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わだらんの鉄道自由研究表紙へ
06年 10月
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298. 10/31 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 都心回帰だけでなく、郊外もいいよ
297. 10/29 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 続・同業者を罵るような人間では困る
296. 10/28 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 同業者を罵るような人間では困る
295. 10/25 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ のぞみを捨てずに、と
294. 10/24 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 世間のおばさんでも葬式鉄
293. 10/22 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 琵琶湖は関西の観光地
292. 10/20 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ ここはどこ?
291. 10/18 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 隣の芝生はおいしそうに見える
290. 10/16 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 宝塚線のくしゃみは琵琶湖線の肺炎
289. 10/15 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 「直角シート」は死語か?
288. 10/12 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 空いた電車でまだ救われたか
287. 10/10 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 月見団子はおいしいのだが..
286. 10/9 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 線路内に立ち入りを許可しています
285. 10/6 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 安全輸送と安定輸送
284. 10/5 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 特急ホームに売店は不可欠
283. 10/2 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 脱個性?没個性?
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 都心回帰だけでなく、郊外もいいよ
10/31
大阪駅で18:15の3502Mを先頭位置で待っている。列の前には3人いるが、3502Mの12号車一番前なら座れるはず。
気持ちもちょっと楽になって、まわりをうろうろ見回している。
列車の発車案内は18:15が京都方面草津、その下に18:22湖西経由敦賀、さらに18:30米原方面敦賀、と並ぶ。
もちろんこの時間帯のみの話ではあるが、敦賀行きが8分差で二本続けて発車するというのは、敦賀の方々にすればうれしい話であるに違いない。
よくよく考えると、福井県を終着とする列車が大阪を通るのは本当にまれなような気がする。
ほとんどの北陸線列車は石川県内または富山県が終着であって、福井を終点とする列車は過去何か例があったのだろうか?
(臨時の雷鳥福井発、というのはあったような気がするが)
折しも、今日はいよいよ日本が人口減少の時代に入った、と報道されている。
人口が減っていくということは単純に考えると鉄道の利用も減って行くわけで、まさにこれからはいかに交流人口を増やすか、であろう。
少なくとも、29日午後に湖北に行った感じでは、直流化は成功のようである。
今後、今のご祝儀利用が定着するように願わずにはいられない。
南草津駅西側の区画整理が終わり、いよいよマンションが建ちはじめるようだ。
近江八幡駅周辺でも数棟の工事をしているようだし、守山や草津の新築物件はあいかわらず続いている。
何せ野洲ですら久しぶりのマンション建設があるのだ。
当面滋賀県の人口は増えて行くらしい。いまの姿の適度な田舎と、足の良さを大事にしながら、活力ある地域であってほしい、と思う。
適度な地価の安さが魅力であってほしいし、あまり急激な都市化も歓迎はしないけど。
まぁ、わだらんの願いは、通勤客が増えてくれて12両新快速が増える、と。
すぐには無理だろうな。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 続・同業者を罵るような人間では困る
10/29
京阪電車錦織車庫の大津線感謝祭に行ってきた。
たいそうな賑わいで、なかなか手作り地元密着で楽しかったし面白かった。
もともと大津線にはどことなく愛着を持つわだらんであるが、自然と笑みの出てくる雰囲気でいいなぁ、と思う。
小さな子供が帽子をかぶってミニ電車に乗っている姿はかわいいし、またわが子を追いかける親の姿も面白く、見ていて飽きなかった。
わだらん的には、作業場に警笛ペダルがあって、踏むとあの、特徴ある「ぼわぁーん」が聞けてよかった。
いい大人がペダルを踏んで喜ぶさまはまぁ、滑稽であったであろう。
ヲタの罵声が飛びかうこともなく、まったりとした、いい催しだった。
ところで昨日、鉄ヲタ同業者について少し書いたところ、読んでいただいた方から返信をいただいた。
ちょっと深刻な内容の話である。
ヲタの中には自己中心の人間が多い、これは否定できない。
ただ、それが他人に対して(物的であれ、精神的であれ)危害を加えるというのは容認できることではない。
例えば自分の見つけた撮影場所に他人が入ってくるような場合、喧嘩になることもあろう。
しかし、本来は後から入った人間が遠慮すべきなのだが、最近は礼儀だのモラルだのといった常識が通じないこともあるようで、
罵声のみならず威嚇だのと争いを越えるようなことも起こるようだ。
なんとも嘆かわしい事実であるが、とにかく事実である。
ヲタの中には知っている知識を自分の戦利品のように仲間内で独占したり、本来口外すべきでない情報を平気で流したり、
あるいは鉄道の備品類を勝手に持ち帰ったり、と常識では考えられないようなことも起こっている。
先日東北線の撮影地で、列車の前を横切った地元の自動車に対して罵るヲタの画像がネットに載っていたのだが、
恥ずかしいというかアホというか。
他人を罵倒して何が楽しいかと思うが、少なくとも相手に威嚇するのはどうしようもなく困ったものだ、と思う。
威嚇された方にすれば、ヲタほど恐ろしいはない、と感じるのかもしれない。
少なくともわだらんの話を読んでいただいている方々には、そんな他人を罵倒したり威嚇したりする、
相手を精神的に追いつめるようなことをする人間はいない、と思っているし、そうだろうと思う。
みんなが楽しく長い将来に渡って趣味を共有できる集合体であってほしい、と切に願うものだ。
西大津から野洲まで、近江塩津経由で帰ってみた。久しぶりの大回りである。
塩津はたいそうな賑わいで、頼もしい限り。まずは直流化、好調のようだ。
親子連れが数組、電車の写真を撮っている。
この子供たちにいい見本となるような紳士のヲタでなければならぬ、とあらためて思っている。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 同業者を罵るような人間では困る
10/28
木曜日に少しがんばって仕事を片づけ、金曜日朝は少し寝坊。
といっても、いつも通りに707Mで家を出て、塚本まで行って、小一時間電車を見ていた。
運用調査である。
塚本という駅は、ホームからの撮影としては下り方、上り方とも比較的上手にまとまるところで、カメラを持ったヲタの多いところだ。
わだらんは下り方ホームの下り先頭端にいたのだが、上りホームにおじさんが2名、「なは・あかつき」の写真を撮るとさっと引き上げた。
なんとなくだが、大阪への出張者のような雰囲気であった。
仕事前にちょっと鉄ヲタモード、なのだろうか。
そのしばらくあと、下りホームに、カメラ小僧がやってきた。
ぱっと見たところ中学生程度に見えたのだが、よくわからない。
まだ子供であることは確かだ。でもいいデジカメ一眼を持っていた。
持ち物にも驚いたのだが、挨拶してきたのはもっとびっくり、である。
わだらんは、カメラを持たず、ただ時刻表(しかも無料の冊子のもの)と運用調査メモを持っているだけだが、やはりヲタに見られたか。
まぁ同業者はすぐに見破れる、と最近とみに思うのだが、子供でもわかるものなのだろうか。まぁ、慣れなのだとは思うが。
最近同業者に罵声を飛ばす非常識ヲタ(ヲタでなく人間失格だな)が増えている中、きちんと挨拶できる人間は立派である。
このまま大きくなって経験を積んで、ヲタの鏡になってほしいものだ。
まだ幼稚園に入りたての頃、母親に連れられて、武蔵小金井駅の踏切横で電車を見ていたというのが、
わだらんが自分で覚えている範囲での鉄ヲタ体験のはじめである。
特急あずさが走り出した頃で、その一日4回の通過にあわせて踏切で見ていた、と記憶している。
まだ中央線は国分寺以西が10両入らず、後ろ3両を武蔵小金井で分割併合していた。
と書いても、いまの駆け出しヲタには理解ができないだろうけど。
わだらんが毎日眺めていた中央線は101系が201系になり、その201系も既に廃車が始まったそうだ。
世代交代は世の常だがいささか寂しい思いがするものだ。
塚本で朝の小一時間、ついに青い201系はやってこなかった。
いよいよ本線緩行の201系も風前の灯火である。
今の駆け出しヲタには世代交代はどのように映るのだろう?
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ のぞみを捨てずに、と
10/25
少し鉄道を知っている人なら、列車番号という存在を知っている。
もちろん、わだらんもここでよく列車番号で、3522Mは悲惨とか、3516Mは着席しやすいとか、
などと書いているので、わかっている人は「あぁこの時間の電車だな」とわかる。
時刻表を持っていれば、どの時間が何列車、とすぐにわかるし、ある程度慣れてくれば覚えてしまう。
もともと鉄ヲタというのは数字の羅列に強いようだ。
列車番号を指定すれば、その列車の走っている場所を時間で特定できる。
違う場所から同じ電車に乗りたい、などという時には便利、と非鉄の一般人に説明してみようか。
ところが、列車番号を指定して、爆弾を仕掛けた、とは物騒である。
2日続けて、3401Mに爆発物騒ぎがあったらしく、いい迷惑である。
わだらんが大阪駅へ着いた19時ちょうど、3516Mで楽々着席♪
などと軽い気持ちで改札を抜けると、「新快速はしばらくこない」と。
なにやら、夕方にもまた加古川で不審な荷物騒ぎがあったようで、電車がこない。
駅員が、快速はあるから、7/8番へ回れ、としきりに案内している。
結局わだらんは遅れながらも走った230Cから京都820Tで帰宅。
吹田で座れ、京都で座れ、とまずは無難に10分遅れで野洲に着いた。
とはいえ、当初の目論見3516Mから見れば、40分近い遅れである。
まったく人騒がせ、世間の迷惑を考えていない、と電話をかけた犯人に憤慨してみる。
と、文句を言いながら、家に帰り、ニュースを見る。
新幹線を止めたのは鉄道員、と聞き、絶句。
他人の迷惑とか、というレベルではないなぁ....
とはいえ、わざわざ新幹線に飛び込まなくてはならなかった、
であろう心境を思うと、複雑な気持ちである。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 世間のおばさんでも葬式鉄
10/24
まったく非鉄の人間にとっても、餘部鉄橋というのは有名らしい。
夕方の関西ローカル番組で結構取り上げられているようだし、ツアーでも餘部鉄橋記念乗車みたいなものがあるようで、
なかなか盛況のようだ。
一時期のブームだとはいうものの、世間の知名度が上がるのは、いいことだと思う。
餘部鉄橋というと、風光明媚なところ、魚やかにのおいしいところ、と確かに観光地の魅力たっぷりなのだが、
わだらんはどうしても「みやび」の転落事故を思い出す。
亡くなられた方の冥福を祈りつつ、すばらしい橋に汚点をつけてしまったようで残念だ。
もっとも、もし、あの事故がなければ、あるいは横風規制にもう少し強ければ、橋の架け替えという話はなかったかもしれないし、
架け替え話がなければ人気も出なかっただろうし、なかなか難しい。
わだらんも時折葬式鉄をしているので、最後のお別れに、というのはわからないこともないし、
ましてや世間のおばさんがそうやって鉄道に乗ってくれれば、いいことだろうと思う。
とはいえ、なにか今すぐ橋が変わってしまうみたいな騒ぎには、ちょっと閉口ものだが。
いよいよ駅や車内のポスターが「かに」で埋め尽くされる季節になった。
関西人は特にかにが好きらしい。確かにいつもならがらがらの「はまかぜ」が6両や7両にもなって、
しかも客はそこそこ乗っているのだから、鉄道会社から見れば上得意様であろう。
今年はどこかに行ってみようか、と草津を過ぎて空いた車内で、敦賀まで伸びた新快速の路線図を見ながら考える。
敦賀延長でダイヤは変わったものの、19:15の野洲行き3516Mは12両で比較的空いている。ありがたい。
まぁ、この電車は敦賀延長に縁はないし、と。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 琵琶湖は関西の観光地
10/22
新幹線新駅の設置の是非が最大の焦点になった、栗東市の市長選挙が終わった。
やはりというか、意外というか、現職が勝った。
わだらん的には新幹線新駅は不要、というスタンスは変わらないし、栗東市の現市長の主張はちょっと身勝手ではないか、
と思うのだが、まぁ、それは個人の考えであって、民意とはまた違うだろうし。
地元には駅があれば便利だし、それに越したことはないのが本音だと思う。
ちょうど、昨日は湖北敦賀直流化の開業日である。
一部の新聞などでは、少ないダイヤとか、思ったより遅い電車、と多少の悪口もあるようだが、
まずは電車が京阪神に直通するのは、いいことなのだろう、と思う。
少なくとも、2chのスレを見る限り、塩津の駅が賑わったようだから、まぁよかった、と思わねば。
少なくとも滋賀県内は完全な歓迎ムードであり、いい宣伝にはなった、と思う。
高月の知名度も上がっただろうか?
