このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

祝!銚子電鉄80周年
 PartⅠ 「銚子電鉄のミニ電気機関車を見に行こう!」
中間車はグレードアップ車、先頭車はノーマル車
事の発端は、先輩に「銚子電鉄が80周年でイベントをやるんだって」
という一言で始まりました。
そこで、4年前に行ったきりだったので、便乗させてもらうことにしました。

というわけで、東京7:36発の「しおさい1号」で出発です!
こうやって、普通に国鉄色の特急電車が来るのも、
房総方面と北陸だけになってしまいました。
北陸のほうは2006年には置き換えるらしいですが、
房総はそんな噂も無く、しばらくは残るんではないでしょうか?

ちなみに、この前サボ(列車名表示)には、大きな間違いがあります。それは何でしょう?
答えは、この下をマウスの左ボタンを押しながらなぞってみてネ
答え)「L特急マークが残っている」でした。
   JR東日本は2002年12月にL特急という呼び名を廃止しています。
   踊り子は(Lマークを)消したのに、なぜ残っているんだ?
銚子駅に進入する銚子電鉄の電車
「しおさい」の中でウトウトするうちに、
車窓が田園風景に変わり、9:30分に銚子に着きます。
さすがに、イベントをやっているだけあって、鉄分の高い人たちが目立ちます。
(かく言う私もその一人…)

銚子電鉄は、1923年に開業した、延長6.4キロの小さな私鉄です。
昔は、魚介類の輸送などで賑わっていたそうですが、
小さな私鉄ゆえに今では厳しい経営状況らしいです。

そんな中で気を吐いているのが、「濡れせんべい」と「たいやき」です。
マスコミにも出たらしいので、鉄分の低い人でも知っている(と思われる)名物でしょう。
せんべいは、一日乗車券(弧廻り手形:650円)を買うと
一枚もらえるので、行ったら食べてみよう!
たいやきは、観音駅で売っているのでこちらもぜひ!
ヒューゲルが全高の半分を占めている
で、先輩との待ち合わせ場所&デキ3の
展示会場である笠上黒生駅へ。
そこで驚いたのが、デキ3の展示方法。
この駅は銚子電鉄唯一の交換駅で、
列車は必ず交換しているのですが、

1.外川方面のホームにデキ3が展示中
2.外川行き電車が到着。デキ3+外川行き
3.銚子行き電車が反対側に到着。
4.デキ3が外川方面に向けて発車。
5.デキ3が銚子行きホームに戻ってくる
6.外川行きが発車。同時に銚子行も発車。
7.デキ3も銚子方面へ発車。
8.再び、外川方面行きホームに戻る。

という、荒業(?)を駆使していました。
側面から見るとこんな感じ
電車と比べるとその小ささが際立ちます
この機関車、普通の電車の台車一つ分の上に運転台を載せたような感じで、
進んだり止まったりするたびに、つんのめってしまうのではないか?と思うほどです。
こんな機関車ですが、昔は戸川であがった鮮魚を銚子まで運ぶという、
重要な任務を担っていたのです。
ところが、今ではブレーキ関係に問題があるらしく、
客貨車を牽引することが出来ないそうです。
だから、この日の展示会場である笠上黒生駅までと
この前日の展示会場である外川駅までは、
通常の電車の後ろに引っ張られるという、
「そりゃ立場が逆だろ!」とツッコミたくなる光景があったそうです。

その風景を先輩がビデオに収めていたので、見せてもらいましたが、アングルによっては
デキ3が電車の後ろに完全に隠れていて、
画面を通り過ぎるときにやっと確認できる感じでした。

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ちなみに、銚子電鉄のホームページはこちらからどうぞ!

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