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06年 7月

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254. 7/31 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   姫路とか日根野で乗り越し客はいるのかな

253. 7/28 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   呼ぶと飛んでくる新快速はないかな

252. 7/26 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   座れる工夫は報われる、よね

251. 7/25 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   旅行帰りは通勤客よりちょっと余裕

250. 7/20 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   ながはまとながはらはちょっとの違い

249. 7/19 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   帰宅でゆったり着席できるのはいいね

248. 7/17 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   貧乏旅行?いや優雅な旅行

247. 7/12 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   この人どこで降りるだろう?

246. 7/10 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   お買い物いこか

245. 7/7  ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   出張のみなさんは間に合ったかな?

244. 7/6  ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   星に願いを

243. 7/4  ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   マウント富士

242. 7/3  ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   蛙の家も造らねば

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   姫路とか日根野で乗り越し客はいるのかな

 

7/31

大阪市内に毎日通勤する、黒豆と猪の郷から出てくる知人がいる。

野洲もたいがい遠いと思うが、まださらに遠いところから出てくるのには、頭が下がる。

しかも特急利用である。

遠いといっても距離は野洲まで大阪から72.5km、篠山口は66.1kmで篠山口の方が近い。

遠いというのは終電が野洲より1時間も早く、電車の本数もおよそ野洲の半分程度、

とわだらんが野洲基準に考えているので当の知人にいわせれば、

「そんなに遠くない」ときっと反論する、と思う。

 

その知人から面白い話を聞いた。

篠山口で夜間留置となる電車が多数あり、電車も実際篠山口止まりが多いのだが、

不思議と乗り越しで騒ぐ客が少ない、のだそうだ。

よく中央線高尾駅が、最終電車で帰れない人を多数生む駅として有名だが、

野洲も結構精算機に並ぶ乗客がおり、宴会シーズンになると、京都のタクシーが客引きをしている。

が、篠山口ではそれほどの客がいないらしい。

考えてみれば、野洲の場合、京都あたりからの乗り越し客が多いわけで、

場合によっては奈良線や湖西線に乗り換えそびれたりする客もいるだろう。

その点、篠山口の場合は乗り越しても宝塚線の中で完結するわけで、せいぜい乗り越しても三田あたり?か。

三田と篠山口は深夜なら30分もあれば車で走れるようで、もともと駅まで迎えにくる車が

最寄り駅から篠山口に変わった程度では、大した時間がかからないらしい。

琵琶湖線はやはり幹線か。

輸送単位も、移動速度もやはり大きいようだ。

 

が、一つこの時期、琵琶湖線の夜間上りには強敵がいる。18族だ。

わだらんが18きっぱーであるから、決して悪くは言えないわけだが、やはりながら接続は混む。

ながらでなくても、結構名古屋方面に帰る客も多く、米原発着の新快速の前部は混んでいる。

わだらんは今日は明るい時間の3500Mで帰宅。京都で着席、ゆったり帰宅。

この時間なら18族にも、乗り越し客にも無縁だな。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   呼ぶと飛んでくる新快速はないかな

 

7/28

時代の流れというのは良いときも悪いときもあるのだろう。

昭和の初期というのはあまり良い話題がないと一般的には思われているが、

鉄道の面では昭和10年から12年前後がまず黄金期であったようだ。

幹線の輸送力は増し、新車が続々誕生し、人々が鉄道輸送の恩恵を目一杯享受していたのだろうと思う。

 

交通博物館に閉館前にでかけた先日、信号機の並んでいる一画で、

「鐵道信号」なる短編映画をやっているのを見つけて見入ってしまった。

今まで何度となく交通博物館に行っていたのに、知らなかったのはちょっと残念。

この短編映画、ちょうどその頃の大阪、京都、そして草津が出てくる。

野洲川橋梁も映像内にあり、わだらんがいつも見ている三上山の今と変わらない姿が映っている。

 

もちろん、その頃の列車ではとても野洲から大阪へ通勤することは不可能。

なにせ、京都から大津まで20分かかる時代である。

ましてや通勤に対応する列車などというのはほとんどない(と思う)。

ましてや今のように一本見送って12両新快速に大阪から座って寝て帰ろう、

などとはとてもできる時代でない(だいたい、新快速などないわな)。

でも、もしかなうことなら、昭和12年頃、クモハ40が新車で登場し、

京阪びわこ号がさっそうと走っていた頃の時代を見てみたい、とは思う。

 