ただ、これからずっと宣伝効果が続くのかどうか、疑問ではあるが。
新幹線の新駅が、福祉や教育に必要、というのはわだらん的には詭弁に過ぎないと思うのだが、まぁ栗東市は新幹線新駅に進むだろう。
新幹線新駅を作って、工場や企業の進出が増やし、人口を増やす、と。
栗東市単独でできるのなら、どうぞご自由に、とは身勝手か。
お題目のような、首都圏からの琵琶湖観光の足になりうるには他地域の協力が必要だ。
湖北のように、みんなに歓迎される鉄道事業にならぬものか。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ ここはどこ?
10/20
昔、のぞみが東海道新幹線を走り出したとき、所要時間の感覚が従来のひかりと違うので、
車販のおねえさんは車窓を見ながら、停車駅への到着までを計算していた、と聞いたことがある。
毎日乗っていれば、もちろん嫌でも外を見ればどこだかわかる。
音でもわかってしまう。
特に千里丘のホーム西方はレールが短く、この通過音ですぐに千里丘、とわかってしまう。
幸いにも、野洲−大阪といえば、鉄橋ありトンネルあり、と比較的音の変化が多く、夜でもわかりやすい。
この春、出雲に乗って就寝中、草津のポイント通過音で目が覚めた。
いつも朝は上淀川、夜は野洲川の鉄橋音が目覚ましである。
さて、ちょっと小寝坊して、いつもより10分遅れの709M。
熟睡していたのだが、急停車で目が覚めた。
ここはどこだ?どこかの駅間。
家々が重なる車窓で、特徴ないなと思いつつ、茨木駅手前であることはすぐわかった。
弁天さんの塔が見えている。
どこかのトラックが防護柵にぶつかったらしく、電車は止まってしまった。
幸いにも20分ほどで電車は走り出し、その後は順調に走り、わだらんはさして大騒ぎなく朝の通勤を終えることができた。
騒動に巻き込まれた方々、お疲れさま。
掲示板の書き込みで「フジテック」とあった。
ああ、あそこか、と下手な住所で書かれるより、よっぽどわかりやすい、わだらんの通勤路であった。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 隣の芝生はおいしそうに見える
10/18
大阪駅の改札を抜けようとすると、頭上で電車の音がする。
ちょうど18:37の3508Mが発車したらしい。今なら列に入れば3512Mは楽勝で着席。というわけで、
18:52の先頭8号車の後ドアで列に入る。
わだらんの前は2列で3人、つまりわだらんは悪くても4人目、となる。
この位置なら窓側の可能だ。
で、10番線で待っていると、目の前には18:42発のサンダーバード。
今日も12両の長編成、目の前9号車は空いている。
が、出張帰りだろうか、あるいは就職活動中なのだろうか、こちらの窓側に座っている若いおねえさんが、ビールを飲んでいる。
となるとわだらんも何となくなにか飲みたい、とうずうず。
幸いにもまだ3512Mの入線まで少し時間があり、かつわだらんの後ろにおじさんが一人ついたので、
鞄を置き去りにして、急いでKIOSKへ走る。
さて、無事にウオッカベースの缶酎ハイとピーナツを手に入れて、しかもドア前の窓側が確保できて、出発前から一人宴会。
9番線から18:45の新快速が大量の立ち客を乗せて出発していく姿を横目に見ながら、ピーナツをぽりぽり。
飲み物は新大阪で終わってしまい、ピーナツも吹田で終わってしまい、その後記憶が途絶えてしまった。
目が覚めると草津。車内はもうずいぶん空いている。
大阪駅ではわだらんの横はわずかに時間がたったおねえさんだったのだが、どこで降りていったのやら。
まぁ、今夜も平和な帰宅であった。
わだらんが野洲に着く頃、サンダーバード43号はちょうど今話題の滋賀福井県境のあたり。
黒スーツの若いおねえさんは何しているだろう?
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 宝塚線のくしゃみは琵琶湖線の肺炎
10/16
一部に21日改正の時刻表が出てきているとの噂を聞き、大阪駅御堂筋口で聞いてみるとつれない返事。
そのままホームに上がり、17:38の804Tを待っているが、どう見ても異常に人が多い。
電車は入ってきたが、6両のT電には人があふれて、まともに乗り切らない。
新大阪までかぶりつき、などとお気楽モードは一転、あわてて後ろの空いたドアに走る走る、そこのおばさんも走る。
今日は月曜日、昨日の日曜日によほど運動会が多かったか?
確かにUSJとか遊び帰りの家族連れも多いのだが。
(余談だが、USJは運動会明けの月曜日はやたら混雑するそうだ)
結局、3両目に押し込まれながら乗り込むことができ、新大阪へ。
降りてわかった。宝塚線で踏み切りトラブルがあって、1202Cが15分延。
つまり、乗った804Tの前を走るC電、普通電車がちょうど抜けていたわけで、
本来なら茨木、高槻へのC電客が、まとめて804Tに乗った、ということのようだ。
804Tの混雑を見たので、今日の3498M、大阪17:45の新快速はずいぶん空いて見えるものだ。
まぁしかし、いろいろとトラブルの種は尽きないようで、新大阪に着くと12番に17:26着の文殊が停車中。
当然ホームをふさがれて、17:46のサンダーバードはしばし遅れ。
おまけにやってきたのは9両の485系の雷鳥である。
北陸線内の点検のため、らしい。これでは定時で走れまい。
乗らないわだらんは久しぶりに見た485系雷鳥魚津行きの幕を見た、と喜ぶものの、あおりを食った結局3498Mは3分延。
まぁ、目的の新時刻表、新大阪では入手できたが、高槻、京都で改札をのぞいて聞いてみるが、まだない、と冷たい。
京都では3498Mの遅れから4001列車日本海が遅れ、その後ろのスーパーはくと10がまた3分延、
でわだらんの待つ3500Mはやっぱり3分延。
ゆとりダイヤなどといいながら、なかなか戻らないものだ。
誰だ、中山寺で非常停止ボタンを押した奴は?
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 「直角シート」は死語か?
10/15
来週21日から、北陸線敦賀以南が直流化になる。
交流電化はこの区間の最先端技術だったのだが、残念ながら当時言われていたほど交流電化がバラ色ではなかったようだ。
まぁ考えてみれば、直流モータを動かすための重たい変圧器を電車に積むか、地上に積むか、と考えれば納得もできるが。
昔わだらんが持っていた「鉄道の図鑑」には交流電化は地方で、直流電化は都市部で、と描かれていたし、
まぁその当時から区分けはできていたのだろうが、なかなか先を読むのは難しい。
もし、広島以西が当初の計画通り交流電化だったら、ずいぶん姿は変わっていただろうが。
とふと考えていて、大事なことを思い出した。そう、直流化で223系の乗り入れが始まると同時に、
急行型475/457系の琵琶湖周辺からの引退である。
お別れ乗車をすっかり忘れていた。
わだらんがまだ若かった頃は、同じボックス席でも、近郊型と急行型は歴然とした差があり、しかも特急車は高嶺の花だった。
窓側に肘掛けがあり、テーブルがあって、テーブルの下に栓抜き、これが急行型、長距離旅行の定番であった。
冷凍みかんも必需品。
とはいえ、わだらんが一人で電車に乗る頃には、少しずつ特急化が進んでいて、東海道線快速には大垣区の153系が、
北陸線には475/457系の快速電車が走り出していたから、必ずしも長距離でなくても急行型にありつけたのだが。
急行列車の衰退とともに、急行型という分類ももう過去のもの、空いたボックスで足を伸ばして酒を飲みつつごろごろ、
という旅はもう贅沢なんだろう、と思う。
もっともその旅の姿はわだらんの思いであって、一般人受けするとも思えないが。
と、そんなことを言いながら、13日の金曜日、大阪駅へ上がると、822T、19:38のT電野洲行きが12両、とある。
思わず最後尾まで一気にホームを走り、先頭に列を作ると、もう自分の時間。
いつか飲もうとずっと持っていた焼酎水割りの小ペットを鞄から取り出し、一人宴会の開始である。
結局茨木までに焼酎も終わり、高槻を出れば、4人席に移ってLの字に体を横たえ、あれ、すっかり急行型ボックスか。
肘掛けはないけど、ね。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 空いた電車でまだ救われたか
10/12
相も変わらず、茨木−摂津富田間の踏切で直前横断があったとかで、わだらんの乗る3518Mの直前まで徐行がかかっていたようだ。
幸いにも大阪駅19:30の3518Mは定刻出発。
8両の混雑列車で、わだらんもどうせ座れまい、と一番後ろに陣取り、無線を立ち聞きしている。
しかし、この区間、本当にいろいろと問題が多い。
結局高架化が抜本的な方法なのかもしれない。
困ったものだ、と思う。
高槻を過ぎるまでは無難に進行していたが、案の定、長岡京で徐行がかかり、抜いた820Tに走行中に抜き返される始末。
それでも、向日町を過ぎて順調に走り、820Tを抜き返すとそのまま京都へ。
わだらんも無事に着席できてなにより。
ところが、京都で出発しない。
どうも先行4045Mサンダーバードが踏切の安全確認をしていたようで、遅れているらしい。
なので、湖西線1840Mが遅れを食らって停車中。結局1840Mの開通待ちで京都は4分遅れになってしまった。
ちなみに結果論だが、今日は3518Mから1840Mに乗り換えができたわけで、
3518M乗車の湖西線ユーザはいつもより14分も早い帰宅が可能だったわけである。
3518Mは草津で5384Mに遅れを作りながら順調に野洲へと着いた。
20:30、微妙な遅れであった。
ところが、なんと下りホームには「新快速19:19大阪遅れ80分」と表示。
3519Mが遅れて大阪打ち切りになったようだ。
改札で聞くと、田村で人身事故とのこと。80分遅れとはまた派手な、乗り合わせたみなさんにはなんともご苦労なことだ。
まだ混んでいない区間でそれだけが救いだったか。
わだらんには直接影響がなかったものの、ここ数日ちょっと事故が続いている。
明日は平和な一日だろうか?
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 月見団子はおいしいのだが..
10/10
中秋の名月に釣られて、先日月見をしていた。
丸い月は確かに団子にも似て、うまそうだな、食欲の秋を思っていた。
18:09に御堂筋口を通り過ぎようとすると、何か様子がおかしい。
改札上の発車案内の下りが軒並み20分遅れである。上りは遅れなし。
3502Mの最前部に並んでみるが、さすがに10人目では座れず、前を見ながら帰ることになった。
遅れの原因は、茨木−摂津富田で非常停止ボタンが押された、らしい。
と電車を待ちながら3502Mのウテシ氏と雑談。
団子になっているかもしれんね...と。どうなることやら。
3502Mは定刻18:15に大阪を出発。茨木までは順調であった。
が、茨木を出て第三閉塞の中継が制限現示、その後第二閉塞は黄色、と先行のくろしおらしき列車も見え、完全なケツなめ状態。
やがて岸辺で抜いた222Cが抜いていく。内線は詰まっていないようだ。
結局黄と赤の間をとろとろと走る。まさに団子状態である。
かわいそうなのは踏切で待っている地元の人たち。
茨木−摂津富田間には踏切が4つあるのだが、どの踏切も人が一杯。
何せ先行列車の後ろ姿を見ながらのとろとろ運転の連続、いつ踏切が上がるのか、待っている人には気の遠くなりそうな話だ。
高槻入線に手間取った3502Mは5分遅れ、その後順調に走るものの、西大路の先でまた京都入線に手間取り、
さらに草津で手間取り、結局10分遅れで到着。
808Tも10分遅れ。
先行の電車はまだ遅れていたようで、野洲の改札を覗いてみると、3496Mは+26、3498Mはウヤ(ということは草津で切られたな)だそうだ。
そう考えると10分遅れで帰ってこられてよかった、か。
おそらく、赤大路や富田村踏切で待たされていた人々は、10分遅れではすまなかっただろうから...
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 線路内に立ち入りを許可しています
10/9
墓参で津に帰っていて、あるちょっと気になることに出くわした。
津駅の北側にある紀勢線と伊勢鉄道の小さな踏切を車で渡るとその先でおじいさんが路上に座り込んでいた。
心配になって車を降り、おじいさんを起こし上げた。
幸いにもおじいさんの受け答えははっきりとしていて大事に至ることはなかったが、
聞くとおじいさんは踏切の向こうに住んでいて、これから踏切を渡るところのようだった。
おじいさんはちょっとふらついたためにバランスを崩して、へたりこんだようだったのだが、
もし、これが踏切内だったら、と考えるとちょっと怖くなった。
先日には茨木の阪急京都線で、自転車が踏切でタイヤを取られ、幼い子供が亡くなる事故もあった。
なんとも悲しい話だ。
確かに踏切から線路内に入って事故になるのははた迷惑だとも思えるが、実際にいわゆる人身事故で、
好きで事故になった例ばかりでもないのか、と考えると、残念だと思う。
すべてが自らの意志での事故でない、という例もあるのだろうな、というか、今までそう考えていなかった。
踏切は決して安全なものでない、のは事実だ。
もし、踏切が世の中になければ、走行中の列車が600mで停車できなければならない、などという規則はなかっただろうし、
ふみきりすいすい大作戦などという大げさな施策もなかっただろう。
わだらんにとって、踏切は線路と遊べる楽しい場所であったのだが、今の世の中、轢いた方が悪い、
ともなれば、鉄道事業者にとって踏切など厄介者以外の何者でもないと思う。
草津駅南の踏切がもうすぐ地下化になる。
ただでさえ閉鎖時間が長く、かつ渡る線路も多く、自転車にとってはやっかいな踏切であることは間違いない。
地下化で安心して通れるようになれば、めでたいことだ。
といいながら、わだらん的には今のうちに、踏みきりのあるうちに、草津川トンネルの写真を撮っておかねば、
とちょっと焦っている。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 安全輸送と安定輸送
10/6
地球温暖化のせいなのだろうか、どうも最近は気象の気性が激しい。
ちょっとの雨がすぐに集中豪雨になるし、ちょっと風が吹けばすぐ嵐。
昔は列車は走らせて当たり前、停めるのは恥、という考え方だったが、今は何かあったら困るから列車を停める、というようだ。
確かに何か事故があって、乗客(もちろん乗務員も)に何か危害があればそれは問題なのだが、
あまりにすぐに停まるのもどうしたものか。
事故があったときには責任問題に発展する、それは明白、でも停めたことによる不利益の責任問題はないのかな?
もちろん、事故が起こることを期待などしているわけでなく、事故なく安全に運ぶのが鉄道の役目であることは重々承知だが、
いつでも安心して運んでもらえる、というのもまた鉄道の役割と思う。
どうしても動かなければならないこと、極論を言えば親の死に目に間に合うか、
といったせっぱ詰まった場合などでも天気に関係なくやってくる。
最近の傾向で、安全ばかり気にして、安定輸送というのが何か少し影が薄くなっているような気がする。
何かあったときも問題だが、安定して運ぶための努力、投資というのがもう少し積極的に表にでてもいいのでは、と思う。
と言ったところで、何をすれば安定輸送に役立つのか、具体的に何か策を持っているわけではないのだが。
C電で新大阪へ先行して、大阪19:30の3518M最後尾に乗車。
幸いにも高槻で着席でき、ゆっくり休ませてもらう。
電車は、守山を出て走りが鈍く、ついに野洲川橋梁上、第一閉塞で信号待ちになってしまった。
今夜は中秋の名月にもかかわらず、風が吹き荒れ、湖西線は止まり、北陸特急は米原まわり。
3518Mは結局野洲5分延だったのだが、おそらくそんな北陸特急の迂回運転が遅れの一番の原因だろう、と思う。
野洲で降りると、下り841Tが5分遅れ、とある。
はて、と思ってホームで待っていると雷鳥がやってきた。
38号だろうか、でもそうなら2時間以上遅れていることになる。お疲れさま。
近江八幡で待避したのであろう841Tはすぐそのあとにやってきた。
琵琶湖線を巻き込んで、湖西線の運転見合わせは続く。
明日から三連休、いい天気になりますように。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 特急ホームに売店は不可欠
10/5
わだらんにとっての大阪駅は7/8番ホームである。
もちろん一番お世話になっているから、というのが理由だが、例えば11番はほとんど利用したことがないし、
9/10番は新快速で通勤するようになって利用する頻度が増えたものの、未だにかつての東海道上り長距離のイメージが離れない。
そんな7/8番ホームが新しくなって2ヶ月が過ぎた。
きれいなホームは明るくて、とても気持ちいいのだが、どうも落ち着かない。
おそらく、かつて7番と6番の間には中線があり、その空間が心地よかったのではないか、と思う。
今の7/8番はすぐ隣りに下り5/6番がいて、なんとなく狭苦しいような。
そんなかつての7/8番ホームの姿がずいぶん消えてしまった。
解体が進んで、屋根はおろか、ホーム自体のなくなってしまったところも。
一方、旧の中線位置には新しい線路がひかれはじめた。新しい9番になるところだ。
今度の9/10番は今までの3-8番と違って、ホーム自体が新作となる。いままでは屋根など一部再利用のところもあったが、今度はどんな形だろう?
ただ、わだらんにとって気がかりなのは、新9/10番に移行後、しばらくの間11番ホームがなくなること。
いまでも夕方や休日午前には北陸特急待ちの長い列ができる。
夕方の人気列車であるサンダーバード43号は始発新快速の合間だし、39号や45号は新快速の長い列の時間帯。
上手に捌けるだろうか。
なにより、本来長距離、特急利用のなんとなくだらーんとしたちょっと長閑な雰囲気が、殺伐とした新快速の列に同居するのはどうも想像ができない。
今日は18:00の3500Mを見送り、18:15の3502Mの列を9番先頭にわだらんが作る。
10番には18:22の永原行き新快速への客が、18時過ぎに早くも列を作っている。
一方11番ホームはもう30年変わらない485系雷鳥が停車中。
3504M永原行きが敦賀延長になり、11番が10番同居になったとき、列に雰囲気や客層の違いは現れるのだろうか...
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 脱個性?没個性?
10/2
いよいよ10月、すっかり日が短くなった。
もう18時ですっかり暗くなり、前面展望は望めなくなった。
まぁ、今の223系も221系も、助手席側はカーテンを閉めないので、暗い、景色を見ることをできない、
という当たり前のことを除けば、前を見ることはできるのだが。
子供にとっては前を見る、というのはとても楽しいこと、だと思う。
昼間の電車に乗ると、先頭に子供が前を一生懸命見ている姿は微笑ましい。
わだらんにも、おそらく、そんな純粋無垢の時代があったはずなのだが...
名鉄がパノラマスーパーの全車指定席特急を廃止する、とのことだ。
確かにがらがらの指定席特急を走らすくらいなら、とっととやめてしまえ、か。
すべてが自由席併結になるということなのだが、ひょっとすると、今の特急・急行・普通の3本立てを特急と普通の2本建てへの減量なのだろうか。
もしそうであっても、まぁ、しかたないか..
名鉄に限らず、減量化、統一をすすめる姿勢はどの鉄道会社にも共通で、時代の要請である以上仕方ないのだろうが、
個性も種類もつまらないものになってしまうのだろうか。
寂しい話ではある。
大阪駅9番に上がると、ちょうど18:00の3500Mが入線してきた。
のんびり3502M12両先頭位置に列を作って、3500Mを見送る。
おかげで大阪からもちろん着席、石山まで熟睡である。
草津で待っている大垣行き808Tも223系。
C電普通電車もすっかり321系が増えて、本線の車はほとんどがステンレスの車体ばかりになってしまった。
一般人にはもちろん新車の方がいいわけだし、わだらん自身も乗るなら古い電車は避けるしなぁ..
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このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |