このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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深雪・水上の旅

〜水上の中の川口〜


2005年12月乗車




 寒〜〜い!!途轍もなく寒い!!!
 こんな寒い冬は今までに無い!!!

 12月なのに雪国で毎日大雪続き!!
 でも、ボクは昔から雪国が大好き!!

 ということで、2005年締めににっしーと雪が深く積もる水上に行ってきました。
 雪国の人々とふれあい、温泉に入り、名物を食べ歩き、雪国を堪能してきました。





1章 横川の釜めし編

Event1 大雪の白影
 朝6:05、前の旅のようににっしーん家の前に集まって旅へ出発!
 6:23発の京浜東北線に乗って大宮へ。

はじめ「これからこの快速「シーハイル上越号」に乗って北上しよう。」
にっしー「じゃぁ、運転席に行って、電車を乗っ取って、終点駅をスッ飛ばそう。」
はじめ「いきなりトレインジャックするんかい!!?」

 6:50、快速「シーハイル上越号」は大宮を発車。
 
はじめ「よーし!この前俺が買った『(バ)ガイアマスター』(←アドバンスのゲーム)やろうぜ!」
にっしー「オゲイ(OK)!!」

 ゲームをやっていると、本庄あたりで車内アナウンスが流れた。

車掌「お客様にお知らせします。本日、上越線水上〜宮内が大雪のために運転を見合わせているため、この列車、途中高崎止まりとさせていただきます。」
はじめ「マジかよ!!?高崎で降りないといけなくなった。」
にっしー「じゃ、高崎で朝飯食べるか。」



Event2 朝の高崎
 8:09、列車は高崎に到着。

はじめ「さて、そこらを歩いて飯食えるところを探すか。」


〜〜〜10分後〜〜〜


はじめ「見つからねぇぇ!!!」
にっしー「やっぱ、朝だから、どこもやってないんだな。」
はじめ「どうしようか?」
にっしー「じゃぁ、今からに戻ってチャルメラ太郎でラーメン食うか。」
はじめ「ここまで来て帰るんかい!!?」

 ボクは時刻表を見た。

はじめ「おっ!!高崎8:38の信越本線横川に行って、釜めし食べる?」
にっしー「オウイエー!」

 高崎駅の改札に戻った。

にっしー「はじめー、今から改札を110mハードルだと思って越えようぜ。」
はじめ「青春18きっぷがあるから普通に通れるよ!!」
にっしー「じゃ、今から、その青春18きっぷを使って、駅員のいる改札を30往復しようぜ。」

にっしー「すみません、通ります。」


にっしー「すみません、通ります。」

にっしー「すみません、通ります。」


にっしー「こんな感じで。」
はじめ「イミのないことするなぁぁ!!営業妨害じゃぁぁ!!!」
にっしー「仕方ないなぁ、西川口に戻って、銀龍でラーメン食おうぜ。」
はじめ「ここまで来て、帰るワケねぇだろぉ!!」

 8:38発の信越本線横川行きに乗った。



Event3 信越本線の先頭から
 列車は107系だった。この車両だと全てロングシートだが、運転席の後ろの窓が大きいので、先頭に立って先頭からの車窓を見ることにした。

はじめ「先頭からの眺めって、面白いよね。」
にっしー「(写真の右端にある)服が邪魔であんま見れないな。」
はじめ「そうだなぁ。どけてもらえないかなぁ・・・?」
にっしー「じゃ、今から運転手に頼んで、あの服をどけてもらおう。その間に俺がこの電車運転するよ。」
はじめ「待てコルァ!!」
にっしー「大丈夫だよ、『電車でGO!』持ってるから。」
はじめ「そうゆう問題じゃねぇよ!!」