と、急におじいさん趣味になったわけではないが、偶然3526Mで帰宅すると、

「となりのトトロ」をやっていたので、思わず里山が元気だった頃を想像したのだ。

きっと野洲のあたりもあるいは高槻のあたりでも、

豊かな田園とやさしい森が線路の周囲に広がっていたのだろうな。

ちょっと映画を見ながら、考え込んでいた。

 

で、思うに、ねこバスというのは究極のデマンドバスだな。

もし、ねこバスの方向幕が大型だったり、LEDだったり、などと考えてはいけない。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   座れる工夫は報われる、よね

 

7/26

先日、野洲は能勢電と変わらない、と私見を書いたところ、能勢電を利用されている方から、

乗り換えが必要なのは大きなハンディ、なるご指摘をいただいた。

わだらんがいつも梅田から野洲まで一本の電車で通勤しているので、

実は乗り換えという視点が全く欠落していていたのだ。

確かに乗り換えに10分かかるとすれば、所要時間は10分延びるし、

場合によって階段を上り下りすれば、体力的にもしんどい。

そういえば、この春の改正で、湖西線のダイヤパターンが変わった結果、

大阪から湖西線各駅への夕方の所要時間は10分強伸びているのである。

 

その意味でも、最近の直通運転の増加というのは歓迎すべきであると思う。

能勢電の場合でも、日生エクスプレスなる特急で乗り換えなし、

というのは座れないとしても心理的に楽なのだろうと容易に察しがつく。

が、ご指摘をいただいた方の話によれば、日生エクスプレスに着席するには、かなり前から並ばねばならないらしい。

豊中や池田なら立ってもしれているが、能勢電内ともなれば、やはり座りたい、

と思うのは自然の心理だと思うし、わだらんがその立場なら並ぶだろう。

とはいえ、40分程度の乗車で列にはいるのはどれくらいが限度だろう?

わだらん的には10分くらい?でもそれで座れるのかな。

 

野洲への場合、少なくともT電という選択肢がある。

茨木まで10分をがまんすればまず座れる。うまくいけば大阪で座れなくても、新大阪で座れることもある。

これなら無理して並ばなくてもがまんの範囲。

能勢電への場合、梅田で座れないと、まさか十三で降車があるとも思えず、結構引っぱられるのだろう。

能勢口まで無理なのだろうな。

近鉄大阪線の快速急行は五位堂まで停まらない、これも結構きついような。

よく某掲示板などでは、新快速の停車駅が多すぎる、とスレが立つ。

でも、例えば高槻に停まるから高槻で着席できる可能性があるわけで、もし京都まで停まらないのなら、

もっとみんなが着席に必死になっているのでは、と思う。

 

といいながら、今日は20:30の3526M。

12両の先頭位置に10分前に並び、余裕で着席。

12両はありがたいし、ちょっとの努力で座れる選択肢が広いのは乗り換えなし、というメリットもあわせて、

大きなアドバンテージだよ、と必死に野洲を養護してみる。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   旅行帰りは通勤客よりちょっと余裕

 

7/25

18きっぷで長崎まで出かけてきた。

帰路は月曜、平日の深夜であった。

姫路に21:48に着き、駅そばを食べて21:57の新快速に乗る。

大阪23:00の野洲行きである。いつもの電車であるが、姫路から乗れば、雰囲気も心持ちも、そして睡魔も違う。

不思議なもので、乗り換え直後は元気らんらんのわだらん。

大阪で乗れば、大阪で座れればすぐ熟睡なのに、姫路で座っても眠れない。

といいながら、やはり西明石で207系や321系を見てくると、少しずつ眠くなる。

ということは207や321はわだらんにとって睡眠薬か。

 

下淀川橋梁で目が覚める。

不思議と鉄橋で目が覚める。

これも日頃の大阪や野洲での鍛錬の成果だろうか。

いつもはホームで並び、列の長さや車内の混雑状況ばかり気にするが、

今日はホームの列を眺める、ちょっとした優越感。

やはり電車から見る限り、後ろより、桜橋口階段の後ろ側はやはり列が短い。

いつもの判断は正しいようだ。

特にこの時間になると、不思議と編成前よりより中間の方が列が長い。

特に12両なので、前よりは高槻以外使いづらいし、赤い顔のおじさんは無理に座らないケースもあるから、

無理に座るために列を作るまでしないのかもしれない。

 

世間は夏休み。

さすがに大阪23:00では学生の姿は見ないものの、心持ち電車は空いているように思える。

11号車は大阪で立ち客まばら、高槻では立ち客がいなくなった。

静かになった車内は、通勤電車というには、ちょっと迫力不足かな。

月曜日でもあるし、みんな早めに帰宅したのだろうか。

天候も安定せず、ビアガーデンはかわいそうだ。

それでもようやく梅雨が明けそうだ。

夏らしくないと、遊びに行っても楽しくないしね。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   ながはまとながはらはちょっとの違い

 

7/20

今日は湖西線の誕生日。

大阪18:52の3512M、窓側でのんびり睡眠をとっていたわだらんは京都の喧噪で目が覚める。

向かい側3番ホームには1838Mの湖西線、近江今津行きの長い列。

かつて1時間に1本しかなかった電車は、今や時間4本に成長し、もともとの北陸短絡の他に

通勤需要を取り込む大きな動脈になった。

とはいえ、開業以来ずっと113系700が主力、というのも多数の路線のなかでちょっと珍しいかもしれない。

113系700の中には湖西草津線と本線網干まで、それ以外のところを走ったことのない車もある(はずだ)。

土着の車である。

 

今や本線は223だらけになった。

昔、113系ばかりだった頃は、そんなに113系ばかり、という感じはなかったのだが、

最近の223系の増殖を見るにつけ、なんともすごいと思う。

もっとも、もしわだらんがあと15年早く生まれて、80系の113系への交代劇を見ていたら

、ひょっとすると113系だらけ、と思ったのかもしれないが。

ちなみに、今年は湖東線(というか琵琶湖線だな、今は)電化50年である。

一方の湖西線は今日で開業32年。つい最近までぱたぱた表示器がどこでも現役だったのだが、

急にこのところエレベータだのといったバリアフリー工事のついでにどんどんLEDになってきている。

ぱたぱた好きには寂しい話だが、一般人にはそれがサービス向上なのだろう。

やがてこの10月から直流電車が敦賀まで入る。

永原折り返しはなくなるだろう、きっと。

今のうちに永原ゆき電車の写真をせいぜい撮っておこう。

ということは、日の長いうちに早く大阪駅へ行って、3504M新快速の顔でも撮っておこうかな。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   帰宅でゆったり着席できるのはいいね

 

7/19

18:45の3510Mに間に合うか、とホームに駆け込んでみたものの、既に電車は発車して、9番ホームは閑散。

大阪始発、10番ホームの3512Mは既に立ち席多数。これは京都までだめだろう、と覚悟する。

が、ここで思い直して9番先頭位置に行くと、また2人目。

これなら楽勝で着席、というわけで19:00の3514Mの客になる。

 

大阪駅18:30〜19:00は比較的恵まれている時間帯。

新快速が2本挿入された上に、19:00の3514Mは12両。

直前の18:54の快速816Tも12両と、長編成が続く。

座席数の多い221系使用の816Tは編成後部では空席もある。

その後ろの野洲行き新快速3516Mも12両とありがたい。

この大阪37分、52分始発の新快速、なかなかありがたい存在で、並んでいれば確実に座れるし、また石山でT電接続もある。

つまり、瀬田・南草津・栗東の利用者から見れば、あとのT電よりこの新快速に乗れば、

ほぼ15分前に出たT電を捕まえられるわけで、そんな利用客が新快速利用なために816Tが余計に空いているのかも。

 

定刻に入ってきた3514Mは、先頭扉から4人下車ですぐに乗車。

わだらんも中央扉前右側窓側、と一番気に入った席がとれ、満足。

大阪駅で車内には10名程度の立ち客しかおらず、静かな雰囲気。

新大阪で乗車があるものの、高槻では降車客が多く、立ち客はまばら。

この後の3518Mなどの混雑がまるで嘘のようだ。

東京では座るのに金がいるが、こうやってちょっとの融通で座席の確保が

何とかできる通勤というのはありがたいものだ、と思わねば。

京都で先頭に乗る乗客は少なく、ますます静か。

山科では空席もぽつぽつ。

うとうとしながらまわりを見ていたわだらんもついに大津は記憶なく、目が覚めると守山を出たところだった。

あぶない、あぶない。

 

野洲は夜の8時。

野洲周辺の大工場からの帰宅客が、野洲始発の新快速に乗り込む。

こちらも優雅に帰宅、と見える。きょうもお疲れさま。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   貧乏旅行?いや優雅な旅行

 

7/17

いささか古い話題ではあるが、先日滋賀県知事選挙に関わる新聞記事を読んでいたところ、

現職の国松知事は「18きっぷ」愛好者であるそうだ。

「妻と二人で出かける」のだそうで、さらりとそんな話がでることも、それが記事になるのも面白い。

18きっぷが市民権を得ているのだろうか?

まぁ何がきっかけかは知らぬが、最近はいわゆる大人向けの旅行雑誌やアウトドア誌、

温泉雑誌にも18きっぷは取り上げられているようで、たかが貧乏旅行、でもないらしい。

ただ、大人の場合は時間をわざとかけて優雅に出かけるのが、18きっぷの使い方であって、

わだらんのように、お金がないから新幹線に乗らずに18きっぷを使うのとは次元が違うようだ。

 

大阪18:00の新快速3500M車内。比較的まだ早い時間で、通勤客の他、

通学生や一般のお買い物帰りと思われる乗客も多い。

京都で座ったわだらんの横に立った若いカップルが、千葉ねずみランドへ出かけるらしく、

どうやって行くのか結論が出ないまま話が続く。

男の方は新幹線でいいや(新幹線をいいやという発想もすごいが)、

女性の方は車を運転してくれれば土産物がたくさん買えるだの、

夜行バスでなら直接ゲート前まで連れていってくれるだの、

さらには新幹線では東京駅から遠いなどと、いろいろと案を出す。

「ながら」という固有名詞はでなかったものの、18きっぷも選択肢の中のよう。

最近は特に低価格帯での競争が激しいが、結局このカップルはどうするのか、

結論を聞けないまま、二人は石山で降りていった。

もう夏休みもすぐそこだ。

 

7月も半ばになって、花火大会が各地で始まった。

野洲は雨混じりの中、幸いにも15日に予定通り花火大会ができ、よかった、よかった。

これから各地で花火大会が始まる。

ねずみランドに興味がなく、花火好きのわだらんは、

今年はどこか遠くの花火大会に18きっぷで出かけてみようか、と密かに計画中。

どうなることやら。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   この人どこで降りるだろう?

 

7/12

 

旧東ドイツ地域のことで何かわかる本がないか、と図書館目当てできちんと仕事も片づけず、

急いで野洲へ戻ることにした。

17:45の3498Mにぎりぎり間に合い、先頭に滑り込み、例によって西大路までかぶりつき。

この電車、とにかく新大阪−高槻のスジが寝ているようで、岸辺の120km制限を通過して

そのままノッチも入れず、茨木手前まで転がして、時速100kmを割ってしまう。

茨木通過後少し力行するものの、途中でオフして坂を上り、摂津富田ではまた80km台まで落ちてしまう。

確かに高槻場内で待たされたり、場内警戒25kmでとろとろ走ったりも困るが、

かといってこれだけ流されるとちょっと退屈。

速い列車がすべてよしとは言わないが、やはり流してばかりはつまらないし、精神衛生上よくない。

運転士氏には余裕があって、いいのかもしれないが。

そんなこんなで京都に着き、大量下車で車内が一瞬静まる。

が、その後堰を切ったように乗客が乗り込み、京都着時の倍くらいの立ち席客で

通路もドア付近も埋まる。きょうもおつとめお疲れさま。

 

