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05年12月

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161. 12/30 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  年末はいそがしい?
160. 12/28 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  かつて湖東線区間普通列車に車販がいた

159. 12/26 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  湖西線に入ります

158. 12/25 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  せめて事故のないように

157. 12/21 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  ご迷惑をおかけします、かな?

156. 12/19 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  おかあさんといっしょ

155. 12/18 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  交流最後の冬

154. 12/16 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  東京は山手線、関西は新快速

153. 12/14 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  南今庄駅は埋もれているのだろうか?

152. 12/12 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  ドーム屋根なら雨風しのげるが..

151. 12/10 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  安いと買える、便利なら出かける

150. 12/7  ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  みやげバックは黙して大語り

149. 12/6  ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  朝寝坊も三文の得?

148. 12/4  ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  いよいよ冬本番

147. 12/2  ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  新車のにおいはなかったなぁ

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  年末はいそがしい?

12/30

わだらんにしては珍しく、体調を崩した。

仕事納めの29日、結局半日で帰ることになり、大阪14:10の776T利用。

目の前で新快速3468Mも扉が閉まったのだが、階段を駆け上がる元気がなく、ちょっとへとへとモードではあった。

 

が、ありがたいことに776Tは本日10両。4+4を4+6に変更したようで、編成後部はがらがら状態。わだらんのために編成が長くなった?

15分湖西線新快速の前の10分T電は比較的混むのだが、幸いにも京都でも乗車がほとんどなく、のんびりと4席独占して熟睡モード。

いや、空いた電車というのはほんとうにありがたい。

 

いよいよ年末年始である。

今年は少なくとも鉄道業界にとってはあまりいい年ではなかっただろうが、来年こそは無事故で過ごせるいい一年でありますように。

みなさんは初詣に何をお祈りしますか?

 

で、わだらんの琵琶湖線雑記帳、しばらく年末年始のお休みをいただきます。

来年1/9再開予定。

どうかよい年末年始をお迎えください。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  かつて湖東線区間普通列車に車販がいた

12/28

官公庁や主な企業は今日が仕事納めだそうだ。

わだらんの勤務先は明日まで仕事であるが、もうすっかり冬休みモード。

明日はもう電車は空いているのだろう。

 

この時期は気をつけないと、特にムーンライトながらに接続できる新快速はかなりいつもの通勤客と様子を異にする乗客がたまる。

といっても不思議なもので、どうも米原からさらに東へ行く人間はなぜが先頭車両に集中するようで、先頭は野洲を過ぎても立ち客が残る。

一方、ながら客などは編成後部にはほとんど目立たず、いつもの風景。

京都で一旦混むものの、石山草津と空いていき、野洲では空席が出てくる。

なにも前にこだわる必要はないと思うが、どうも米原乗り換えは先頭で走る、というイメージが強いのだろう。

 

いまから50年前、東海道線が全線電化したころは、電車や客車の名古屋−京都直通の普通列車がたくさんあった。

当然米原や大垣で乗り換えに走る必要はなかったわけだが、今のように電車の本数が激増して、時刻表なしでも乗れるようになって乗り換えがあったにせよ、便利だろうと思う。

老人客や荷物の多い客は乗り換えは面倒だろうが、在来線のしかも普通列車で名阪間移動の需要はどの程度なのだろう?

 

大阪20:54の832Tは10両編成。ちょっとのんびり帰宅にはいい電車。

大垣行きといいながら、大阪からなら36分後の新快速で米原で捕まえられる。

そんなわけで長距離客に無縁なT電、でも順調に走っていく。

これでも昔の客車列車よりずいぶん速いのだがなぁ...

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  湖西線に入ります

12/26

ちょっと人に渡すものがあって、帰りがけに西大津に出かけることになった。

そこで、なかなか乗る機会のない3504Mに乗ってみることにした。

大阪18:22始発の永原行き新快速である。

この電車、前にも一度書いたかと思うが、列の成長が早い。

始発なので、まぁまぁ列にさえいれば着席できるが、それでも入線(18:11頃)時にすぐに座席が埋まってしまう。

湖西線各駅へは、18:00の3500M新快速を逃すと、次の電車はこの3504Mになる。

なので、始発でもあり、どうしても人気列車になってしまう。

 

わだらんは狙って列の先頭を作り、余裕で着席。

18:15の草津行き3502Mを横目に、既にうとうと。結局大阪駅の出発を知らない。

京都で目が覚めると、隣り3番線には大阪18:10の810Tが在線中。

810Tは琵琶湖線列車で3番線使用の珍しい電車。

で、その810Tと山科出発まで抜きつ抜かれつ併走。

山科5番(4のりば)の湖西出発と4番からの内側出発は同時にできる。

並んでいた電車が次第に壁向こうになり、やがて電車の屋根しか見えなくなり、そしてトンネルに吸い込まれる。

別に珍しい訳でもなんでもないが、毎日の通勤では見ることのできない光景でちょっと感動したりする。

 

案の定、京都での吐き出しより大量に飲み込んだ3504Mから変わった3834M、山科でさらに乗客を飲み込んで、相当の盛況。

が、さっそく西大津で大量下車。この先どんどん降りていくのだろう。

永原到着時はどの程度になっているのだろうか?

ちょっと怖いもの見たさのところはある。一度大回りしてみるか...

 

西大津に降りると雪が舞っていた。

今津、永原あたりは吹雪いているのだろうか?

ダイヤの乱れない程度の雪でありますように。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  せめて事故のないように

12/25

23日は午前中仕事に出かけ、例によって3244Mに乗って帰ってきた。

大阪発5分延、野洲着10分延は、この大雪のなかでは影響が少ない。

定刻に走るのは無理だと思っているが、それでも大阪の晴れた天気を見てはこれが大雪による列車の遅れとはにわかには信じがたい。

で、実際どうなのか、帰宅後関ヶ原まで行ってみた。

米原から乗った5114Fは5分延発。近江長岡で先行8M?の開通待ちでしばらく機外停車。

あたりは雪で、混んだ車内で乗客もあきらめ顔。

近江長岡も柏原も一面雪どころか、あふれかえっている。

レールがかろうじて雪から顔を出し、床下からはごりごり音がする。

 

それでも何とか走り、関ヶ原に着いた。

ホームには雪が無謀に高く積まれ、駅名板も半分隠れている。

ラッセルしていない下り一番線(2番乗り場)は線路が見えないどころか雪がホーム高さあたりまで積もっている。

柏原も近江長岡も上下一番線の雪かきができていないようなので、米原−大垣がまるで一閉塞のようなイメージである。

待避線が使えないと、列車の処理能力というか、ダイヤの柔軟性はなくなり、まともに列車は捌けなくなる。

除雪の保線区の方も、抑止の乗務員の方も、列車指令や施設指令の方も、そして乗客の方々もお疲れさま、である。

 

しかし、その5114Fで米原を出てすぐ、下り221系4連とすれ違った。

15:20ころ。4連なので、本来731Tににになるはず。遅れ9時間??

朝出雲の牽引機を京都で見たり、大阪駅12:45に下り銀河がホームにいたりなのでさぞかし深夜から朝にかけて大騒ぎだったのだろう。

実際垂井−米原の30kmちょっとの区間の大雪が豊橋−姫路の列車を乱す、厳しい現実。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  ご迷惑をおかけします、かな?

12/21

ここのところ、大きな列車順序の変更や行き先変更はないにしろ、微妙に帰宅時の電車が遅れている。

昨日も大阪駅9/10ホームに20:19に上がったところ、20:15の3524Mが少し遅れてちょうど出ていった。

欲を出して階段を駆け上がっていたら乗れたかもしれない。

でもおかげで3526Mに先頭で並び、何とか着席。

かなり着席の困難な3526Mに大阪で座れたのだから、先行3524Mの遅れに感謝しないといけない。

 

今日は中途半端な時間になって大阪駅18:49。

この時間だと始発の3512Mにも座れない。どうしたものか、と思案しながら改札を抜け、ホームに上がろうとすると大量の降車客。

ホームに上がると目の前には遅れの3510M。

どうせ3512Mも座れないのだから、と5分遅れの3510Mに乗車。

京都まで残念ながら着席できず。まぁ京都(正確には西大路)で座って、山科を知らないのだから、のんきなものだ。

 

そんなわけでわだらんにとってはありがたい微妙な遅れになった。

かわいそうなのは3510M野洲到着後、寒い中、遅れの上り普通を待つ、篠原以遠の乗客。

結局5分遅れの3510M着の乗客は15分後の3512Mか、篠原安土他は3510Mを野洲で待避した遅れの812Tになったようだ。

 

明日はまた雪らしい。

大きな乱れにならなければよいが。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  おかあさんといっしょ

12/19

渡辺謙と南果歩が結婚するのだそうだ。

だからといって、そんな話で腹の足しになるわけでもなく、自分の収入が上がるわけでもない。

芸能界の話題というのは人の会話のきっかけにはなるが、それだけ、といってしまえば終わってしまう。

それでも芸能界のニュースはある程度周知の話だから、共通の話題にはなり得る。

がしかし、環状線に201系が走り出した、とか、その201系が運転台顔合わせの4+4だとか、なんというのはごく一部の仲間の話題にはなっても、一般ニュースにはなり得ない。

鉄ヲタの会話なり話題というのは、限られた世界の限られた範囲の話である。

 

例えば、201系と103系では明らかに車内での走行音とか、走行時のごつごつ感が違うのだが、一般の環状線ユーザはどこまでわかるのだろう?

 

土曜日、大阪12:45の3244M。

昼下がりのまったりした時間。まったりした車内。

12両編成で、編成後尾は空席ばかりの静かな時間。

わだらんはドア後ろ4人席を一人で占領して、足を伸ばして、まさに極楽。

そんななか、通路を隔てて隣りに座っている親子連れ、トーマスのシャツを着た幼稚園くらいの男の子、しきりに外を見て喜んでいる。

髪の毛の長いお母さんが、男の子に話しかけている。

「(吹田信・岸辺間でのすれ違いに)あ、オーシャンアロー」

「(安治川口からの1182列車を指し)ほら、タンク」

「(茨木6番線を見て)雷鳥」(正確には北近畿だが)

.....

 

子供向けの本を見てお母さんが覚えたのかな?

まさか鉄ヲタの英才教育ではあるまい。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  交流最後の冬

12/18

雪だ雪だ、と天気予報があおり立てて、野洲に雪が降ることは少ない。

が、今朝はなかなかの大雪になった。野洲駅も雪に覆われて寒々。

写真を撮った(わだらんHP参照)が、まるで雪国である。

 

こんな日は初乗り切符で琵琶湖一周。3204Mで米原へと向かう。

野洲を出ると、信号呼称位置で信号がよく見えない。

本来野洲を出ると上り電車は130kmまでがんがん走るが、今日は75km程度でゆっくり。といっても緊張感のあるゆっくりで、楽な運転ではない。前が見えないのだから。

 

幸いにも八幡を出ると天気は好転。閉塞信号も安土場内もしっかり確認できて130kmでばんばん飛ばす。対向列車も元気に走ってきて、雪煙がもうもう。

野洲より能登川あたりの方が積雪は少ない感じ。南向きに雲が流れたかな?

 

米原から乗った4844Mは10分遅れ。さすがに長浜を過ぎると雪の量が増える。

先日、木ノ本以北で運転できなくなったのだが、確かに余呉と塩津の間ではずいぶん倒木を目にした。

これではさぞかし処理作業に一苦労だったのだろう、と思う。

塩津はホームがどこだかわからないくらい雪に埋もれていた。

昔に比べて雪の量が減った、とはいわれるが、でもやっぱり大雪である。

ポイントまわりは融雪装置やスプリンクラーが効いて、そこだけ線路が露出。

でもその他のところは線路が溝になっている。床下機器を擦るのでは?と心配。

融雪装置のパイプの確認だろうか、数人で灯油タンクまわりを雪かきしている。

こんな日の保線屋さんは本当に大変だと思う。

 

しばしの休息、419系は人気者。大回りと思われる乗客5組、外に出て雪景色を撮ったり、419系と記念撮影したり。

決して使いやすくいい電車、ではないが、とにかくここの人気者。

あと1年の命、419系には来年の雪景色はないのだ。

 

