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11年  8月

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1032. 8/29  ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   客層の違いでも季節がわかるときもある

1031. 8/28  ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   深夜に列車の走らない線路横なら問題ないか

1030. 8/26  ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   駅が人を呼ぶのは事実だろうけれども

1029. 8/23  ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   鉄ヲタの多くは二人以上で有効の割引切符が嫌い

1028. 8/22  ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   閉ボタンを押してお降りください

1027. 8/19  ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   並んだ位置に電車がこないのは悲しいものだ

1026. 8/17  ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   みたび 線路を眼下に花火を見るのもいいなぁ

1025. 8/16  ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   続々 線路を眼下に花火を見るのもいいなぁ

1024. 8/11  ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   続 線路を眼下に花火を見るのもいいなぁ

1023. 8/9   ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   線路を眼下に花火を見るのもいいなぁ

1022. 8/6   ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   慣れない客は質問する相手を捜すのも慣れていないし

1021. 8/2   ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  遅れを楽しめる余裕があるのはやはりヲタか

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   客層の違いでも季節がわかるときもある

8/29

夏休みである。

そんなことは暦を見ればわかるのだが、でも子どもを見ると夏休みと思うのである。

 

大阪駅20:45の3528Mに乗って帰ることにした。

5号車の後扉位置で列に並んだのが20:35で、前から3人目。

座席は無事に大阪駅で確保でき、しばし睡眠の予定であった。

ところが、思った以上に車内は混んでいて、せっかく確保した車端部のボックス窓側でのんびり帰ろうと思っていたのだが、隣4号車への貫通扉の前までしっかり立ち客がいる。

12両になって楽になったはずなのだが、どうなのだろう。

この時間帯、編成前後より中間の方が大阪駅での降車が多く、結果的に座席が確保しやすいというわだらんの経験則がある。

今日も座席はめでたく確保できたのだが、車両全体は混雑して落ち着かない。

編成前後だと車両内の総人口は少ないので、仮に座れなくともゆっくり立つことができるのだが、どちらがいいものだろう。

 

そんな混雑した車内を眺めていると、子どもの数が多いのに気が付いた。

いつもより混んでいるように見えるのは子ども連れが多いからのように見える。

団体客ではない、いわゆる家族連れでの子どもが見える範囲で10人弱はいる。

となると、列車全体ではかなりの数のこどもさんが電車内にいることになる。

見た様子ではどこか長距離の旅行帰りではないようで、此花区某テーマパークとか、あるいは大阪駅施設の帰りになるようだ。

時間的にそろそろ閉園前、少し早めに出てくると大阪駅20:45くらいになるのだろう。

ただ、子どもたちがおおきな土産袋を持っていないので、必ずしも某テーマパーク帰りと決めつけはできないけれども。

 

しかしそんな子どもたちがたくさんこんな時間の電車に乗っているのはやはり夏休みと感じるのである。

これが逆に学校が始まるともう少し早い時間で帰宅とか塾通いの小学生を見ることができるので、子どもの姿や数で季節の移ろいを感じることができるのである。

とはいえ、もうすぐ8月も終わりである。

電車に揺られている子どもたちは夏休み最後のいい想い出ができただろうか。

 

3528Mはほぼ定刻で野洲駅に着いた。

野洲下車も826T乗換もほとんど子どもの姿がない。

みんなそれ以前に降りてしまったのだろうし、仮に八幡以北の家族連れなら野洲着でなく米原長浜ゆきの新快速を待つだろう。

そのあたり、野洲で乗換をするのを面倒と見るかどうかが一見の行楽客と毎日の通勤客ではちょっと違うようだ。

なにしろ大阪駅を出る時点では子どもを含めいつもよりバラエティ豊かな車内だったのに、草津ではもうすっかりいつもの通勤電車に戻っていたのだ。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   深夜に列車の走らない線路横なら問題ないか

8/28

近鉄京都駅のホーム拡張工事がずいぶん進んで、 新しいホームが姿を現してきた。

ありがたいことにどうも工事が終わると以前のようにJR在来線のホームから近鉄電車の発着を眺めることが可能なようで、よかったと思う。

近鉄電車を眺めることが琵琶湖線の利用者にとってなんらいいことをもたらすわけではないが、電車が見えるとなんとなく安心できる。

そもそも多くの方が地下で迷いやすいのは遠くが見えないからで、もし乗換先の路線のホームが見えていたら、感覚的に迷うことはないのだろうと思う。

逆に言えば新幹線は基本的に高架ホームなので、上にいけばホームがあるはずと感覚的に皆思っているのではないかと思う。

ただ、最近は静岡とかあるいは姫路のように在来線が高架に上がってしまって、新幹線に行くのにもまず階段を下りるところが増えてきているが。

 

ところで、その近鉄京都駅の上にホテルができる。

ホテルが駅の上にあるということは電車を見るのに最適な場所でもあるわけで、ここも最近のはやりで鉄ヲタを含む家族向けの宿泊プランを出すそうだ。

大阪のホテルグランヴィアでは、トワイライトエクスプレスの入線まで部屋にいることが可能なプランがあるそうだが、どんな楽しみ方をするのだろう?

子どもはきっと行き交う列車を見ながら楽しいのだろうけれども、多くの大人は大阪駅に発着する同じような電車ばかりでつまらないのではないかと思う。

もちろんヲタ的には細かい分類が多数あって、同じように見える列車もこと細かく違うし、そもそもそんな宿泊プラン、

しかも安くないプランでは親も好きでないと手を出すことはなかろうから、まぁわだらんが心配することではないか。

いや、深い鉄ヲタはむしろ大阪駅を深夜に通る列車、例えば臨時の回送とか配給とか、大幅に遅れた営業列車とかがあればよほどそちらが気になるのだろう。

でも深夜に親が起きていたら子どもに「寝なさい」とは言えないから問題か。

まぁ最近は独り者でも電車を眺めることのできる、しかも安価なビジネスホテルが増えていて、車窓から見る列車を売りにしているところも多いし、楽しめる材料はいくらもあるわな。

一晩中列車を部屋から眺めることができれば楽しいか、でもあまり深夜に列車の往来が激しいと寝る時間がなくなるなぁ。

 

野洲の駅から徒歩6分のマンション4階西側角部屋が売りに出ていると新聞折り込み広告があった。

そのマンションは西側角部屋なら、洋室の窓が駅を見る向きになっている。

それこそずっと野洲駅の様子を見ていることができるのだが、日常でいつも列車が見える環境とはどんな感覚なのだろう?

ホテルという非日常の世界だから窓から見える列車の姿を楽しめるわけで、

野洲のような早朝から深夜まで毎日列車の行き交うところでは慣れてしまえば無理に窓にしがみつくこともなくなるのだろうか。

ちなみに野洲駅の北側、線路のすぐ隣にある賃貸アパートも入居者募集中と看板が出ている。

通勤に便利な駅徒歩2分、さてみなさまいかがでしょう?

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   駅が人を呼ぶのは事実だろうけれども

8/26

一部のヲタは滋賀県内の新快速の停車駅が多すぎる、と文句を言う。

確かに多いのは事実だが、でも例えば「草津から米原まで無停車にしろ」などという説を堂々と上げてくるような輩は、

ただ単に新快速を18切符での長距離移動にしか使っていないことがまるわかりである。

神戸線側は姫路というまとまった規模の都市があって終着になるがあるが、琵琶湖線側は中核となるような都市や駅がない。

敢えて言うと南部4市、つまり草津守山栗東野洲を合わせるとある程度の人口規模になるのだが、そうであっても姫路駅のようなまとまった駅があるわけではない。

現実に利用者の数や流れで見ていくと、今の新快速の停車駅は南草津も含めて極めて理にかなっていると言えるのである。

一方で、通過する駅を増やせばいい、などとくだらない笑い話をする奴もいて、あちこちに駅を作りたがる。

わだらんもよく今熊野とか花山とか藤尾とか玉野浦とか矢倉とか渋川とか妄想を持ってはいる。

ただそれはあくまで新快速の通過駅を増やすためのネタ話であって、駅が増えてしまえば毎日の通勤利用には鬱陶しいと間違いなく思うであろうか、と。

 

ところが、先日の南笠に続いて、今度は瀬田石山間に新駅を設置する構想が明らかになった。

まさに玉野浦のあたりで、確かに線路の北側は宅地造成の真っ最中である。

瀬田には遠く、石山には遠回りとなるので、その地域の方には便利になることは間違いないし、新規に住宅を購入しようとする方には新駅から近い点がメリットになることも間違いない。

が、もともと瀬田石山間は2.5kmしかない。

山崎高槻間のようにもともと駅間が長いわけでなく、2.5kmだと例えば岸辺吹田間などと変わらない。

この瀬田石山間の場合瀬田川という地理的障壁があるのでまぁ仕方ないかとも思うが、しかし先日の南笠(わだらん仮称)新駅に加えてこの玉野浦(わだらん仮称)新駅ができると、

南草津石山間5.2kmの平均駅間距離が1.3kmと、神戸線阪神間のC電区間より短くなってしまう。

さすがにこれだけ続けて停まられては、ちょっと面倒に思えるなぁ。

もちろんまだすぐに新駅が設置されるわけでなく、これから地元と協議する段階なので、まだまだ先の話ではあるが。

 

まだ4、5年前まで、瀬田から瀬田川橋梁までの間は線路の左右とも比較的まとまった水田を見ることのできるところであった。

住宅の建ち並ぶ都市化は地域経済の維持に必要な話ではあるが、住宅ばかりの車窓は余り面白くないし、駅が多いと乗っていても落ち着かないし、難しいものだ。

ところで、かつて今の玉野浦あたりに駅があったことがある。

室戸台風の強風で瀬田川橋梁上で急行列車が転覆した際、復旧までの間瀬田川橋梁の東側に仮駅を作り、唐橋経由の徒歩連絡をしていたそうである。

今の時代、ちょっと想像できないなぁ。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   鉄ヲタの多くは二人以上で有効の割引切符が嫌い

8/23

3月の地震のあと、結婚願望を持つ女性が多くなったと以前調査結果が報道に出ていた。

いいことなのだろうと思う。

先日野洲市のある会議を聞いていたが、野洲市でも今後人口の伸びは期待できないようだ。

滋賀県はまだ人口が増える日本でも希な土地だが、実際この先人口が増えるのは大津草津を中心とする南部地域だけで、その他の滋賀県の各市町では大きく人口が増えることはないようだ。

行政的に人口増を全てよしとすることはできないのかもしれないが、でも税収にしても地元経済にしても人口減ではやはり先細りになってしまう。

人口をいかに維持するか、そして増やすかが当面の目標なのだ。

 

ところで、その会議の中でちょっと気になった話があった。

というのは「結婚した夫婦間の子どもの数が減っているのも確かだが、今の少子化でもっと問題なのは結婚しない適齢期の男女が多いからだ」というのである。

もちろんその会議の委員個人の意見であって、統計的に裏をとっているわけではないが、でも一理あるように思う。

わだらんの家の周囲には第二子、第三子を持つ家庭は多い。

でもそれはわだらんがいわゆる子育て世代マンションに住んでいるからであって、逆にわだらんの周囲、例えば仕事場などでも結婚していない適齢期の人は多い。

結婚することが人生の目的でも手段でもないとは思うが、地震など有事の時に身内がいるのといないのでは違うだろうかと。

結婚願望を持つ女性が増えたのもよくわかる気がする。

 

突然そんなことを考えたのは、帰宅時に乗った新快速の車内で、結婚する女性のための情報誌の吊り広告が2つ前後して掲示されていたのを見たからである。

最近は結婚式にあまり派手なことをするのははやりではないようだが、でも情報誌の見出しには式場選びとか式までに行うこととか、あれこれを解説する見出しが踊っている。

情報誌自体はいわば大きな広告であって、だからこそ無料と大きく書かれているが、無料の本に広告を出稿して引き合うだけのメリットが広告主にはあるのだろう。

ということは逆に言えばそれだけ結婚式には金が動くわけで、結婚式が増えれば多少なりとも景気浮揚に役立つのでは、などと思う。

それで結果的に子どもの数が増えて、通学する中学高校生が増えれば、鉄道にもメリットが出てくるわけだな。

その点どうも鉄ヲタの多くは人への愛情表現とか思いやりとかが下手で困るが。

 

以前駅前での温泉宿客案内の話を書いたところ、和倉温泉駅などでまだ見ることができますよ、とご教示いただいた。

新婚旅行で温泉の玄関駅に着いて宿の旗に出迎えてもらう、などというとまるで渥美清の映画の世界だが、でもなにかそんな旅行にあこがれるなぁ。

そういえば件の結婚情報誌には新婚旅行の広告や案内はあるのかな?

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   閉ボタンを押してお降りください

8/22

12両の3502M、18:15の草津行きを狙うつもりで仕事場を出たのだが、結果的に間に合わなかった。

そこでそのあとの3504Mに予定変更。

湖西線経由の敦賀行きで、着席するのは非常に難しい列車なのだが、逆に立客は編成中央にはあまりいない。

もちろん先頭や後尾は階段から駆け上がってくる客が次々入ってくるが、中ほどはそれほどでもない。

つまり湖西線までの客はもう入線前から列をなして座席を狙い、立っている客は高槻京都までがほとんどなのである。

そんなわけで、京都まで立つことを前提とするなら比較的楽な列車なのである。

 

そして京都で琵琶湖線米原行き808Tに乗換。

808Tは大阪18:08の快速電車で、京都の2/3番ホームで3504Mと対面接続している。

ちょうどこの時間は2番3504Mと3番808Tで湖西線と琵琶湖線の電車がそれ以外の時間と逆転するので、ホームも車掌もしつこいくらい「湖西線」「琵琶湖線」と連呼している。

もっともこの時間、つまり京都18:52ではそのほとんどが通勤通学客で、慣れてしまっているように見えるが。

 

その808Tは12両。

新快速の南草津停車で少しは空いたものの、12両なのにがらがらにはならない列車。

京都の着席はまぁ問題ないが、座席の選択余地はなく、山科大津と降りた分が乗ってきて、立っている客は減らない。

やっと草津を出て座席の半数が空席になって、ごろごろできるようになる。

この時期は高校生がいないのでまだ空いているが、部活帰りの高校生が乗ってくると遅延をおこしがち。

前後の新快速が今は12両なのに、なんでもう少し余裕がないのか不思議な列車である。

とはいえ、車内は大きな混雑にはならず、なんとなくのんびりムード。

どことなく新快速の車内と違う、まったりとした時間が過ぎていく。

おまけにきょうの808Tは前後の編成とも225系、つまり225系の12両編成で、ちょっとうれしい。

季節が進んですっかり夜になった中を列車は進み、無事に野洲に到着。

何もない平穏な帰宅で、大きな混雑にも逢わず、ありがたいものである。

 

808Tは野洲で後続の3506M新快速に道を譲るため5分ほど停車する。

「車内保温のためドアは開けるボタンを押してお降りください」と車掌が案内している。

225系は開ボタンが緑に光ってわかりやすい。

野洲下車客はみな当たり前のようにボタンを押して降りていく。

わだらんも一呼吸おき、そしてボタンを押してホームに出る。

が、ホームには列車から降りた多くの客がいるにもかかわらず、多くのドアが閉まっている。

そう、みな開だけでなく、閉ボタンも押して降車しているわけだ。

別に車掌が言うわけでもなく、駅がアナウンスするわけもないのだが、みな、もちろんわだらんも、ドアを閉めて降りていく。

半自動扱いに慣れた客ばかりというのが野洲らしいというか、808Tらしいというか。

同じように昼間に新快速を待つT電ではここまでドアが閉まらない。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   並んだ位置に電車がこないのは悲しいものだ

8/19

12両になって座りやすくなった19:45の3520Mに乗ろうかといつものように大阪駅へ向かうと、「本日は両数を10両に変更しています」とのこと。

何かあったのかとぶつぶつ言いつつ、ホームを歩く。

三ノ宮も芦屋も尼崎も確か停車位置が後ろ合わせのはずで、12両が10両になると、車両のない前2両分の客が先頭車に集中するだろうと読んだのである。

これが吉だったのかどうか検証できないが、結果的には10両の3520Mの1号車はいつもとあまり変わりがなく、無事に着席できたのであった。

が、今度は逆に新大阪も京都も停車位置が前揃え、つまり12両編成の先頭位置に10両の先頭もきて、後ろ2両分の車両がない状態。

結果的に1号車はほぼ座席が埋まったままで草津を出て、補助椅子解除でやっと立ち客がいない状態になった。

いつもの3520Mなら、野洲に着く時点で座席をある程度占領してのんびりできるのだが、今日に限ってはそんな余裕がない。

2両短いというのはやはり大きいものだし、逆に考えると12両を知っている通勤者はかなり多いと言うことになる。

前後が米原長浜発着でかつ8両の座りにくい列車なので、ある程度この3520Mを意識して選択している客も多いのだろう。

もちろんわだらんもその一人であるが。

 

ダイヤが乱れているときなら仕方ないとあきらめもつくが、ダイヤが乱れていない状態で、いつもより編成が短いとがっかりする。

もちろん座るのが前提の話なので、最初から座るつもりのない地下鉄や環状線で編成が短くなってもなんらがっかりすることはないが、逆に地下鉄や環状線は固定編成で、編成の増減はないものだ。

 

節電のため、阪急神戸線は日中の普通列車の一部を6両にしているそうだ。

もともと阪急神戸線の普通列車は8両で日中ずいぶん空いている印象なので、6両でもあまり影響がないのだろうと思う。

そう考えると本線の新快速や快速ももう少し編成両数をさわってもいいのではないかと思う。

せっかく新車も増えた6両運用を快速T電だけでなく新快速にも使ってくれて10両新快速が増えれば、12両ではちょっと長すぎ、8両では短すぎにちょうどではないのかなといつも思う。

もっとも運転する側からすれば列車によって編成長さが違うのは停車位置の間違いの元になるそうだから、いいのか悪いのか。

オランダの通勤電車などみていると、停車位置に対してあまりに厳しすぎるようにもに思えるが、

逆に停車位置がきちんとしていないと整列乗車ができない。

ならば整列乗車しなくても座れるくらいの混雑度で、と考え出すと今度は無駄に長い編成とか思ったりするだろうし、堂々巡りになりそうだ。

休日の家族連れなど見ていると座席の選択ができるくらいのほうがよさそうだし、逆に通勤の常連客は基本的に一人ずつなので別に座れればどこでもいいし、

なかなか万人が満足できて地球に優しい電車の運転というのは難しい。

まぁとりあえずいつも通りの時間にいつも通りの編成がきてくれることが一番か。

だれだろう、本来の3520M充当の車両の窓ガラスを割ったのは。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   みたび 線路を眼下に花火を見るのもいいなぁ

8/17

野洲市が景観について条例を定める方向で検討している。

本来眺めというのは人による感じ方が違うはずで、景観のいい悪いは意見集約は難しいのではないかと思う。

それでもこの景観を守らねばならないという方向性の集約はできるだろうから、条例でどこまで規制でするのかを議論しておけば、おおよそ守られる景色というのは決まるのだろうと思う。

もっとも野洲駅から三上山を見る必要性、つまり野洲駅からの景観を守ろうとすることと駅前を中心とする市街地整備とはあまり相容れない関係だ、とわだらんは思うのだけれど。

 

ところで、この数年で石山駅から遠くないところに大量に大型マンションが建った。

さらに今も複数の建築中物件がある。

石山なら京都大阪の人を呼ぶための位置的には問題なかろうし、あるいは石山周辺の大きな事業所への通勤も便利だろう。

そんなわけで大量にマンションが建設されるのはいわば当然かもしれない。

が、それらのマンションの多くが瀬田川に沿って建設されたので、東海道線の瀬田川橋梁からは瀬田川と一緒に大きなマンションを多数見ることになってしまった。

マンションは景観条例的にあまり好ましいと思わない方が多いようだが、それらの方々は川に沿って林立するマンション群を見てどう思うのだろう。

とはいえ、川を眺められる環境というのはマンション販売にとって大きな利点のはずで、もし川がなければここまで多数のマンションが建つこともなかったかもしれない。

人口の確保、経済規模の確保と景観の維持を両立させるには知恵が必要だ。

 

ところで、今日17日は瀬田の建部神社のお祭りである。

そしてお祭りの最後は花火大会である。

神社のお祭りは神様の動きに沿っていろいろと昼から続くのだが、多くの人にとっては単に瀬田川で夜花火大会があるとしか気にしていないのではないかと思う。

とはいえ、花火大会としては大きな規模でもないので、臨時電車が出るわけでもなく、石山駅に多数の駅員や警備員が出るわけでもない。

でもそのおかげで、石山駅上りホームの上り方からは花火を堪能することができる。

わだらんは大阪駅19:45の3520Mで石山までやってきて、しばしの間、後続の820Tまでのおよそ10分、ホームから花火を見ていた。

いままでホームからも見えるはずだと思ってはいたが、実際に降りて見るのは初めて。

予想通りの眺めで、やってくる下り列車の屋根の上に咲く美しい花火の大輪を楽しむことができた。

来年も変わらず楽しめるといいな、と思う。

 

再び乗り込んだ820Tから見る瀬田川の川面と沿道はパトカーなどちょっとものものしい雰囲気。

でも夕涼みにはいいだろうな、と見物の多くの人たちを見て思う。

そして川に沿って建つマンションの住人のみなさんは、まさに目の前で繰り広げられる花火大会を自宅から楽しんでいるのだろう、とうらやましく思ってみたりする。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   続々 線路を眼下に花火を見るのもいいなぁ

8/16

急がば回れという言葉の語源は、草津から大津・京へ向かう際、距離的に短い矢橋から大津への渡船利用より、距離の伸びる瀬田の唐橋を回った方が、結果的に早くなることがある、ということからきている。

つまり渡船は天候によるところが多く、運航が安定するわけでなく、一方瀬田の唐橋なら天候に左右されることが少ない、ということだ。

とはいえ、天候に左右されない車なら唐橋経由より近江大橋経由の方が早いのは間違いないわけで、今の時代ならできないことわざなのだろう。

一方で明治時代鉄道が敷かれたときは技術的か予算の面か、矢橋から膳所への長大橋を作ることはできず、旧東海道に沿って線路を造ったが故に、今の時代も大回りをしている結果になっている。

その大回りであるから、瀬田や南草津、あるいは南笠新駅がルート上にあるわけで、利用者獲得と言う意味では正解なのかもしれない。

わだらん的にはその大回りのおかげで大津の花火を列車の窓からずっと眺めていることができるわけだが。

 

ところで以前にも書いたことなのだが、東京下関間の弾丸列車計画は、鈴鹿山脈を越えた列車は野洲で在来線と交わったあと琵琶湖を直進して渡り、京都へ進む予定だったそうだ。

昔の矢橋から膳所への渡船に沿ったルートである。

距離的には今の名古屋京都間で東海道新幹線よりずいぶん短くなるのだが、長いトンネルや大きな橋梁など建設にはやっかいなことが多かったのだろうと思う。

とはいえ、もしそのルートで新幹線ができていればひょっとしたら野洲に新幹線駅があったかもしれないし、琵琶湖に架かる大きな橋は観光名所になっていたかもしれない。

もちろんそれは仮定の話であって、実際にそうなっていれば例えばわだらんは野洲に家を買うことはできなかったかもしれないし、今の滋賀県とは違った姿になっていたかもしれない。

 

がしかし、その弾丸列車計画に待ったをかけたのは当時の軍部であった。

琵琶湖に架かる大きな橋は攻撃目標になりやすいということであった。

確かに大きな橋は攻撃目標になっていたし、欧州戦線では鉄道橋はその多くが破壊されているので、軍部の考え方は正しかったのかもしれない。

日本の場合は鉄道施設への戦争被害が少なかったのが復興への幸いであったのだろうと思う。

もちろん戦争による鉄道での人的被害は守山駅への機銃射撃など多数あるわけで、決して被害が軽微だなどということはできないが。

 

さて今日は16日、先祖のみなさんがかの国へ帰る日である。

いろいろな方の御霊、もちろん戦争で亡くなられた方、地震津波で亡くなられた方、あるいは不慮の事故で亡くなられた方、いろいろな御霊が無事に帰っていただけるように、と。

しかし、もし戦争がなく、列車案通りに線路があれば、琵琶湖に架かる橋を通る列車の車窓から見る大津の花火はさぞきれいだろうな、と思う。

そして無益な戦争や突然降ってくる天災などでこれ以上意に反して命を落とす方がないよう、少しかけた月にをめでながら静かに祈っていよう。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   続 線路を眼下に花火を見るのもいいなぁ

8/11

南草津と瀬田の間に新駅を作る計画が突然(とわだらんは思う)JRから発表があった、と新聞記事になっていた。

草津市に打診とあるので、位置的には草津市内、つまり狼川橋梁の前後になるのだろうけれども、ずいぶん突然に、そしてずいぶんとまた短い駅間にと少々びっくりしている。

南草津瀬田間が2.7km、この中間なら単純に半分にしても1.35kmで、かつての蒸気時代ならとても想像の付かない短さである。

もともと国鉄が汽車と呼ばれていた時代、駅間は5km程度が多かった。

東海道線の歴史の中では野洲も守山もあとからできた新駅ということになるし、瀬田にしても開業後40年を過ぎているので、既存駅間の新駅がどこをさすかは時代により変化する。

とはいえ、今の時代琵琶湖線の場合、南草津と栗東が新駅と呼ばれるのが一般的で、さらに狼川あたりに新駅ができるのはちょっと乱立かと思ってしまう。

もっとも乗客が見込めるから駅ができるのであって、それだけその地域の人口が増えたと喜ぶべきものなのだろうけれども。

 

しかし今回の場合、請願駅ではなくJRが話を持ち出したことがそもそも驚きである。

栗東にしても南草津にしても地元が費用を出す請願駅の形である。

ところがこの新駅、わだらん的に南笠新駅と以降勝手に名前を付けておくが、この南笠新駅の場合駅前整備を自治体が行うのかJRが費用負担をするのか、線引きの基準が気になる。

おそらくは今の南笠町内、狼川橋梁の西に広がる水田地帯の都市化を見込んでの話だろうし、いやむしろその土地開発がJR関係企業もしくはJRが開発業者と関係するような形で進むのだろうかと推測する。

この夏の滋賀県の土地利用計画ではこの地域の市街化区域編入は見送りになっているが、

それはあくまで土地利用計画が具体化されるまでの条件付きで、土地利用計画がまとまればいつでも市街化区域に変更できる状態である。

となれば、この市街化区域を見越した土地利用、つまり住宅や商業用地造成開発を加速するためには新駅が必要ということか。

大阪京都へ乗換なしの駅から徒歩圏内で新規の住宅地となれば、不動産という超高額商品とはいえ、販売しやすいのだろう。

 

さて、新駅の計画が具体化するとなればいろいろと時間はかかるだろう。

ということは少なくとも来年は今の水田が安泰とみていいのだろうか。

広々とした水田を見渡せる車窓は楽しい。

できることならずっと水田でいてほしいものだ。

水田には四季があるが、住宅地には四季がない。

車窓の楽しみは四季の移ろいによるところが大きいものだ。

でもどうしても開発が必要と地権者などが事業を進めるのであれば、せめて開発が始まってもあまり高い建物が建たないようにと願いたい。

景観がどうこうではなく、単に大津の花火が車窓から見えるというわだらんの勝手な希望である。

いや、新駅ができればどうせ橋上駅だろうから、駅舎から花火がよく見えることになるのかな。

四季が無くてもとりあえず8月の風物詩にはなるだろう。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   線路を眼下に花火を見るのもいいなぁ

8/9

琵琶湖線の年に一度のお祭りである琵琶湖大花火大会の日がやってきた。

とはいっても最近はどうもつまらない。

いや、花火ではなくその観客輸送なのである。

観客が減っているとは聞いていないのだが、以前のようなお祭り騒ぎにならない。

つまり大津や膳所駅がひっくり返るような大騒ぎにならないし、臨時電車も単純に高槻で寝ている321系ばかりだし、もちろん混乱を期待するなど毛頭ないが、でも輸送があっさりしすぎてつまらないのである。

昔まだ113系が元気だった頃は米原からの臨時があったり、安土まで103系がはいったりと日頃見ることのできないものがあらわれるのだが、最近の臨時電車は京都草津間ばかりで野洲まで来るものすらない。

まぁわだらんの場合、花火大会に期待するものが世間と全くずれているのだが。

 

さて、そんな大事な日にも関わらずあまり仕事は捗らず、結局大阪駅を18:37の3508Mで帰宅と相成った。

往路の臨時は全て終わった時間で、大津の駅は閑散としている。

ホームには駅員の他応援の事務職であろう人たち多数がJRの腕章をつけているのだが、どうも手持ちぶさたである。

もちろん電車が着く度に大量の人が出てくるのだが、それでももう花火開始前の19時半を回ると数も少なく、さっと捌けてしまう。

そんなわけで、わだらんも816Tで撤退。

膳所もちょうど落ち着いた時間で、特に大きな問題もなさそう、5分遅れの816Tはその後はいつもの表情のまま野洲まで順調に進んできた。

むしろこの日の成果はまさに花火大会最中の時間の816Tに乗っていたことで、瀬田のホームから花火が見えること、

瀬田の某地場スーパーの立体駐車場はお祭り状態であること、そして何より狼川橋梁のあたりで車窓から見える花火がとてもきれいなこと、

そしてどうやら栗東のホーム上改札前からも花火を見ることができそうなこと、いろいろな発見があった。

大津の駅ホームがマンション建設で昨年に較べてずいぶん視界が狭くなったこと、そしてそのためか大津のホーム内に人がたまるのもずいぶん少なくなったことも発見の一つ。

特に大津の駅前あたりは毎年何か少しずつ変化していくだろうから、来年は人の流れもまた変わるかもしれない。

わだらんは来年は瀬田の某スーパー駐車場に行ってみるかな。

 

ところでつまらないと言いながら今年も新快速の臨時が上り1本下り2本大阪発着で出ている。

上りに充当されたであろう編成が草津の電留線にいなかったので、野洲引き上げだったのだろう。

となるとおそらくは翌朝3401Mと3404Mになる編成を使ったのだろうと思われるのだが、今となっては確かめようがない。

まぁネットの掲示板などで騒がれないところを見ると、そんな223系のいつもの姿で、臨時とはいえぱっとしなかったのだろうなぁ。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽   慣れない客は質問する相手を捜すのも慣れていないし

8/6

8月にはいって少し電車が全体に空いているような気がする。

もちろんそれは朝の話であって、逆に帰宅時は家族連れや若いアベックなどいつもなら見ないような寿客も多い。

もちろんそういったいつも電車に乗らない人たちはおそらく正規運賃だろうから、鉄道の利用客としては優良客になるのだろう。

18切符ユーザーも広い意味では11000円を新規分購入してくれる客であって、収入にはなるのだ。

本来定期客の方が客の多い時間に割引運賃で乗っているわけで、鉄道の営業面で見ればいいのかどうか。

もちろん確実に前もっての収入になるわけで、もっと定期客を歓迎してもらわないと困るとわだらん個人としては思うのだが。

 

ところで。大阪駅のルクアが好調なのだそうだ。

通勤客が帰りがけによって行くからなのか、あるいはわざわざ大阪駅にルクア目的で来ているのかはよくわからないのだが、来客数も売上げも順調らしい。

一方三越伊勢丹は苦戦のようで、やはり梅田の百貨店は飽和状態なのだろうか。

ただ、印象的に他の大丸や阪急・阪神が少なくとも二方からの出入りが可能なのに対して、三越伊勢丹は大阪駅の一方しか出入りができないのは位置的に不利でないかと思うのだ。

つまりそこへ入る目的がないと行かないどんつき状態。

一方ルクアは阪急や地下鉄御堂筋線とJR大阪駅の乗換途中で、通路代わりに利用される部分も大きいのだろうと思う。

そもそも改札内の店舗が「駅ナカ」などと言われて持てる理由は単純に「わざわざ行かなくても通りがかりで事足りる」ところだろうと思うのだが。

 

ところで大きくなった大阪駅は一見さんにとってどう写るのだろう。

もう少し改札上の五階部分の広場に人がいるかと思ったが、案外と人がいない。

京都駅の大階段はだれぞかんぞ座っていたりするのだが、大阪駅の北側はどうも落ち着くところがないような気がする。

階上庭園にはわざわざ登って行かなくてはならないし、時空の広場から空は見えないし、どうもちょっと落ち着くところがないように思う。

京都駅の大階段はいかにもそこに留まってといわんばかりの施設だが、大阪駅の北側にはそういったところが少なくて、結局通行ついで以外の流れが少ないのではないか、と思う。

かくいうわだらん自身、まだ三越伊勢丹に入ったことがないし、今後もそう何度も行くようなところでもないと思っているが。

 

とはいえ、大阪駅の集客は鉄道の利用客増加に不可欠。

夏の間にどれだけ新規の客が来るのだろうか、夕方以降の電車の混雑度合いはどうなるのか、気になるところである。

「どこか座れるところない?」とおばちゃん連中に囲まれたホームで丹波路快速を降りたばかりの福知山の運転士氏、

「とりあえず上に上がってみてはどうですか」と適度に切り返していたが、そんなこと聞いてやるなとわだらんは内心で思う。

まぁおばちゃん連中は制服なら運転士でも駅員でもみな一緒だわな。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  遅れを楽しめる余裕があるのはやはりヲタか

8/2

朝野洲駅に向かうと、4番線に貨物列車が停まっているのが見えた。

また何か東の国で輸送障害でもあって抑止されているのだろう、とはすぐにぴんときた。

713Mから見る草津も石山も上り貨物が停車中。

膳所にもいたのだろうけれども、眠りに入ってしまったのでわからない。

ただ、とにかく何らかの理由で一斉に停められているのだろう、とはわかった。

いつ動くかわからない状況でずっと運転台にいる乗務員のみなさんはさぞたいへんだろう、といつものように思っていた。

 

ところが、実はこの大量の抑止は地震によるものだった。

前夜早々に寝込んでしまったわだらんは、静岡県内で強い地震があったことなどまったく気づいていない。

深夜にあった地震の影響で上下列車ともに一斉に抑止になっていたことなど知らないお気楽な話である。

だから713Mの前を下り貨物1053列車が走るのだが、今日はこなかったのである。

一方、713Mを追いかけてくる下り貨物の2093列車は名古屋発なので、いつも通りのダイヤで走ってきていたのである。

のちにJR貨物のHPにある輸送情報を開いて、運転見合わせがあったこと、上下の各列車が次々抑止を食らっていたことを知ったのである。

しかもその運転見合わせの影響で大阪駅を昼間に下りのサンライズエクスプレスが通ったとか、正午過ぎに某飛脚急便貸切の特急貨物電車が大阪にやってきたと知る。

ネットのおかげでなかなかマスコミには流れないような列車の遅れを知ることができるのはうれしい。

もちろん、列車が遅れたことを喜ぶのは本末転倒であるが。

とはいえ、日中の東海道を寝台車で下ることのできた昨夜のサンライズエクスプレスの乗客のみなさんをちょっとうらやましいと思ってみたりもする。

もっともほとんどの人間は新幹線に振替してしまっているだろうから、車内に残っているのはよほどの好き者だろう。

その時間の余裕のある好き者にとっては寝台車、しかもサンライズエクスプレスのような個室中心の寝台車では車窓の視野の狭さがあるものの、

逆に寝台車の窓から見る日中の東海道山陽線の車窓はさぞ新鮮でいい時間だろうと思う。

 

世の中天災の種は尽きず、只見線は大きな橋梁が流されてしまっているし、飯山線は先の地震に続いてまた今度も豪雨で路盤が流されてしまった。

輸送量の多い幹線ならまだしも、地方交通線で復旧に巨額の費用が見込まれる災害があると、再開できるかどうか不安になってしまう。

幸いにも滋賀県は比較的天災の少ない地域だが、それでも過去には篠原で東海道線の土盛りが流れたり、信楽線の路盤流出といった事例もある。

ダイヤの乱れる事象がちょっとでもないように願いたいものだ。

 

3512Mに乗って帰ってきた。

膳所も石山も草津もそして野洲にも貨物列車の姿はなかった。

強い地震ではあったが、幸いにも運転開始は比較的早く、みな抑止されていた列車は先へ進んでいったようだ。

怪我をされた方もいるので不謹慎だが、鉄道に被害がなかったのはよかった。

以前から地震対策の進んでいるところなので、日頃の備えが生きたのかな、と空いた野洲駅4番線をみながら思う。

 

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