このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください






- 北海道旅行!風と共に去れぬ -
(2004年8月30日〜9月8日)

【その1】 嵐の中で・・・ (東京→青森)


Slow Starter┃新宿→新潟

おぼろげな記憶をたどれば、確か17号だったか。

2004年8月30日は、九州地方がもう何個目だか分からない台風の上陸にさらされていた一日であった。しかもタイミングの悪いことに、そんな日の夜から旅行を控えていたのである。すがる思いでテレビのお天気情報にかじりつく。明日はどうなの?台風日本海に抜けちゃうよね?森田さん・・・?!

「31日午前、東北地方は・・・」

見事に暴風域。もはや笑うしかなかった。



新宿の夜の喧騒もここまではやってこない
▲ムーンライトえちご号
寝心地は・・・微妙



そんなわけで、天候的にはものすごく幸先の悪いスタートを切りつつ、友人のやすひら君と共に10日間の北海道ほぼ一周旅行をスタートした。今回は新宿から夜行快速「ムーンライトえちご」に乗って新潟に向かい、日本海側を北上しながら北海道を目指すコース。18きっぱーには最適なコースなのだが、今回ばかりは・・・お天道様には勝てない。

新宿に行く前に「景気付けじゃ!」ということで焼肉をたらふく食べ、早速3000円飛んだ以外は何事もなく進み、そのまま23時07分発の新潟行きムーンライトえちご号の人となる。これだけ書いて、まだ新宿だ。早く先に進もう。


◆風と共に去れぬ┃新潟→青森

夜行の快速列車というのは眠れないものと相場が決まっているのか、今だかつて夜行快速で眠れた試しがない。今回ももちろん(?)例外ではなく、妙に気が高ぶっていたためか全然眠くならない。そして、電車が途中3分ほど遅れたことについて、「お急ぎのところ大変御迷惑をおかけします」としきりにわびる車掌に、この列車で急いでる人はいないだろ〜と心の中でツッコミを入れていたら余計眠れなくなった。

そんなわけで朝5時に新潟駅に着いたときにはなんとなく疲れた気分になっていた。やれやれ、最初からこれでは先が思いやられる。

・・・しかしそこから先がすごかった。
各駅停車に乗り換え、ひたすら羽越本線を北上していくと、みるみるうちに雨風ともに強くなり、気づいたら列車が止まってしまったのである。

新潟から酒田までの間でも、日本海が目の前に広がる小さな駅で1時間ばかり停車、その後山形との県境付近でまた2時間停車、と言う具合に何度も停まっては時間ばかりが過ぎていく。そんなわけで僕と友人はずっと数字当てゲームなるものに興じていた。こういう時は一人旅じゃなくて良かったなと思う。



新津方面
▲新潟駅にて



列車も大揺れ
▲日本海のどこかの海岸


結局、酒田には2時間47分遅れ(!)で到着し、乗り継ぎ列車を遅らせて青森には19時前に着いた。夕食は仕方がないのでキャンセルして駅弁を買った(大館駅の鶏飯)。駅弁が美味しかったのだけが救いである。

しかも宿まで終バスが残ってたにもかかわらず焦ってタクシーに乗り込んでしまったため、二人で3000円もかかってしまうという大放出っぷりを示してしまった。なんだか昨日から余計な金ばかり飛んでいく。早くも金欠の予感だ。やれやれ。

この日は青森の「 青森雲谷高原ユースホステル 」に泊まった。それについては次のページで紹介します。


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