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わだらんの鉄道自由研究表紙へ
06年 9月
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282. 9/29 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ おはようからおやすみまで暮らしを見つめる...
281. 9/27 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ いよいよ新快速の関西脱出
280. 9/26 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 新快速は日常、新幹線は非日常
279. 9/24 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ お弁当にお茶はいかがですか
278. 9/22 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ ヲタも天気には勝てぬまい
277. 9/21 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 朝から憂鬱なお話で...
276. 9/19 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 前を注視する目、興味の眼
275. 9/16 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 個人情報漏洩、か
274. 9/15 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 九州、好きですよ。電車も温泉も。
273. 9/12 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ まだ当該列車のほうがましか
272. 9/11 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 軌道系復活の後押しになるか
271. 9/8 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 鉄子の部屋
270. 9/6 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 挙動不審者?
269. 9/4 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 月見の名所はどこだろう?
268. 9/1 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 放課後の延長?
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ おはようからおやすみまで暮らしを見つめる...
9/29
ちょっと油断をしたら、少し寝坊をしてしまった。
もちろん出勤時間に遅刻するような時間ではないのだが、いつもの707Mに間に合わず、711Mの乗車になった。
野洲6:07発、いつもより20分遅いだけだが、この時期の20分は意外と大きく、
いつもならまだ薄暗い中を駅へ向かうが、もう空は明るく、今日もいい天気になるようなやさしい青空である。
711Mは米原発。とはいえ、なぜか石山で降りるおじさんを知っていて、
その隣りに座れば、いつものマイシートになってしまうというありがたい話。
しかも、わだらんが最も好きな221系8連(A編成という)で、なんとなくうれしい。
ただ、この時間に大阪駅に着くと、さすがに人が多く、自分のペースで歩けないのはちょっとつらいのだが。
さて、そんな9月最後の金曜日、摂津富田で友人と食事をして、帰宅。
高槻で電車を待っていると830Tがやってきた。大阪20:39、高槻から普通の野洲行き、いわゆるT電である。
何げに電車を見ていると、運番に9439の表示。あれ、と見ると8両だ。
せっかく8両のA編成、あとの新快速より10分遅いだけ、ゆっくり座って帰ろう。
ところで、この830T、実は朝野洲5:48、いつもの707Mに運用される車である。
朝野洲を出て、姫路から米原へ、午後網干へ、そして野洲へと戻ってくる。
網干で差し替えされることもあるが、基本的に朝乗った車に、また夜乗れるわけだ。
この運用、他車との連結がない、全くの単独運用。
なので、野洲で朝何か不具合などあれば、すぐ他の編成で代走ができる、そんな予備編成あて、の運用でもある。
でも、野洲にはA編成の予備はないので。何か他の電車、733Mあたりと振替したのだろうか。
あるいは夜、830Tを仕立てる時点で編成振替したのだろうか。
こんなときに朝寝坊して707Mに乗り損ねた、もったいない。
28日の晩、野洲−守山間で、上りの新快速が事故にあった。
深夜に近かったが、それでもいろいろと混乱があったようだ。
なにかそんな影響があったのだろうか。
昨晩の事故でかわいそうだったのは、下り最終の京都行き。
野洲のホームを出たところで防護無線を拾い、1時間の足止め。
上りはもう帰るだけで接続列車もないが、下りの最終はまだ大阪までつながる。
深夜の事故に巻き込まれるのも、やっぱり大変だと思う。
明日は代走などないように、朝運用に着いた電車が無事に夜まで運用が乱れずに走れますように。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ いよいよ新快速の関西脱出
9/27
大阪中央郵便局にものを出しに行って、久しぶりに桜橋口から電車に乗る。
郵便局で思わぬ時間がかかり、というか、列の進みが悪く、予定していた18:15の3502Mに乗り遅れてしまった。
12両の最後尾でのんびり、と思っていたのだが、大はずれである。
ホームに上がってみたが、すでに18:30の3506Mには列ができている。
ここはあきらめ、18:22の永原行き3504Mに乗ってみることにした。
この15分パターンダイヤに入らない新快速は、高槻での入線待ちもなく、夕方の新快速ではありながら、しっかり走る。
なかなか気持ちいい。
高槻でまとまった降車があり、車内は落ち着く。
もちろん全員着席とまではいかないが。
やがて京都着。思ったより降車が多く、座席も少し空きが出た。
もちろん、新たな湖西線客の乗車で車内は再び埋まった。
わだらんは京都で810Tに乗り換え。
もともと大阪18:08の快速なので、京都まで新快速で飛ばして約15分時間短縮、ということになる。
幸いにもわだらんの立った前の着席客が山科で降り、難なく着席。
大阪駅で18:30の新快速を待っていても、京都で座れる可能性は五分?
まぁ、楽な乗り継ぎの部類にはいるのかもしれない。
今日、521系の試運転があったそうだ。まもなく敦賀直流化のダイヤ改正。
この3504Mももうすぐ敦賀行きになる。
客層は変わるのだろうか?
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 新快速は日常、新幹線は非日常
9/26
地元のニュースなので、あまり全国的に取り上げられることはなかったようなのだが、
昨日、ちょっとした判決結果を聞き、気分がいい。
というのは、大津地裁で、栗東市の予定していた地方債の起債を認めない、というものである。
6億円の道路予算のために43億円も地方債を起債するのもおかしいし、また道路工事のために仮線を作るというのも聞いたことがない。
もちろん、新駅を作るために仮線を作るというのは珍しいことでなく、仮線を作るために道路を造るというのも当たり前ではあるのだが、
道路を造るために線路を曲げる、というのは聞いたことがない。
(連続立体交差事業で、仮線を作ることは、大きく見れば道路を作るために仮線を引いたというのはあるのかもしれないが、
実際この場合既に道路は立体交差になっているのである)
道路を拡幅するために仮線を引くというにはかなり解釈に無理があると司法が判断したわけで、わだらん的には当たり前ではあるが、
やはり判決は評価すべき、と思っている。
もとより地元自治体が負担する誓願駅と言いつつ、実際こういった地方債を起こしてまで、ということになれば、
財政的に裏付けのないままの計画(借金も予算のうちといえばそれまでだが)であったのかな、と思う。
無理に借金を抱えてまで駅を作る必要があるのだろうか。
とはいえ、もしこれが新幹線駅でなく、東海道線や草津線の新駅ならばまた違っていただろう。
栗東市は新幹線の他にも草津線で二つの新駅計画があるし、野洲市も野洲−篠原間で新駅の計画がある。
こういった駅では無駄遣いという話がでてこない。
おそらくは額の問題もさることながら、地元にどれだけ貢献するか、利用度がどれだけあるか、ということなのだろう。
大阪18:15の3502Mは残念ながら草津止め。大量の人間が808T大垣行きへと移動する。
ホームで待っている808Tはのんびりムードだが、3502Mがつくと一気に殺伐とした様相を見せる。
大量の乗客が流れ込み、椅子取りゲームも、あるいは立ち場所取りも。
これだけ栗東以遠の客がいるわけだから、潜在的には新幹線新駅の利用客はあろうかと思われる。
もし、新幹線新駅が草津線新駅(実際新駅ができるかすら不透明だったのだが)接続でなく、
琵琶湖線新駅なり既存駅接続なら、あるいはもっと長距離通勤が当たり前なら、さらには道路事情が悪くなく、
朝夕でも安心して駅への所要時間が読めるようなら、状況は変わっていたかもしれない。
やはり時期と場所が「もったいない」と思わせるのだろうか。
これだけ新幹線が庶民の足になっていても、やはり新幹線に乗ることは「非日常」ということか。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ お弁当にお茶はいかがですか
9/24
彼岸で三重県津市に戻っていた。
最近では幽霊列車が走ったとかで、一躍有名になってしまったが、もともとこの幽霊列車は名松線井関駅という、
本来の津市とはかけ離れたところであって、一般人には恐ろしい田舎に見えたに違いない。
いや、実際あのあたりは田舎なのだが。
いまや青山トンネルを抜けると津市。榊原温泉はおろか、青山高原に並ぶ風力発電のおおきな風車ですら津市である。
いやいや、恐ろしい。
そんな津市の某スーパーでうろうろしていたところ、「三重県産小麦」と大きく書かれた冷凍うどんを見つけた。
どこのもの?と裏を見ると、「近鉄観光 名張食品工場」とある。
ふ〜ん、近鉄観光がうどんを作っていたのか、市販ルートに卸していたのか、とちょっと驚いた。
ということは鶴橋や八木の改札内うどんは三重県産小麦?
