このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
6 0 0 0 系
地下鉄線直通目的で開発。従来までの「黄色い電車」のイメージを取っ払ったパイオニア。
登場から16年。古さを感じさせない斬新なスタイルは、管理人お気に入り車両の一つです。
■ 概要
1992(H4)年、地下鉄有楽町線直通用の目的で誕生した、"西武初"のオールステンレス車両です。
西武では初めてのオールステンレス、ドア開閉予告チャイム、LED室内表示器など様々な要素が盛り込まれました。
更に"黄色い電車"が主流だった西武に、初の"青い銀色電車"導入、VVVFインバーター制御の本格採用。
"西武で初めて"という言葉が付くような設備が至る所にあります。
そして"新しい"スタイルをたくさん取り入れながら、西武の"伝統"ともいえる要素が組み込まれているのもポイント。
戸袋窓や方向幕、菱形パンタグラフ、ツーマスコンハンドル、グレーの優先席などです。
しかしその後、アルミ車体の6050番台や戸袋窓を廃止した車両なども製造され、現在に至ります。
2006年末からは副都心線直通に向けて白色LEDやワンハンドルマスコンを装備した編成が落成。
改造は次々と行われ、今や殆どの車両が改造され、上記写真右側の車両が主流となりました。
現在、6000系初期の姿を留めているのは、新宿線に所属している1編成のみと断言できます。
また改造車両は、新たに電光表示器から30000系同様のTV画面(スマイルビジョン)の設置、ドア開閉点滅ランプ設置。
外装面での変化の次は、内装面の変化が生まれる予感も。6000系は東横線方面へも進出する可能性もあります。
いずれにせよ登場から16年経っても、現在も斬新な姿で西武線を走り抜けています。
■ 車内設備
車内は西武初の白を基調とした
化粧板を取り付けた明るい車内です。戸袋窓も光を取り入れる
小さくても重要な窓です。
座席は西武初めての青色座席です。
当初はありませんでしたが
現在はバケットシートやスタンションポールが設置されています。
上記の通り、グレーの優先席は健在です。
西武初の電光表示器です。
現在は
9000系
や
20000系
などに取り付けられています。
表示は次駅案内、列車案内、出口案内、
企業情報などが流れています。
近年登場した改造車両は、30000系同様TV画面(スマイルビジョン)が設置されています。
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