わだらんはかぶりつき位置から、通路の奥座席横へと西大路駅通過前後に移動をはじめ、

京都下車の着席客を狙って椅子取りゲームの臨戦態勢。

下車する着席客を見極められたら、京都の着席は容易。

寝ていても京都で降りる客も多いし、寝たまま本当に起きずにそのままずっと座っている人間もいる。

幸いにも今日は読みが当たり、1列2席が空くようだ。

さっそく、窓側狙いですぐに座席に進めるよう動き始めた。

が、わだらんの横に立っていたおねえさん+がわだらんの横を通り抜け、窓側へすぽっと収まってしまった。

まぁ、窓側でないと嫌だ、などとだだをこねる年でもないし、ちゃんと座れたのだから、文句は言うまい。

さて、お休みさせていただこう。

 

ところが、気持ちよく寝ていたわだらんを起こすおねえさん+。

寝ぼけ眼で脚を通路側に投げ出し、おねえさん+が出ていった。

が、それから目をよく開くと、なんと大津ではないか。

確かに野洲行きだし、そんな長時間寝れるわけではないが、

せっかく京都で座れて夢の中へ入っていったのに、大津で起こさなくてもいいではないか、

なんでわざわざ窓側に座ったのだろう。

と怒りがこみ上げてくると、今度は眠れない。

なんとも中途半端な休息時間になった。

 

3498M先頭8号車は草津でがらっと空いて、窓側に座ったわだらんの隣りは誰もいなくなった。

一人のんびり脚を斜めに伸ばして、リラックス。

まぁ、座れることが贅沢だ、と思わねばならないな。

さて、もうすぐ野洲に着くか....

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   お買い物いこか

 

7/10

野洲駅の改札横にはKIOSKがある。

朝わだらんが707Mへ乗るべく改札を通るとちょうど開店準備中。

6時開店なのだろうか、あれだけの小さなスペースによくもいろいろとものを載せている、といつも感心する。

不思議とKIOSKにはお姉さん店員はいない。

ある程度慣れた手つきの方が安心するのは事実だが、逆にコンビニは若い人間でも務まる、ということか。

 

野洲の駅にはKIOSKの他に、ハートインもある。

ハートインは一階階段下、つまり改札からは遠い位置で、駅舎には直接つながっていない独立店舗である。

ここもやはり若い人間が店員である。もちろんレジも機械だし、そもそもKIOSKほど客さばきを要求されないから、十分である。

そんな田舎の野洲ハートインも、いよいよICOCAで買い物ができる。

別にうれしがりでも珍しがりでもないが、何となくお菓子を買ってみた。

わだらんはICOCAのチャージはクレジットカードなので、

105円のお菓子を買っても、クレジットカードのポイント対象になるわけだ。

 

野洲の場合、KIOSK意は朝早くから開店するが閉店も比較的早く、

一方ハートインは朝少し遅く7時から、夜は1時まで、である。

日の長い今の時期、少し早めの3500Mで帰ってきた。

お菓子を買って外へ出ると、ハートインで買ったのだろうか、

地元の高校生が地べたに座り込んでカップラーメンをすすっていた。

改札外でもあるし、高校生は腹も減るだろうから、食事すること自体をどうこうは言わぬが、

せめてもう少し行儀よく食事できないかね。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   出張のみなさんは間に合ったかな?

 

7/7

今までいろんな電車に乗ってきた。

速い電車、遅い電車、新しい電車、古い電車、有名な電車、無名な電車、そして雪で動けなくなった電車、

人と衝撃した電車、その多くは今となってはみんな懐かしい思い出でもあるし、現在進行形のものでもある。

が、しかし、自分の乗った電車が故障した、というのは初めての経験である。

 

いつものように野洲5:48の707Mに乗る。

いつものように最後尾6号車のマイシートである。

守山、栗東といつものように進み、草津で草津線の乗客を大量に拾って発車。

といっても、既に発車した時点の記憶はないので、草津に停車した瞬間に寝入ってしまったのだろう。

まぁ、いつもそんなものだ。

 

ところが、南草津で起こされた。

発車後すぐに、スコンとカムが抜けて、停まってしまった。

場所的に流しノッチをするわけでなく、ありゃ、誰か巻き込んだかな、と思った。

が、その後、続けてスコンスコンと音がして電車は進まない。

となると、人身事故でなく、車両故障かな?と今度は思う。

その後もどうやらノッチは進段しないようで、とろとろ、10km/hくらい?

