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わだらんの鉄道自由研究表紙へ
06年 11月
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312. 11/29 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 福知山線を走らない福知山色
311. 11/27 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 大阪駅まで1時間
310. 11/26 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 駅ナカ商売
309. 11/24 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 駅で名を売る、名所で駅を売る
308. 11/22 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 心優しく強い人間でありたい
307. 11/20 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 小雨ときどき大岩
306. 11/16 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ ハートインでは390円弁当発売中
305. 11/15 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 向かいのホームで待っています
304. 11/13 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ まだ普通列車に車販が乗っていた頃
303. 11/12 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 蒲鉾、昆布、トンネル温泉
302. 11/10 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 台風は予測がつくのだが..
301. 11/8 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ エコノミー症候群には気をつけてね。
300. 11/6 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 身近な電車がわだらんは好きだが
299. 11/2 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 某広告代理店の広告か
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 福知山線を走らない福知山色
11/29
大阪駅19:30はまさに悪夢である。
一本前の19:15は12両で編成後部なら楽々着席なのに、19:30からしばらく8両が続く。
しかも19:30や20:00はなぜか大阪駅をまたいでの利用が多く、大阪駅で下車客が座席を空けても、車内滞留客がとっとと座る。
なかなかつらい。
まだ、この季節なら某此花区の遊戯施設からの帰宅客がいないだけましなのではあるが。
で、結局19:30の3518Mで京都まで立ち、京都で20分ばかり電車を眺めて、822Tで帰る。
822Tは大阪なら19:38の快速で、8両なので、京都を出ると下車客多数で容易に座れる。
わだらんも結局山科で着席、以降熟睡である。
そんななか、京都で湖西線の電車を見ていた。
ホームに入っていたのは19:12の近江舞子行き。117系8両。
車内はもちろん立ち客多数なのだが、ドアのまわりにいる程度で通路の中にまで入り込むほどでもない。
まぁまぁゆったりである。
117系電車というのは、2世代前の新快速の車両で、昭和55年、当時の国鉄大阪が鳴り物入りで、本社に楯突いてまで導入した車両である。
急行料金を取る車両ですら固定のボックス席だった時代に、無料の車両で前を向いて座るなどというのは、まさに破格のサービスであった。
しかし、その豪華な車内内装がのちの混雑に対応できず、新快速、さらには本線から追い出されてしまう。
福知山線に回った車はせっかくの前向きのいいシートを一部外されてしまい、新快速の象徴であった茶色の塗装帯は緑色になってしまった。
今となっては、華々しい時代より、その後の都落ちの時間の方が長くなってしまったという、ある意味悲運の車である。
しかし、適度に混んでいる程度の車内では、とても落ち着いた雰囲気である。
朝の最混雑時は確かにしんどいかもしれないが、その他の時間なら湖西草津線にまさに打ってつけの車である。
ホームで見ていると、まだ検査を受けてまもない車体は、とてもきれいで、ホームの照明をうけて輝いている。
まだまだがんばれるはずのこの車、末永く優美な姿を保ってほしい、と願わずにはいられない。
がしかし、もう福知山線に戻る可能性がほとんどないこの電車、いつまで福知山色と呼ばれるのだろうか?
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 大阪駅まで1時間
11/27
寝坊をしてしまった。もちろん遅刻となる時間ではなかったが、目が覚めたときには既にいつもの707Mに京都に着くあたり。
で、気持ちを切り替え、3407Mに乗ってみる。
野洲始発のありがたい電車である。
が、そのありがたさが故に入線前から長い列ができ、ドアが開くと同時に前向き座席は一瞬にして埋まってしまう。
編成前部はまだ余裕があるのだが、後ろ側は4人席も野洲で着席。
守山ではわずかに着席できる程度で、草津はもう座れない。
たった一駅、二駅だが、この差は大きい、と思う。
223系大量増備後の2000年夏の時刻表を見ると、野洲一番の新快速が6:48発、大阪が7:45着。
ラッシュ時でも1時間を切る。
今の3407Mは野洲6:51発、大阪着7:53、とずいぶん遅くなった。
せっかく130km/h運転で速くなったのだが、ゆとりダイヤになって、大阪までまた1時間かかるようになった。
残念ではあるが、世の中の流れか。
とはいえ、大阪駅まで1時間、着席可能というのはなかなか好立地、とは思うのだが、どうだろう?
梅田までの時間なら、中ふ頭や能勢電沿線より近いと思うのだが。
このところ、景気にかかわる報道が急にトーンダウンしたような気がする。
つい最近まで高価格帯のものがよく売れる、とさかんに言っていたのが、ここのところ、実感を伴わない景気回復、という。
もちろんわだらんの個人的景気はまったくよくないのだが、この先個人消費は伸びるのだろうか?
南草津の駅西側の区画整理が終わり、いよいよ住居が建ちはじめる様子である。
マンションなども建つのだろうか?
おそらく野洲からの客はにわかには増えないとは思うが、草津や南草津の利用客はまだ伸びそうである。
都心回帰派と郊外派のどちらのマンションがこのあと売れるのか、この先の景気の動向が少し気になる。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 駅ナカ商売
11/26
東京都が駅ナカビジネスへの課税強化を検討しているそうだ。
確かに最近のJR東日本の各駅のラッチ内店舗の充実には目を見張るし、また利用者に支持させる上手な商売には思える。
駅前の商店街が文句を言うのもわかる気はする。まぁ確かに特等地だわな。
昔、改札内にある商業施設といえば、KIOSKとうどん屋くらいしかなかった。
ちょっと大きめなKIOSKで文庫本、新幹線コンコースに喫茶店、はあった。
今や例えば品川なら、たいていのものは駅のナカで買えるようだ。
その点、関西の各駅のラッチ内は静かなものだ。
大阪駅の改良工事後がどうなるかはわからないが、少なくとも現大阪駅にはあまり物販店はなく、
目新しいものといえば、せいぜいコンビニくらいのものか。
京都駅もうどん屋は3軒あるが、他にあんまり大きな規模の軽食店もなく、おそらくは東京都が狙っている課税対象に該当するものはなさそうだ。
ところで、関西、特に大阪近郊の東海道・山陽線内では、駅でうどんを食べられる駅が意外に少ない。
米原・京都・新大阪・姫路のみ。
かつて山科もラッチ内にうどん屋があったが、ここはラッチ外に出てしまい、大阪駅も環状線ホームにこそあるものの、
その他のホームにも、乗り換え通路にもうどん屋はない。
ホームにうどん屋がある駅の割合は首都圏の半数程度ではなかろうか。
それだけ関西人がホームにいる率が低いのか、いらちすぎて、うどんも食べる時間が惜しいのか、どんなものだろう?
名古屋駅など、各ホームにきしめん屋があって繁盛しているし、鳥栖駅のうどんはホームごとに味が違うという噂が立つくらいなのだが、
長い大阪駅、西端にうどん屋があってもいいのにな、と思う。
これから寒くなる時期、うどんを軽くすすって電車を待つのもいいだろう、と某JR社直営店の駅うどんを食べながらわだらんの戯言を言ってみる。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 駅で名を売る、名所で駅を売る
11/24
西宮市内にできるJRの新駅が、「さくら夙川」に決まったそうだ。
JR夙川とかなどの簡単な名前でないだけよかったとは思うが、地元の名所を単純に加えただけの安易なもの、ともとれる。
これならたいていの新駅に使えそうだし、これからの先例になるだろうか。
滋賀県では雄琴を雄琴温泉に改名要求をしているが、今後この手の改名だの新駅設置だの、いろいろ増えてくるのだろう。
そういえば、平成の大合併でできた新市町村の代表駅が、駅名とあわない例が増えているような。
甲賀郡5町の合併でできた甲賀市の実質の玄関口は貴生川であって甲賀ではない。
篠山口にしてもいまや篠山口自体が篠山の玄関であっていつまでも「口」と名乗っている必要もないような。
まぁ、口の悪い鉄ヲタの連中はさっそく「くろまめ篠山」などと揶揄しているが、あながち悪い名前でもないような気がする。
栗東市内の新幹線新駅はその後膠着状態。
周辺市も出費するので、「栗東」ではあまりに身勝手か?と「南びわこ駅」と名前を変えては見たものの、すっきりした名前かどうか。
ましてや、仮に草津線接続新駅が開業できたとして、「南びわこ駅」ではちょっとあわないなぁ、と思う。
地元になじまれ、愛される駅名とはどんなものなのだろう?
個人的な話だが、歯が痛い。以前治療した歯のかぶせが取れたままずっと放置していたので、そろそろ治療しなければと突如歯医者に通いだしたものである。
ところが、その治療中の歯が痛み出し、あわてて早く仕事を終わり(いや、放り出して)、大阪駅へ向かった。
おかげで17:45の3498Mに間に合い、無事に歯医者に間に合った。
ところが、3498Mに乗ったとたん、「後続の新快速が遅れます」と。
後続の3500M、大阪18:00の新快速が須磨〜鷹取間で事故にあった。
わだらんは無事に帰ることができたものの、巻き込まれた人々はさぞ大変であっただろう。
歯が痛いおかげで助かった。
そういえば、鷹取〜須磨間も新駅の設置計画がある。
いい名前の駅に、愛される名前の駅になればいいと思うが、なにより事故のない電車とその線路であってほしい、とあらためて思う。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 心優しく強い人間でありたい
11/22
ちょっとした所要があって、塚本からの帰宅になった。
適当にホームに上がると17:55の高槻行きがやってくる。321系だ。
さて、どうやって帰ろうか悩んでしまう。
さっき、塚本で乗り込むときに3500Mが横を通っていった。
つまり、この1206Cに乗っても、大阪18:00の新快速には間に合わないわけだ。
次の18:15の新快速は草津行き12両。1号車なら高槻で座れる。
なので、わざわざしっかり並ぶ必要もない。
せっかくなので321系で高槻まで行ってみようか、と。
高槻で先にT電がやってくる。
野洲行き810T、223系12両。
目の前にがらがらの電車がくれば、やっぱり乗ってしまう。
そう、よく考えてみれば、草津への新快速に乗った時、この810Tと10分差。
ということは京都まで10分立つより楽か。
結局座ったが最後、山崎は知らず、京都もうろ覚え、草津で目が覚める。
何せ車端部のボックスを独り占め。
世間から見ればなんと親父くさいか、まさにおっさん、なんだろう。
塚本から野洲まで各駅停車、たっぷり睡眠。ありがたい、のだわな。
といいながら、実は新大阪から岸辺まで立っていた。
大阪で、目の前に両手に荷物を持ったおばさんがわだらんの前に。
どうしようか悩みながら新大阪まできたが、分岐で振られた際のよろけた姿を見て、結局席を譲った。
普段クロスシートのしかも窓側に入ってしまえば、ほとんど席を譲ることもないのだがなぁ...
寝ている姿はおっさんでも、心はおにいさん、だぞ。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 小雨ときどき大岩
11/20
費用対効果、コストパフォーマンス、いろいろ呼び方はあろうが、投資に対しての見返りがなければ無駄な投資である、わな。
たかが(失礼か!)家庭用ゲーム機で5万も払うのが妥当かどうか、わだらんには判断できないが。
津山線で気動車がひっくり返ってしまった。
派手に転倒した割には死者が出なかったのが不幸中の幸いではあろう。
何しろ大きな岩が降ってきたのである。
直撃されればひとたまりもなかろう。
しかし、つい最近に近くで土砂崩れによる脱線事故があったばかりで、何も対策を講じていない、とマスコミの格好の餌食になりそうである。
まぁ、確かに何かしていれば、たとえばコンクリート擁壁でもあれば、多少は違っていたのかもしれないが、
かといって大きな岩では擁壁自体が崩れて列車を支障する事にもなりかねないし、正直よくわからない。
もちろん、本当に危険なところならとっととトンネルを掘ればいいのだろうが、トンネルすら対応を誤れば決して安全でもないのではなかろうか。
世間はもう10年前の豊浜トンネル崩落で20名の方が亡くなられたことは忘れていようし、
さらにその翌年にすぐ近くの第二白糸トンネルが同様に崩落したことなどほとんどご存じないと思う。
結局、安全とはどこまで金をかけてもきりのないものなのかもしれない。
もちろん、鉄道が事故のない安全な交通機関であるべきことは当然なのだが。
ただ、またこの事故がきっかけにやたら速度制限25km/hだの、雨天15km/h制限だのが増えてもらうのは困るのだが。
相も変わらず大阪18:00の3500Mは混んでいる。これが12両ならうんと楽なのだろう。
まぁ、それも費用対効果、か。
223系4両で5億円、それならコンクリート擁壁設置の方がいいのかな。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ ハートインでは390円弁当発売中
11/16
富山ライトレールが黒字を計上するそうだ。鉄道が魅力ある乗り物、とみんなが理解してもらえれば、ちょっとのきっかけでみんなの人気者。
何かとってもうれしく思う。
この調子で、高山線増発実験も、定着してくれるとますますうれしいな。
新快速もやはり魅力ある乗り物なのだろうか、わざわざお金を出して新快速に来てもらう、と。
その効果が現れて、みんなに湖北だの、敦賀だの、あるいは赤穂だの、観光客が増えてくれれば、と思う。
かにとか、たことか、おいしいのだろうな。
近江八幡の某スーパーで駅弁大会をやっていた。
本当においしい駅弁とはなにか、わだらん自身は決めかねているが、どちらかといえば、炊き込み系のものが好きなような気がする。
折尾のかしわめしとか、高崎のとりめし、とか。
基本的に何でも食べられるわだらんではあるが、逆においしいものがよくわからなかったりする。
なんでもおいしく食べられるのは幸か不幸か。
いや、別に腹が減っているわけではないのだが、20:15の新快速を待つ隣に入ってきた青森行きを見ながら考える。
そういえば、最近寝台特急に乗るときもコンビニ弁当だなぁ...
旅行全体の出費から見れば、弁当代がそんなに大きな割合ではないが、貧乏性のわだらんは目先の100円200円にこだわってしまう。
きっと大きな目で見れば、得ではないのかもしれないが。
福井県が新快速を呼ぶための直流化費用負担、68億円。
某球団がとある投手を呼び寄せるための移籍金、60億円。
60億円で、223系47両。
お金の価値をどうこう言うつもりはないけれど、せっかく払うなら、有効に、生きたお金になってほしいと思う、わだらんであった。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 向かいのホームで待っています
11/15
18きっぷなどで、大阪から姫路へ向かったり、米原からの大垣行きに座れないと先頭車、運転台の後ろで立って前を見ている。
いい年した大人がかわいげないが、それでも前を見ているのは楽しいし、何度か乗ったことのある路線でも、
乗るたび何か発見があったりして飽きることはないし、立っているのは苦痛ではない。
ところが、毎日乗っている大阪−野洲だと、電車の中は寝るものだ、と体が動かず、
帰路、たまに京都を越して立っているとさすがにしんどい。
それが一番前であっても。
夕方、加古川で人身事故があった。おかげで上りの電車は少々乱れ、間に合いそうになかった3498Mに乗れてしまった。
大阪駅着で11分遅れ、その後開通待ちで15分遅れ、まるで18:00の3500Mのスジである。
ふと悪い予感が。
3498Mは野洲2番で直接827Tへ折り返しである。
このままの遅れでは野洲で827Tまで遅れてしまう。草津打ち切りか?
こういう場合草津で放り出されても、結局先の電車はなく、ホームで待ちぼうけ、なのである。
しかも、大阪駅で結局2本分の乗客を受けて、3498Mはよく混んでいる。
高槻で少しは楽になったものの、相も変わらずよく乗っているし、京都では車内残留客が多すぎて、
通路にいた人間ですら着席できなかった、という人までいる(本人が無理に席取りゲームに参加しなかったのか?)。
わだらんは結局運転室境の窓に頭を預けて、立ちながらうとうと。
立っていながら寝てしまえるのは特技なのだろうなぁ。
幸いにも電車はそのまま野洲まで走り、草津からは補助椅子に座って、少々難行ではあったが無事帰宅。
結局827Tは後の829Tと編成を振替したらしく、両列車とも定刻で下っていった。
なかなかうまくさばいたものだ。
ところが、草津を過ぎて3498MはずっとT電の後ろを走っていた。804Tらしい(と後でわかった)。
野洲川を渡り終えると、野洲の3番に停まっているのが見える。
ちゃんと接続して、これでみんな安心、と思っていたのだが、何のことはない、乗っている3498Mが野洲の場内に入ったとたんにT電は出ていってしまった。
結局野洲から先への乗客は野洲で待ちぼうけ。しかもやってきたのは3500M、つまり15分あとの新快速であった。
篠原や安土へは次の普通電車までさらに待ちぼうけ。
野洲行きは野洲で先への電車が待っている、といういわば地元の常識は遠くの画面上では通用しないのか。
せっかくの運行管理システムなのだが、何か足らないような気がする。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ まだ普通列車に車販が乗っていた頃
11/13
相も変わらず毎日707Mに乗っている。日の出はもうずいぶんと遅くなり、まわりはまだまだ暗闇の中、電車がホームに入ってくる。
つい最近まで朝の冷房が必須だったのだが、もうそろそろ暖房が入っていてもおかしくない頃になった。
やはり始発の誰も乗っていない電車は冷えるのだ。
あまり騒がれていないのだが、今度の日曜日、11月19日は野洲駅の無煙化達成50周年である。
といっても最近の人には無煙化の意味すら分からないかもしれない。
つまり、野洲のあたり、米原−京都が電化され、電車が走り出してから、ちょうど半世紀なのである。
わだらんが子供の頃は、よくXX地区無煙化達成、と話題になっていた。
どこそこが電化される、あるいはディーゼル化される、と毎年どこかで話題になっていたし、SLヲタは毎日あちこちを駆け回っていた。
よく考えると、いわば葬式鉄のはしりだったのだろう、と思う。
湖東線電化のころはまだいろいろとおおらかで、撮り鉄は線路に堂々と立ち入って写真を撮っていたし、
電車の試運転列車には、この滋賀県の小学6年生を招待したそうだ。(ということは御年還暦を過ぎたか)
今なら試運転列車に人を乗せるなどというのは考えられないのだが。
しかし、電車になって早くなったものだ。
かつてSLの時代には京都−大津で20分かかっていて、野洲−京都で約1時間である。
既にこのSLの時代、昭和29年には朝下り野洲発京都行き、夜上り野洲着の列車があり、
このころから野洲を境に乗客数に段落ちがあったと思われる。
もっとも、野洲の駅周辺などは万博が終わってもまだ田んぼだらけだったようなのだが。
わだらんの乗る707Mは幸い何事もなく、大阪駅へと到着。
かつてやっと京都に着く所要時間でもう大阪に着いている。
まだSLの時代なら、とても野洲から大阪へ通勤はできなかったよね。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 蒲鉾、昆布、トンネル温泉
11/12
家のすぐ裏手に踏切がある。
小さな、車の通れない踏切で、通るのは地元の人だけ、というまさに踏切である。
なにせ、自転車のすれ違いができないほど狭い歩み板なので、自然と踏切の前後で譲り合いをする、誰かが何かのルール付けをしたわけでなく、
自然にそんな雰囲気のある、まさにまったりした踏切である。
今日の昼間、ちょっとした買い物に踏切を通っていくと、遠くで見慣れない3つライトが見えた。
まさかこの昼間に佐川君(いわゆるSRCをわだらんが個人的に佐川君と読んでいる)でもないし、と思っていると、踏切が下り、列車が接近してきた。
あれ、見慣れないと思った正体はEF510であった。
EF510という機関車、富山をねぐらとして日本海縦貫の貨物列車を牽いている。
最近のJR貨物の新型機関車に共通のおでことおなかに3つのライトを持ち、インバータ制御の力持ち。
関西でも珍しくはないのだが、野洲でこの機関車を見るのはわだらんは初めてである(深夜に定期運用があるが)。
さっそく家に帰ってから調べてみると、松山からの金沢ゆき3095列車らしい。
そうか、また湖西線は風規制かと思ったのだが、どうやら今日は風規制はないようだ。
ということは万が一に備えて事前に米原経由にしたのだろうか。
鉄ヲタの中には敦賀は恐ろしいほど雪国で、一度入るともう抜け出せないとでも言いたい、と思っている連中がいるようである。
でも実際には敦賀駅周辺ではそんなに雪も降らないし(もちろん敦賀市杉津などは豪雪だが)仮に新快速が大幅に遅れるようなら、北陸特急は無ダイヤになってしまう。
今のところ、今年はどうやら雪が少ないようだし、無難な冬であることを祈らずに入られない。
少なくとも新快速が新疋田で立ち往生、などというと敦賀のイメージに傷が付く、と。
とはいえ、実際には危なくなったら湖西線は今津で、北陸線は米原でとっとと列車を切ってしまうのだろうな。
日中出かけていった敦賀から223系が戻ってこないようだと、夕方のラッシュにすぐ響くからね。
まぁ、そんな乱れの心配よりも、敦賀出発時に乗り残しを出すくらい、敦賀に人が集まってくれれば、税金も報われよう。
そういえば敦賀のトンネル温泉、もうしばらく訪れていないなぁ。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 台風は予測がつくのだが..
11/10
竜巻がブームである。
もちろん、亡くなられた方も被害に遭われた方もおられるので、そんなうきうきした話をするのは罰当たりなのだが、なぜかこのところ竜巻の話が多い。
もっとも佐呂間の事例が大きすぎて、延岡で485系がひっくり返った話はもう遠くへ飛んでいってしまったが。
(このときも3人の方が亡くなっているはずなのだが)
ただ、ニュース映像を見ている限り、あのように建物が丸ごと飛ばされるような強い嵐の中では、もし巻き込まれれば、
全く地面に固定のない鉄道車両などひとたまりもなかっただろう。
よくよく考えれば、鉄道車両は単純に自重だけで地面(線路上)に乗っているだけなのだから、自重の重力以上の力を受ければ転倒するわけだ。
石山の瀬田川橋梁で急行列車が転倒して11人の犠牲者を出したのは、おそらく今のご時世なら防げたであろうと思うが、
竜巻だの突風だのは予想が難しかろうし、かといってむやみに列車が止まるのも迷惑だ。
今日は吹田信号所で停電騒ぎがあったようだ。
18:37の3508Mで帰宅途中、吹田駅の南、ちょうど北方貨物線が梅田貨物線を乗り越す手前で、貨物列車が停車していたので、
これが何かあったものだろうと思う。
竜巻まで大げさではないものの、何か風で飛散物があったのだろうか?
わだらんの通勤には問題はなかったものの、「はるか」は途中打ち切りとかあったようだ。
あくまで印象だが、毎日何かある「はるか」である。
安定しない空港アクセスというのもどうしたものか、と。
ちょっと先行き不安ではある。少なくとも飛行機より気象条件に弱い鉄道ではまずかろう。
もちろん毎日平穏で定刻に列車が走れることが当たり前なわけで、ダイヤの乱れを期待するような不謹慎な輩はよろしくない、わな。
といいながら、気象の事例でニュースになって、半井小絵さんが途中ニュースの場面でも出てくるのがいい、
とわだらんが期待しているなどとは口が裂けても言えない。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ エコノミー症候群には気をつけてね。
11/8
東京=下関のドリームふくふく号が廃止になるそうだ。
運行当時は最も長い距離を走る定期バス路線だったし、実際15時間半というのは、
今でもおそらく最長時間だと思う(東京=福岡のはかた号は14時間半だ)。
乗り物の中では24時間ずっといても平気なわだらんではあるが、一般人には15時間も同じ椅子、というのはさすがにしんどいのだろう。
ましてや、新顔のスターフライヤーの深夜便なら、バスとほぼ同じような運賃ですぐに着いてしまうのであるから、
さすがに運賃の安さが取り柄のバスでも勝負は難しかったのであろう。
おそらくはスターフライヤーという航空会社、というか新北九州空港ができなければ、
ドリームふくふく号も廃止にはならなかったのでは、と思う。
昔、わだらんの北海道行きというば、往路は日本海B寝台+青函航路昼間、復路は札幌午後〜青函航路深夜便〜白鳥普通車指定席と決まっていた。
札幌からまる一日かけて岐阜まで戻ってきたものである。
まだ日の明けない青森からひたすら日本海側を走ってくるのは北海道とは違うまた楽しみであった。
食堂車に朝昼と顔を出して、しまいには食堂のおねえさんに顔を覚えられたことも。
その食堂車も含め、よく車内でうろうろ動き回っていたものだ。
今の時代、いわゆるフリースペースは列車からどんどん姿を消していっている。
自分の席を動くことなく、そして車両内に無駄なスペースを作らず、座席数を増やしていかねば収益を生むのは難しい、と理解はできる。
でもちょっと寂しい。
同じ座席にずっと座っているのはしんどい、それが一般人の感覚なのだろうが、座席一つで我慢できないほど長い時間の路線は事業者側にとって難しい、か。
はかた号はそれでもまだ起点が大都市福岡だから何とかなるのだろうが、山口下関だけではいくら対東京とはいえ、路線の起点が弱いのだろうな。
毎日の電車の通勤も、考えてみれば自分の座席から動き回ることもなく、まさに座席に拘束されているわけだ。
まぁ、座っていること自体うらやましい、と言われるかもしれないが。
わだらんはすぐに座って寝ることしか考えていないし、座ってしまえば1時間、もちろん立って動き回ることもせず、ひたすら小さくなっている。
電車の座席に長時間座っているのは全く苦にならないわだらんだが、一般人の中には223系のような狭い椅子では苦痛に思う人もいるのだろうな。
大阪18:45の3510Mに新大阪で乗車、1号車の一番後ろの座席で、先客の高槻下車を待っていた。
あっさり窓側確保のわだらんはそこから深い眠りへ。
ドリームふくふく号ならまだ下関市内を抜けたところあたりか。
一度乗ってみたかったな。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 身近な電車がわだらんは好きだが
11/6
しばらく低迷していた鉄道車両業界にとっては、この数年は急激に仕事が増えた活況な状態である。
歓迎すべき、ではあると思う。
特に最近は新車を入れた方が将来に渡って安くつく、という考え方が席巻しているようで、
某東の国の巨大会社は圧力に負けたのか、大量に車両取り替え計画を進めているし、
名古屋のある会社は「塗装するのが面倒だ」という理由で、離れ小島にいる電車を全車両ステンレス無塗装車に取り替えてしまおう、との話だそうだ。
確かにわざわざ離れ小島の検車区に塗装ラインを設けるのは面倒だし、ましてや最近は環境問題などと塗装自体がいろいろややこしいので、
塗装しないに越したことはないのだろう。
アルミ車体とステンレス車体、それぞれ長所短所はあるのだろうが、少なくとも最近の新車(通勤車)のステンレス車はみな無塗装である。
個人的にはアルミ車体の塗装つきが好きなのだが。
昔、野洲の車両基地の主は113系だった。いまや113系はごく一部を除いて野洲に来ることはなくなり、221すら影の薄い、223系の天下になってしまった。
輝く車体と黄色のランプ、精悍な顔つきではあるが、やはり塗装なしはわだらん的にはちょっと残念である。
野洲に入庫するC電(普通電車)もいつのまにか新車321系のみの運用になってしまい、青い電車を見ることもなくなってしまった。
ここしばらく、湖西草津線はいろいろな塗装の113系がやってきて、なかなか華やかであった。
少し落ち着いてきたと思ったら、また小浜色なる車が戻ってきた。
もとはといえば、この車、小浜線電化の時に湖西草津線から出ていった電車なので、出戻り、である。
しばらくは人気者、だろう。
とはいえ、こんな車体色を楽しめるのももう長くはないだろう。
近いうちに大和路線や阪和線の電車の置き換えも始まるだろうし、色つき電車は時代遅れ、になる日も遠くないだろう。
無表情の同じ顔した電車に小さい子供が興味を持つだろうか、と3498Mの列に並んだトーマスリュックを持った子供を見ながら、ふと考えてしまった。
ま、子供は特急と新幹線だよ、と思えばそれでいいか。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 某広告代理店の広告か
11/2
大阪19:15の3516Mに新大阪で乗車。1号車の一番後ろの席を高槻で可憐に確保しすでに熟睡状態のわだらんである。
高槻までの10分間、立っている間は車内の広告や乗客の姿を見て時間をつぶしている。
そういえば某広告会社の広告のうたい文句に「電車に乗っている時間、結構長い」といううたい文句がある。
たしかにわだらんの場合はまさに往復2時間、一日の1/12は電車に乗っているわけで結構な割合である。
まぁ、2時間の3/4ほどは寝ているわけだが。
ところで、中村獅童と竹内結子が離婚するそうだ。
まぁ、他人のことだからどうでもいいのだが、個人的には竹内結子はちょっと好みのタイプなので、ちょっと気になる。
まぁ、本人からすれば電車ばかり乗っているへんなおっさんから気にされること自体迷惑だろうとは思うが。
そんな彼女に離婚表明後CMオファーが殺到しているそうだ。
鳥取砂丘や宍道湖に立つ彼女の姿はとても経産婦には見えない(失礼な言い方だな!)し、今後もJR西のポスターで登場してくれるとうれしいと思う。
竹内結子の他に電車内では仲間由紀恵も目に付く。
そういえば、先日から滋賀県北部までICOCAが拡大したのだが、その告知PRはなかったな。
木之本や塩津でイコヤンイベントをすれば、またおもしろいかな。と思う。
しかし、最近は電車内にいわゆるサラ金の広告が目に付く。
昔から多少はあったと思うのだが、最近は目に付きやすいしまた若い女性など配してまぁよく目立つ。
鉄道会社からすればいいクライアントなのだろうか、どうなのだろう?
わだらんは帰宅時に大阪で立ったときや、着席し熟睡後の目覚めたときなどにはよく車内のつり下げ広告などを見ている。
やっぱり一番おもしろいのは週刊誌の見出しだろうか。
わざわざ買おうとは思わないが、見出しを見ているのは楽しいものだ。
そういえば最近は大学や各種学校の広告も目立つようになってきた。
学生も広告でPRして集める時代。学校の定員は増え、若年人口は減っていくのだから。
学生も鉄道会社の大事なお客さんではある。
願わくば、混んだ時間は避けて18時より早い時間の新快速に乗ってもらるとうれしいな、
と京都で乗ってきた学生の一団に体を小さくしているおじさんの姿を見ながら再び眠りにつくわだらんであった。
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