このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

- 筑波鉄道廃線跡ツーリング -

時間旅行


不動峠の西側を回り込むと三度自転車道に出会う。正面には大きく筑波山が望め、 それに向かって一直線に道が伸びる。思わずペダルをまわす足が軽くなろうとい うものである。

自転車道はやがて筑波山を西に回り込み、筑波の町?へ向かう。街中の線路跡を たどると、広場にバスが2台。その先に屋根のかかったホームが見えてくる。 今回の旅のハイライト!。筑波駅である。 線路こそ無い物の、完全に駅の姿を止めている。
自転車でホームに駆け上がると、柵の向こうに列車の接続を待つかのように、 バスとタクシーが並んで客を待っている。
一瞬時が10年前から止った様な錯覚。
ホーム柵の隙間から駅表に出る。少し荒れてはいるが、現役の駅前風景である。 改札に向かえば、券買窓口に明かりが点り、待合室がいまにもくる列車を待つ ために清掃されている。
真相はタクシー運転手の休憩室であるが・・・。




改札口からホームを覗くと、傾いたホーム番号と看板に、風化してゆく時間が伺える。



ここで一同、昼食にすることにする。駅前は現役として駅前なのである。 筑波山詣での表口は何といってもここなのであろう。 数軒しかあいていないお店の中の、焼き肉屋に飛び込む。ほっと一息。 むむ、ここでOFFはおしまいか・・・と言う気分とメニューになりながら・・・。

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Copyright(C) 1997. Hitoshi.Shimojo

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