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わだらんの鉄道自由研究表紙へ
08年 1月
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497. 1/31 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ ちょっと隣まで高速利用
496. 1/29 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ さすがに道新や南日本新聞は車内で見たことがないが
495. 1/28 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 人を運ぶ、ものも運ぶ
494. 1/25 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ ラッセル車は暇だろう
493. 1/24 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 前向き二人掛け座席は優等車の証
492. 1/22 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ ローカル線ガール
491. 1/20 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ ドアの横のボタンを押してください
490. 1/17 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 列車に揺られて、は一般受けしないのか
489. 1/14 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 買い物は改札前にお済ませください
488. 1/10 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 欲を出さず周囲を見渡して
487. 1/7 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ ゆったりしたいい時間が過ごせますように
486. 1/3 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 謹賀新年
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ ちょっと隣まで高速利用
1/31
日本でもっとも長い距離を走る定期路線バスは福岡−東京間の高速バス「はかた」である。
一度乗ってみたいとは思うのだが、わざわざ東京まで出ていくのも面倒だし、
なかなか東京から福岡へ直接行くようなこともないであろうから、当面は乗ることもないだろう。
名神利用なので毎日野洲市内を通っているのではあるが、鉄道と違ってバスを道路端で待つのはどちらかといえば非効率であるし、
ましてや深夜の高速道路のそばでぼーっと立っていれば不審者扱いにでもなりそうである。
まぁ九州へ行ったときにでもまた天神で発車を見送ってみる、としよう。
ところで、最近はそんな「はかた」のような長距離ではない、短距離の高速バスが増えている。
都市高速を利用した路線バスは東京でも名古屋でも福岡でも珍しいことではないのだが、
たとえば第二神明経由の垂水区内発三ノ宮ゆきのような全区間で1時間程度までの短いバスが増えている。
以前から新潟県内とか福岡中心の100km程度の路線を短距離高速バスみたいな呼び方をしていたので、
最近はそれを下回る短距離区間が増えていることになる。
そんなことを思ったのは今日の新聞記事で、「中書島−BKC間にバスを運行」という記事を読んだからである。
BKCとは立命館大学の琵琶湖キャンパスで、一般的には南草津からバスである。
南草津駅利用客のかなりの部分をBKCの学生が占めている。
ところが最近大津駅からBKCへの高速バスができた、と聞いていた。
まだ実際に見たことはないのだが、大津駅から大津IC−草津田上ICを抜ける30分ほどのバスでなかなか利用価値はありそうだ、と思っていた。
どうせ南草津からBKCまで15分程度はバスでかかるので、新快速を大津で降りてバス利用でもあまり時間は変わらないように思えるのだ。
そこへ今回の中書島からのバスの話である。
確かに京阪本線からBKCは遠く、枚方からだと丹波橋で近鉄、京都からJRか?結構な時間がかかりそうだ。
バスで中書島から30分ほどとなればかなり近いなぁ、と思う。
高速道路はいままでの街道や谷筋、鉄道線路に関係ない新たな視線で作られるので、高速道路の新規開通で
いままでの発想と違うバス路線がこれからも増えていくのだろう、と思う。
とはいえ、あの手この手で学生の確保を必要とする大学の努力はすごいものだ。
いままでは環境がよい、などと郊外に出ていった大学が、今度は郊外の交通の便を心配する時代になったのだろうか。
そのうち都心移転後の郊外キャンパス跡地の再開発なんぞも出てくるようになるのかもしれない。
南草津の駅前は西側も少しずつ建物が増えてきた。
BKCの学生利用が新規バス路線に流れて少し減っても(年間9万人程度らしい)、南草津駅の利用客は変化なさそうだ。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ さすがに道新や南日本新聞は車内で見たことがないが
1/29
いつまで続くものか先の予断を許さぬ状況ではあるが、とりあえず3月にムーンライト松山と高知の運転がある。
いつ廃止になってもおかしくない状況故、運転してもらうのはありがたい。
美濃町線から高知へ引き取られた590に会いに行きたいなぁ、などと漠然と考えている。
まぁ18きっぷでなくても旅行はできるのだが、小遣いの限られたわだらんにとって18きっぷは強い味方である。
そんな18きっぷで旅行中のある日、小郡(まだ新山口改名前だったと思う)で乗り換えた岡山行き電車のなかで、
隣に座った女性が「南草津図書館」とシールのある本を読んでいるのに気がついた。
ということはこの女性もずっと先までいっしょかいな、とちょっと驚いた。
むろんだからといってその女性と親しくなったわけでもないし、そういつもいつも隣人の行動をじろじろ見るわけではないので、
そんな例がそうしょっちゅうあるわけではないが、がしかし持ち物や読み物でおおよその目的地が検討つくことは時折あったりする。
まぁ小郡くんだりから18きっぷでひたすら帰る人間がわだらん(とびっくるり氏)以外にいるのにはちょっと驚いたが。
週末から少し悪寒が引かず、月曜日はとっとと仕事場を抜け出し、17:30の新快速敦賀行きに乗り込んだ。
もちろん座れるような時間にはホームに上がれず、ほとんど駆け込みのような感じではあるが、なんとか先頭車に乗り込んだ。
ざっと見ると扉周辺に10人くらい、通路に数人といった感じでまだ本格的な混雑が始まってはいない、静かな車内である。
まずは新大阪や高槻で降りそうな客を捜すが、残念ながらどうもそれらしき人はいない。
そんななか、ある男性に気がついた。新聞を広げているのだが、読んでいる新聞は中日新聞であった。
一般的に名古屋発行の中日新聞は滋賀県では近江八幡あたりまでが勢力範囲。
しかも今日の朝刊であったので、家に配達されたか駅で買ったか、いずれにせよおそらくは彦根やそれ以遠からやってきて、これから帰る、と見て間違いなさそうだ。
ということはこの男性の前に立っても座れない、と方針転換。
幸いにも京都で降りた客の後に無事に着席できたのである。
そういえば昔まだ鉄道で新聞を輸送していた時代、名古屋を深夜に出る大阪・宮原ゆきの荷物電車があったのを思い出した。
そうか、それに中日新聞が載って滋賀県内まで来ていたのだな、と。
名古屋を深夜に出る夜行の高山線と紀勢線への急行には荷物車がいて、新聞と郵便を積み込んでいて、編成の前の方だけやたら活気があった。
東海道線の荷電は2両であまり迫力がなかったが。
ネットで新聞が読める時代ではあるが、やはり手にとって読む新聞はネットの画面とはまた違う、とおっさんのようにつぶやいてみる。
野洲は冷たい雨になっていた。
降りる際にふと中日新聞の男性に目をやると、新聞を読み終えたようで、熟睡状態であった。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 人を運ぶ、ものも運ぶ
1/28
月曜の早朝、野洲を通過していく貨物列車にはほとんどコンテナが乗っていない。
よくフレートライナーをもじってフレームライナーなどと揶揄したりもするが、本当に台枠だけが走っている。
ぱっと見機関車の単行のように見え、後ろの方にぽつんとコンテナがいるとまるで幽霊が後から付いているように見える。
ずいぶんと無駄なように見えなくもないが、実際には貨車も運用されて回っているので、なかなかすべて積車で走るというのは難しい。
何しろ人間の場合は基本的に元いた場所に戻るので往復とも客がいるが、貨物の場合はほとんどが一方通行。
苫小牧や鵜殿からの新聞用紙はそれがまた戻ることはないし(古紙のリサイクルはまた別の次元だな)、
北海道のじゃがいもやたまねぎは出荷する一方で、玉ねぎが北海道に動くことはまずない(と思われる)。
鉄道貨物のコンテナ化が進んだ背景には汎用のコンテナなら往復とも荷物が積めるので積載効率が上がり、
かつコンテナ貨車も往復荷物が載せられる利点があるからだ。
ところが工場の休みで出荷の少ない週末も宅配便利用などがあり、かつ機関車や乗務員運用などなど都合で
どうしても空荷に近い列車が走ってしまう。
まぁ仕方ないことではある。
朝713Mに乗ろうと駅へ急ぐと上り貨物がほとんどからの状態で通過していった。
はて、あまり見たことがないな、と思いながらホームに降りると回5642Mが入ってきたところだった。
野洲の車庫を出庫して駅で折り返し安土までの回送になるもので、これの後に713Mが車庫から駅に入ってくる。
結局上り貨物の遅れによる入線遅れに加えて、下りも銀河が遅れていて、開通待ちで713Mは野洲を4分延で発車となった。
とはいえ京都までスジの寝ている713M、案の定ほとんど京都の時点で遅れは戻ってしまったのであった。
月曜日、電車は全体に混んでいる。京都で一旦空いたものの、高槻・茨木と多数の乗客が乗り込んで、通路にも多数の立ち客。
少しうとうとして目が覚めると神崎川を渡っていた。もうすぐ新大阪。
並んで走っているのは野洲で銀河の前に通過した福岡行きの1051列車。
ほとんど荷物のないコンテナ貨車に某黒猫運輸の大きなコンテナがひとつ。
いろいろな人へのいろいろな届け物がいっぱい入っているのだろうな。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ ラッセル車は暇だろう
1/25
朝いつものように709Mに乗るべく駅へ急ぐ。
ふんわり白くなった小径を歩くと静かに雪を踏む音がする。
しばらく雪を見ていなかったので、久しぶりの感触である。
野洲では昨晩から雪になった。
やっとなった、というのが正解だろうか、5cm程度にはなったと思う。
車道などは完全に白くなったわけではないが、車の上や木々の枝には綿帽子のような雪が乗ってなかなか風情がある。
雲が南東へまっすぐ流れているので、関ヶ原や米原あたりより野洲の方が雪が多いようだ。
最近はライブカメラのネット中継が国道事務所や高速道路会社のサイトで見ることができ、
あちこち較べながらあーだのこーだの考えているのはなかなか面白いものだ。
もともと雪の降り方というのはかなりの局地性があって、米原だから雪が多いとか、大津だから雪が少ないと簡単にはならない。
ちなみに石山駅のあたりは確かに雪が少ないのだが、大津駅のあたりは湖西や比叡で雪が降ると流れ雲で案外雪が多いこともあるのだ。
それはさておき、まずはやっとこの冬のまともな雪になった。
雪が降るとうれしい年齢でもないのだが、あまりに今年は雪がなく、ちょっと心配になってしまう。
地球温暖化だのの難しい話をここでするつもりはないのだが、少なくとも最低気温が下がらない、冷えなくなっているのは事実のようである。
滋賀県の一番雪深い柳ケ瀬が朝の時点で積雪12cmというのはなんとも少ない。
雪が少なく、冷たい雪解け水の流入が少ないと、琵琶湖の水循環によくないらしく、ちょっと心配である。
こののち大量に雪が降っていつも通りの冬らしい景色になってもらいたいものだ。
とはいえ、列車の運転に支障が出るのも困った話、とは身勝手か。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 前向き二人掛け座席は優等車の証
1/24
二日続けて小寝坊して、新快速での出勤となった。野洲を6:44の3405M、米原から降りてくる新快速の一番列車である。
野洲着の時点では車内に若干の空席があり着席可能。
とはいっても単独の前向き席はすべて埋まっていて、向かい合わせ席ばかりが空いている。
どうせ寝てしまうのだし、何も前向きばかりにこだわる必要はないのだが、できることなら扉に近い窓側がいいものだ。
ところで、最近この3405M利用であることに気がついた。
通常大阪駅御堂筋口利用のわだらんは、下り向きは編成後ろに乗っている。
いつもの707Mや709Mなら最後尾だし、12両の3405Mなら11号車に乗っている。
ちなみに大阪駅で12号車の位置はかえって階段(エスカレータだが)から遠いので11号車に乗っている、いや乗っていた。
ところが先日3405Mに乗車する際、野洲でホームに降りたのが発車間際でそのまま7号車に飛び乗った。
するとこの7号車、石山と大津でずいぶん降車があり、わだらんも野洲で4人掛け席にいたのだが、2人掛け前向きの座席に簡単に移動できたのである。
一般的に野洲やそれ以東からの大阪直通客は編成後ろに寄る傾向があり、実際3405Mでも先頭1,2号車は間違いなく空いているのだが、
編成中程で降車がこんなに多いとは知らなかった。
たしかに石山も大津も編成中程、7号車位置あたりが階段に近いので、座席選択の裕度がある八幡以東なら階段に近いところで乗るのが自然だろう。
そこでこの二日続けて最初から7号車を狙ってみると、確かに途中で空くのだ。
ならば今度からは無理に11号車に乗らなくてもいいか、と思った次第。
さらにおもしろいことに大阪駅で後ろ側までホームを歩いているうちに一番東側のエスカレータは降車が一段落して空いている。
つまりエスカレータに入る群衆列に入らずにすむわけで、これまた結構。
たまには少しパターンを変えてみることもいいのかな、と一人納得してしまった。
大阪駅で7号車位置から後ろへホームを歩く。
向かい側3番線側にはキハ181のかにかにはまかぜが停車中。
車内はがらがらで、大丈夫かなと思いつつ、何も飾り気のない、よく言えば端正な車内、白い座席カバーを見て、
わだらんがまだ子供の頃、特急が雲の上の存在であったころのことをふと思い出していた。前向き席が贅沢に見えた時代があったのに、と。
通勤で座れるだけでもありがたい、欲を出すとバチが当たるかな。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ ローカル線ガール
1/22
「ローカル線ガール」なる本がでたそうな。鉄道おねえさんのお話だそうだ。
以前新幹線ガールなる本が出て、読みましたよとここで書いたのだが、今度は田舎。
もちろん田舎などというと坂井や勝山の方に怒られるだろうけれども、でも田舎。
そう、このローカル線ガールとは、えちぜん鉄道のアテンダントのお話なのだそうだ。
さぞ新幹線ガールとはまた違う楽しいお話、田舎ならではの話が満載だと思う。
えちぜん鉄道とは、ご存じの方も多いかもしれないが、旧京福電鉄の路線を引き継いだ第三セクターの鉄道である。
正直いつまで持つのだろうか、と不安に思える部分もあるが、でも長くがんばってほしいと思う味のある路線。
わだらんは山に分け入る勝山永平寺線より広々とした空の下を走る三国芦原線が特にお気に入り。
西長田を過ぎて、線路のまわりは田んぼしかなく、ただただ開放的な空間をとことこ走る姿がなんとも気持ちいい。
公衆浴場の芦原温泉セントピアあわらと三国温泉ゆあぽーともこれまたお湯好きわだらんになんともありがたい施設でうれしい限り。
なにもえちぜん鉄道に利害関係があるわけでなく、かといって知人親戚がいるわけでもないのだが、何となく応援したい鉄道である。
みなさんも機会を作って是非えちぜん鉄道に乗ってアテンダントのおねえさんの仕事ぶりを見ていただきたい、と思う。
冬の間は北陸の観光キャンペーンの時期である。
確かにわざわざ寒いところへ、と思う向きもあろうが、この時期だから味わえるものもあろう、などと一人で納得してみる。
というより毎日乗る新快速に下がっているポスター、北陸乗り放題きっぷのポスターが気になって頭から離れない。
何しろ京都発なら9000円で富山へ特急指定で往復でき、しかも直江津まで自由席で往復できてしまうという、なんとも格安なきっぷである。
もちろん期間限定というか有効日は極めて限定されているものの、恐ろしく安い。福井往復で元を取ってしまう。
どうも着物のおねえさんがわだらんに何か訴えているようで、これはどうしたものかなぁ、
とこの数日間、高槻京都まで立っている間じゅうずっとなにか悶々とした気持ちから抜けられないわだらんである。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ ドアの横のボタンを押してください
1/20
久しぶりに図書館へ行こうと車を転がしていると、野洲派出のはずれに113系が停まっているのが目に付いた。
今までの例でそこの線に留置された車はみな廃車になっているので、この113系もそろそろそんな時期なのだろうか、と思う。
おそらくはしばらく留置されるだろうから、近日また様子を見に行こうかと思う。
今日は雨が降っていたので、外に出るのがおっくうだったのである。
天気予報によれば、日曜の晩から雪になるそうだ。
最近、特に今年はどうも暖かい日が続いていて、雪にならない。
確かに朝晩は寒いのだが、でも本当ならもっと寒くなっていいように思うのだが、どうなのだろう。
今湖西草津線で走っている113系は耐寒耐雪の装備を持った700番台車である。
もともと湖西線開業の際に湖西の雪への対処策として投入された車で、一部を除きこのグループは京都に出入りする仕事をずっと続けてきたものである。
比較的転配の多い113系の中では異質の存在であるが、もともと700台自体が特殊車なのでまぁそんなものなのか、と思う。
つい最近までみな元気だったのだが、最近になって少しずつ廃車が出てきたのは少し残念ではあるが、しかたないな。
耐寒耐雪の目に見える一番わかりやすいのは扉の半自動化である。
ドアを手で開けるもので、必要なとき以外は開くことがない。
実際湖西線の小さな駅では乗客の出入りのない場合も多く、無駄にドアを開けないのは理にかなっているが、いかんせんドアが重い。
おばあさんあたりだと結構難しかったりする。
最近は嵯峨野線用車などにボタンの付いた車があって、簡単に開閉できるものがあるのだが、なぜか同じ700番台でも湖西草津線用車はボタンが付いていない。
近々嵯峨野線の113系が追い出されるようなので、その時にはボタンの付いた車が湖西草津線に回ってくるのだろうか。
野洲では待避や接続待ちによる長時間停車の際に冬の間は半自動扱いをする。
もちろん221系も223系も扉の開閉ボタンが付いているので、操作は簡単。
先日まで結構開いたままのドアが多かったのだが、この数日冷え込んだためかドアが閉まっている車両が多くなった。
気の利いた人間は降車の際にドアを閉めるし、ドア付近の乗客がドアを閉めることもある。
ドアがすべて閉まった状態で停車しているのはちょっと滑稽でもある。
221系や223系の半自動扱いは閉まったまま発車のできるすぐれもの。
発車前に一旦開閉が必要ないので、静かに発車ができる。
この手なら駆け込み乗車はできないのだが、夏冬といわずもっと普及してもいいのではないかと思っている。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 列車に揺られて、は一般受けしないのか
1/17
一般的に長距離列車とはどの程度のものをさすのだろうか?
大阪発札幌行きや上野発札幌行きの寝台列車なら誰もが文句なしに長距離列車と言うのだろうが、
日中の列車がどんどん短くなっているこのご時世、大阪東京でも長距離列車になるのだろうか?
昔は24時間近くかかる列車も当たり前であった。
昭和36年10月の時刻表でみる、511列車大阪発青森行き普通列車の場合、
大阪発641−京都716/721−米原902/933−金沢1533/1549−富山1729/1742−長岡2327/2334−新津034/045−酒田426/437−秋田718/730−青森1344と
35時間03分。
しかも長岡−酒田間のみ主要駅停車、他は各駅停車である。
もちろん、この時点で急行日本海(大阪1910-1729青森)と特急白鳥(大阪 805-2350青森)があるので、
多くの直通客や関西東北の移動には急行日本海あたりが人気だったのだろうとは思うものの、
大阪北陸移動などだと、このような普通列車も活躍していたのだろう。
まぁ始発から終点までずっと乗り通す客が少ないにしても、いくつかの区間を繋ぐ形での長距離列車の存在価値があったのだ、と思う。
今では飛行機利用が格段に身近になって、列車の価値はせいぜい4時間、と言われる。
それ以上の距離では列車は飛行機に勝てないのだ。
昼行列車では大阪発の場合新潟は姿を消して、富山(魚津)か、長野あたりが一番長いのか、と思う。
まぁ、敦賀発播州赤穂行きもたいてい長いと思うが、これはどっちかと言えば運用の都合でできたようなもので、
二点間を結ぶ列車の設定からくるものではないし、下関−岡山の普通電車も狙って設定したものでないだろうし。
まぁ東京大阪も新幹線で2時間半、飛行機では1時間。
夜行列車で行く距離ではないのだろうか、と朝大阪駅に停まっている銀河の姿を見ながら考える。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 買い物は改札前にお済ませください
1/14
日本海鍋祭りに行ってきた。
ご存じの方はあろうか、高岡でこの時期の土日、いろいろな鍋を一杯300円で提供するお祭りである。
基本的にはみそ汁の具の多いもの、といってはずれないのだが、魚や肉、各種の野菜がそれぞれの鍋ごとに特徴があって食べ較べるのは面白い。
さらにはコロッケの屋台もいろいろあって、大食いの人間ならどれだけでも食べてしまいそうなおいしいものが並んでいる。
見るだけでも楽しく、食べるのはさらに楽しい、なかなかわだらん的なお祭りである。
高岡にはもう一つ気になることがあった。
高岡の駅は本線が2面4線、その両側に氷見線と城端線のホームがあり、さらに貨物用の側線や、運転所への入出庫線も加わってなかなか賑やかな構内配線。
ここの駅は機関車の付け替えも眺めることのできる、とても楽しい駅である。
かつ、実はこの駅、昔の岐阜駅の趣とそっくりな、わだらんにとってとても懐かしい感じのする駅なのである。
岐阜駅は1959年、高岡は1966年と若干の年代差はあるが、どちらも駅舎にステーションデパートを持ち、
改札を入った正面にはホームがなく、かつ改札の左手が階段、右側が手洗い所と全く同じ構造である。
おそらく当時の国鉄岐阜工事局が同様な図面で設計したためだろうと思うが、わだらんの昔懐かしい中学高校時代の雰囲気を高岡の駅のここかしこで感じることができるのである。
とはいってもさすがに時代の流れか、高岡駅も橋上化工事が始まることになった。
今の懐かしさ一杯の改札口も、改札前のコンコースもなくなってしまうのかと思うとちょっと残念である。
せっかくなので、もう一回見ておこう、と思った。
鍋祭りも駅もそして氷見のぶりしゃぶも楽しめた、いい旅行であったのだが18切符で移動中あることに気がついた。
ホームの売店がほとんどないのである。
驚いたのは加賀温泉で、特急待避の間に何かお菓子でもと思ったのだが、ホームにあったはずの売店がない。
飲み物の自動販売機のみで、以前は列車待ちの間にホームであんころ餅など買えたのに、今はできない。
最近は草津のホーム売店の閉店や、スーパーはくとの車販廃止など、どうも列車に身近なところの売店類が消えていく一方である。
高岡駅のホームにはまだ売店が健在であるが、ひょっとして橋上化の際にはホームの売店は消えてしまうのか、とちょっと気になる。
そんななか、津幡下りホームのうどんが健在なのにはちょっとおどろき、安心。
駅弁立ち売りどころか、簡単なお菓子もホームで買えない駅が増えていく中、ホームで食べられるうどんはもはや貴重なのかもしれない。
なんとも残念な話であるが。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 欲を出さず周囲を見渡して
1/10
学校も始まって、また朝の電車に通学生がたくさん現れるようになった。
塾帰りだろうか、夜の電車にも子供が乗ってくる。塾への通学は通学定期の適応を受けない(と思う)ので、
現金か場合によっては通勤定期か、になるが、いいお客様であることは間違いない。
というより、そもそも地方鉄道の最近の急激な減少は通学生の減少に依るところも大きく、せめて少子化の進行がもう少し遅ければ、廃止になった
地方鉄道もがんばれていたのではないか、と思う。
まぁそんな学生の気持ちを知ってか知らずか、8日・9日と連続して朝の本線ダイヤは崩壊してしまった。
混んだ電車の中にずっと閉じこめられているのは大人でもたいがい嫌なものだ。
ましてや小さい子供ともなれば立っていても周囲の見通しはきかず、空気も悪く、かなりの苦行ではないかと思う。
かわいそうには思うのだが、かといってわだらんがどうすることもできないのではあるが。
しかし最近またダイヤが戻らなくなった。
霧だの迷惑行為だの発生理由は数あるしそれ自体は鉄道の責任でないにしろ、ダイヤが戻らないのはやはり何とかしなければならない。
結局踏切故障の誘発もダイヤが異常だから起こるわけで、まともに列車が走っていれば故障は起きないものだ。
いろいろな理由でダイヤが戻らないのはわだらん的には理解できないわけではないが、やはり何とかならないかと思う。
結局のところ、運転現場の人が減ったことが一番の原因なのだろうし、今更人海戦術で列車を動かすわけには行かないのだろうけれども。
確かに最近鉄道側に責のない事象で遅れることが多い。特に痴漢だの喧嘩だのは最たるものだ。
いい大人が馬鹿みたいにと思うが、そんな馬鹿みたいな大人が増えているのは事実である。
まぁ子供の手本になるような行いをきちんとできるわだらんでいようと思う。
少なくとも電車内や駅では。そして子供が苦行せずとも乗れる鉄道であるように、と願っていよう。
大阪18:30の新快速に滑り込んで新大阪で最後尾1号車へ移動。
幸いにも高槻下車客の予想が当たり、あっさり着席。
まわりを見回してみたが、老人や子供、女性の方もおらず、安心して座る。
そんなときはまわりがおやじだらけの方が譲る心配をしなくていいね。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ ゆったりしたいい時間が過ごせますように
1/7
正月休みが終わってまた仕事に向かわねばならなくなった。
できることなら仕事せずに済ませたいものだが、飯を食べたり電車に乗るためには金を稼がなくてはいけない。
のちの人生だの家族のことだのを考えると遊んでばかりもいられないが、本当は日銭を稼いでその残った金で
ふらふら電車に乗れるくらいが一番いいのではないか、といまでも思っている。
そんな少し気の重い月曜日、まぁまぁ無事に一日も終わって帰りの電車に乗る。
大阪駅20:15の新快速3524Mを目の前で逃し、20:30発3526Mの列へ。
というか、もともと3524Mは座りにくい電車、他方3526Mは12両で比較的空いているものなので、
どちらかといえば20:15の3524Mにはあまり乗る気はなかったのだ。
ところが、そんなわだらんと同じような考えの人間は思いの外多く、先頭1号車には既に各扉とも列ができている。
いつもながら思うが、平日に8両停車位置でははずれる乗車位置に並んでいる客はよほどの慣れた利用者なのだろうと思う。
電車がホームにいても目の前にはドアがない、それでも並んでいるわけだから、素人目には不思議に思うだろう。
実際休日なんぞでは停車位置を理解していない客が電車を見てあわててホームを走っていく姿を見かけるが。
そんなわけで前に5人並んではいたが、さすがにまだ年が明けたばかりで人の動きが少ないのか、
入ってきた3526Mの先頭車は比較的空いていて、大阪を越える車内滞留客も少なく、あっさり座れた。
ありがたい。
世間は石油価格の影響か、どうやら年明け早々からきな臭いようなのだが、せめて電車の中ではのんびりゆったりできる時間を持ちたい、
と新年最初の帰宅途中の車内からまだいくつか見かける光の飾り付けを眺めながら考える。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 謹賀新年
1/3
ネットで新聞拾い読みをしていて、報知スポーツだけが昨年の紅白評価を悪く書いていたのに気が付いた。
わだらん的にはなかなかよかったし、テレビ離れが叫ばれている中、ワースト2位でもよく踏みとどまった、と思う。
というか、他局の番組がそれほど興味を引くものでなかったし、結局紅白でも見るか、となったのではあるが。
おまけにきちんと見たわけでなく翌元旦にビデオを飛ばして見ただけなのだが。
とはいえ、正月の間、大きな事故もなかったようでなにより、こういう話題で他にトピックスがなかったのはありがたい話である。
しばらく野洲から離れていて、電車の姿も見ていないのだが、ネットで見ている限りでは比較的平穏でうれしい限り。
今年はいい年になるのかな。
わだらんは夜行日帰りで島原鉄道へ休み最後に出かけてきます。
来週からまたいつもの生活。
休み中いい天気で平穏でありますよう。
そして何より、みなさまに明けましておめでとうございます、と。
いい年になりますように。
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