このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
雑記帳表紙へ
メルマガの登録、解除はこちらから
わだらんの鉄道自由研究表紙へ
08年 4月
*********
538. 4/26 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ せっかく空いたなら隣人なしでのんびりしたいが
537. 4/23 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 踏切が開かないからといって電車を止めるな
536. 4/21 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 水温む春、かな
535. 4/19 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 電車が着くと人が出てくる深夜
534. 4/17 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ ひこにゃんばかりではしまさこにゃんに失礼か
533. 4/15 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 大人はお酒、子供はお菓子の衝動買い?
532. 4/13 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 一人でいるのが電車の中では楽だなぁ
531. 4/11 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 妊婦マークが普及しないのはなぜだろう?
530. 4/10 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 新人さん、いらっしゃ〜い
529. 4/7 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 夜もきれいだがやはり日中がもっと美しい
528. 4/3 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ コミュータートレイン
527. 4/1 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 余裕の走り、ゆとりの時間
*********
○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ せっかく空いたなら隣人なしでのんびりしたいが
4/26
おじさんは帰りの通勤電車の中で夕刊紙やスポーツ新聞を読むもの、と昔から思いこんでいたのだが、
最近はどうやら違うらしい、と以前にも書いた。
何しろ夕刊紙の量が目に見えて減っている。
少し遅めの野洲着の新快速なら以前は夕刊紙がいくつも全紙面揃った状態で座席や網棚に放置してあって、
それをもらって帰るのがわだらんの楽しみであったのだが、最近はなかなかもらうほどいい状態のものが残っていない。
多くの人間は電車の中で携帯をさわっていて、新聞などには目をくれないようだ。
ところで、携帯以外に最近流行なのが数独である。
わだらんも新聞に載る数独はいつもやってみるし、最近は初級なら多くの苦労をせず解けるようになった。
ポケットサイズの数独ばかりのパズル本をもって解いている人間を車内でずいぶんと見かけるようになった。
もちろん数独が昔からあったわけではないので最近の流行ではあると思うのだが、省スペースでは他のパズルに優位だろう。
他にもお絵かきロジックも見かけるのだが、これは本が大きく、座っていないと難しいし、
クロスワードはもともとそこそこの大きさがいるので、車内でしかも立って開くにはちょっと邪魔になるような大きさに思う。
その点数独はパズルの面積も小さく、立っていながらでもできる、なかなか電車の中で開くにはすぐれものである、と思う。
車内でよく見かけるのも手軽に開いてできるところが受けているのだろう。
金曜日、大阪19:15の3512Mに乗る。
発車間際に車内に入ったので、とても座れる状態ではなかったが、それでも高槻でなんとかなるありがたい電車。
何しろ前の19:00も12両、さらには直前の19:08のT電も12両で、人の多い時間帯ではあるが、上手に人が捌ける時間帯。
なので、この3512Mは高槻まで辛抱すれば先頭車ならなんとかなるありがたい電車。
で、わだらんも高槻で窓側を確保してすぐに寝てしまった。
で、目が覚めると草津。車内はかなり空いてきて、空席多数。
守山が先頭では出口に遠く、車内にいるのは野洲またはそれ以遠の客ばかり。
ところが、そんな空席多数のなかでも、わだらんの隣にいるおじさんは数独に夢中。
どうせなら後ろの二席空いているところに移れ、と言いたいのだが、何も気づいていないか動くのが面倒くさいのか。
空いた車内にもかかわらず、なんでおじさんの横でひとりいらいらしないといけないのか、と少々不満なわだらんであった。
*********
○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 踏切が開かないからといって電車を止めるな
4/23
しばらくダイヤの乱れに当たっていないなぁ、と書いたばかりの火曜日の帰り、大阪駅で806Tに間に合ったので乗ってみた。
大阪18:08の12両のT電で、この改正から米原延長にはなったものの相変わらずゆったりできる電車である。
エスカレータを上がると既に電車はホームにいて、とりあえず近い扉から車内へ、新大阪でゆっくり後ろへ移動しようという算段であった。
ところが、新大阪に着くと、隣14番線に普通電車がいる。高槻行きC電で、しかもC電先発だという。
これでは高槻までに新快速に抜かれる、とT電を降りて新快速を待つことにした。
T電はC電の開通待ちでしばらく停車中。
その間に聞いたアナウンスによると摂津富田−茨木間で踏切に車が立ち往生してしばらく運転が止まっていたらしい。
なるほど、C電が新大阪で停まっていたわけだ。
806TはC電の開通待ち後、のそのそと出ていった。これでは途中で新快速に間違いなく抜かれるであろう、と思う。
実際T電車掌も駅も高槻には新快速先着とアナウンスしている。
大阪18:15の3502Mは定刻で新大阪にやってきた。これも12両の比較的空いた電車で、最後尾なら高槻で座れるだろう、とあくせくせずに車内に入る。
外側の信号もひいていて、すぐ出発。快調に走る。
ところが、千里丘手前でどっと速度が落ちた。
どうやら茨木第一場内が赤なのか、のんびりすぎて、一度吹田で追い抜いたC電京都行きにまた追いつかれる始末。
その後も速度は上がらず、のろのろと茨木駅を通過し、停まらない程度に走っていく。
後ろにはずっとC電のライトが見え、まるで普通電車と同レベル。
むしろC電のほうが駅停車分だけ駅間速度は速いのだ。
さっき降りた806Tにはとうてい追いつかず、結果的に高槻は快速先着であった。
後から知ったことだが、結果的に摂津富田の踏切確認が終了して、開通後に今度は向日町でまた踏切非常ボタンが扱われたそうだ。
ダイヤが乱れて開かない踏切にいらいらでもしたのだろうか、でも困ったものだ。
ということは全く知らない、高槻で座ったわだらんは夢見ごこちで石山までやってきて、15分も電車が遅れているのにびっくりした。
結局草津には19分遅れで着き、806Tは抜いたものの、本来接続するはずの804Tは先行してしまっている。
草津からは大阪18:30の3506Mになり、野洲に着いたのは18:39、大阪から1時間30分の道のりであった。
まぁ高槻から草津まで座っているのだし、急ぐ用事があったわけでもないのでまぁよかったことにしておこう。
かわいそうなのはこの夜新幹線に乗っていた人たちである。
わだらんの家からは新幹線の通過音が聞こえてくるのだが、火曜の晩は12時を回ってもまだ新幹線が走っていた。
なにやら走行中の新幹線から飛び降りた人間がいたそうで、列車によっては最大3時間の遅れになったそうな。
大阪野洲なら距離も遅れも大したことはないが、東京からの帰りの人たちはさぞ苦行だっただろう、といらぬ心配をしてみる。
*********
○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 水温む春、かな
4/21
春になった。
まぁ何をして春というかは人によりけりなのだろうが、わだらん的には桜が咲いて、田んぼに水が入り出すと春だと思う。
相変わらず新人らしい人だかりで電車は混んでいる。
この時期まだ新人は群をなして動くので、車内でも特定の場所だけやたら密度が濃かったりする。
これがもう少し時期が経てば、だんだんばらけていくようになるのだろう。
まぁこの時期車掌氏が「空いているドアからご乗車ください」とがなるのも理にかなっていると思う。
野洲ですらドア扱いに手間取るくらいである。
先週くらいまであまり大きな乱れのなかった琵琶湖・京都線で、このところ乱れが多発している。
今日はサンダーバードにビニールがひっかかったそうで、湖西線の一部が乱れていたそうな。
春になれば農作業のビニールも風に舞って飛ぶこともあろうけれども、
パンタグラフに引っかかるとそのまま走れば架線事故やパンタ破損につながってしまう。
パンタを下げて取り外せる程度なら問題ないが、場合によっては停電させて、架線柱に登っての作業にもなる。
今日の場合は大げさなことにはならなかったようだが、昔から電車はたことビニールが苦手である。
最近子供が遊ばなくなったのかたこが架線に引っかかる話はあまり聞かないのだが。
とはいえ、わだらんの利用する電車は今日も大きな乱れはなく、順調である。
朝日が長くなって野洲6:14の713Mでも充分車窓が楽しめるようになり、眠ってしまうまでの間、しばし眺めている。
野洲駅の南側の田んぼには連休中のイベント、レンゲ祭りの準備が進んで鯉のぼりも泳いでいる。
やはり春だなぁ、と思う。
夜に膳所で人身事故があって、電車がしばらく止まったようだ。
春で気分が浮かれるのは楽しいのだが、せめて気分が暗くなるような悲しい話は聞きたくないなぁ。
*********
○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 電車が着くと人が出てくる深夜
4/19
野洲という駅はそれなりの利用客がいるのに、駅前はあまり賑やかではない。
いわゆる駅前商店街というものもはっきりしないし、どちらかといえば客がどこかから沸いてくる、という感じである。
守山が野洲とほぼ同等の利用客で、駅前にちゃんとした商店街があるのとはかなり違う。
もちろん野洲の場合、工場への通勤客、つまりよそから野洲へ通勤する人間が多数なわけで、
朝京都大阪へ向かう通勤客を主な利用客とする守山とはかなり客層が違うように見えたりする。
それでも野洲の駅前にはまだ昔からのパチンコ屋が一軒あって、駅前らしさをかろうじて出している。
先日しばらく閉店していて、やはり郊外の大型店に客が取られたかと心配していたが、また無事に復活したようでちょっとうれしい。
金曜日の深夜、駅に行ってみた。0時を回って下りホームは電車も終わってひっそりとしている。
もちろん北口のパチンコ屋のネオンも消えている。
以前から気になっていた846M、大阪23:13の米原への最終電車の両数を確かめるためにやってきたのである。
目的は電車を見るだけなので、最初駅の外側にいたのだが、どうも電車が停まったまま動かない。
ドア開の赤い側灯はついたままで、これはしばらく発車しないようだと慌てて駅の構内へ入り、改札を通ってホームに降りる。
結果的に、この846Mは通常は接続しない3548Mを待っていた。
3548Mは大阪23:40の最終野洲までの新快速なのだが、この日は奈良線の電車が遅れたようで、
その接続を取ったため846Mは野洲で待ち合わせ、だそうだ。
時刻表を見ると、京都23:52着の電車があるので、これが10分程度遅れたのか、と想像がつく。
最終の米原行き846Mを京都で待たせるよりも、野洲への新快速に誘導した上で
野洲で接続を取るというのはなかなかスムーズでスマートだ、と思う。
おまけに野洲で長時間停車となった846Mは4月に入ったのに半自動扱いで、
まだ少し肌寒い深夜にはいい対応だったのではないか、とちょっとうれしい。
ただ、人気のないホームに響く半自動扉の案内音声は不気味だったが。
ちょうど歓迎会などのシーズンなのだろうか、3548Mは野洲まで結構な客を乗せ、
結局どの程度の人数が846Mに乗り換えしたのか、わからずじまいであった。
もう人影のなかった駅前はタクシー乗り場だけが突如列を作る盛況ぶり。
そんな姿はやっぱり野洲が通勤圏の駅である、と納得させるに充分な光景であった。
*********
○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ ひこにゃんばかりではしまさこにゃんに失礼か
4/17
半井小絵さんの笑顔とともに終わるニュース7を基本的にいつも録画していて、
帰宅してから食事しながら見ている。
もちろん目的はニュースであって、決して半井小絵さんばかり見ているわけではないのだが、
でもやはり気になるもので、何かよそ事をしていて見落としてしまうとわざわざ巻き戻して見たりしている。
身近にあのような笑顔の持ち主がいればうれしいものだが、そう簡単にはいかない。
ところで、この春までニュース7を担当していた阿部さんというお方、
ひこにゃんに思い入れか何かあるのだろうか、やたらひこにゃんの話に力が入る。
バレンタインデーにひこにゃんがたくさんチョコレートをもらった話が番組の終わり、
このときは今まで以上に力が入った、やたら印象深い語り口であった。
とはいえ、そんなことを気にするのはわだらん一人だけだ、と思っていたのだが、
実は同じように感じていた人間は多数いたようで、Youtubeにはこの日の画像がご丁寧にupされていたりする。
(「よかったね!ひこにゃん!!フル」で検索すればいいかと)
そんな話題を急に発見したのは、先日の新聞記事で、「彦根城の入場者が前年度比6割アップ。観光客は過去10年で最多」
であったそうで、なんともすごい人気であったそうな。
もちろんひこにゃん人気だけではないと思うが、少なくとも単に400年祭のイベントだけでは
こんなに人気は出なかっただろうと思う。
何しろ400年祭の開始前に彦根市長が「お城の入場料を期間中1000円にする」というと、
誰がそんな大金叩いてわざわざ彦根に来るか!、と大ブーイングであったのだ。
まぁ最初がどうであれ、結果として街は潤い、知名度は上がり、よかったよかった、である。
関西や名古屋から適度な日帰り圏で、バス利用の団体やツアー客も、そして18利用のおばちゃんも、
お城登ってひこにゃん見て街へ降りて土産物見てとほどよい一日を楽しめたのだろうと思う。
大阪の人間が彦根に行くのは行楽、非日常。でも彦根の人間が大阪へ行くのは日常、あたりまえの話である。
まだ朝早い6時になったばかりの711Mに野洲から乗ると、米原からの電車は既に車内は窓側が埋まっているいつもの光景。
しかもその多くの人間が大阪まで降りない。もちろん野洲からの人間もわだらんを含め多くが大阪まで同一旅程。
行楽の日帰り圏内は通勤圏なのか?
ちょっとそこまでの軽いおでかけと毎日の通勤は意外と距離が似ているのかもしれない。
*********
○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 大人はお酒、子供はお菓子の衝動買い?
4/15
家から早く帰ってこい電話があって、大阪駅17:45の3498Mに乗る。
先頭扉の右側に並んでみたもの、前に10人もいればまぁ座れまい、
まだ外も明るいし京都まで立っていこう、とのんびり電車を待つ。
車内に入ってもとりあえず運転台(助手席側だが)後ろに立って、
前を見ようとドア横の立ち位置を確保してふと後ろを見ると、まだ座席が少し空いている。
これならその気になって中に進んでいけば座れたかと後悔。
確かに先頭のおじさんがいいタイミングで車内に入ってくれて、
わだらんが中に入ったときもまだ右側はほとんど動かず、
ましてや中扉はまだ降車が続く段階だったので、とっとと座席を取りに行けば
まずまずの座席が確保できただろうか、などと悩んでみる。
それでもまだ明るいうちに車窓を見るのは楽しいもので、よかったよかった。
しかもちゃんと京都で窓側確保でめでたしめでたし。
京都で座って一寝入り、目が覚めると草津だったのだが、ふと下りホームを見て何か殺風景である、と違和感。
そうか、売店がものの見事になくなってしまったのだ。
おそらく少し前に小屋が撤去されていたのだろうけれども、気がつかなかった。
以前関西では駅の中でものを食べられるところが少ないと書いたのだが、
実は最近食べ物どころか売店が少ない状況になっている。
かつては草津の他にも、彦根や高槻、茨木にも売店があったのだが、見事に撤退している。
確かに改札横には規模の大きな売店があって、乗車前に何か調達するには不便ではないのだが、
でもホームで何か電車を待っている間に暇つぶし、と思ってみてもその売店がない。
結局大阪米原間の各駅内ホームでものの買えるところは新大阪・京都・山科のみという、
極めて寂しい状況になってしまっている。
わざわざホームにまで人を配置して売りに出さなくても、ということなのだろうか、でも何か寂しい思いがする。
まぁ新快速に旅情だの風情だのは無縁なのかもしれないのだが。
先日名古屋へ18切符消化で出かけた際に入った中央線ホームきしめん屋に
「泥酔客には酒を出しません(かなり意訳)」の張り紙があったことに気がついた。
ホームの麺類スタンドでさらりと酒を飲み、帰宅の電車に乗り込むのはさぞ気分がいいことだとは思うのだが、
泥酔してホームから転落でもすればそれこそ供給した側もいろいろ言われるのだろう。
それなら、酔った客には最初からそれ以上の酒を出さねばいいわけで、自衛の策であろう。
とはいえ、そんな張り紙を出さねばならないほど酒のトラブルが多いのも気になるところ。
今は昔と違って限度を知らないものが多いからなぁ。
ホームでものが買えないとなると、酒も持参で電車に乗れ、ということのようだ。
まぁ突発的に酒が飲みたくなってもそこは我慢しろということなのだろうが、
軽く一杯の調達すらできないのはやっぱり寂しい。
*********
○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 一人でいるのが電車の中では楽だなぁ
4/13
月曜日でとっとと仕事を片づけて明るいうちに帰ろう、と急いで駅に向かう。
そのかいあって、踏切の安全確認とかで遅れてきた802Tに大阪駅で乗り込んだ。
定時なら17:23の列車で15分遅れであった。
車内は混んでいるが、どうせ高槻で座れるだろうし、新快速に乗りかえてもいいやなどと安直に考えていた。
案の定高槻で窓側確保でき、のんびり帰宅になったのだが、高槻で隣に座ったおねえさんに
妙に緊張してしまい寝そびれてしまった。
背の高いモデルさんのような容姿で、でもちゃらちゃらしているわけでなく、
まだ20代(いや、もう少し若いか?)と思われるのだが、落ち着いた雰囲気であった。
不思議なもので、おっさんが隣に座るととっとと寝てしまうのに、おねえさんだとあまり眠れなかったりする。
もちろん犯罪行為などするつもりはないのだが、おねえさんの横で醜態をさらして寝ているのもかっこわるいか、などと考えてしまう。
もっと困るのはおねえさんが先に寝てしまうときで、何がと聞かれても答えようがないが、何か緊張してしまうのである。
まぁ、寝ているおねえさんはわだらんのことなど気にしないだろうけれども。
しかしそんなときに窓側はありがたい。
となりのおねえさんなど気にしないとばかりに外を見ていればいいわけで、ましてやこの時期まだまわりが明るければありがたい。
何かきっかけがあってお話でもできれば退屈も緊張もないのだが、
通勤の電車で隣の人と話すことなど、少なくともわだらんはまずないなぁ。
京都で学生が多数乗り、大津で県庁関係と思われるおじさんたちが多数乗ってくる。
おじさんたちは同僚か職場が近い顔なじみなのだろう、複数の集団があれこれ話の輪をもって歓談中。
確かにわだらんはいつも一人だから、電車の中で人と話す機会はないなぁ、と思う。
もっともだれか同僚が同じ電車にいたとしてもおそらく話すことはないだろうと思う。
電車の中ではのんびり一人で過ごしたい。
件の落ち着いたおねえさんは静かに石山で降りていった。
変わって座ったのはまた派手な学生さんで、失礼ながら緊張せずにすんでしまった。
よかったなぁ。
802Tは結局野洲20分遅れになった。
新大阪から高槻まで、4039Mの前を外側線で飛ばしていればここまで遅くならずに済んだのに、と運転整理に疑問が残る帰宅であった。
まぁおっさんの横でなかったのだから、よしとしよう。
*********
○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 妊婦マークが普及しないのはなぜだろう?
4/11
昨日の帰りのことである。
18切符の最後の日で、車内にそれと思われる昔のおねえさんが多数乗っている電車が入ってきた。
大阪駅で平日夕方、つまり9番線に入る新快速の先頭扉に並ぶ場合、左側の列に並ぶ。
これが鉄則である(ちなみに最後尾なら右側)。
先頭車は運転台がある分客室面積が狭く、座席数も少ないデメリットではあるが、
一番前の扉で降りる客は少なく、車内にまず先に入ることができる。
大阪駅9番線の場合、通常の停車位置ではエスカレータに一番近い扉は8両編成なら7号車の前扉。
つまり、先頭8号車なら出口は後ろになるわけで、降車客は後ろ側の扉から降りるのである。
なので、先頭扉に並ぶと、まだ中扉や後扉の降車が終わっていない段階で車内にはいることができ、
そのまま座席が取れる、という魂胆である。
大阪20:00の3522Mを待とうとホームに上がったが、目の前で左側4人目位置におじさんが入ってしまった。
その後ろに並ぶのもなんとなく不愉快で、覚悟の上右側4人目に並んでみた。
ところが列が後ろに長くなってから、右側先頭にいる客が大きなキャリーバックを持っているのに気がついた。
これでは機敏に車内に入らないか、とあきらめた。
結果、電車が入ってきて結局左側だけどんどんと車内に入っていき、右側は列が進まないうちにとっとと座席は埋まってしまった。
件のおじさんも通路側ながらしっかり座っていて、これなら余計なへそ曲げ根性を出さずに、
おじさんのあとに並んでいればよかったか、とぶつぶつ言ってみる。
それでも中扉の降車手間取りに18族おばちゃんが貢献してくれて、
まだ中扉の乗車客が来ない間になんとか通路内座席横に立つことができた。
大阪を跨いで乗っているおじさんで、新大阪下車が期待できそうだ。
実際、狙ったとおりおじさんは新大阪下車。めでたしめでたし、である。
と話はうまく終わらない。
わだらんの隣に立っているOL風のおねえさん、どうも容姿がちょっと違う。
あまりじろじろ見るのも失礼ではあったが、見ると小さな命をはぐくんでいる様子。
ウエストのゆるいジャンパースカートでいかにも、である。
気づいたのは偶然淀川を渡っているさなか、車内を何の気なしに見回していた時。
なので、新大阪でおじさんが立ったときにはそのまま座席を譲ってあげる。
結局わだらんは京都まで立つことになったが、まぁそれもよしとしよう。
しかし、その妊婦さん、結局降りたのは石山だった。
毎日大阪まで石山から通勤しているのだろう。
途中、京都でおそらく座れるだろうが、揺れる車内で大阪や石山から京都まで立つのもしんどかろう。
もしわだらんが気づかなかったら今もずっと京都まで立っていたのだろうか、と思うとちょっと寂しく恐くなった。
他人、とくに女性をじろじろ見るのは嫌なのだが、見なければ気づかないし、ね。
*********
○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 新人さん、いらっしゃ〜い
4/10
4月に入っていかにも新人という人間で少し電車が混んでいたのだが、
いよいよ学生の新人が登場する季節となって、電車は全体にますます混んでいる。
もちろん、全体の割合としてはそんなに新人が多いわけではないのだが、全体に同じような服装外見であったり、
3・4人の小集団であったり、さらにはドア付近に固まったりと目立ってしまうので、どうしても新人か!みたいに思えてしまう。
もちろん電車の混雑の理由は新人ばかりではないわけで、春休みの子供連れなどほかの要因も多数あるのだが。
いずれにせよ、この4月初めが電車の最混雑季節であろうことは間違いなさそうである。
特に夕方以降の新快速の場合、18きっぷ族も多く、これがまた大阪駅を通り越して乗車しているケースが多く、
なかなかやっかいである。
18族は先頭車両に固まる傾向があるので、編成後ろ側に行けば18族に逢う確率は少しは減るのだが、
乗って車内に入ってみないと状況がわからない。
しかし不思議に思うのが、この18族はやたらおばちゃんのグループが目に付き、
むしろよくヲタが18乞食などと揶揄するような連中は見かけないのである。
もちろん夜行のムーンライトながらやムーンライト九州であれば、当然若い連中も多く、いわゆる18乞食も多数いるだろうけれども、
日中の新快速なりなんなりで移動しミニ旅行を楽しむ人たちは圧倒的におばちゃんが多いのである。
中には夫婦と見かけられる人もいるから、おばちゃん連中がすべてではないにしろ。
そういう人たちにとって彦根や播州赤穂というのは実に手頃な行楽地なのだろうと思う。
今の季節なら桜もきれいだし、のんびり一日過ごす絶好の場所だろうと思う。
鉄ヲタだと彦根や播州赤穂ではもったいないというか、もっと遠くまで行かないと元が取れないと思うのだろうけれども。
とはいえ、18切符の季節も終わりである。
これからしばらく電車の様子見が続くなぁ。
朝小寝坊して野洲6:42の新快速に乗る。
もう学生が入ってひょっとすると座れないかと危惧していたが、なんとか着席できた。
この電車の混む季節、野洲と守山ではえらい違いなのだ、と少々守山からの乗車客を心でねぎらってみたりする。
*********
○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 夜もきれいだがやはり日中がもっと美しい
4/7
金曜日、ちょっと家の用事に出かける都合があって午前で仕事を切り上げ、 昼間の電車に乗って野洲まで戻った。
大阪12:30の新快速3456Mに乗る。
ホームに上がる際にはひょっとしたら12:24の762Tに間に合うかと期待したのだが、ホームに上がるとT電がちょうど出て行くところであった。
そこで新快速入線までの間、ホームを後ろへと歩いて行くが、思いの外歩きづらく、まだ半分あたりで新快速が入ってきてしまった。
春休みの最後のためだろうか、家族連れや学生のグループなどがあちこちでホームに輪を作っていて、荷物なども散乱している。
おかげで見通しが効かず先にも思ったように進めず、さらには新快速待ちの乗車列も雑然と長く、ホームを歩くのが苦行である。
ラッシュ時の人の多さとまた違い、いわば烏合の衆の状態であって、これでは慣れていない一見の乗客では
たとえば編成の前後が空いていると知っていたところでわざわざホームを移動するかどうかちょっと疑問。
確かに休日午前の12両新快速などでは、編成中の位置で混雑度が相当違うのだが、きちんとした誘導や案内がなければ、
車両間の混雑度平均化などというのはそう簡単に実現できるとは思えない。
とはいっても、その苦行のおかげで、最後部にたどり着くと、すでに乗降はひとしきり終わっているにもかかわらず空席が見つかる。
しかも前向きで、残念ながら通路側ではあったが、これでゆっくり帰れると喜んでいると、
さらに隣が新大阪で下車して、まんまと窓側へ移動。
ありがたいことだ。
せっかく昼間、しかもこの季節ならではの車窓を楽しまねばならない区間が山ほどある。
幸いにも座ったのは海側で、日よけをわだらんが自分で上げることができる。
山側を見るべき区間が多いのだが、この時間なら山側に日よけが下りる心配はない。
と書いたところで、みなさんにはわだらんが車窓を楽しむべき区間だとこだわっているものの察しがつくだろうか。
海側では新大阪の北側、茨木の南側、茨木の構内北側、高槻場内の南側、山崎の北側。
山側では吹田の南側、摂津富田の北側、高槻の南側、長岡京の南側などなど。
つまり車窓から桜の見えるところである。
茨木駅構内の北はずれにある桜がなぜかわだらんのお気に入り、ほんの一瞬しか見ることができないが、それがいい。
そして東海道線からの車中でもよく注意すると淀の背割堤の桜並木が見えるのである。
さらには摂津富田の某電子工場とか、長岡京の某芸術学部とか、並んだ桜を車窓から見るのもまたなかなかのもの。
吹田の南側、城東貨物線の合流のあたりにある桜は一般人の立ち入れない場所、まさに近寄りがたい美しい桜が並んでいる。
春の優しい季節、一週間程度しかない、この時期だけの車窓のお楽しみである。
夜桜もきれい、でもやっぱり明るい柔らかい日差しの下のほうが、桜らしくて好きだなぁ。
*********
○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ コミュータートレイン
4/3
朝の通勤時、混雑した車内にもかかわらず熟睡している、というのは相当の贅沢なのだろうと思う。
何しろ通勤ラッシュの中、おしくらまんじゅうをするという事態に全くならないのである。
まわりで人が人に押されて顔をしかめていても座っている身からすれば全く別世界である。
これが窓側ならなおさらである。
小寝坊して野洲6:42の新快速に乗る。
さすがに窓側の確保はできず、通路側に後ろ向きで座っているが、やはり贅沢であることに間違いはない。
しっかり寝ていたわだらんはふと頭の上でがさがさする音に目が覚めた。
見ると京都停車中。
車内は降車客ののち乗車客が車内に入ってまだ落ち着かない、
それぞれの客が自分の位置を確保しようとなわばり争いの状態であった。
頭の上のがさがさは、わだらんの横に立ったおねえさん、なかなかすらっとした美人系のおねえさんが、
鞄から何かを取り出そうとしているようだ。
頭の上であまりがさがさされては寝付けないので、仕方なく様子を見ていると
そのおねえさんは本に電子辞書を持ち、鞄を抱えたまま本を読み出した。
姿勢があまり安定しないので、本が片ページだらんと垂れたかたちで、本の中身が少し読める。
漫画ではない、写真もない難しい本である。
よく見るとドイツ語であった。
何を書いているのかはわからない(物理的に読めないのではなく、わだらんが理解できない、という意味である)のだが、
なるほど、辞書を引きながらドイツ語の難しい本(物語のようだ)を読んでいるわけだ。
座っていればもっと楽なのだろうけれども、立ったままで椅子に体を沿わせて両手を開けて本を読むとは相当なものだろうと思う。
わだらんなど座ったままでも本など読む元気はないのに。
少しはドイツ語でもオランダ語でも勉強しろよ、と自分に言い聞かせてみるが、自分に甘いわだらんは全く努力なしである。
水曜日朝、野洲6:14の713Mに乗っていた。
野洲始発の電車で窓側を余裕で確保し、熟睡中。
膳所で隣に人が座り、目を覚ます。
横を見て驚いた。普通にシーツを着た欧米系の人であった。
何か本でも出せばおおよそどこの国のひとかわかるだろう、と思っていたが、
その外人さんが何かする前にわだらんが寝てしまった。
結局その外人さんと大阪までずっといっしょで、外人さんは大阪駅のどこかへ流れていった。
ところが、また水曜日の帰り、18:41のC電で新大阪まで先行し、
ホームを歩いて18:45の新快速に新大阪から乗り、高槻で空いた席に座ると、その隣が外人。
朝と同じような欧米系の方で、皮のジャケットを着込んだおじさん風の方であった。
どこから乗ったのかはわからないが、大津で降りていった。
別に外人が電車に乗っていることが何ら不思議とは思わないが、
外人さんが日本の日常の生活になじんでいるのを見るとなぜか笑ってしまう。
新快速には京都や姫路観光の外人もよく乗っているし、隣の半島国や隣の大陸国の方もたくさん見かける。
国際的なのはいいことではないか、と。
でも通勤客として外人さんがいると、ちょっと不思議な感覚。
彼らには日本の通勤電車をどう見ているのか、ちょっと気になった。
*********
○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 余裕の走り、ゆとりの時間
4/1
月曜日のことである。詳しいことはわからなかったのだが、どうやら神戸線内で公衆立ち入りがあったようで、電車が微妙に遅れている。
せっかく明るいうちに桜を愛でながら帰ろうと思い、急いで大阪駅ホームに上がったのが17:25、
隣8番線にはちょうど先行のT電、17:23の米原行き802Tが入ってきたところ。
そんな遅れのなかでも17:30の新快速はほぼ定時で入線し、なんとかなるな、と一安心。
とはいっても、T電あとのC電17:25の216C京都行きが先行で大阪駅の開通待ち、
さらには新大阪でまた場内開通で待たされて、新大阪を出たのは3分遅れ。
まぁ3分程度でとやかく言う必要はないと思うのだが、それでも車掌はしきりに「先行列車が遅れたために...」云々とお詫び放送。
確かに遅れるのはよくないことなのだが、列車が遅れたおかげで得した人も中にはいるはず、と思うのだが。
さて、新大阪を出た新快速は順調に飛ばす。先行のC電を東淀川であっさり抜くと、さらに先方にC電の姿が。
どうやらT電が新大阪で遅れのC電、大阪17:17発の高槻行き1200Cを抜いたようで、岸辺で抜きさる。
本来はこのC電は高槻まで先行のはずなのだが、そうすると頭を抑えられたT電がますます遅れるわけで、
なかなか指令がよく捌いていると感心する。
一時期本当に戻るのか、と思わすようなダイヤの崩壊が何度となくあったのに、最近はさすがに戻りが少し早くなった気がする。
列車の遅れも次の電車が今どこを走っているか、いつ頃到着しそうかをおおよそ案内するようになった。
乗客のいらいらがそれで少しは緩和されればいいものだが。
今日のJR西日本のプレスリリースでは、草津駅他に大画面の案内表示器が設置されるとのこと。
細かい案内をできるようになるのだろうが、情報がどの程度正確で有益なのか、運用が始まってみないとわからない。
わかりませんでは情報にならないし、といって大量の乗客に的確に必要な情報が渡るとも思えず、
まぁ結局はおおざっぱなことしか案内できないような。
それでもないよりはずっと有益であることは間違いないと思う。
まぁそんな異常時の案内器など活躍しないに越したことはないのだが。
結局大阪17:30の3496Mは高槻入線もあっさりと、そして京都も停車時間を適度に切り上げたのか、
琵琶湖線内ではあっさり定時に戻ってしまった。
以前のような遅れをそのまま引きずることがないのはありがたい話で、ゆとりダイヤの成果がよくわかるものであった。
とはいえ、あっさりダイヤが戻るほどの余裕があるのも、平常時にはあまり気分的によろしくないのだが。
*********
雑記帳表紙へ
メルマガの登録、解除はこちらから
わだらんの鉄道自由研究表紙へ
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |