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わだらんの鉄道自由研究表紙へ
07年 12月
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485. 12/30 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 事故も障害もない日々でありますよう
484. 12/26 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 可愛い子には旅をさせろ、は昔語りか
483. 12/25 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 生まれたての頃を知っている
482. 12/21 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 飲み代より足代?
481. 12/20 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 「寝台内は禁煙」
480. 12/17 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 踏切ではまず停まって左右確認。後ろもか?
479. 12/15 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 野洲の深夜ホームに人が多くなる頃
478. 12/13 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 事故のない日がないのはよくない
477. 12/11 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 秋は夜長というが、冬はなんだろう
476. 12/7 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 通学の高校生の眼にとまるかな
475. 12/5 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 通学の高校生の眼にとまるかな
474. 12/4 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 電車も体力勝負だな
473. 12/1 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ おかげさまで3周年
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 事故も障害もない日々でありますよう
12/30
年末恒例の帰省ラッシュが始まった。
といってもわだらんは直接関係なく、単にテレビの報道で知っているだけなのだが。
いつものように下りの新幹線が100%を越える乗車率、と決まり文句である。
170%ということは定員100人の車で70人ほど立っている計算、確かに通路など立つスペースの少ない新幹線では70人も立っていれば結構きつい、のだろうか。
もちろん子供が多かったり、荷物が多かったりと、通勤電車より一人の立ち客のスペースは必要なのだから、よけいに面倒かとは思う。
とはいえ、昔々の帰省に較べればずいぶん楽になったのだろう。
夜行列車に乗るたびに昼過ぎから長い列を作ったり、列車に乗るために乗車整理券を買ったりなどという大げさなものはもう影も形もない。
少なくとも今は列車の混雑さえ覚悟すれば、自分の出かけたい時間に駅に行けばなんとか列車には乗れるわけで、楽になったものだ。
ちなみに例えば14系客車を12両つなげてざっと定員800人弱。
新幹線16両で定員1323人なのでこれだけで既に1.5倍程度の輸送力があり、かつ在来線臨時列車で1編成1列車のところ、
新幹線なら1編成で2往復の臨時列車を出せるわけで、結果3倍近い輸送力を持つ。
そう考えると新幹線の威力はすごいもので、帰省ラッシュが緩和される理由もおおよそ見当はつく。
さらに今は自家用車だの飛行機だのと手段も豊富であるし。
とはいえ、地方で待つ親にしてみれば孫の顔を見るのはうれしいものなのだろう。
快適にとは行かないまでも、苦行にならない程度の旅行で楽しめるといいな。
そういえば、先日見た某昭和33年をモデルにした映画の最後で、青森に帰る娘が大晦日に列車に乗っていくシーンがあったのだが、
何でそんなに容易に空席を発車した後に見つけられるのか、と突っ込んでみたりしていたが。
とはいえ、何も事故のない、穏やかな年末年始であるように。
この一年おつきあいをいただきありがとうございました。
みなさまがよい年末年始休暇を過ごされますよう、してみなさまのこの先のご多幸を祈念しております。
わだらん
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 可愛い子には旅をさせろ、は昔語りか
12/26
あまり話題になっていないのだが、滋賀県内−横浜・品川の高速バスが来年早々廃止になるそうだ。
偶然近江鉄道のHPを見ていて気がついたのだが、それまで全く知らなかった。
新聞などに載ったのかな?気がついていない。
池袋大宮線は残るので夜行バスが全廃になるわけではないので大きなニュースにはならないのかもしれないが。
最近は学生の旅行離れが進んでいるらしい。
携帯の通信費他に出費がかさんでいるのか、単に動くのが面倒なのかどうなのだろう。
JTBが八景島の安宿プランなどわざわざ出すぐらいなのだから、若年層では宿泊を含む旅行なんぞというのははやらないのだろうか。
いまはスキーですら自家用車で日帰りする時代である。宿に泊まって、というのは面倒なのだろうか?
もともと夜行の高速バスは運賃安く、学生など若年層が利用の主体であったはずだ。
ところがその若年層の利用が減ってしまえば、バスの利用も低迷してしまう。
それに最近は格安のツアーバスに少ない乗客を吸われているのだから、もう以前のような華々しい夜行バスというのは期待できないのかもしれない。
3列独立の快適なシート、といいながら7000円や8000円する定期バスより4列トイレなしでも4000円で乗れるツアーバスの方が旅行する若年層には魅力なのだろう。
まぁ大阪まで出れば4列とはいえ3500円のドリーム号すらあるわけで、電車賃を払ってでも安くなる。
そう考えると彦根あたりが安い手段も切符もなく貧乏くじを引いているのかもしれない。
そういえば、昔わだらんが通勤定期を持ったはじめの頃、年末ともなればスキー板を担いだ人間が深夜早朝駅に必ずいたものだ。
何ともうらやましく、出かけていく姿を羨望の目で見ていたのだが、最近は全く見かけなくなった。
うらやましいと思う人間を見なくなったのはわだらんにとってはいいことかもしれないが、旅行業界にはよくないことなのかもしれない。
朝いつものように7時過ぎに大阪駅に着く。
やっと太陽が顔を出す時間、まだ薄ぼんやりとした中をツアーバスから降りたであろうか、某遊園地の大きな袋を持って歩く人間だけは目に付く。
そういうところにしか行かないのかな、と何か釈然としない気持ちはあるが、まだそういう旅行客がいるというだけでとりあえずはよしとしよう。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 生まれたての頃を知っている
12/25
日曜日、草津線と関西線、それに紀勢線で津まで列車の旅をした。
いつもは車での帰省だが、今日は片道鉄道利用。
わだらんが小学校の頃、何度となく通った線路はまだまだ蒸気機関車が現役だった頃を思い出させてくれる雰囲気にあふれている。
ジャンピングトレインなどと揶揄される草津線の電車も、やはり乗ると楽しいもので、定尺レールの繰り返されるジョイント音は懐かしくもあり新鮮でもある。
いつも通勤で電車に乗ってはいるものの、本線は既にほとんどロングレールになってしまっていて、車両の走行音を楽しむことは難しいからだ。
草津線で乗った電車はモハ113-5701という車。
誕生当時以来ずっと湘南色を身に纏い、車内の改造もされずにずっと昔の姿のままだ。
誕生のきっかけは1974年7月の湖西線開業に際して準備された新車で、それ以来33年ずっと高槻または向日町の車庫を住処として
毎日毎日京都から滋賀県内を行き来して、まさに琵琶湖とともに過ごして生きたような車である。
定期運用ではわずかに網干まで行く運用がかつてあったのだが、他の線区には定期運用では入っていないはず、という何とも律儀な車である。
古い車がそのまま走っているというのは確かに問題が多いのかもしれない。
最近嵯峨野線や阪和線でこの車と同車種での車両故障が相次いでいるし、そもそも不要な電気は熱にして外へ放出するというエコにならない車である。
最近の車両は電気を必要な分だけ取って、ブレーキの時には電気を発生させて架線に返すという省エネ型であって、それが今の時代の要請でもある。
JR東日本やJR東海は既に従来の抵抗制御車の引退が見えてきているが、JR西日本ではもう少し抵抗制御車ががんばりそうだ。
久しぶりに乗ったこの草津線の113系、狭いボックスシートもそれなりに快適で、短いレールから来る揺れもまた楽しいものだ。
電車に乗っている、と感じさせてくれるにぴったりである。
もちろん毎日乗るわけでない、まさに旅行であって、これが日常ならばまた雰囲気も思いも変わるのだろうけれども。
そんな電車に揺られながら、何となく車窓を楽しみ、くつろぐわだらんであった。
ちなみに先日さる有名なお方がここを乗ったので、軌道整備が行われたのだがどうも乗っている限りでそんなに揺れが収まったとは思えなかったなぁ。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 飲み代より足代?
12/21
20日の木曜日、久しぶりに学校の時代の友人と酒を飲んできた。
串カツの食べ放題、アルコール飲み放題、何しろ時間90分で切られているので、その間に飲めや食べろやと大騒ぎ。
でも3人合わせて大札1枚でお釣りがくるのだからありがたい。楽しい時間であった。
長いつきあいのわだらんのことはよく知っている仲間である。
21:45の新快速に乗りたい、と最初に宣言していたので、もちろんそれに合わせてくれる。
もっとも仮に電車の時間を気にしなくても既にできあがった状態ではあったのだが。
21:45の新快速は野洲まで、それを逃すと野洲行きは22:40までない。
その間2本新快速はあるのだが、下手に座ってしまうと深い眠りに落ちてしまい、今度はどこまで行くかわからない。
以前予測通り寝過ごして、近江八幡から歩いたことがあるが、途中挫折。
篠原駅手前でどタクシーが捕まり、もうだめだ、ととっと乗ってしまった。
C電区間の2駅程度ならがんばって歩けるかもしれないが、さすがに八幡から野洲までは10kmを越え、かなりの根性がいる。
そんな話をすると友人もみなそれぞれ経験豊かで、話のネタになる。
阪急高槻市の友人は帰宅時に堺筋本町乗車で目が覚めると長い時間がたっても南森町、
終点の高槻市で起こされず(つまり引上線まで乗車していたわけで)にそのまま戻ってきて結局淡路止まりで電車がなくなったとか、
北新地から高槻まで歩いて家に着いたら朝になっていた(これは別の意味で尊敬するが)などと自慢げに話す。
もう一人は川西池田在住なのだが、新三田に何度となく旅行していて、
長い行列のあげくタクシーに乗って高速道路を通って飲み代より高い料金になってしまうそうな。
で、最近は最初からタクシーで帰るらしい。大阪市内のタクシーは遠距離が安くなるので、かえって安くなるらしい。
確かに大阪市内の車は5000円以上半額などと出ている。
そういえば篠山口在住者の話では、篠山口でも時期によってはかなりタクシーに並ぶそうな。
まぁ篠山口の場合は途中の古市や南矢代で目が覚めてもタクシーがいないから結局篠山口まで行かないといけないわけだ。
その点とりあえず数の多少はあるものの琵琶湖線内野洲までならどこの駅でもタクシーが捕まるので、まぁ良しか。
ちなみにネットで野洲駅から山科駅までの料金を引いてみると、深夜料金・高速利用でおよそ1万円らしい。
わだらんは幸いにも21:38の野洲行き838Tに乗れ、大阪で着席し、そのまま記憶がない。
野洲で運転士氏に起こされるまで、ほとんど熟睡であった。
終点の駅というのはありがたいものだ、とつくづく思う。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 「寝台内は禁煙」
12/20
最近、喫煙者を夫に持つ妻の受動喫煙が取り上げられていたりして、ますますたばこ好きは肩身が狭くなったようだ。
新幹線N700系は全席禁煙だし、特急でも最近はたばこの吸える車両がずいぶん少なくなった。
わだらんは非喫煙者なのでなんら問題はないし、むしろたばこは苦手なのでありがたい。
昔は国電区間以外は普通電車でもたばこが吸えた。
わだらんが中学生の頃、大垣にやってきた高槻からの113系転属車には「京都〜西明石間禁煙」と車内に貼ってあり、
素人目にも大阪からやってきた電車だとわかったものだ。
東京口だと小田原、熊谷、宇都宮が禁煙区間で、これも車内妻面に禁煙区間シールがあった。
いまではその東京口の区間はたばこどころか弁当も広げられない4扉ロングシートの電車ばかりになってしまったが。
いまやすっかり都落ちした感のある117系も運転開始当時は灰皿があった。
下り向き先頭が禁煙車でそれ以外は喫煙可能だった。もちろん国鉄時代の新快速はいまよりずっと空いていて(むしろ混むことがなかった)、
たばこが吸えないことが当時ならおかしな状況であった。
今では想像つかないが。
朝小寝坊して713Mに乗る。713Mは数を減らしてきた221系。
落ち着いた車内とどっしりした重厚感は117系譲りで、窓側にも肘掛けがついた椅子が新生JR当時の意気込みを示すようだ。
まだ周囲の暗い中、椅子に座って落ち着いていると、隣を急行銀河が少し遅れ気味に、そしてゆっくり通過していった。
列車を見送っていると、偶然A寝台の喫煙室に座ってカーテンを開けてたばこを吸っている女性(若く見えたが)に気がついた。
銀河についているA寝台、オロネ24はわだらんのあこがれの車だ。
大きな車体、ゆったりした空間。もう10年近く前、金沢秋田間で一度だけ乗ったことがあるのだが、寝るのがもったいなく思えたものだ。
そんなA寝台で、しかも喫煙室にいるとはちょっと贅沢、うらやましい。
まだ正式ではないが、銀河も来年春で廃止になるようだ。
歴史ある名門列車がまた一つ消えるのはとても残念ではあるが、たばこを吹かす女性の姿を見て
ふと東京大阪間、自席でたばこの吸える公共交通機関がいつまであるのだろうか、
たばこを吸わないわだらんがふと考え込んでしまった。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 踏切ではまず停まって左右確認。後ろもか?
12/17
この週末は地元の用事だの家の片づけだの、電車から遠ざかっていたのだが、唯一踏切を渡ったのが電車との接点であった。
家の近所に自転車すらすれ違いのできない小さな踏切があり、地元の人のみが利用している。
車が通ることがないので当然障害検出装置などなく、自転車と人がすれ違うときは線路に人が降りるという代物。
そんな小さな踏切なので、自転車どうしは暗黙の了解で先に待っていた方が優先してはいる。
当たり前ではあるが、今時誰から決められたわけでないのに自然とルールができている。
見ていて気持ちのいいものだ。
ただ、野洲派出(車庫)との電車の行き来が多く、入出庫の電車は25km/h以下でとろとろと走るので、結構踏切の閉鎖時間が長い。
入出庫の電車がとろとろ走っている間に本線の列車がやってきたり、時には4番停車中の貨物列車の出発があったりすると、結構待たされる。
ただ電車を眺めているときなら問題ないのだが、さすがに用事や時間の約束などあるといらいらしたりする。
電車に待たされていらいらしては鉄ヲタ失格なのかもしれないが。
13日木曜日の夜、彦根で踏切事故が起きた。
いわゆる人身、飛び込みでなく、軽自動車と電車の接触事故であった。
幸い自動車の運転者は逃げていて無事で電車も車を巻き込むことなく、自動車との事故の部類の中では割と速く運転復旧となった。
自動車との接触だと、時折車体の下に車を巻き込んだり、接触した車が火を出して電車が破損したり、と場合によっては一日がかりのこともある。
2002年9月には自動車を巻き込んで架線柱をなぎ倒した名鉄電車が2両廃車になっているし、
今年1月には川越線で踏切事故に続いて救援作業中に電車が脱線してまる1日電車が停まってしまったような大きな事故も起きている。
というか、踏切事故は今に始まらず以前からずっと問題になっていたのである。
ところで、あまり大きく報道されていないのだが、この彦根の事故は、もともと踏切待ちしていた軽自動車に
後ろから車が突っ込み、軽自動車が踏切の中に押し出されたのであった。
軽自動車からすれば突然踏切の中に放り込まれたもので、まさに災難。
本当に大きな事故にならなくてよかった。
何の落ち度もないのに事故に遭うのはなんともお気の毒だと思う。
朝まだ暗い6時前、709Mを待つべく野洲駅ホームで待っていた。
電車がゆっくり入ってくるがその間踏切はずっと閉まったまま、709Mが過ぎる頃には上り回送の出発時間。
出庫電車が続く時間帯はなかなか踏切が上がりません。
無謀横断せずに待っていてね。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 野洲の深夜ホームに人が多くなる頃
12/15
金曜日、忘年会が重なって二つ掛け持ちしてきた。
自分の部署の他に他部署が声をかけてくれたものだ。
わざわざ声をかけてくれたのはありがたく、喜んで出かけていったのだが、もちろんしっかり会費も取られ、
かつある程度飲んだ後に出かけていったので、会費分の飲み食いは間違いなくできていないだろう、とかなり残念。
まぁ楽しい時間が過ごせたのでそれはいいことだったのだが。
大阪駅へ戻ると21:55。
実は21:45の新快速に乗りたい、と密かに狙っていたのだが、やはりいい気になって騒いでいたので無理だった。さてどうしよう。
わだらんは酒を飲むと間違いなく熟睡である、立っていても寝てしまうので、寝ても大丈夫な電車に乗ることが一番安全。
ずいぶん前のことだが、C電なら京都までに起きるだろう、と普通電車に乗った。
目が覚めると向日町、よかった京都までに目が覚めた、と思ったのもつかの間、電車は向日町を出ると次は長岡京、と言い出した。
京都で普通電車は4番のホーム上折り返しがほとんどで、わだらんの乗っていた電車もそのまま京都で折り返し、西明石行きになっていたのだ。
こうなると今度は焦ってしまい、長岡京で降り再び上りホームへ。
結局野洲行き快速に乗ったのだが、それなら最初から野洲行きT電を待っていてもいっしょではなかったか、とえらく後悔してしまったことがある。
もとより米原行きは近江八幡からのタクシー代で懲りているのだ。
そんなわけで、乗る電車は22:40の野洲行き新快速となった。
それまで桜橋口のハイウエーバス乗り場でバスを見ていたり、3番線で神戸線新快速を見送ったり。
ドリーム号の発車を見ていると、銀河の客の入りがなんとも情けない。
もう少し手を打つ方法はないのだろうか、とつくづく思う。
座席車連結はよく言われるが、電車化の上、大宮−姫路間運転の寝台+座席連結とすれば、まだまだなんとか乗客はいると思うのだが。
片道8000円くらいの切符があれば、十分ツアーバスには対抗できそうだが。
夜行列車はまだまだ需要があると思いたい。
そんな銀河の姿を見ながら列を作り、22:40の新快速に乗る。
入線時やたら混んでいて何事かと思ったが、ルミナリエ中であることを思い出した。
この時間までということは中華街で何か食べていたのかな、と夫婦やカップルの多さ、いつもの平日の新快速と違う雰囲気に圧倒されてしまう。
それでも大阪で大量の下車があり、窓側確保ですぐ熟睡。
野洲に着くともう風の冷たい、冬の入り口の夜であった。
まだ野洲に着いても寝ている御仁が各車数人ずつ。みなさん宴会は楽しめましたか?
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 事故のない日がないのはよくない
12/13
先日ニュースで見たのだが、警視庁が悪質な自転車の取り締まりをしたそうな。
NHKのニュースでは西東京市の西武線踏切で踏切遮断竿が下りかけたところを強引に渡った自転車が停められた場面が出ていた。
確かに商店街や歩道を爆走する自転車が横行するのは困ったものだが、踏切の無謀横断というのもこれまた迷惑な話だ。
無謀横断はむしろ自動車より自転車や歩行者の方が多いような気がする。
道路信号は赤で渡ってもまわりに車や人がいなければ問題ないかもしれないが、鉄道の場合踏切が下りると言うことは
必ず列車が近くにいるわけで、必ず何かしらの迷惑が列車にはかかるわけだ。
駅などには踏切事故防止の告知ポスターが貼られているが、鉄道利用しない人の方がきっと踏切に無頓着なのではないか、と思う。
昔々、JR東日本が八王子の踏切にカメラを仕掛けて、無謀横断をCMに流すことをやっていた(と記憶している)が、
非鉄道利用者に踏切事故防止を告知するのは難しいのかもしれない。
大阪18:52の3512Mで帰宅。
18:45の一本前の新快速が発車する前に10番線の列に入っていれば必ず座れる、ありがたい電車である。
残念ながら窓側は取れなかったものの、前向き通路側に座ってすぐ熟睡。
気が付くと草津。
隣が降りるので起こされたのだが、どうも入線の様子がおかしい。
やたらとろとろ入っていくので、どうやらホーム直前の第二場内が警戒信号、出発は赤現示だったのだろう、と思われた。
案の定、草津でしばらく停車。守山の踏切で竿が折られて徐行運転だそうだ。
やがて信号が開通し、電車は走り出す。
栗東も問題なく通過していったが、守山手前で急に徐行。
なるほど、守山駅南側の踏切が現場のようで、係員が列車の通過を見守っている。
徐行で通過し、ホームにかかったところでもう一度加速、結局そんな徐行と草津開通待ちで野洲は3分延であった。
昨晩は近江八幡で人身事故が深夜に起き、ずいぶん派手な遅延祭りになったらしい。
今日もこの日記を書きつつ、彦根で起きた踏切事故が気になっている。
毎日遅れが続くのが面白いわけがなく、とにかく一日平和であってほしい、と切に思っている。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 秋は夜長というが、冬はなんだろう
12/11
もうすぐ冬至。
あったかいお風呂に入ってのんびりしたいと思うのだが、最近は温泉にも行っていないのでちょっと欲求不満。
わだらんの家のそばにも日帰りの温泉施設は多数あるのだが、ちょっとこのところ足が遠のいている。
いつか海に夕日が映える温泉でしばらく空を眺めていたい、と思う。
そんな今日から、大阪では日の入りが少しずつ遅くなる。
一般的には冬至の日が日中太陽の出ている時間の一番短い日なのだが、日の入りと日の出は少しずれていて、
冬至を過ぎても日の出は少しずつ遅くなり、日の入りは冬至前に少しずつ早くなる。
日の短いのは何となく切ないのだが、夕方が少しずつでも長くなるのはなんとなくうれしいものだ。
大阪駅の阪急との連絡歩道橋を夕方歩いていた。しばらく気にしない間に旧11番ホームのあたりは建物が跡形もなくなり、とても広い空間になっている。
ちょうど夕方、日の落ちた時間だったのだが、まだ西の空は明るく、建物のない空間はとても広々として気持ちいい。
駅ビルも楽しみだが、この広々とした空もまた何か捨てがたい魅力があるように思う。
11番線ができた当時、昭和37年あたりの写真を見ると、梅田の北側はまだまだ空がとても広かった。
というか、もともと北側は貨物駅と一部のビルがあっただけで、ほとんど田畑や旧の集落があった程度である。
今や大きな電気屋ビルが建ち、さらに貨物駅も大きなビル街に変身するそうなので、空はどんどん小さくなっていくのだろう。
この阪急との歩道橋から見える空も旧大阪駅北ビルの先、貨物駅の上空を見ているので、この先梅田北開発が進むと大きく雰囲気は変わるのだろう。
そもそもこの阪急との歩道橋自体変わると聞いているのだが。
すっかり暗くなった18時過ぎ、810Tの2号車に4人目で並び、しっかり窓側確保。
18:08の定時発車で、ホームにいる多くの人が車窓に流れていく。
みんなの帰りがお酒の季節で少し遅くなったのか、気持ちこの時間の電車が空いているように見える。
季節の移ろいは早いなぁ...
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 通学の高校生の眼にとまるかな
12/7
神戸ルミナリエが始まった。
ところがさすがに13年目にもなって多少疲れてきたのか、今年が最後か、と言われている。
そういえば昨年もそろそろだめか、みたいな話だったが、少なくとも今年まではがんばった。
来年どうなるかはわからない。
今年は観客に100円募金を募ると言うが、浄財はどの程度集まるのだろう?
最近はどこでも同じような催しが増えてきて、神戸でなくても、みたいなところはあるのだろうか。
いつの頃からか、クリスマス前になると広場や家のまわりを電飾するのがはやりになってしまった。
確かに見ていてきれいだし、わだらん的にはなかなか気に入ったものである。
もちろんきれいなものもあれば、今一歩みたいなものもあるが、少なくとも京都駅ビルのツリーのような客寄せの材料になっているものはあるわな。
一般家庭の電飾はいわば自己満足みたいなものなのだろうが、それでも寒い夜に多数の小さい電気がついたり消えたりを見ているのは楽しいし、きっとする方も楽しいのだと思う。
サンタが壁を登ったり、トナカイの角が動いたりと小道具も多く、見ていて楽しいものだ。
長岡京の駅前歩道橋も、高槻の歩道橋も、みなこの季節きらきらである。
なんで冬なのか、夏にきらきらしてはいけないのか、よくわからないけども。
向日町の駅から見える一角の住宅地は毎年電飾をしていて、電車から一瞬見ることができる。
せっかくなので、みなさんも夜向日町を通ることがあれば、見てやってほしい、とその家に関係のないわだらんが言ってみる。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 通学の高校生の眼にとまるかな
12/5
わだらんもいちおう大学出なのだが、何しろ勉強を全くしなかったので、今になって全く大学出というのが役立っていない。
親に申し訳が立たないなぁ。
とはいえ、大学生の間に体力はついたし、旅行の度胸もついた。
ワイド周遊券で九州や北海道を何度も夜行列車とともにうろうろしたこと、そしてその延長線で欧州へもでかけたこと、
さらには今になって欧州を一人でうろうろできるのも、学生時代の旅行術の賜物である。
夕方熊本のスーパーで半額になった弁当を買って最終の西鹿児島行きに乗り、伊集院で折り返し門司港行きの夜行に乗って
目が覚めると博多、みたいな一般人から見れば何しているのかいな、と思われるようなものなのだが。
今は子供の数が減って、大学の定員は増え、希望すれば誰でも大学生になれる、らしい。
いい世の中なのかどうなのか。
しかも大学同士が生徒の獲得競争に走るご時世、まるで受験生は神様だみたいな風潮もあって、どうなんだろう?と思う。
今は都市の大学の地方試験が当たり前になって、わざわざ出て行かなくても入学試験が受けられる、ありがたい世の中なのだから。
そんな地方試験の案内を某金閣寺そばの大学の車内広告を先日見て、ご苦労だな、と思っていたのだ。
最近時折広告貸切車両に当たることがある。
今日帰りに乗った223系もまさにそれ、車両内の広告すべてが広告主一社の広告で埋め尽くされているもので、確かに嫌でも目に付くので覚えてしまう。
そんな貸切電車で今日見たのは名古屋市内の某カトリック系私立総合大学であった。
まぁ派手に「○○大学」の名前が至る所にあふれている。ちょっとびっくり。
確かに名古屋の大学からすれば、関西地区の学生確保はおいしいところなのだろう。
関西攻め込み、というところか。
となれば否が応でも知名度アップのためには派手さが必要だな、と妙に納得したりする。
何も事故などがなければこの広告電車、6日は大阪19:00の新快速網干行きに、7日は21:30の新快速米原行きの後8両になるはずである。
あくまでダイヤが乱れなければ、であるが。
わだらんがまだ高校生の頃は、その某大学は近くの地下鉄駅から徒歩15分、と聞いていた。
ところが、新たにできた地下鉄新駅からは徒歩8分、と地下鉄新線開業の恩恵を受けている。
ただし、地下鉄最寄り駅はその大学と違う大学名を冠した駅なのだが。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 電車も体力勝負だな
12/4
小寝坊して野洲駅6:07の711Mに乗ろうとすると、駅の外まで7分遅れのアナウンスが聞こえてきた。
小走りしてきたので、もういいか、と歩き出す。
年のせいにはしたくないが、最近どうも小走りが続かない。体力を維持せねば旅行にも出られない、とちょっと危惧。
わだらん的には、やはり旅行は体力だと思う。
特にリュックをかついで数時間連続して歩いてみたり、あるいは大食いと絶食の繰り返しのような旅行ばかりしているわだらんからすれば、
逆にそういうことができなくなったときが旅行の引退か、と思っている。
でもまだまだ行きたいところはあるし、もっと体力をつけてがんばらねば、と思う。
さて、711Mは結局6分遅れで野洲駅にやってきた。
車内での車掌の説明では先行の貨物列車の車両点検のための遅れだそうだ。
てっきり雪か寒さかと思ったが、残念ながらまだそこまで寒くもないらしい。
先日伊吹や比良が白くなったのは見たのだが、平地の初雪はいつだろう?
そんな雪の影響を受けやすいからか、711Mは比較的回復しやすい、少し寝たスジになっている。
いつもなら草津で小休止、京都で休憩、そして大阪で時間調整。
もちろん早く走ってくれるほうがいいわけだが、確実に走れるダイヤもまた大事。
結局きょうの711Mはその寝たスジを上手に使って野洲6分が京都3分、大阪着1分にまで遅れを戻せたのである。
例の事故以来回復運転を問題視する傾向があるが、本来戻す余裕とその回復運転はあって当然、すべてを問題にする必要はない、と思う。
そんなわけで今日の711Mは野洲発6:13−大阪着7:22であった。
707Mや709Mなどと合わせて考えると、野洲大阪68分あたりが京都まで快速のT電の実力か。
72kmを68分、途中14駅停車とはなかなか立派である。
新快速ももちろんだが、T電もなかなかのものだ。ありがたいねぇ。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ おかげさまで3周年
12/1
このわだらんの雑記帳を書き始めて丸3年になった。
みなさまのおかげで続けられることができありがたく思っている。
この3年、わずか3年でずいぶんいろいろなことがあった。
もちろんその最たるものは尼崎での脱線事故なのだが、それに加えて毎年繰り返させる3月の列車廃止や路線配線騒ぎもつらい。
どうやら来年春にも夜行列車の廃止が続くようだ。
また未だ乗ったことのない島原鉄道の南区間廃止予定もある。
確かに新車投入など明るい話もたくさんあるのだが、この3年でダイヤの乱れる回数は確実に増えたようだし、
明るい時代になったとはあまり喜べないような気がする。残念なことだ。
まぁでもわだらん的にはこの3年、怪我も病気もなく、安泰であった。
健康で毎日電車に乗れるのがありがたいと思わねばならない。
これからももう少しがんばってみようと思う。
いつのまにか島本駅のホームがずいぶん出来上がっていた。
毎日通るのだが、朝は寝ているし、帰りはこの季節日が暮れてしばらく気にしていなかったのだが、
帰宅時座れないついでに前を見ていてちょっと驚いた。
とはいえ、もう来年春開業なので、もう姿ができていてもなんら不思議でないのだけれど。
次の12月の時にはそんな新駅や大阪駅の状況が変わりました、と明るいニュースで続けばいいな、と思う。
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このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |