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- 長野・ヘルパーニッキ -
(2004年8月13日〜20日)

【其の一】 いざ!ユースへ!!

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今回はいつもとはちょっと違う旅をしてみようと思い立ち、
長野のとあるYH(ユースホステル)でヘルパーの仕事をやってきた。

以前北海道を旅行した時に泊まったYHのヘルパーさんを見てちょっとあこがれて色々話を聞いたので、この夏はぜひ自分もやってみようと思ったのである。
ヘルパーとは要は「お手伝いさん」のことだが、基本ボランティアである。
だから残念ながらお金は期待できなかった。
まあ住み込みなので差し引きゼロってコトなのかもしれないけど、
お金以上に良い経験が得られればそれで良いのではないかと思ったのだ。


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「できれば午前中着くように来てください」

という風に言われていたので、絶対18きっぷ、鈍行で行くぞ!
…と思っていたが、調べてみると家を6時にでなくてはならないことが判明。
前日夜11時にそんな事実を突きつけられてはひとたまりもない。
ということで泣く泣く新幹線を利用することに。朝は弱いのである。
むしろよく見たら今日13日の金曜日か。どうりで。


朝9時過ぎ、新幹線のホームに立つ。
夏休みまさっかりの東京駅はえらい混雑ぶりだ。
今まさに幸せ絶頂のカップルに。
幸せを絵に描いたような家族連れに。
ひたむきに幸せを追い求める一人身の男に。(僕)
そんな中でも何とか座席をゲット。
ここから少しリッチな旅が始まる。特急券分のモトは取らせてもらうぞ!


・・・目的の駅に到着した。なんだか時間が経った気がしない。
夢路をたどると、どこかタイムスリップしたかのような錯覚に陥ってしまう。
何を言いたいかって、要は寝てたって話。
高速催眠現象ってやつか。多分違う。
そんなわけで景色を見逃してしまった。結局モトは取れてないようだ。


ここからはバスに乗り、1時間ほどで降りて2kmの道を歩く。
長くなりそうなので省略するが、結局YHに着いたのは11時57分。
まあいちおう午前中には着いたわけだ。
しかし新幹線とバスと徒歩がそれぞれ同じ時間ずつかかるってのはどういうことだ・・・


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