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12年 11月
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1199. 11/30 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ ドアはボタンを押して閉めることもできます
1198. 11/29 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 終電というと酒のイメージ、最終列車というとわびしく思える
1197. 11/26 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 優先した貨物列車はどんな列車なのだったのだろう?
1196. 11/22 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 遠いところの事故の影響を最後にもらうのが琵琶湖線
1195. 11/20 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 深く腰掛けて流れる夜景を楽しむか、すぐに降りそうな客を探すのが楽しいか
1194. 11/17 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 松茸近江牛食べ放題とアウトレットでお買い物の駅プラン
1193. 11/12 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 大型バスにもハイブリッド車、きっと燃費がいいのだろう
1192. 11/8 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 「列車を緊急に停める信号を受信しました」
1191. 11/6 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 改札内や列車内の供食施設は商売難しいのだろうか
1190. 11/1 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 牡丹鍋といえば丹波篠山、いや美濃鵜沼か
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ ドアはボタンを押して閉めることもできます
11/30
水曜日の朝、いつものように野洲6:14の713Mに乗る。
11月も終わりになると日の出も遅く、野洲を出るときはまだ夜である。
冬は寒いのもつらいが、でもそれ以上に夜が早く、また朝が遅いのが残念である。
それでもさすがに瀬田川を渡る頃には空も明るくなって、周りが見えるようになる。
すると比良の山並みの頭が白いことに気が付いた。
もう雪の季節なのだな、と改めて思う。
今年の冬は雪が多いのだろうか、最近は平均すれば大した量でないのにまとめて一回に降る豪雪が多く、列車がまるまる一日休みになったりする。
雪が少ないと琵琶湖の生態系に悪影響を及ぼすので降ってもらわないと困るのだが、
でも雪で列車が休むのは勘弁してもらいたいものだと思う。
そう、もう世間はすっかり冬支度。
大阪駅や京都駅はクリスマスツリーやらリーフの飾りやらムードを盛り上げているのか消費をあおっているのか。
そして今年も車窓のあちこちでイルミネーションや電飾を見ることができるようになった。
確か昨年はなかった山科駅北側の民家も今年は以前のようにクリスマスの電飾をつけてホームにいる人たちにアピール中。
電車の車内も神戸大阪京都の光のお祭り告知でにぎやか、いろいろ騒がれながらもまた今年も神戸ルミナリエが続くのはいいことなのか、
いや遅い時間の新快速が混むからよくないことなのか。
そして今年も野洲駅の広場に明かりがついた。
が残念ながら今年は南口は広場整備工事で電飾なし、北口のみとちょっと寂しい。
将来南口が大きくなって公共施設などはいる建物ができればまた派手に電飾をしてくれるかな、と期待してみる。
その野洲駅北口の電飾はホームからもよく見える。
2番停車中の812Tは新快速待ち合わせで電飾を見ながらしばし停車中。
いつの間にか降りるときにドアを閉める動作が定着して、新快速到着までのしばしの間、ほとんどのドアが閉まってすっかり冬模様。
電飾もきれいだが、でもドア扱い中の側灯がついたままドアの閉まっている光景のほうが妙に冬を感じてしまう。
もちろん夏でも同じように側灯をつけたままドアは閉まっているのだけれど、
やっはり冷え込んだ冬のほうがなんとなく気分が締まって気持ちよく思えるのだ。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 終電というと酒のイメージ、最終列車というとわびしく思える
11/29
26日、月曜日だというのにちっとも仕事がはかどらず、ついに酒なしで23:00の野洲行きに乗る羽目になった。
目の前で22:40の3542Mを逃したので悔しさなおさらである。
ホームに上がってまだ列車のテールランプが見えているときほど残念なことはないのだが、
とにかく乗れなかったのだからどうしようもない。
さすがにこの時間になると目の前の列車を見逃して列先頭に並ぶような人もおらず、ホームは閑散としている。
しかも夜10時を回るとC電も大阪駅でのんびり停車して、喧騒とは程遠い、静かな時間が流れている。
結局20分近くホームで電車を待つことになったわけだが、ずいぶん気分が違う。
これが酒も入って酔いが回るようなら待つ時間の感覚も違うのだろうが、
少なくとも日中15分待つよりずっと長く、でも決していらいらしない気分。
もう帰るだけ、しかも電車は必ず座れるという安心感みたいなものがあるのだろうか。
22:40以降の新快速はすべて12両、決して空いているわけではないが、でも列の頭なら必ず座れる程度である。
そんなわけで3544Mは大阪駅を23:00ちょうどに発車し、わだらんは1号車一番後ろの座席に座り、
流れゆく夜の街の姿をしばし楽しむことになった。
ところで、さすがに23:00の電車ともなると乗り換え案内は終電という言葉が出てくるようになる。
京都で嵯峨野線と奈良線は最終1本前、湖西線は最終電車になる。
そんなこともなってか、京都でかなりの降車がある。
そして草津でも草津線のホームには最終の柘植行きが待っている。
車掌ももちろん「最終電車、乗り遅れないように」と注意喚起。
ちょっと草津到着時にで車内がざわついたのは気のせいか。
草津線の最終で柘植に着く頃にはどんな車内なのだろうか、さぞ静か、いや静かすぎるのか、ちょっと乗ってみたい気もする。
そういえばこの大阪23:00の新快速で草津線柘植ゆき、これが三重県への最終電車である。
名張行き近鉄特急の最終は鶴橋23:16で、これに乗るには環状線22:57に乗らねばならぬ。
関西線で伊賀上野だと大阪を22:;05が最終になってしまう。
草津線が優秀なのか、関西線があまりに貧弱なのか。
でもきっと柘植に車を停めている通勤している伊賀の国の人がいるのではなかろうか、
柘植までどの程度客があるのか、やっぱり気になる。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 優先した貨物列車はどんな列車なのだったのだろう?
11/26
再び貨物列車に絡む話である。
少し前22日木曜日のことであるが、いつものように713Mに乗ろうとホームに降りる。
ところが713Mに先行した貨物列車がいつもの編成と違う。
つまり貨物列車が何らかの理由で遅れているのである。
遅れの理由は東の国の人身事故か、あるいは関が原の鹿なのか不明だが、遅れてくること自体は何ら珍しいことではない。
が残念ながら目の前を通過した列車がどの列車でどれだけ遅れているか、あまり見たことのない列車なのでピンとこない。
まぁこのまま貨物の遅れの影響を受けずに大きな遅れなしに大阪まで走ってくれればいいや、と思っていた。
ところで、その713Mの定位置に座っているわだらんの隣に守山で若いおねえさんが座った。
おおよそ713Mのような朝早い時間、守山で6:17という時間だとある程度乗ってくるメンバーは一定である。
が、この日わだらんの隣に座ったおねえさんはいままで見たことのない顔である。
遊びにでも行くのか、なんかの理由で早起きしたのか、などとあれこれ考えていた。
が、そのおねえさん、座るとすぐにスマートフォンを取り出し、メールか何かを始めた。
どのアプリケーションを使っているのかよくわからなかったが、
とりあえず「定期を忘れて片道10分のところを往復13分で爆走した」「今日は10分遅刻」と打ち込んでいる。
もちろんそのおねえさんの画面を一字一句見ているわけではないのだが、
ざっと見た限りではこのおねえさんは、いつもは一本前の711Mに乗っているようだ、と読める。
実はもっと早起きだったのだなぁ、とちょっとびっくり。
画面を触り終えるとさっさと熟睡してしまった。
こちらもあまりとなりをじろじろ見るわけにいかず寝たふりをしていたらそのまま眠ってしまった。
その後わだらんが目を覚ましたのは茨木の手前、場内で停められているようだ。
茨木停車の先行列車というと711Mしか思い浮かばないのだが、はて?と思いつつやがて列車は茨木駅へ。
ところがいつものような殺到する乗客がおらず、まさに拍子抜け、車内は静かなままである。
ということはやはり先行列車は711Mで、茨木のホーム上の客をみな吸い上げてくれたのだろう。
次の新大阪でも同じように場内で停められ、さらに大阪駅でも第四場内、
つまりホーム直前の信号機で停められたようで、
カーブでいい具合に前が見える最後尾のわだらんからは5番ホームにいる221系らしき姿が見える。
あとからネット上の話を見るとどうやら711Mは高槻で貨物列車を先行させる退避が長引いて遅れたようだ。
どの貨物列車が711Mを遅らせたのかよくわからないが、
でも貨物列車が優先するのだから何か理由があるのだろう。
わだらんには情報不足で何もわからないが。
ところで、件のおねえさんは新大阪を過ぎた時点で目が覚め、大阪駅でそそくさと降りて行った。
結局711Mはほぼ713Mのスジで走ったようなので遅れ7分である。
一方713Mは711Mの開通待ちで3分延。
つまり件のおねえさんはいつもの711M利用時に比べて結局10分延であったわけだ。
このおねえさんには711Mが遅れていることなど知るわけもないと思うが、
もし711Mの遅れを知っていればどう思ったのだろう?
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 遠いところの事故の影響を最後にもらうのが琵琶湖線
11/22
一般的に貨物列車とはあまり理解をされない存在だろうと思う。
トラックなら当たり前に日常あるが、貨物列車を日常としている人は仕事で物流とか運輸とか
そういう関係をしている一部の方以外はまず縁がないのだろうと思う。
野洲ではしょっちゅう貨物列車が通過するが、大阪駅には原則貨物列車は来ない。
ふた昔前は多くの駅に貨車がいたものだが、今や貨物列車の走る路線自体がほとんどないので、
駅にいても貨物列車を見ることのできるところは限られてしまう。
とはいってもこのところ本線はしょっちゅう貨物列車が鹿や猪、
あるいは人間とけんかするおかげで何らかの影響を受けることが多い。
先日14日は新幹線の高架下、新大阪と尼崎の間を走る北方貨物線で早朝貨物列車の人身事故があった。
本来貨物列車しか通らない貨物線なら旅客に影響は出ないはずだが、
ここは貨物線とはいえ、宮原操車場の出入りを兼ねている区間、つまり宮原の車庫の出入り線である。
ここで事故があって電車が車庫から出ないという事態に陥って琵琶湖線は大騒ぎ。
というのも朝4本の列車が宮原から出てきて米原へ向かうもので、
京都時点では6:05の京都始発電車が出た後、7:10までの間3本、さらに7:32の新快速がその4本にあたる。
つまり琵琶湖線内ではおよそ1時間宮原からの電車がないと空白になるわけで、
しかもこの日は当然上り電車も乱れていて電車は来ない、と大変であったようだ。
この日、わだらんはそんな事故のことを知らずにいつものように
野洲6:14の713Mで大阪に着いたのであとから騒ぎを聞いてびっくり。
先行711Mは京都で折返し琵琶湖線上りになったそうだし、その前も無事大阪に着いたのかどうか疑問。
何しろ野洲5:45の707Mが尼崎30分遅れで713Mに近い時間を下って行ったそうで、はて709Mはどこへいったのやら。
貨物線の事故で列車が乱れるといってもまぁほとんど事情の分からない方にはピンとこないだろうな、と思う。
その点今朝は赤穂線で鹿がぶつかったとか、六甲道で橋げたに車がぶつかったとか、
とまぁわかりやすい理由で遅れたといえるだろうか。
とはいっても大阪やら神戸やら播磨の西端で起きた事故で騒ぎになる、
はるか離れた琵琶湖線利用者のみなさんはいつもいつもご苦労なものだ。
もっとも琵琶湖線内の利用者はとりあえず電車が走っていればいいわけで、どこの車庫から出たとかどこから来たとか、
いやどれだけ遅れていてもきた電車なら何でもいいのだ。
大阪やさらに先に行く通勤者より琵琶湖線内だけのほうが気は楽だろう。
もっとも最近は野洲川橋梁の風速計とか琵琶湖線内単独でもあれこれ支障になることは多いのだが。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 深く腰掛けて流れる夜景を楽しむか、すぐに降りそうな客を探すのが楽しいか
11/20
仕事が予期せぬ事態の続きでちっともはかどらず、結局大阪駅に戻ってきたのは21時少し前。
目の前で20:53の830Tを逃してしまい、21:00の3530Mにしようかどうしようか悩んでいた。
3530Mは前の830Tが12両なこともあるのか、比較的空いてはいるものの、
さすがに21時にもなると新大阪での降車客は少なく、高槻でもあまり車内が動かず、
大阪で座席確保ができなければ京都までまず座れない列車である。
どうしたものかと考えていたがふと贅沢しようかと思い立ち、20:55の244Cで新大阪へ先行。
その車内で携帯電話からはるか42号の特急券を確保した。
走っている電車のなかで座席指定の特急券が買えるのはいい世の中なのかどうなのか、
でも便利であることは間違いない。
新大阪駅に着いていつものホームと違う、隣のホームでしばし列車の観察。
この時間11/12番のりばは結構忙しく、富山行きサンダーバードが12番に入ると同時に11番にはくろしお紀伊田辺行きが入り、
そしてサンダーバードか出ると今度は城崎温泉からのこうのとりがやってくる。
もちろん11番はくろしおが出たのと入れ替わりにわだらんが乗る米原行きのはるかがやってくる。
新大阪からサンダーバードに乗る通勤客はいないようだし、こうのとりから降りてくる客もやはり観光客。
くろしおはさすがに遅い時間で観光客の姿は見えず、みな家路へと着く人のようだ。
新幹線からの乗継も多いのだろう。
その中でさすがに米原行きはるかには通勤客らしき姿が多い。
自由席乗車位置に列ができているし、わだらんと同じチケットレス特急券か何かを持っているであろうか、
指定席車にも通勤客らしき姿があり、はるかの車内に入って行った。
おそらくは先に出たくろしおも天王寺からは通勤客が大量に乗り込むのだろうと思うのだが、
はるかの米原行きはそれほど通勤客が多くないのが逆にちょっと驚く。
新大阪で乗ったのはざっと20人程だろうか、新快速の混雑から逃げられる手段としてはもっと利用されてもいいように思う。
もちろん朝の米原発下りは指定席自由席ともにそれなりに混んでいるので、
その送り込みに米原行きがあると考えればあまり乗車率を気にする必要はないのかもしれないが、でもやはり空いている。
一時期ネットの掲示板に「新快速にグリーン車をつけろ」と吠える輩がいたが、論破されて消えてしまった。
実際このはるか夜上りでこの状態なら、日中など本線新快速にグリーン車をつけてもどれだけ利用者がいるのだろう?
確かに特急料金、例えば新大阪野洲間をチケットレス特急券なら700円、
その700円を払う価値のある落ち着いた空間を満喫できるが、
それが特急料金に見合うものと思うかどうかは個人差が大きいだろう。
通勤客なら一定の需要はあるだろうけれども。
はるかは京都で多くの客を降ろし、わだらんの乗った2号車は10名程度が残るだけとなった。
静かな車内は帰宅するわだらんにはちょっと贅沢だろうかなどと思いつつ野洲で降りる。
結局この日野洲ではるか42号から降りたのは9人であった。
快適ではあったが、かえってどうも落ち着かない。
はるかのすぐ後を走ってきた3530Mの車内を見ると、もう野洲まで来ると混雑も終わって立ち客がまばらな静かな車内。
何か新快速の車内のほうが落ちつくように思えるのは
やはりわだらんに特急の通勤は似合わないと暗示しているのだろうか?
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 松茸近江牛食べ放題とアウトレットでお買い物の駅プラン
11/17
先日北陸トンネルの事故について書いたところ、いつもお世話になっている福井在住の方から
「北陸トンネル事故よりかにの解禁日のほうが福井では大ニュースなのです」と教えていただいた。
確かに北陸トンネル事故では飯の種にならないが、かになら遠来から客が来てお金を落としてくれる。
いつのころからカニを食べるだけのツアーが一般化したのかよくわからないが、
少なくとも食べるだけの旅行であってもそれが成立するのは
いわゆる観光客の行動パターンがより細分化された結果だと思う。
逆に言えば有名観光地というのも万人受けするかどうかわからないわけで、
例えば買い物だけのためにわざわざ高速道路を使って竜王まで来る
などというのは以前なら考えられない行動パターンなのだろうな、と思う。
まぁ買い物が楽しいかどうなのかは個人の好みで一様ではないが、
少なくとも竜王のアウトレット施設は休日ともなれば駐車場は一杯、
少し離れたところからの送迎バスもたくさん、そして野洲駅からの定期バスも
観光客やら従業員と思われる客やら、時間帯にもよるがよく乗っている。
この野洲駅からアウトレットへのバス路線は施設ができた時の新設路線で、
乗っている客はほぼまるまる新規の客、つまり野洲駅の利用客増加に直結しているわけだ。
人が遠来からくる、それがどんな目的でも、やはり地域の経済にはとても役立つ話というわけだ。
観光地の定義は難しいが、休日に人がたくさん来るのならアウトレットもりっぱな観光地なわけだ。
一方で野洲駅は電車の吊り下げ広告も、駅の改札横のパンフレット置き場も、日帰り食べ物ツアーの情報でいっぱい。
食べ物ツアーは年中あれど、やはりその中でもかにツアーは王道なのかな、
とパンフレットの物量作戦を見ながら考える。
ちなみに野洲でも秋になると松茸&近江牛のセットの日帰りツアーが出て、結構客が来るようだ。
昼間に駅に行くと野洲着の新快速に合わせて「JRプラン送迎」と札を下げた料理店の迎えバスが来ている。
かに目当てで遠く福井や香住までいかなくても、野洲で松茸で楽しんでくれればうれしいものだが、
新快速ではあまり旅行気分になれないか。
まぁ日帰り食べ物ツアーで観光気分がどこまで重要視されるのか、
重要な顧客層であるおばさんたちが観光地の認識をどう持っておられるのか、
わだらんにはよくわからないのだけれど。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 大型バスにもハイブリッド車、きっと燃費がいいのだろう
11/12
わだらんの自家用車は神奈川県で生産されたミニバンである。
ある人に乗っている車を聞かれて車種をこたえたところ、「ついに大型バスを買ったか」と言われた。
わだらんのミニバンと某バストラック製造会社の大型バスの名前は一字違いなのである。
確かにわだらんは大型バスを自家用にしてみたいとは思うが、大型免許は持っていないし、
そもそも大型バスを停めておく駐車場もない。
バスを自家用で所有するのは容易ではないが、でもそんな日が来ればうれしいものだ。
もっともバスなら運転するより乗っているほうが楽しいわな。
ところでわだらんは貧乏性なので、できるだけガソリンを使わずに走りたいと思う。
ゆっくり加速したり、前が赤信号なら無理にアクセルを踏まずに、
と今のところリッター11kmをキープしていていて、車体の重たいミニバンなら結構いい数字ではないかと自己満足であった。
が、先日このミニバンの新型、アイドリングストップのハイブリッド車ユーザーがリッター14kmとか書いていて驚いた。
そこまで延びれば少々車体価格が高くてもガソリン代をカバーできるのだろうなぁ、
世の中省エネの時代、燃費のいい車はやはりいいなぁ、と思う。
そんなわけで最近はガソリンが売れないそうだ。
消防法なども規制もあって小さいスタンドがどんどん姿を消している。
スタンドだけかと思っていると、石油元売りの精製設備も閉めるなどと報道になった。
室蘭の製油所が生産を近々やめる方向で調整中だという。
昔から貨車のやり取りがあったのだろう、よく本輪西駅常備の石油類タンク車を
北海道に縁のない四日市や名古屋東港あたりでもよく見かけたものだ。
昔は石油類、タンク車を連ねた貨物列車を東海道線でも当たり前に見たものだが、最近はとんと見なくなった。
やはりガソリン需要の低迷が響いているのか、
あるいはタンクローリーが直接スタンドへ出入りするようになって
油槽所の施設自体を使わなくなってしまったこともあるのだろうか。
昔守山には四日市からのタンク車がやってきて、EF66などが引き上げ線で着発入換をしていたのがいまでは信じられないが、
でもまだ5年ほど前まで毎日の当たり前の光景であった。
さらに遡ると昔は穂積にも油槽所かあって、本線引き上げで下り側線にタンク車がいつもいたものだが、
もう今の若い人には想像できまい。
省エネは地球のためにいいことなのだろうけれども、タンク貨車を見る機会が減ってしまうのはなんとも残念だ。
そういえば工場熱源用に、石山も高月も専用線の主はタンク貨車だったなぁ、これも姿を消してしまったけれど。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 「列車を緊急に停める信号を受信しました」
11/8
JR貨物の機関車についている防護無線発砲器で作動しないものがあった、と報道にあった。
逆に言えば6年間も防護無線を発砲する機会がなかったわけで、それはいいことだったわけだ。
何しろ防護無線たるもの、周囲の列車を緊急に停めるわけで、発砲する理由がないほうがいいに決まっている。
とはいえ最近は酔っぱらいだの痴漢だのがすぐに線路に降りたがるし、緊急に列車を停めねばならないことが多い。
今は法令で発砲器の二重電源化が必要なそうで、
例えば架線異常で停電しても蓄電池で発砲器が使えるようにしないといけないそうだ。
その中で長い期間使うこともなく、点検で見つかることもなく、まぁよかったということになるか。
使う必要の時に使えないほうがもっと問題だわな。
ところであす9日は鶴見事故の起きた日である。
もう49年も前のことになるで、もちろんわだらんはその事故を直接覚えているような歳ではないが、やはり大事故、
多くの方が命を落とされたというのが気になるのである。
歴史に「もし」を語ることはできないが、でももし貨物列車が脱線した時点で防護無線を発砲し、
上下の横須賀線電車が緊急停止処置をしていれば、この事故の規模はもっと小さくなっていたかもしれないと思ったりもする。
少なくともその前年の三河島事故は下り貨物と下り電車が接触した時点で防護無線を発砲していたら、
事故現場に上り電車が進入することはなかったかもしれない。
まぁ妄想は尽きないが、事故のないことが一番、防護無線など聞かないのが一番である。
しかし報道によると防護無線は周囲1kmの列車を停めるものだそうだが、
でも唐崎の事故を石山で受信したり、学研都市線の防護無線を高槻で受信したりとはどうだろう?
周囲の列車を停めるのが目的でそれは大事なのだけれども、
もう少し範囲が狭いほうがダイヤの回復には都合がいい、とは身勝手な話かな。
まぁいずれにせよ、「列車を緊急に停める信号を受信しましたので急停車いたしました」という車掌の声はあまりききたくないわな。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 改札内や列車内の供食施設は商売難しいのだろうか
11/6
2日の金曜日は平日休みが取れたので、名鉄の一日フリー切符を買ってずっと電車に乗っていた。
ほとんどが15分以内の乗継でまともに改札から出ない、つまりまともに食事もしない、乗りっぱなしの日中であった。
この話はまた後日詳しく書くとして、ちょっと驚いたのは名鉄の構内での麺類スタンドの急激な減少である。
名鉄の主要駅ホームには昔きしめんやうどんを提供する店があって、電車を見ながらビールを飲んだり腹ごしらえができたものだ。
ところが先日乗っていた車窓から見ると、たとえば新一宮とか知立とか、
あるいは新名古屋(とわざと書くが)上りホーム奥の麺類やカレー屋など見事になくなっている。
神宮前はホームを上がった跨線橋部分にうどん屋があったが、ホームからは姿を消している。
金山は残っていたように見えるが、どうなのだろう。
最近は駅売店のコンビニ化、大型化が進んで、ずいぶん便利になった。
が、その一方でホームの売店や飲食店はどんどん姿を消している。
もちろんこれが首都圏ではまた別の様相なのだろうけれども、
少なくとも名古屋や大阪界隈ではホーム上での飲食ができるところがかなり限られてしまった。
おかげでこの日は蒲郡の改札前コンビニで買ったサンドイッチが朝食兼昼食であった。
うどんきしめんを食べる場所がなかったのである。
そんなわけで昔いやというほどお世話になった米原は本線上りホームも新幹線待合室もそばうどんの姿はなく、
大垣ホームのうどん屋も姿がない。
つまり名古屋のホームできしめんを食べたあとは京都まで途中ホーム上に飲食店がない状況である。
米原は列車の本数が増えてホームに客が滞留しなくなったことが一つの理由だろうし、
名鉄の場合ホーム上のうどん屋位置がエレベータの設置に使いやすいところというのもあるかもしれない。
確かに大阪駅環状線ホームは混雑するからうどん屋は邪魔なのかもしれない。
でもたとえば坂出にしても近鉄津にしてもなんでなくなったのだろう、と愚痴がぼろぼろ。
まぁホームでうどんが食べられなくても死ぬことはないが。
うどんでなくても、駅弁でなくても、コンビニ弁当でなくても、まぁどうでもいいか、とちょっとなげやり。
食の好みは人それぞれ、最小公倍数でも最大公約数でも商売は難しいのだろうか。
と思う今日は11月6日。
昔々、不幸にして北陸トンネル内で列車火災が起きた日である(正確には5日深夜であるが)。
事故のいきさつなり顛末なりを書きだすときりがないが、
一度だけでもせめてオシ17で食事をしてみたかったな、と常々思う。
10系客車の評価はいろいろあるが、でもわだらんは大きな車体の寝台車や食堂車が大好きである。
できることならその頃に戻ってずっと列車に乗り続ける旅をしてみたいものだ。
そういえばまだ急行きたぐにに食堂車がついていた頃はきっと深夜近い米原で
きたぐにの停車中にホームのそば屋は営業していたのだろうなぁ。
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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽ 牡丹鍋といえば丹波篠山、いや美濃鵜沼か
11/1
野洲駅南口から5分少し歩くと国道8号線に出る。
この交差点が近江富士から続く山並みのヘリにあって、交差点の先はすぐ山である。
そして平地と山の境にはフェンスが続き、三上山、つまり近江富士へと続いている。
ご多分に漏れず、これらの山並みにも猪がいるようで、農作物を荒らされる被害が多発したそうだ。
なのでこのフェンスが続いているわけで、逆にこのフェンスの中にある近江富士花緑公園の中は植物がフェンスに囲われている。
なんでも球根類が彼らの好物だそうで、花壇に植えたばかりの球根が隙あれば根こそぎやられるらしい。
なんとか人間と共存してほしいものだが、なかなかうまくいかないものだ。
それにしても最近野生動物で列車に遅れが生じる例が次々出てくる。
山の中でも里に出てもとにかく列車にあたればそれで列車は遅れる。
新幹線でも奥羽山中で熊や鹿にあたって東北全体のダイヤを乱しているし、ましてや長野駅構内を熊が歩いたりすれば大騒ぎである。
琵琶湖線内では通勤時間帯に影響がないのが今のところ幸いであるが。
しかし動物衝撃の話でも、さすがに30日夜に起きた高山線の話を聞くとびっくりである。
高山線で猪なら不思議ではないかと最初思ったが、事故現場は各務原市内でまだ山に入ってすぐのところ、団地と隣り合わせの里山である。
しかも列車に数頭あたった上にまだ線路上に8頭もいると聞くとびっくりである。
家族での移動中だったのだろうか、群れの中に列車が突っ込んだというのが正確なところだろうか。
とはいえ、山を下りても線路と国道と木曽川しかないところでどこへ行こうとしていたのだろう?
線路を道にして移動していたのだろうか?
そんな群れを見ればさぞ乗務員氏も乗り合わせた客も驚いただろうかと思う。
冬を目の前にして野生動物は食欲旺盛な頃、動きも活発になるのだろう。
しかしそんなに一度に大量の猪、処分も大変だろうなぁ。
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