このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

祝!銚子電鉄80周年
PartⅡ 「素朴な雰囲気をお届けします」
東京から126.9キロ。関東最東端の終着駅
さしあたり、デキ3の写真もそれなりに撮れたので、
銚子電鉄全体を見てまわろうと思います。
まずは終着の外川(とかわ)駅です。
ここはいかにも地方私鉄の終着駅といった佇まいです
木造の建物、その中には、きっぷ売り場(自動券売機でなく窓口!)と
手書きの運賃表&時刻表があって、ノスタルジーを感じさせます。

なら、銚子電鉄の各駅がこんな感じなのかといえば、そうでもありません。
外川の一個手前の犬吠駅を始め、君ヶ浜駅・観音駅は洋風な感じに改装されています。
ちなみに、犬吠駅は「関東の駅100選」に選ばれていますが、
個人的にはこの外川駅も入っていても良いと思っていたりして。

前日はこの外川駅でデキ3の展示をやっていたので、
すごい数のファンが押しかけたそうですが、
この日は、他でイベントをやっているのが嘘のような、
(たぶん)いつもどおりの駅でした。
自慢(?)のトロッコ「澪つくし号」
その次は、車庫のある仲ノ町駅です。
この日はイベントということで、車両展示や部品・グッズの販売などが行われていました。

構内のはずれには、トロッコ客車「澪つくし号」が出番を待っていました。
自分も乗ってみましたが、何せ貨車を改造したものなので、
線路の状態をダイレクトに伝えてくれます(それだけ揺れるちゅーことやね)。
あと、写真では電車に引っ張られる形になっていますが、
2両の電車とサンドイッチされて走ることもあります。
その時、なぜか前後の電車に運転士が乗って、
発車の時は汽笛を鳴らしあって発車していきます。
重連の機関車の発車をイメージしてもらえれば分かりやすいでしょうか?

ところで、なぜ「澪つくし」なのかといえば、昔N○Kの朝の連ドラでやっていた
「澪つくし」の舞台がこの銚子だったからなんです(25へぇ〜)。
一両でノンビリと行く
その後は有名な海鹿島〜君ヶ浜間の撮影ポイントへ移動し、何本か列車の撮影をしました。
そのときの写真がトップを飾っていました。

この写真を撮っている頃には、イベントも終わり頃なので、
電車も通常(?)どおり一両でやって来るようになります。
とはいえ、車内は残っているファンと地元の人たちで結構込んでいたりします。

イベントが終わると、沿線はいつもどおりの静かな日々を過ごしているのでしょう。
イベント自体は、手作りの感じが強かったです
(銚子電鉄のHPにもあったが経営が厳しいので大きくは出来ない)。
そのなかでも、デキ3をピカピカにして走らせたことは、
一ファンとして銚子電鉄に感謝したいです。
ちなみに「海鹿島」はなんと読むでしょう?答えは→に。「あしかじま」と読みます
イルカがプリチ〜
あと、銚子電鉄といえば手描きの中吊り広告です。
自前の広告はもちろん、他の企業広告も手描きされています。

電車に冷房がない、床が木の電車が走っているなど、
田舎の雰囲気丸出しの銚子電鉄ですが、
東京から2時間でノンビリした空気を味わえるのはここが一番ではないでしょうか?

たまの休みには、足を延ばして電車に乗りに行こう!!と思わされた、
銚子電鉄の旅でした。

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ちなみに、銚子電鉄のホームページはこちらからどうぞ!

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