
70. 5/15 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ ダイヤの見直し
69. 5/12 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 御在所山から大阪湾
68. 5/9 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 特急より速い特急料金不要の電車
67. 5/8 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 連休の終わり
66. 5/5 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 気分転換
65. 5/1 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 事故の教訓
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 弾丸列車で通勤?
5/31
5月も終わりになった。日が長くなるのはありがたいことで、日の遅い野洲駅でも、5:48にはすっかり明るくなっている。
野洲駅の東側には三上山から鏡山へと山がつらなり、ちょうど東側についたてのようになっている。なので、日の出が遅い。
ましてや、2年ほど前に2棟15階建てのマンションが駅すぐの東側に建ったのでますます朝が遅くなった。
それでも駅前に建物が増えるというのは喜ぶべきことなのだろうか。
昔々、弾丸列車の計画時、名古屋−京都の路線選択にはいろいろ模索があったようだ。
そのなかでも有力視されたのが、鈴鹿の山越えから野洲に抜ける、という線なのだそうだ。
そのまま琵琶湖側に抜けて、琵琶湖を大きな橋で渡る、という案だったらしい。
確かに野洲から現西大津へ直線で線路をひけば、京都まで今より5kmは短くなりそうだ。
草津のあたりから、膳所湖岸のプリンスホテルが見える。
確かに毎日見ていると、なんとなく大回りでもったいない、と思う。
大津から三上山を見ても、そう思う。
もし、弾丸列車が野洲を抜ける線で実現していたら、今頃どうなっていただろうか?
駅ができたかどうか疑問だし、実際いまでも新幹線が野洲駅のすぐ東を走っているが、この新幹線は野洲の市街地形成には全く寄与していない。
ただ、そんな話に「野洲」という地名が出てくるのはなんとなくうれしい。
野洲駅の朝は7時を境に表情が変わる。
6:54の始発新快速を頂点とする大阪通勤組が終わると、滋賀県内への通学高校生が増える。
朝早くの通勤客ばかりだと、しかめっつらが多くていかん。
というわたしも、朝は寝不足で不機嫌な顔をしているのだろうが。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ のんびりお出かけ
5/29
25、26日と、ちょっと講習会に出かける用事ができて、茨木に9:15までに着けばいいことになった。普段より約2時間遅い。
朝早く出て大阪駅で電車を眺めている、というのも選択肢にはあったが、せっかくなので遅い電車に乗ってみようと思った。
で、735Tと3421Mにそれぞれ乗ってみた。
3421Mははなから座るつもりはなく、前を見て立っていた。
普段乗らない電車だと新たな発見もあったりして、おもしろい。
野洲でみる207系も新鮮に見える。朝日に輝いて前面ガラスがまぶしい。
京都駅から梅小路へ入る貨物線の側線に、奈良の221が入っていた。
保守用だろうとしか考えていなかったので、ちょっと驚き。
もっとも、こんなことは毎日この時間の人なら当たり前なのだろうが。
某掲示板のスレなんぞでは、新快速の大津通過を唱える連中がいる。
確かに休日昼間は人がいない、これは事実。
でも、平日は県庁関係だろうか、それなりに乗降あるし、朝の下り新快速の大津下車客はありがたい。着席のチャンスだからだ。
石山は工場の関係だろうか、比較的早い時間から下りの降車があり、大津は8時前後から降車が増える。
いずれも階段に近いところに集中して降車があるので、野洲や草津からの乗客はそれを狙ってちょっとでも降りそうな客に目星をつけてその人の前に立つ。
観察当たって目の前の人が降りてくれて無事に座れるときもあれば、新聞を片づけてから寝込む人もいて、なかなか難しい。
周囲に目を配っていなければ、すっと立たれてそのまま別人に座られることもあるし。
735Tは野洲で座れるだろうと軽く考えていたがだめだった。
この時間になると、滋賀県内の通勤通学客が増えるので、近江八幡で新快速に抜かれても、そのまま座っている客が多いようだ。
不幸にも草津では観察がはずれ、やっと膳所で着席できた。
やはり私のような不精者は早い電車でゆっくり座って行くほうがあっているようだ。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 一段落とし
5/25
24日のことである。大阪駅の改札を抜けたのが18:44。
どうせ今からでは大阪始発18:52の3512Mには座れないから、なんとか18:45の3510Mに乗ろうと階段を駆け上がった。
が、非情にも既にドアが閉まっていて、そのままホームから出ていった。
まったく、なんでこんな時に定時なのかいな、とひとりぶつぶつ。
が、10番線をみて、あれ?3512Mがいない。
ホームの案内は「本日52分発の新快速は始発ではありません」といっている。
どういうことだ?しばし悩む。何に乗って帰ればいいんだ?
やがて3512Mが入ってきた。確かに人が乗っている。どこからきたんだろう?
などと悩みつつ、最後尾、車掌室の前に立つ。
車掌室を見回すと、白表紙の時刻表(乗務員用の大きな運転時刻表のこと)、神戸駅での運転通告券「大阪駅10番」、そして車掌が持っている3510M時刻表。
そうか、3510Mが遅れて走っているから、大阪から3512Mに段落とし、だな。
ということは、9番から18:45に出た新快速は大阪始発(本来の3512M)だったのか。
なるほど。これなら、少なくとも大阪以東の乗客には、列車の遅れはわかるまい。
車掌さんは、途中から列車が変わって、いろいろと案内するために各線の時刻表を開いていろいろメモを取っている。
3512Mはそのまま野洲定刻着。車庫(野洲派出)へ引き上げていく。
派出のなかで、もう一回、3510Mと3512Mの交代があるのだろうな。
どちらも野洲行き、4+4の8両編成だから簡単にできる、なかなかの妙案。
列車整理は奥が深い。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 永年の活躍
5/23
日根野の113系2000台車の廃車が進んでいるようだ。
東の国では103系や113系のかなり若い(といえるかどうか)車でもどんどん廃車になっているので、驚くことではないのだが、やっぱりちょっともったいない、という気がする。
一方、最近まで東海道線を走り回っていた113系モハの1,2番ユニットも廃車になってしまった。
この車たち、さらにその1年前のクハをつなげた、恐ろしく古い車で固めたいい編成で、このまま草津線あたりで長く隠居して走ってくれないか、と思っていたので残念である。
などといったところで、自分は113系T電を避けていたのだから、本来もったいないなどとは言えない身分である。
223系の椅子も古い車はかなりふにゃふにゃになってきた。
223でも新しい車はまだ椅子がかなり堅いので、ずいぶんと気になる。
堅すぎるのもどうかとおもうが、しかしあまり柔らかいのはやっぱり長時間乗ると体が曲がってくる。
大阪20:45の3528Mは楽勝の12両。
難なく座席は確保できたが、座ったとたんに椅子がふにゃ。
まだまだがんばってもらわないと。
ダイヤの見直しが速度の見直しになりそうな話を一部新聞が伝えている。
最高速度と今回の尼崎脱線とは本来関係がないはずであるが、
どうなるのだろう?
あまりに通勤時間が延びるのは困るのだが.....
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 踏切支障
5/22
ちょっと資料の捜し物をしに、津の実家に戻っていた。
で、帰宅時、津で18:05発の940Dに乗り込んだのだが、ちっとも出発しない。
運転士は無線でしきりに通話している。
どうやら一身田までの区間の踏切で車が脱輪しているようだ。
駅からオレンジたすきをつけた駅員が走っていって、現状確認をするという。
車掌は「運転見込みが立つまで発車を見合わせます」と案内するしかない。
これでは亀山7分待ちの加茂ゆき259Dには乗れまい。
しばらくして、車が撤去され、運転可能になった。
指令と運転士がいろいろやりとりして、該当個所での徐行処置など復唱している。
そして出発信号が青になって、列車は動き出した。
該当の踏切には人だかりができていて、パトカー1台と警官数人。
脱輪した車はよくわからなかったが、ひょっとすると事故がらみだったのかな?
ともあれ、大した事故にはならずよかったのだが、18分遅れである。
結果的に亀山では259Dの出発に7分遅刻し、45分も亀山でつぶすことになった。
わだらんが小学生の頃の亀山はとてもにぎやかで、駅には弁当売りもいたし、なによりいろいろな車両が出入りしておもしろかった。
今の亀山は過去を知っている身からすれば悲惨である。
KIOSKも既に閉店し、駅前も商店は店を閉め、しかも列車はこない。
同じように940Dから259Dに乗り遅れた10名程度が3番ホームでベンチに座って本を読んだりメールしたり、のどかというか、閑散というか、退屈というか。
結果的に津を約1時間遅く出ても同じ列車になった。
急ぐ旅ではないが、80km弱を3時間かける、鈍足である。
事故は不可抗力かもしれないが、さすがに参った。
地方対地方はとても自家用車に勝てまい。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 帰宅かな?
5/20
大阪18:11の222Cで新大阪まで移動。
新快速3502Mは最後尾なら高槻で確実に座れるのでありがたいのだが、大阪駅御堂筋口から最後尾は遠い。
直前のC電が捕まえられれば、新大阪でホームを移動する方がはるかに楽なのだ。
222Cは雷鳥41号と併走。
485系の雷鳥は少々くたびれてはいるが、やはり特急である。
窓から見える車内はちょっと華やいで見える。
大阪を出発してまだ淀川も渡っていないのに、ほとんどの人がビールや弁当。
せっかちなのか、旅慣れているのか、どうなのだろう。
編成中央の自由席は新大阪で満席となった。これでは京都では着席不可だ。
指定席はがらがら。きっと指定をとるのならみんなサンダーバードを狙うのだろう。
週末の温泉旅行や平日の出張なら指定席が一般的なんだろうが、これだけ自由席のみ、というのは
よっぽど飛び込みばっかりなのか、それとも慣れている人が自由席で十分、と思っているのか。
ある面重みがないような気もするが、それが現在の特急の姿なのかもしれない。
中には近江今津までの通勤客もいるだろうし。
いまや数少なくなった草津行きの新快速。
草津で大垣行きに接続するので、実質米原まであとの長浜行き新快速より先着。
なので、特別に草津行きだから、というものでもなく。
着席目的でなければ、なんでも来るものに乗ればいいわけで、飛び込みでのる新幹線や特急の自由席と同じ、というと大げさか。
高槻で大量に下車して、1号車は立ち客がいなくなった。
とはいえ、それ以上減ることもなく、草津までほぼ席が埋まった状態。
さすがにビールや弁当はちょっと難しいかな。
まだ外は明るいし。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 無料の指定席
5/16
東京メトロ千代田線から小田急線へ有料特急が直通運転をするそうだ。
地下鉄線内は各駅停車でロングシートが当たり前と考えていると、大きな驚きになってしまうのだが、サービス向上の一環というか、時代の流れなのだろう、と思う。
将来日本の人口が減少に転じれば、当然通勤通学客は減ってくる。
少子化、在宅勤務と通勤通学輸送でさえ安泰でなくなるかもしれない。
付加価値をつけて増収を計るのも当然であろうと思う。
ものの予測によると、滋賀県は当面人口増加するらしい。
確かに三田のような住宅一辺倒でなく、大きな企業も多く、
職場としても環境も悪くはない。
ただ、大阪への通勤客が今後増えるかどうかは疑問だが。
まぁそんなこんなで19:45の3520Mは盛況。
大阪駅で最後部扉の3人目に並んだので、座席の確保は容易だが、今日は割と混んでいて、高槻を出ても立ち客が3名ほど。
車掌は2号車の巡回をあきらめて帰ってきたので、そこそこ混んでいたのだろう。
草津を過ぎても最後尾1号車でさえ空席が数えるほどしかなかったので、今日は全体に多かったのかもしれない。
びわこライナーの時にはわりとライナー券を買っていたのだが、特急になると一度も乗ったことがない。以前は310円ばら売りだったのに、今は回数券を買って、しかも1ヶ月で使い切らないといけない。
それなら新快速で十分、と思うのだが、けちなだけだろうか。
それでも朝晩ちゃんと着席できて熟睡できるんのだから、満足である。
3520Mは順調に走り、少しずつ客が減っていく。
守山になってやっと前の座席を倒して、足を延ばしているともう野洲についた。