15分の遅れを引きずって、4844Mは今津に到着。

3449Mが待ち合わせ。結局3449Mは7分遅れになった。

山科まで降りると雪はすっかり消えている。

また、滋賀県は雪国だ、と勤務先で揶揄されそうである。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  東京は山手線、関西は新快速

12/16

最近は広告電車が大流行である。

多くの人の目にとまり、注目を集めやすい電車車体の広告はいい媒体だと思う。

しばしば、山手線のラッピング広告が話題になったりするが、その点大阪はぱっとしない。もちろん東京に比べ人口も利用客も少ないのだが、山手線に比較されると大阪環状線はいささか迫力不足、ではある。

その点、むしろ新快速の方がよほど多くの目にとまり、かつ関西の看板電車という意味でいい媒体に思える。

といっても、新快速の場合、車両は京阪神間のみでなく、長浜や播州赤穂に行ったりするわけで、ほぼ1時間ごとに姿を現す山手線電車と違って、一日のうち大阪には多くて5.6回しかやってこない。

仮にラッピングをしても、なかなか見ることのない、希少なものになりそうだ。

 

それでもたまに、編成全車が同じ広告主、というものに出くわす。

某週刊〒や週刊モダンのつり下げ広告見出しを楽しみにしているわだらんにとっては、全面広告車は興味があるものの、退屈である。

阪急電車でよくその手の電車にあたるが、やっぱりつまらない、と思う。

ラッピング電車の中はどうだろうか?

 

今日は大阪19:45の3520M。列車がホームに入ってくると同時にホームに上がり、階段最寄りの先頭12号車中扉から車内に入る。

読みが当たって、ルミナリエ帰りと思われる若いアベックが高槻で下車し、難なく着席。

ふと見上げるとJRイベント広告にドイツクリスマスの案内があった。

せっかくだから、ドイツワインでも飲みに行ってこようと思う。

広告主の狙いにまんまとはまったわだらんであった。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  南今庄駅は埋もれているのだろうか?

12/14

滋賀県は雪国だと思われている。実際大阪よりは雪が多い。

が、滋賀県全体に降るわけでなく、雲の流れで雪が降る地域は限定される。

雷は馬の背を分ける、というが、また雪もかなり局地的である。

関ヶ原で大雪の時には野洲では雪はなく、野洲が大雪なら三重県北部も雪になる。

とはいえ、一般的には野洲川を渡ると雪国、となる。

草津は常設の分岐器加温装置はなく、守山には灯油燃焼式の加温装置が、新幹線のスプリンクラーは栗東市内にはなく、野洲市内から北側である。

その意味で野洲というのは雪国の玄関、と言えようか。

 

重い雪で除雪に手間取り、今庄のあたりは終日列車が動かなかった。

事情は詳しくわからないが、倒木だの停電だのあったのだろう、と思う。

22時のアメダスデータでは今庄、柳ケ瀬とも134cmの積雪だそうだ。

ここまで積もると線路の除雪もままならないだろうし、雪捨ての場所もなかろう。

現場の方々の苦労はいかがなものか。本当にご苦労様、である。

 

そういえば、昔、北陸線にまだ蒸気機関車が死闘を繰り返していたころは、柳ケ瀬まわりだったし、北陸トンネルもなく、除雪はそうとう大変だったと思う。

もっとも、架線がないわけだから、線路さえ確保できれば列車は走れるが。

しかし柳ケ瀬のあたり、大雪の日はさぞ難儀されたのであろう。

 

などと大阪駅電光表示の「北陸線列車運休のお知らせ」を見ながら、

雪国の苦労に思いをはせてみたものの、目の前の3532Mはルミナリエ帰りで車内は混雑。

アベックやおねえさん+の小団体は間違いなくルミナリエ帰り、と思われる。

普段より車内がかなり混んだ状態で大阪に着き、降車があっても、車内滞留組で座席は埋まってしまう。

 

星空広がる大阪駅の上空を見ながら、明日朝の野洲の天気をふと思う。

あすは等圧線の間隔が少し広がり、風の流れが少し変わりそうだ。

野洲でもそろそろ雪が降るのだろうか。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  ドーム屋根なら雨風しのげるが..

12/12

大阪駅でちょっと時間ができ、18時過ぎに5/6番ホームで電車を見ていた。

きれいになったホームは白く輝き、まさに新装開店である。

昔のままの上りホームとはずいぶんイメージに差がある。

上り9/10ホームが今の姿になったのはいつだろう?

といいながらも今の上りホームにも愛着があるが。

 

車両の移り変わりも激しいが、駅舎やホームも結構様変わりしている。

博多はコンコースの改装が終わって今度は配線をさわっているようだし、福井も高架になり、富山もいよいよ高架工事が始まった。

なぜか名古屋のホーム上屋は昔のままだが、それはそれでよい、と思う。

 

琵琶湖線内、草津石山と山科で下りホームの上屋が延長された。

味気ない極めて単純な構造の屋根ではあるが、乗客からすれば傘なしで待つことができ、車掌からすれば雨の日でも乗車位置が編成に散らばるのでいいことだろう。

かわいそうなのは運転士氏で、山科も石山も屋根が伸びて信号が見えなくなり中継信号が増設されている。つまり、確認呼称が一回増えたわけだ。

 

野洲の上りの屋根は短い。4両分程度しかない。

わだらんのように12両編成の最後尾愛用者は、屋根のないホームをひたすら歩いて行かねばならぬ。雪でも降ろうものなら寒いし濡れるし。

でもわだらんのように降りる人間ならまだいいが、野洲で後続の電車を待つのは実にかわいそうである。なんとかならぬかねぇ。

そういえばなんで栗東や守山に待合室があって、野洲にはないのだ?

 

用事を済まして帰りは大阪駅中央口を通ったのが22:35。

高槻まで立つつもりで3542Mに乗ったが、運良く新大阪で着席。

狙っていた人間が高槻でなく新大阪で下車してくれた。ありがたい。

とはいえ、8両の車内はそれなりに混んでいる。

でも、ルミナリエ帰りと思われる客はまわりにはいなかったな。

 

京都で下車があり、その半分程度が乗ってきて、あとは次々降りていく。

草津を過ぎると車内はめっきり静かになった。

ところが、京都でわだらんの隣りに座ったおねえさん(まだ学生だろう)野洲川を渡っているのにうとうと。

どうしたものかと思いきや、野洲に電車が着いたとたん、さっと立ってホームに降りる。

でもこの時間、普通電車は向かいのホームにはいない。

幸いよく晴れて雪雨ないものの、ホームを渡る風は強い。

おねえさん、襟立てて寒そう。寝起きで風邪ひかないでね。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  安いと買える、便利なら出かける

12/10

世間はクリスマス商戦である。

大阪鉄道管理局跡地にできた某カメラ屋にプリンタインクを買いに出たが、とにかく人が多い。この時期年賀状作成などでプリンタ関係商品は大繁盛。

世間は景気回復の兆しがある、というが、この店内だけ見ていれば、不景気という言葉は思いつかない。

 

もう時効だろう、30年近く前の話である。

今では想像もできないが、大阪鉄道管理局に何度か入ったことがある。

列車課に行き、「ダイヤをください」というとダイヤをもらえた。

当時中学生であったが、怪しまれもせず堂々と建物に入り、堂々と列車ダイヤをもらっていた。二分目だったり、電車運用ダイヤだったり。

まだ野洲や守山で113系普通電車が481系雷鳥を待避していた頃である。

いまではダイヤをもらうどころか、本社社屋に入ることすらできないだろう。

昔がおおらかだったのか、今が異常なのか。

 

すべて昔がよかったなどとは言えない。

昔のダイヤなら、野洲から大阪への通勤はかなり苦しいものだっただろう。

新快速の彦根延長、米原延長、朝夕の運転開始など、国鉄末期から急速に列車本数も増え、野洲はずいぶん便利になった。

梅田への行きがけ、3261Mで京都乗車高槻下車の東京からの男性(出張帰りか)がいたが、これとてかつての国鉄ダイヤなら新大阪まわりだっただろう。

新快速の15分ラウンド化と停車駅の増加、連絡する普通電車の整備など格段に使いやすくなったのは事実だと思う。

 

列車本数が増えた分、ダイヤの弾力性は減り、余裕もなくなった。

昔、それこそダイヤを堂々ともらえた時代のころは、

人身事故や台風通過などの時の列車整理はどうだったのだろう?

その当時、わだらんは人身事故でダイヤが大騒ぎになった記憶はない。

 

帰宅は3276M、大阪16:45の野洲行き新快速。

前の長浜行き発車直後に最後尾列先頭に並び、容易に着席。

ルミナリエ開催で、大阪まで休日にもかかわらず補助席ロック。

昔よりずっとイベントや祭りなどで人が動くようになったように思える。

供給が需要を呼んだのだろうか。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  みやげバックは黙して大語り

12/7

木曜日のことである。

大阪駅の御堂筋改札を抜け、9/10ホームに駆け上がると、目の前に長浜行き新快速が停まっている。時計は20:05を指している。

おそらく直前のスーパーはくと62Dが遅れていたのだろう。

この時期になると山陰からの特急がしばしば遅れ、時折ダイヤを乱す。

もっとも今日もはくとの遅れのおかげで、3522Mがずいぶん乗客を吸い取り、わだらんは3524Mの最前部扉の列3番目に並ぶことができた。

そしてやはり3分遅れで入ってきた20:15発野洲行きの先頭12号車で、あっさり大阪着席ができた。

 

冬の到来といえば、「かにかにエクスプレス」である。

今年は事故の影響もあって派手な宣伝を自粛しているが、やはり関西人には「かに」は魅力的な食品らしい。

かにを宴会で食うと、食っている間みんなしゃべらなくなるので宴会としての盛り上がりには欠けるが、かに料理はやはり適度な高級感でいいものだ、と思う。

 

北近畿もはまかぜもはくとも、みんな途中から単線区間。

乗客が多い時期に雪でも降ろうものなら、少々の遅れはすぐに発生し、単線区間で遅れはなかなか回復しない。

そのまま姫路や宝塚まで降りてきて、ダイヤがどうしても細かく乱れる。

来年春以降はそのあたりを吸収できるようなダイヤになるのだろうか?

 

某安治川口のテーマパークのみやげバックは赤いクリスマスバージョン。

夜の新快速では結構見かける。楽しめたかな?

ちょっとお疲れの赤いバックに混じって、発泡スチロールの保冷容器を下げた小グループがうろうろ。

こちらも楽しめただろう、きっと。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  朝寝坊も三文の得?

12/6

月曜日の朝は何となく憂鬱である。まぁ、勤め人である以上、仕方なかろう。

で、そのためでもないのだが、珍しく寝坊してしまい、目が覚めた時間では707Mはおろか、3407Mすら怪しい状態。

で、結局3407Mにも間に合わず、3409Mの乗客となる。

以前は2本目の新快速に着席するのは困難だったのだが、野洲始発(3407M)の新設のおかげで前後の新快速の野洲乗車がめっきり減って、

わだらんは3409M12号車のわずかに残った空席に無事着席することができた。

今の季節、いつもの707Mではまわりは真っ暗である。

さすがに7:01の3407Mではまわりも明るくなっていて、久々に外を眺めながら出勤となった。かえって興奮して寝付けない。

ふと見ると比良比叡が白くなっていた。今年初めてではないかな?

朝日に輝いてとてもきれい。寒い朝ではあるが、気分が洗われる。

 

そんなこんなで一日が終わった。

帰宅の電車はちょっと遅めの大阪21:15発の3532M。8両で着席は難しい。

ただ、3532Mは、今までの経験則で、最後尾列から必ずだれか高槻下車がいる。

新大阪までC電で先行し、最後尾扉から3532Mに乗り込むものの、自分の狙う位置は同じく新大阪で乗ったオヤジが取ってしまい、苦しい位置。

今日もその通り、二名が降りたものの、立ち位置が悪く、着席できず。

件のオヤジはちゃっかり座っている。

 

なわけで、結局新大阪から京都まで立ちん坊。

普段は寝てしまう区間で外を見るのも久しぶり。

世間はいろいろと騒がしい時期、この季節特有の飾りなど、結構楽しめる。

例えば長岡京の上り方東側などに、いかにも電車の乗客を意識した、数軒まとまって電照飾りをしている一画があったりして、なかなかきれい。

たまには外をみながらの通勤も悪くない。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  いよいよ冬本番

12/4

土曜の午後から日曜夕方まで野洲を脱出して某近鉄&三重交通エリアにいた。

ご多分に漏れず、街が無秩序に平面拡大して、田舎のくせに道路渋滞、歴史ある街なのに中心部空洞化、と地方都市の縮図そのものである。

最近国土交通省が「歩いて回れる都市」なる構想を出しているようだが、高齢化、人口減少にはこれ以上の市街地拡大は不要に思う。

密度の薄い公共交通も支持されないし、維持もできない。

 

話は飛ぶが、夕方野洲の図書館から車を運転して戻ってくる途中、後ろから電車が迫ってきた。

迫ってきたというと大げさだが、線路沿いの道を走るので、電車が追ってくる。

ところが、普段ならさっと抜き去るはずが、ちっとも迫ってこない。

ふと前を見ると、野洲の第一場内が停止現示である。

野洲出庫の電車があった場合に場内第一が赤なのは常識なのだが、下り電車が接近しながら赤というのはあまり見たことがない。

おまけに、その後野洲駅南方の踏切でも続けて下りを待つという事態。

ここの踏切、野洲始発電車の通過で待たされることはあっても、下り列車が二本以上続くことで長く待たされることはまずない。

何かあったかな?と想いつつ家に帰り、パソコンを開くとやはり乱れている、と。

塚本駅に落雷だそうだ。まぁ大変なこと。

どうも年末は人身だの強風だのおまけに落雷だの、とダイヤの阻害要因が多い。

この調子だと今年の冬はどうなることやら。

 

わだらんは野洲に日曜早めに戻ってきた。

鈴鹿峠に雪が降る気配だったからである。

強い寒気が入って、山はずっと雨であった。野洲も今夜から冷え込むらしい。

寒い夜にダイヤ通りに来ない電車を待つのはなかなかつらい。

早く本線筋のダイヤが元に戻りますように。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  新車のにおいはなかったなぁ

12/2

12月1日から新型321系の運転が始まる。

別に新しもの好きではないが、せっかくの運転開始記念なので、わざわざ乗りに行ってきた。

最近は便利なもので、運用される列車を丁寧に掲示板で教えてくれて、どの電車が321系なのかわかってしまう。

実にありがたいことだ。

 

わだらんが試乗したのは251C。野洲派出でお昼寝の車である。

まず野洲で出庫してくる回5663Mを待つ。

夜に現れた姿は、遠目には黄色のフォグランプで223系と区別が付かない。

出発の際も静かなもので、初期のインバータ車のような、「インバータ車です」みたいな、いかにもという音はあまりしない。

静かなのはM車あたりのモータ数が半減したからか?編成全体でモータ音がするので、いままでのように音のする車、しない車の区別がないのでよけいに静かに聞こえるのかもしれない。

回5663Mは草津から営業運転で251Cになる。

わだらんも回5663Mを新快速3533Mで追いかけ、草津から石山まで251Cの乗客となる。

まず車内を見渡す。明るく広く、いい車に見える。

座席下の床は全くフラットで(床掃除のしやすさのためだろうが)、201系などよりシンプルで見栄えはずいぶんいいと思う。

いかにも新車の車内なのだが、一般客はあまり興味がないようだ。

それでも、車内の液晶案内板には注目する人間も数人。

といっても草津では車内は閑散としたもの。

鉄ヲタとみえる高校生が車内をうろうろ。

デジカメを持っていろいろ写している。

電車は南草津に着いた。学生が大量に乗ってくる。

ぱっと見新しい車両であることはみなわかるようだ。

といってもあまり飛び抜けた反応をするものもなく、いわゆる一般人ならこんなものかとも思う。

液晶案内も興味がないのか、気づいていないのか、あまり注目されている様子もない。

これがマスコミ報道で今日から運転開始の車であることを知っていれば多少は変わるのだろうが。

 

瀬田でも乗車が多く、さらっと座席は埋まる。

サラリーマンの3人組が乗ってきて、うち一人が「これ、塗り替えたものかな、きれいだな」とまわりに話している。

確かにその印象は間違いないかもしれない。

石山で降車と乗車がほぼ同数で、251Cは出ていった。

正直、207系との差に一般客がどれだけ気づいてくれるか、ちょっと気になるところであった。

 

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