でスコンスコンと音を立てながら走っている。

かろうじて狼川の10‰を登り切って、そこからは下り勾配、速度も上がって瀬田到着。

が、やはり瀬田でも起動がまともにできず、下り勾配に助けられて石山入線。

どうするかと思ったが、そのままドア閉めで進行。

1ノッチ?でとろとろとろとろ。上り坂、大丈夫かなと心配になるが、とにかく膳所まで引っ張った。

そして大津で実質運転打ち切りとなった。

抵抗器を焦がしたのか、床下は熱と共に香ばしいにおいである。

後続709Mが外側(おそらく石山抑止で膳所転線だろう)に入り、乗客を吸い上げ、10分おくれで発車した。

わだらんも外側に入ってきた709Mに乗車。2列車分+10分遅れで車内はもう大騒ぎである。

わだらんはかぶりつきでかろうじて立ち位置確保。

 

素人の結果論ではあるが、石山で運転打ち切り、客を降ろして、膳所6番に収容すれば、

もうちょっと事態の収拾は速かったか、と思うのだが。

まぁ、とにかく、10分おくれの709Mはその後もまぁまぁ走り、高槻で先行C電に抑えられる

(これも何で京都−高槻を外側に振らなかったのか疑問が残るが)ものの、少し戻して進行。

ところが、大阪駅で先行3403Mに5番を抑えられて、機外停車。

せっかく6分遅れまでがんばって戻したのに、また10分遅れ、707Mから見れば22分遅れ、である。

なんともがっかりである。

707Mも709Mも新幹線の切符を持った人間が多数いる電車である。

間に合っただろうか?

わだらん個人的には遅刻するような時間ではないものの、もう少しなんとかならなかったのかな?

もっと早い時点で3403Mを4番にでも振れなかったか、釈然としない。

事故や故障が起こるのは十歩譲ってやむを得ないとしても、その後の列車整理がどうも納得行かない。

列車順序を守るのと、当該列車以外の列車を定時運転させるのと、どっちが大事なのだろうか?

と、朝もはよから相も変わらず愚痴連発のわだらんであった。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   星に願いを

 

7/6

あすは七夕。笹の葉に願い事を書いて飾らねば。

夜の野洲行き新快速を12両にしてください、とか、朝夕の草津線京都直通を増やしてください、

とか、夕方夜間の6連T電を8連にしてください、とか。

世間の鉄ヲタなら、どんなことを書くのだろう?

 

先日、17:45の3498Mに乗った時のことである。

京都での着席狙い、高槻までかぶりつき。

隣で同じように前を見ていたOLとおぼしき2人組み、どうやら京都市内の事務所に帰社途中。

話の内容からすると、一人は嵯峨野線?京福?で、もう一人は手原または石部の草津線利用者の様子。

二人のもっぱらの話題は、どういうわけか、電車の色。

草津線利用の彼女が、瀬戸内色の電車を見たことが、話のきっかけの様子。

瀬戸内色の電車が新車に見えた、らしい。

もちろん、瀬戸内色の電車が新車であるわけではないが、一般人からすれば、変わった色、新しい色、に見えるらしい。

まぁ、それでもいいではないか、と思う。

もちろん、わだらんは黙っているだけで、その女性たちの話に突っ込むことなどなかったが。

 

で、七夕である。

某電鉄では、おりひめとひこぼしの出逢いをわざわざ演出してくれるらしい。まぁ、夢があっていいか。

草津線で4色出現、と願いをするのも、七夕らしいかな?

電車で夢を語れるのもいいことだよ、きっと。

 

今日も何となく仕事を切り上げ、17:45の3498M。

京都で着席、草津でお目覚め。

草津線2番乗り場には瀬戸内色が停車中。

明日はいい天気になりますよう...って、台風接近してるし。

星に願いが届きますように、網☆に夕方寝ている223系で12連を増やしてくださいな。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   マウント富士

 

7/4

新幹線の博多開業は1975年なので、今からもう30年も前のことである。

運転時間の延長で、ひかり号にも食堂車ができた。

珍しい側廊下式の車内で食堂と廊下の間には壁がある。

満席時に通路に人が並んでいても、食事している人間は通路から覗かれることがない、という優れものだった。

 

ところが、これでは山側の展望が全くない。

本来流れる景色を楽しむことのできる食堂車が、壁に遮られ外を見ることができない、というのは本末転倒(言い過ぎか)である。

しばらくして、壁に窓を開けることになってこれで富士山が見える、と喜ばれた。

うそかほんとか、食事中の外人が富士山を見てマウントフジと叫んだ、とか。

そんな富士山を一カ所、海側から眺められるところがある。

結構有名な話なので、ご存じの方も多かろう、と思うが。

 

さて、前置きが長くなった。

一般的に北東から南西に流れる米原−大阪間の午前中は、いわゆる海側、下り列車で言う左側に太陽が差し込む。

夏至の頃は日の出が早く、いつもの707Mで、もう十分明るく、日差しが差し込む。

いつもわだらんと同じ、707Mで野洲から大阪まで通勤のおじさんは左側窓側を取り、乗ってすぐにブラインドを下ろして、熟睡体制。

途中で朝日に起こされる前に先手を打っている。

 

わだらんは複線の相手側、当然右側である。

よって、日が入ることはないのだが、実は途中一カ所、線路向きが右上がりになっている、石山→膳所で右側に日が入る。

新幹線の安倍川近くで海側から富士山が見えるのと同じである。

 

朝の早い時間なら、みんながここのみ、と知っているので、ブラインドを降ろす客はほとんどいない。

少し遅い時間になって、ヘビーユーザーが減ってくると、ブラインドの降りる量が増える。

でも、一般的にヘビーユーザーが寝る、と決めた時は、起きた場所は景色を見て判断できるのだろう、

慣れた人間はブラインドを下ろさないのだろう、きっと。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   蛙の家も造らねば

 

7/3

わだらんが4強入りを楽しみにしていたオレンジ軍団は、あっさり負けてしまったので、まぁドイツでも応援しようか、と思う今日この頃。

どうせならTGV対ICEの決勝戦で、ICEが勝てば、などと思っている。

が、日本ではすっかりワールドカップへの興味は薄れてしまったようで、あれだけ町にあふれていた代表の青いシャツをすっかり見ることはなくなった。

まぁ、日本人たるもの熱しやすくさめやすいわけで、阪神が優勝しそうになるとにわかに阪神ファンが増える、みたいなものだろう、かな。

 

驚いたのは、わだらんの地元滋賀県の知事選挙、現職敗退、である。

個人的には、ある一点を除いて、今の県の方針に不満はなかったし、いい方向を向いていると思う。

そう、その一点とは、新幹線新駅である。

結局のところ、県民の趨勢は、「使わない駅は不要」という一点に集約される、と思う。

これが、まだ、琵琶湖線に直結されているような場所なら、少しは変わっていたかもしれないが、

わざわざ草津線に乗り換えて新幹線新駅に行くなら京都や米原に出る、と考えるのが当然である。

とはいえ、世間でそれほどまで反対論が浸透しているとは思わなかったので、結果を見て少々びっくりしている。

まぁ、県民の熱気が建設不要、の方向であったか。

もちろん建設不要論のわだらんとしては、うれしい話だが。

ちなみに、わだらんは新幹線新駅以外は現職支持、で、白票を入れてきた。投票率upには貢献したはず。

選挙にはちゃんと行く、がわだらんの信条である。

 

昨日、日曜日の夕方、雨が上がったので、新幹線新駅の建設予定地に行ってみた。

既に水田のうち、予定地にあたる部分は土が入れられ、基礎工事の準備中の様子。

ここらあたりにわざわざ都市整備をする必要があるのかな、とは実際に見るとよけいに思う。

水田でよかろう、もっとも農政の難しい話はわだらんは分からないが。

 

そばを草津線電車がちょうど走っていく。

せめて貴生川までの15分化ができないものか、県の117億円の有効利用をお願いしたいものだ。

 

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