明日も平穏無事なように。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 各駅停車
5/16
大阪駅へ走り込んだが、タッチの差で20:15の新快速を逃してしまった。
20:30の3526Mは混む電車で座れないし、
かといって20:45の3528Mまではちょっと時間ある。
本屋でもいけばいいのだが、IKOKAで入ってしまったので、出場はめんどくさい。
で、結局20:24の828Tで帰ることにした。
828Tは223系の12連である。当然、編成後ろなら楽勝で座れる。
しかも高槻から先は、編成後部に改札の近い駅がないので、どんどん空いていく。
高槻以東が各駅停車の電車をT電という。
一方、京都−西明石を中心とする普通電車はC電とよぶ。
それぞれ、列車番号末尾にT、C(休日はB)とついている。
いつも不思議なのだが、T電に乗ると、高槻−京都を最高120kmで
結構がんばって走っている。
ところが、最高100kmの201系ベースのC電と所要時間がかわらない。
細かく駅間所要時間をチェックすれば違いがあるのだろうが、
時刻表上では違いがでない。なにかトリックでもあるのかと思ってしまう。
824Tは少し遅れの3526Mに向日町で抜かれながら、一生懸命走っている。
長岡京で少々会社帰りの通勤客を積んで、京都へ向かう。
長岡京や西大路は結構通勤客の乗り降りが多い。企業が多いせいだろう。
京都での乗客は編成後部はまばら。まったりとしてトンネルを越える。
野洲に着いた。野洲も企業が多く、帰りの通勤客が下りホームにあちこちに。
結局、野洲に着くのは20:45の新快速とほとんど変わらない。
どうも帰宅時T電だと熟睡できない。
やっぱり各駅停車ではゆっくり眠れないのかな?
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ ダイヤの見直し
5/15
今日は全く時間に制約される用事がなく、昼間に図書館へ出かけ、
そのあと野洲駅や守山駅をうろうろしていた。
IKOKA定期では、入場記録駅でそのまま出場できないので、
野洲で電車を眺めていても最低守山で出場しなければならない。
以前の磁気定期では、大阪駅で御堂筋口から桜橋口とか、
野洲駅ホームでうろうろとか、結構入場券代わりに使っていたので、
今度は難儀である。
とはいっても、もともとこんな使い方は本来の使い方ではないので、
できなくて当たり前だろう。
今日は、日中の新快速を見ている限り、空いている。
比較的混雑する休日の午前中ではあるが、目に見えて空いている。
天気が極端に悪いわけではなく、確かに行楽シーズンではないのだが
こんなまったりした休日の新快速は珍しいと思う。
もとより連休明けは一般的には空いていて、
海外への航空券も実はこの時期かなり安い。
この時期にのんびり旅行できるのは贅沢なんだろう、と思う。
ただ、事故の影響が出ているとは思いたくないな。
ダイヤの見直しをするようだ。
余裕時分のないのは確かに困るのだが、かといって本数減や
極端な所要時分の延びもかなわない。
大阪・京都で1〜2分程度停車してくれて、
かつ拠点駅間の所要時分が変わらない、
のが希望なのだが、どうなるのだろうか。
いまさらのんびりとろとろ走られるのはしんどいな。
ただ、106人の一般の方が亡くなったのは事実なので、
きちんと報いてやってほしいとは思う。
そして、厳しい勤務をこなしていた運転士のためにも。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 御在所山から大阪湾
5/12
帰宅時、ちょっと用事があって、梅田の阪急グランドビルに出かけた。
このビルの西側窓から眺める大阪駅とその先に大きく広がる大阪湾を眺めるのが好きである。
夕方にビルに登ると、夕日が沈んでいく。何となく気持ちが大きくなる。
いつも自分の乗っている電車や特急の発着するホームを見下ろして、ちょっとした旅行気分。
野洲川の源流は鈴鹿山脈の御在所山の南西斜面である。
ここから大阪湾まで流れるとすると、新幹線・東海道線をくぐって琵琶湖に入り、
また東海道線、新幹線とさらに奈良線、近鉄京都線、京阪本線、大阪モノレール、
阪急千里線、東海道線、地下鉄御堂筋線、阪急京都線・宝塚線・神戸線、
もう一回東海道線、阪神電鉄本線、阪神電鉄西大阪線と電車を眺めることになる。
(あと東西線も交差するのだが、ここは鉄道が下だからなぁ...)
わだらんは毎日野洲から大阪まで、3回も同じ川(正確には水系だな)を渡っていることになる。
山あいの渓谷や大和路線の地滑り区間などを除けば、こんなケースは珍しいのではないかな。
人に「どこから通勤しているのですか?」と聞かれると、
「山を越え、川を渡り...」と冗談っぽく話しているが、実際そうである。
とはいっても、梅田の最終が0:24だったり、乗り換えなしで1時間、などというと、
能勢や高槻の周辺より便利、とみんな納得してくれる。
とはいえ、都心周辺の地価の下落がとまらない。
梅田に近く、駅から近いところにこれからますますマンションが建つだろう。
琵琶湖線にとっての最大のライバルは少子化と地価下落だな。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 特急より速い特急料金不要の電車
5/9
大阪駅御堂筋口へ駆け込んだら20:14だった。ここはなんとしても3524Mに乗りたいと思った。
この3524Mという新快速、大阪駅20:15の野洲行きなのだが、12両で座りやすい。
大阪で着席できなくても、編成後方なら高槻で容易に着席できるありがたい電車である。
この前後の長浜、米原ゆきの新快速は8両でとにかくよく混んでいる。
3524Mに乗れるかどうかは、米原−大垣で着席できるかどうかの比ではない。
改札を抜けると、4分遅れの表示。助かった。
で、ホームを端から端まで歩き、最後尾にたどり着く。
隣りの10番線には日本海が停まっている。定刻では3524Mのあと、20:17発だ。
“4003日本海は大阪定時に出して新大阪で3524Mのあと”と
わだらんなら整理するな、と勝手に想像。
やはり10番線は出発反応がでている。
遅れの3524Mが9番線に入線するのを横目で見ながら、日本海は出ていった。
3524Mは日本海の開通待ちも合わせ、5分遅れで大阪出発。
で、新大阪13番線着。そのまますぐにドア閉め出発。
案の定12番線には日本海が。結果的に日本海は新快速退避である。
前を最高110kmの走る客車列車がいるのでは130kmで走れる新快速のさぞ走りにくかろう。
あるいは、九州内なども特急とはいえ、客車列車と特急電車では相性が悪かろう。
そう考えると、寝台特急の削減も仕方ないのかな、などと考えてしまう。
3524Mは快調に走り、高槻でごっそり客が降りる。
わだらんは無事に座席を確保し、山崎は既に記憶にない。
特急より速い列車に毎日乗っているのは感謝すべきことなのだろう。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 連休の終わり
5/8
世間は大型連休である。世の中景気がいいとは思えないが、
少なくとも人が動いて金を落とすというのは経済にとってはいいことだと思う。
その意味では、大型連休というのはある意味景気浮揚策であろう。
とはいっても、わだらん個人は
祝日を無理に動かす3連休にはいまいち賛同できないのだが。
不思議なもので、5/2とか5/6の通勤時の電車はやはり空いているのである。
学校はあるし、官庁や銀行は営業しているので
決してみんなが連休ではないと思うのだが、
こんな時にみんな有給休暇を使うのだろうか。
5/8の夜、野洲駅で電車を眺めていた。
連休の最終日でもあり、上下する新快速が混んでいるかと思ったのだが、
取り立てて混んでいる様子はなく、普段通りの日曜の混み方であった。
上り米原行きの新快速は休日は平日にもまして編成前方集中である。
一方、下り新快速、しかも12両のものは編成前方がらがらの状態。
18きっぷの期間でないので、やはり新快速は使わないか?
東海道線下りで米原に着いたとき、目の前の新快速に座れることがわかると、
一般的に、あまり編成前後に動く客はいない。
しかも長浜で編成前方に行くのはちょっとした運動である。
いきおい、編成前部は客がいない状況で米原を出発することになる。
他方、米原で上り東海道線に乗り換える客は一般的に編成前方に集中する。
後ろに乗っていては、米原の座席争奪戦に負けてしまう。
しかも、大阪、京都とも地下鉄や百貨店に近いのは編成前方になるので
地元客も編成前方に集まるのだ。
平日だと、毎日利用していて列車の混雑度もある程度把握できるので、
みんなが平均して乗っていく。(とはいっても上り後方は空いているが)
休日は平均して、というわけには行かない。
サンデードライバーが渋滞の原因を作ることは間々あるが、
電車の場合は休日に普段と違う時間の電車に乗る客が、
客扱い遅れの原因を作る、ということか。
また明日からいつもの通りになるのだろう。
事故やいたずらのない、平和な一日でありますように。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 気分転換
5/5
相変わらず気分が晴れないので、
3連休に思い切ってワイド3・3・3で乗り物三昧してきた。
もと山東軽便鉄道
(これの現在の呼び名のわかる方、mailください。正解の賞品はありませんが)
とか、三岐鉄道北勢線とか、豊橋鉄道市内線とか、岐阜バスの名古屋美濃線とか、
およそ観光とは関係のなさそうなものばかりではある。
時刻表もなく、すべてが行き当たりばったりの移動であったが、
偶然日に数本の三柿野駅−関東山(岐阜バス)に乗れてしまったり、
割とスムーズに新岐阜−真正−大野−近鉄揖斐が乗り継げたりと、
天気にも恵まれ、楽しい3日間を過ごさせてもらった。
旧野一色駅にまた行ってみた。線路は錆つき、
駅の看板掲示類は廃止の案内以外すべて取り払われていたが、
幸いにも架線はまだあり、今にも電車のやってきそうな雰囲気である。
千手堂のあたりは架線がなくなり、現実に戻されてしまう。
しかし、このワイド3・3・3、恐ろしい切符である。
6000円払った分、元を取ろうなどと考える必要がない、強力な切符である。
これ一枚で岐阜県美濃、愛知県・三重県・奈良県の全域、
和歌山県紀北と大阪府河内和泉をほぼカバーしてしまうというばけものである。
南海フェリーだの、伊勢湾フェリーだの、御在所ロープウエイだの、みんな使える。
スルットKANSAIの3日間フリーもかなり使えるが、
使える範囲ではワイド3・3・3がぴかいちであろう。
欲を言えば、名鉄系の東濃鉄道と濃飛乗合が使えれば、などとわがままを言う。
JR西の「京阪神お出かけパス」、商品的には悪くないと思うのだが、
7日前までに購入しないといけない規則だ。
でも、天気が良ければ、というのもあるだろうから、せめて前日まで購入可能とか、
使用日を指定しないで購入できるとか、なんか一ひねりがほしいな。
もっとも、今は営業拡販のようなもの、それどころではないのだろうが。
明日は連休中日である。学生は仕方ないとして、少しは電車空いているだろうか?
そして、だれの命を奪うことのない、平穏で平和な日でありますように。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 事故の教訓
5/1
ショックである。今日の報道によると、対向の3013M特急北近畿は防護無線でなく、
踏切の特殊信号発光機の発光で停止をしたとのことだ。
当初、車掌が他の列車への防護措置をしたような報道だったので、
この話はショックである。
もし、特殊信号発光機が作動しなかったら、下り線を塞いだ3,4両目に突っ込んでいたか?
とするとちょうど線路上に降りた人たちも巻き込んでさらに事故はひどくなっていたはずである。
三河島事故の時、最初の貨物列車と下り電車の接触事故ではそんなに大きな事故ではなかった。
が、その後上り列車がその場へ突っ込んで、多数の死傷者を出す惨事となった。
この事故では第一事故の乗務員の列車防護措置の遅れが裁判の中心になったと記憶している。
何かあったら、まずまわりの列車を止める、それがまず最初であるはずだ。
そのために防護無線を発砲すれば周囲も停まるわけで、
星田で発砲した通報で高槻にいる電車が急停車などということがあるはずなのだ。
本来、基本であろうと思われることができていないとすれば....ショックである。
やはり、何かおかしい。
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