近鉄観光、といえば、わだらんにとっては近鉄特急の中の車販を思い出す。
まだわだらんが子供の頃、特急に乗れるのは一大事だったが、ましてや車内で何か買うというのはもっと一大事であった。
たまにアイスクリームなどを買い与えられたわだらんは、まさにこの世の天国、であった。
月日は流れ、わだらんが自分で車版からものを買う頃には、ありがたみを感じることもなくなり、ついには車販自体が天国へ行ってしまった。
近鉄特急自体が長距離移動の非日常空間から、いつの間にか座席確保、
着席目的のいつもの利用へと変わってしまった中では、車販の存在は難しいのだろうな、と思う。
実際、車版を必要とするような、長い移動がどれだけあるのか、またそんな客はたいていホームで調達するよな、と。
近鉄特急の車販のコーヒーは発泡スチロールのカップだったが、昔はビスタカーの絵が描かれていた。
車販がなくなる直前、コーヒーを飲みにわざわざ名阪甲特急に乗って、コーヒーを飲み、
そのカップを持って帰ってきたのだが、最近どうも誤って処分してしまったらしい。もったいない...
今ではとても信じられないが、かつて湖東線、現在の琵琶湖線区間の普通電車には車販が乗っていた。
もちろん、すべての電車に乗っていたわけではなく、おそらくは特定の一部列車だと思うのだが、おばちゃんが弁当を売りに来ていた。
それが米原の弁当屋だったか、草津の弁当屋だったか、覚えていないが。
彦根や近江八幡からの対京都大阪移動はその後新快速へ移転して、普通電車で長距離移動することはなくなったし、
新快速自身が日常の移動手段になっていて、弁当を開けるのは難しい。
車販が弁当を売りに来るような空間も時間もどこかへ飛んでいってしまった。
明るい日ざしの中、のんびりと外を眺めながらビールを飲み、弁当をつつく、
そんな旅行はもう時代遅れなのだろう。
といいつつ、休日の午前上り新快速では車内で弁当を広げるグループが目に付く。
中高年のおばさんたちのグループである。
そんな人たちにはまだまだ新快速の移動が、非日常なのだろうな。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ ヲタも天気には勝てぬまい
9/22
南延岡で列車が倒れてしまった。
ほとんど停車した状態で倒されてしまった、らしい。
停まった列車が倒されたのはかつて湖西線であったが、やはり予測できない突風というのは恐ろしいものだ。
とはいえ、これ以上風なり自然災害での運転規制が強くなるのも困りものではあるが。
もっとも、風で停まった列車が倒された例は湖西線でもあって、比良だったかで停まっていた貨物列車(コンテナ車)が倒された、という事故があった。
そのときは貨物、というだけで大きな問題にはならなかった、と記憶している。
かつて気象観測が十分でない頃は、台風の強さも位置も、そして被害の予想もはっきりしていないので、列車がずいぶん危険な目にあっている。
洞爺丸の転覆も、今の気象観測データがあれば、おそらく起こらなかっただろうし、
瀬田川で客車が倒されたときも、今のデータがあれば列車の運転自体が見合わせになっていただろう、と思う。
もっとも昔は列車の運転休止自体が許されない風潮であったことは事実なのだろうが。
まだ断言はできないが、今年はどうやら近畿は台風の直撃は避けられそうだ。
ただでさえよく乱れる本線ダイヤ、せめて自然災害の影響だけでも免れないものか...
明日は滋賀県内交流電化の最後の日。
475系6連の国鉄色にヲタ集合予定、と。
いい天気でありますように。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 朝から憂鬱なお話で...
9/21
朝、いつものように野洲駅へ向かう。が、どうも様子がおかしい。
いつもなら、ちょうど2番線から回5620M、野洲発の米原行き回送電車が分岐器でがしゃがしゃ音を立てながら出発していくのに、音が聞こえない。
駅の見えるところまで行くと、まだ2番線には電車が止まっている。
5:48の下り電車は1番線から、と駅の案内放送も聞こえてくる。
はて、どうしたものか、と改札を抜け、707Mに乗車。
車掌氏曰く、「人身事故があって」、「おや、ではこの電車もだめか?」「いや、河瀬で」、と。
おかげで707Mは定刻出発であった。
707Mの前には、広島県福山市の某大手通運業者の大型私有コンテナを積んだ東福山行き高速貨物が通る。
いつもわだらんはこの列車との遭遇位置で駅への時間配分を決めるのだが、そういえば、今日はやってこなかった。
そのあとを通る急行きたぐにもやってこなかった。
707Mはきたぐにの通過後すぐの発車なので、2番線発車(野洲の下り列車は通常は1番線使用)なのだが、きょうはこの2本がともにこなかった。
2番は上り回送列車が塞いでいて、707Mが1番線から出るのはわだらんにとって初めての経験である。
お昼に職場でネットの新聞を見ていたところ、この事故のことが乗っていた。
なんでも、交際を迫った女性を斬り付けて、自分は列車に飛び込んで自殺、だと。
なんとも人騒がせな話である。しかも飛び込んだのが福山行き貨物列車とのことだそうで、
まさにいつもわだらんが目の前で見ている1059列車なわけだ。
きたぐにには関西空港への客がいつも何人かいるのだが、無事に間に合っただろうか?
銀河は新幹線振り替えになったのだろうか。
女を斬り付ける男は最低だが、しかも自分が自殺するのに他人に迷惑をかけるのはもっと最低。
とはいっても、自殺するような心理状態では、他人の迷惑なんか関係ないのだろうな。
でも巻き込まれるのは勘弁願いたい。
707Mは幸いにも定刻で走り、わだらんはなんの障害もなく、職場に着いた。
人騒がせな男のおかげで朝振り回されたみなさんはご苦労様。
しかし、悲惨なのは夕べ広島発の東京行き高速貨物52列車。
廿日市の人身事故で遅れて走っていて、河瀬の事故に巻き込まれ、結局東京着は8時間半遅れ。
もう夕方である。
せっかく午前中到着を売り物にしている高速貨物のスジがかわいそう。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 前を注視する目、興味の眼
9/19
さすがに日が短くなって、がんばって17:30の3496Mに乗ったのに、もう野洲に帰る頃にはまっくらになってしまっている。
別に暗いところが怖いわけでもないのだが、日が短いのはなんとなく寂しい気がして、好きになれない。
なので、わだらんは、どうも秋の日暮れが苦手だ。
そんな中、夕暮れ時の新快速はがんばって走っている、といいたいところだが、実際はそうでもない。
日中の新快速が新大阪−高槻を10分50秒で走っている(3238M)が、3496Mは11分45秒で走る。
たかが1分程度なのだが、比率では約1割、つまり130kmを117kmにして走るような感覚である。
なので、今日の3496Mも吹田まではいつも通りながら、岸辺の手前でノッチを切ると、
そのまま茨木までころころ転がって、茨木手前では90kmを割るあたりまで落ちてしまう。
それでも高槻には定刻着なので、たかが1分でも大きいものだ、と思う。
それゆえ、たかが1分でもゆとりダイヤの効果はそれなりにあるのだろう。
新快速の先頭部分はいつも混んでいる。
もちろん、階段が近いという理由が主原因であって、一部の人種がいつも多いわけではない。
実際、12両の場合は先頭位置が御堂筋口階段から遠くなるので、空いているのである。
そんな一般人たくさんの先頭部分、一般人でも結構前を見ている。
物珍しさで、という感じの人もいるし、いつも前に乗っているような一般人もいるようだ。
先頭部分が危ない、という一部の流布は決して浸透していない、と思う。
まぁ、実際茨木で先頭部分に人が飛び込んだりしているし、感覚的には先頭部分の方が事故に遭う率は多いようには思うけれども。
比較的一見さんの多かった3496Mも京都に着くと状況一変、毎日利用の通勤客や通学客が大量に乗ってくる。
こうなると、前を無理に見ようとする人間も少なくなる。
もちろん日の短い今頃ともなれば、もう前を見るのも楽しくないのだが。
まぁ、先頭に乗ったのも位置的な問題、好きに乗っているのはごく一部。
いつもと変わらない夕方の電車であった。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 個人情報漏洩、か
9/16
本町へ出かける用事があって、久々に御堂筋線に乗った。
最近は、ICOCAでそのまま地下鉄に乗っているので、きっぷを買わない。
阪急梅田駅は切符売り場がずいぶん奥へ引っ込んでしまったし、
大阪駅御堂筋口もかつて切符の自販機が並んでいたあたりはスーパーと化粧品屋になっている。
実際切符を買うことはうんと少なくなったし、先日模型ショーの帰り、
中ふ頭駅で、バス乗り継ぎの切符を買おうとしてちょっとたじろいでしまった。
指定券も定期券も自販機で買え、ICカードチャージも機械でできるのだから、窓口も切符売り場も減らせる、ということか。
ただ、よそ者にわかりやすい機能にしておいてもらいたい、とは思う。
帰りの大阪駅改札で、あれ、と思った。
わだらんの前を進んでいた女性、改札にポーチごと触れていたのである。
確かにある程度の距離でICカードが読めるのは知っていたが、
なるほど、そういうこともできるのか、とあらためて気づいた次第。
昔、改札があった時代には、よく前後の客の切符を見ていた。
定期であれば、どの区間だろうとか、切符ならどこへ行くのか、などと。
別に個人の行動を詮索するつもりは全くないが、どこへ行くのか、ただ単に興味があった。
定期なら、どこか長距離通勤がないか、とか。
まだ自動改札になっても、前の人の定期を読みとることはできたが、
ICOCAになるとわだらんも含めて基本的にみんなが裏をむけるので、ほとんど読めない。
まして、こんなきっぷを鞄から出さないようでは、手が出ない。
もちろんストーカーなどするつもりは毛頭ないのだが、どこを乗っているのかちょっと気になっても、もうわからない。
まぁ、気になっても仕方ないが。
そうやって改札を通って、ホームに上がると、幸いにも12:00の3238M,は12両。
新8番ホームの12両先頭はエスカレータを上がると向きを変え、
ホームを先端方向へ歩かねばならず、休日はかなり人が少なくなった。
おかげで楽々着席、足を伸ばして極楽気分。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 九州、好きですよ。電車も温泉も。
9/15
以前より半井小絵さんのファンであることは公言しているのだが、他にあまり女優というのに興味がない。
というか、日頃テレビをあまり見ないのでだれが誰だかよくわかっていないのだ。
仲間由紀恵と、長澤まさみは、毎日眺めている時間が長いので、よくわかっている。
そういえば、最近はサラ金のキャラクターがわからない。
どうも若いのは苦手だ。
某広告扱い社のPRポスターではないが、実際わだらんは電車内の広告をよく見ている。
週刊誌の見出しは男性誌女性誌問わず面白いし、イベント告知だの美術館の催事案内だの、ファッション店のバーゲンだの、見ていて楽しい。
もっとも、広告を見るだけで、実際足を運ぶことはまずないが。
大阪17:45の新快速。先頭位置に滑り込みで、結局運転士氏後ろでかぶりつき。
夕方の新快速はちょっと遅め、茨木から惰行で進んでいく。
高槻での人の入れ替わりに乗じて通路奥へ入り込み、京都で着席。
と、まぁいつも通りで無難な帰路だったのだが、車内を見回して驚いた。
乗っていたのは九州ディステネーションキャンペーンの貸切電車であった(Mc3024のW19編成)。
犬が温泉地を散歩しているポスターと、ぐるりんパスのポスターがずらずら。
ぐるりんパスは関門海峡と長崎の2つで、どちらも長澤まさみが笑っている。
長澤まさみも嫌いではないが、やっぱりいろいろな顔があるほうが楽しいな。
せっかくの3連休、九州へおいで、とキャンペーンを張っているのに、台風接近だ、と半井小絵さんが伝えている。
運が悪いというか、予想の範囲内か、大きな被害がでなければいいが。
みなさんにもよい秋の休日になりますように。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ まだ当該列車のほうがましか
9/12
軽い油漏れを起こしていた自区のクハが臨時の交検に出かけた。
ところが、実は結構な重傷で、そのまま全検を受けることになった。
全検を受けるための書類作成だの必要な備品だのを揃えるため、急遽昼に大阪駅へと向かい、自区へ帰ることになった。
大阪駅へ着いたのは13:23。
ホームに上がると770Tがいるので、それにまず乗り、新大阪で3464Mの最後尾1号車へ移動する、
と時間帯こそ違うものの、いつも通りの行動である。
新大阪に着いた。
おや??はるか下りが運転見合わせ、と11番は鳴いているぞ、でも13番は何もアナウンスなし。
やがて「13:30頃、摂津富田−茨木間で人身事故発生、運転見合わせ」と13番も案内が入る。
もう少し情報が早ければ、京都まで新幹線で飛ばす、という手もあるのだが、今から新幹線に乗っても、
おそらく京都で抑止前の電車を捕まえるのは難しいと思え、ひたすら辛抱である。
当該はこの一本前の3462M、場所は摂津富田手前の富田村踏切とわかる。
結局3464Mは新大阪で抑止、のちに茨木第一場内まで進行、そして茨木駅出発で再度抑止と歩みはのろい。
茨木ドア扱いなしで停車中、上り内側も現場徐行で運転再開との情報を駅員が車掌に伝えてきた。
茨木駅では、駅員が外側のロープを外し、内側1168Cへ乗客を誘導すると段取りを組んでいる。
ところが、3464M車掌は、指令と連絡が取れない、とドア扱いをしない。
ついに1168Cは出ていってしまった。
その後770Tが内側入線し、同様に乗客を受ける、という。
が、無線はずっと通話中で指令と連絡が取れず、状況は進展しない。
ついに、一般乗客にせっつかれてドア扱いをしたものの、結局指令の許可なしに開けるのなら、
なぜ駅の業務放送の時点でドア扱いしなかったのか、納得ができない。
さらに時間は過ぎ、結局外側も開通し、茨木では内外ともに出発青。
770Tと3464Mはほぼ同時に出発し、現場富田村踏切を通過していく。
案の定、高槻では先行する3464Mに場内停止がかかり、770Tが先行して高槻3番へ入線、先行していく。
3464Mはその後快調に飛ばし、長岡京で770Tを抜くものの、向日町を過ぎて減速。
京都第一閉塞でついに機外停車。
先行に117系(2844Mとのちに判明)がいるのが見え、進まない。
その間に770Tは場内進行をひき、京都2番へ。
117系は770Tの通過後、3番入線、そして3464M入線と。
結局3464Mは京都から臨時普通扱いとなり、先行する770Tには追いつくことができなかった。
つまり、茨木で駅係員の放送通り、3464Mから770Tに乗り換えていれば、結果的に野洲には早く着いた、と。
なんともちぐはぐな感しか残らない、後味の悪い野洲への帰宅、3464Mの野洲着は15:36で、大阪から2時間を超える大旅行であった。
そして20時過ぎに駅を覗いてみるとまだ遅れが戻っていない。
駅が主役なら、もっとスムーズではないか、と思わずにはいられない。
自区のクハは工場で全般検査に時間がかかりそうだ。
しばらく工場と自区の間の配給列車を運転しなければならないわだらんであった。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 軌道系復活の後押しになるか
9/11
最終の18きっぷ週末に、富山、神岡まで北陸線を往復してきた。
目的は神岡鉄道だったのだが、もちろん、新装なった富山港線に城川原まで乗ってきた。
すでに暗い時間であったし、岩瀬浜までは過去に何度か電車でもキハ120でも出かけていたので、
手っ取り早く城川原までの往復をしてみた。
電停も電車もとても洒落ていて、それ自体が観光名所になるようなものであったが、何より人が多いのに驚いた。
土曜の夜8時を回っても上り向きに座席が埋まる程度は乗っている。
さらに日曜日朝10時の電車を富山駅で見ていたが、満員御礼、小さな家族連れは見送っているほど。
一般人ばかりで、もちろんヲタもいたのだが、ヲタ以上に一般人の試し乗りと見受けられるものも多く、
開業からもうすぐ半年になるというのに、その人気のほどには敬服。
以前の富山港線の閑散としたイメージにはほど遠く、電車の活性化とはこういうことか、と改めて思い知らされた次第。
京阪神の新快速も運転開始当時に較べて量質とも大きく成長したのだが、
富山港線の場合大げさに言えば一夜にしてよみがえったわけで、魅力ある乗り物であれば、
まだまだ公共交通機関も捨てたものでない、と強く思う。
ところで、最近、飲酒運転の事故がやたら世間をにぎわしている。
以前首都高速用賀でトラックが突っ込んだときも大騒ぎになったが、今回はもう少し根が深いだろうか。
飲酒で他人を傷つけるのは絶対にいけないことだが、相も変わらず事故は減らない。
土曜日も飲酒運転の車が須磨で線路に落ちたようで、重ね重ねばかばかしい話だと思う。
と、考えると都市内の公共交通機関、特に夜間帯の充実を図ることも課題に挙がらないだろうか。
電車、特に軌道系の利用者が増えていくようになればうれしいな、と思う。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 鉄子の部屋
9/8
夕方の某らいおん局のTVニュースで、鉄子、つまり女性の鉄ちゃんのことを取り上げていたそうだ。
雑誌に投稿する女性や、乗りつぶしに挑戦する女性を取り上げていた、と。
まぁ、最近は、餘部鉄橋のようにおばはんでも列車の写真を撮ったり、
鉄道に乗ることを目的とする旅行をする女性も多いから、珍しくはないが。
女性の乗務員が増えたことも多少影響あるのだろうか、と思う。
ニュースの取り上げ方によれば、女性の鉄ヲタ、鉄子は主に乗り鉄だそうだ。
実際、撮り鉄はまだ少ないようだし、定点観測なり運用ヲタなりの鉄子ではまたちょっとおそろしいのかもしれないが...
大阪駅20:00の3522M。ホームに上がると電車がちょうど入線してきた。
このままでは絶対座れないし、かといって次の3524Mを待つのもしんどい。
と、とりあえず6号車の後ろから乗ってみる。
幸いにも目の前の着席客は新大阪下車、難なく着席。ありがたい。
3522Mはとにかく混む電車。何か運を使い果たしたか?
世の中18きっぷの最後の週末。
軒並みムーンライトは満席。
えちごですら満席らしい。18きっぷ消化で民族大移動か。
と考えていると、京都で隣りに座ったおねえさん、大きな鞄を持っている。
どうもこれから東京まで行くようだ。このおねえさんが鉄子かどうかは別にして18きっぷで長距離移動、らしい。
ただ単に安く上げるためか、あるいは電車が好きかはいざしらず、まぁ旅行好きの女性が多くなるのはいいことだろう、と思う。
電車が混むのは勘弁だが。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 挙動不審者?
9/6
先頭車に飛び乗った3502M、幸いにも新大阪で下車客あり、着席。
京都も過ぎて車内は空き、立ち客もほとんどいなくなった。
その3502Mからわだらんと同じ草津で808Tへ乗り継ぎした客の中、
母親に抱きかかえられた小さな男の子が、すっかり暗くなった中、前面展望を楽しんでいた。
当然立つとガラスに届かず、だっこされなければ前が見えない。
暗くなった景色の何を見ているのかわからないが、少なくともすれ違いの「ひだ」を見て、
「とっきゅう」と叫んでいたから、それなりの知識があることは間違いない。
トーマスキャラクターのレインコートをまとっていたので、鉄ヲタの走りか。
子供が前をしきりに見ているのはかわいく、微笑ましいのだが、大の大人が子供のごとくかぶりつきをしているのはちょっと怖い。
特に18の季節の新快速先頭、ヲタは前を見ながら視点が定まらず、
吹田や向日町ではかならず窓から横を覗き込み、草津を過ぎて車内が空いても座らない。
「ながら」を受ける下り新快速ではなぜか運転台後ろが人気。
前を見るなら、あるいは運用調査なら助手席側が定番なのに、なぜか運転士の後ろにへばりつく。不思議な形態だ。
先日、浜大津で、坂本行き電車を待っていた。
大津市立歴史博物館へ行くためだったのだが、狭いホームに挙動不審な男が一名。
嫌な予感がしたが、やはりその通り、入ってきた電車にまっ先に乗り込むと、案の定運転席の後ろに座る。
しかも別所で下車し、駅で博物館への道筋を聞いている。
やはり、であった。落ち着きのなさは、鉄ヲタ共通か。
幸いにも博物館の江若鉄道展は一般人多く、そのヲタに会場では気づくことはなかった。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 月見の名所はどこだろう?
9/4
月曜日は早く帰りなさい、と勤務先のキャンペーンがあって、きょうも大阪17:45の3498Mに間に合う。
とはいえ、もう9月、日は既に傾き、野洲に着く頃にはもう夜。
つい少し前まで、まだ野洲に着いても明るかったのに、残念だ。
8月31日の晩、野洲に着くと、ホームのLED列車案内が稼働していたのだが、同時にホームでの自動音声案内も始まった。
電車が着くと、「野洲・野洲」と自動合成のおねえさんの声が聞こえてくるようになった。
昔、客車には放送設備というものがなく、乗客は着いた駅がどこだかわからない、という不便さを緩和する方法として、
駅で列車が着くと駅名を大きくホームで呼称した、と聞いたことがある。
その意味では、今の電車には放送設備も、そしてLEDの案内もあり、ホームで駅名を呼びかける必要はないのかもしれないが、
座ると熟睡するわだらんは「大阪です」の声に何度起こされたか。
これからは野洲でも放送のコンピュータ声に起こされるか。
駅の周囲の田んぼも稲刈りが始まった。
空気も澄んできて、朝晩はずいぶん涼しくなった。
駅からの帰り、空には半月が輝いている。
まもなく十五夜。季節の進みがわかるのは田舎の特権か。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 放課後の延長?
9/1
9月になった。夏休みも終わって、また高校生が大量に電車に乗ってくるようになった。
滋賀県内、わだらんが見る限りでは、一般客も多いからか、そんなに高校生の乗車マナーが悪いようには見えないが、
姫路岡山間や東北あたりでは、社会問題化しているそうな。
野洲や大津あたりの高校生は座席に座ることもせず、床に座ることもせず、まぁ普通に電車に乗っている。
もちろん喫煙者などいないし、それだけまじめというか、平和というか、いいことだと思う。
わだらんが高校生の時代は岐阜市内に住んでいて、名鉄美濃町線や岐阜バスに乗って通学していた。
穂積から通学してくる同級生がいて、東海道線電車、いつも80系や153系に乗ることができる、とずいぶんうらやましがったものだ。
もっとも当の本人は、もちろん電車に興味があるわけでなく、運転間隔が極めてバラバラなダイヤにいつも文句を言っていたが。
関東の人間からすれば、滋賀県内の電車通学生は毎日転換クロスの221系や223系利用なのがうらやましいと思えるのだろうか?
滋賀県内の高校生はいつも乗っているだけで、ありがたみがわからないかもしれないが。
久しぶりに3502M、18:15発草津までの新快速。
12両の先頭に大阪で着席し、草津まで熟睡。
草津で乗り換えた大垣行きは高校生がいっぱい。
学校が始まって積もる話が多いのだろうが、せめてもう少し静かに会話してくれないものかね。
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このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |