このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

2003年 新田原基地航空祭
今年は晴れた!!のである。
去年 は最悪であった。雨で半分以上のフライトがキャンセル。せっかく福岡から遙々やってきたというのに、早々に退散したのであった。

今年も航空祭までの1週間は不安定な天気が続き、「やば・・・。」なんて思っていたのである。しかも事前情報で岐阜在住のサークルの先輩が宮崎に乗り込んでくると言う情報を掴んでいた。本人は「晴男!!」とのたまってはいるが、んなことはない。写真部の男なんてたいてい雨男なのである。

しばらくは宮日の天気予報とにらめっこする日々が続いたのだが、航空祭当日は太陽のマークが輝いていた。「日頃の行いがいいのかしらん。」なんてうかれながら12月7日の早朝を迎えたのであった。

キンと冷えた空気の中を西都市下三財へ向かう。ここで連れを一人拾ってから「開門」を待つ車列に加わるのだ。待ち合わせの時間は午前4時。何もこのような時間に・・・なんて思うかも知れないが、彼氏は航空祭初体験である。航空祭の一番おいしいところを味わってもらおうという相手にとっては“迷惑”な心配りなのだ。
空には銀翼。あぁ気持ちいぃ・・・。
うっすらと明けていく空。オレンジ色の光の中に浮かび上がるシルエット。やった、快晴だ。早朝から車列に並んだ甲斐があったというものである。7時頃からあらかた出店の準備が終わり、売り切れる前にとグッズを買い求める。航空祭初体験の彼氏はそんな光景の中に消えていったのであった。さてさて、あまり人が多くならないうちに展示機を見ておこう。
戦後初のジェット練習機T-1。これも貴重品である。
陸自のコブラがいた。全幅0.91m。正面から見てみたが、本当に狭い。
岩国所属のF/A-18 ホーネット。今回のゲストはこのホーネット×2、ハリアー×2、F-16×2機。
よく見れば女性隊員がいる。
このほかにも展示機として第23飛行隊や飛行教導隊のF-15DJ、第301航空隊のF-4EJ改、T-4、UH-60Jなどの基地所属機が置かれていた。加えてC-1、C-130Hといった輸送機。F-1戦闘機・・・と数々のゲスト。早朝であるので、翼に朝日が反射して美しいのである。

カメラを構えながらウロチョロしていると職場の同僚に会った。「米軍機のところパツキン美女がいるよ。」と囁いてあげると、「絶対見る!!」と言っていたがどげんなったとやろか。

そうこうしているうちにオープニングフライトを披露すべく、次々と飛行機が離陸していく。地上では基地指令、“1日基地指令”、木城町長、新富町長を乗せたジープが列を組んでパレードをしていた。
さて朝飯を食べていなかったし、模擬店を見て回ろうか。

いつものように地元婦人部や宮崎の土産物・・・。いろいろな模擬店が出ていたのであった。とある店で地鶏のもも焼きを購入したが、半分生であった・・・。カレーや焼き鳥のタレのにおいが空きっ腹にたまらない。

そのような中、「おぉーっ!!」と思ったのが、西都市が全国に誇る鰻店“うなぎの入船”が店を出していたことである。思わず購入を・・・と思うも、いっしょにまわっていたwifeが制止する。「1,000円なんて高い!」とのことだが、そげんは思わんかったけどねぇ。

結局朝食で鰻を食べることは叶わず、昼食もWes'n(ウィズン=地元の弁当屋さん)の500円幕の内になってしまった(泣)。
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(2003.12.09)

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