 列車は安中に停車。ホームの前の丘には大きな工場があり、煙突から煙を出して稼動している。

にっしー「あの工場、俺が経営してるんだぜ。」
はじめ「ウソゆうなぁ!!」

 列車は安中を発車。

にっしー「そう言えば、この電車には"クモハ"って書かれてるけど、どうゆう意味?」
はじめ「ああ。"ク"っていうのは駆動車の意味で運転席のある車両のことなんだ。"モ"っていうのはモーターの意味で、"ハ"っていうのは普通車の意味なんだよ。この車両は先頭車両で、車両の下にモーターがついてて、座席は普通の座席でグリーン車ではないから"クモハ"っていうんだよ。」
にっしー「へぇぇ。じゃ、天井がなくて、窓も壁もドアもない車両は"アノヨユキ"だな。」
はじめ「・・・・・、うまいなぁ。」



Event4 雪から逃れた横川
 9:11、列車は終点の横川に停車。横川を訪問したのはこれで4度目だ。

 横川駅の3番線には、特急あさま号が、全ての役割を終えたかのように、静かに眠っている。悲しいことに、長年の雨風によってか、車体の一部が錆びている。(って、この文章どこかで見たことあるような・・・ )

にっしー「おお、いいねぇ。写真に撮りたいものばっかりあるなぁ、ここは。」
はじめ「にっしーよく写真とるなぁ。」
にっしー「こう見えても俺は元社会部だから。」
はじめ「あんた幽霊部員だったでしょうが!!!」


 改札を出て、釜めしで有名なおぎのやに入った。

にっしー「すみませーん、釜飯お願いします。」
はじめ「あ、ボクは蕎麦で。」
おばさん「はいはい。君達これからどこに行くの?」
はじめ「あ、水上に行こうと思ってます。」
おばさん「水上ねぇ。今雪がひどいでしょ。」
はじめ「そうですね。大雪のせいで上越線が今日水上までしか運転してないんですよ。」
おばさん「横川は全然雪が降らないよ。お隣りの軽井沢はいっぱい雪があるんだけどね。」
はじめ「山を越えるのと越えないので、全然雪の量が違うのですね。」

 朝飯が済んだら、列車の時間になるまで周辺を散歩することにした。

 横川駅からの線路が道路に食い込んでいて、アプトの道へとつながっている。廃線になってしまい、今この線路の上を通るのは列車ではなく、車ばかりになってしまった。



Event5 続・信越本線の先頭から
 横川9:57発の普通高崎行きに乗った。
 また107系だったので、先頭の運転席の後ろに立った。

にっしー「なんかさぁ、直線多くないか?」
はじめ「そうだね。山の中のローカル線なのに意外と直線が多いね。」

はじめ「あの建物面白いよね。畑の中に1軒だけある。」

はじめ「あれがこれから向かう水上のほうだね。雪雲がかかってるね。」
にっしー「よーし、はじめ!今からあの雲を全部食べるんだ!!」
はじめ「無理だって!!!」
にっしー「いちごシロップかければ食べられるよ。」
はじめ「かき氷じゃねぇんだよ!!!」



Event6 雪国行きの113系
 10:28、列車は終点の高崎に到着。

はじめ「さて、これからこの113系の上越線で水上に行こうか。」

 また先頭からの車窓を見ようと思って、運転席の後ろのロングシートを陣取った。
 しかし、113系の先頭は107系のと全然違い、小さい楕円形の小窓が運転席の後ろの高い位置についているだけで、あまりよく先頭が見れない!!

 11:03、普通水上行きは高崎を発車。

にっしー「そうだ。今日はじめがラーメン食べるかもしれないって言ってたから、(鼻をかむための)ティッシュ持ってきた。」
はじめ「用意がいいなぁ。」

 列車は新前橋に停車。気づいたら楕円形の小窓のブラインドが閉められていた!!
 これじゃ先頭の車窓が見れないっ!!!

 ・・・、あぁあ、やる気なくなった。

 ・・・・・・、

 ・・・知らない間に眠ってしまった・・・。








2章 水上の温泉編へ





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