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さて、もともとは18きっぷを有効活用しようといろいろ試案を練っていましたが、使用期限が間近に迫ってきていたので、「よし、とりあえず北海道やな!」と、意味もなく決定してしまったわけで、とりあえず北海道にいくことに。
さて、18きっぷでの旅をスタートする最初の地点は・・・・近鉄上本町です(^^ まぁ、そんなわけで、近鉄上本町です。近鉄の大阪線の列車は名阪特急を除いて、ここから発着しているわけですね。というわけで、ここから先ほどか買った近鉄株主優待券(\1300)を使って、名古屋まで行くことにしましょう。
しかし、上本町から乗っても、この時間は結構混雑してましたね。近鉄は。結局、桜井あたりまでは座れませんでしたし。まぁ、俺の要領が悪いだけかもしれませんが・・・ で、とりあえず、名古屋に着くも、僕に土地勘がないからかもしれませんが、大して面白いものがなかったのと、ちょっと小腹が空いてきていたので、とりあえず金山でメシにすることに。 金山までは名鉄を使って10分もかからないで到着できます。無論、JRを使ったほうが安いことはわかっていましたが、面倒だったので(^^;。で、松屋にでも入ってチキンカレー(大)を食べる。しめて\390也〜
で、ここからJRにやっと乗るわけです。ここから利用する電車はムーンライトながら。超有名な電車です。一応、日付変更線が安城になるので、安城までの乗車券を買っておいて、安城からは18きっぷ1日分とします。電車は373系特急形電車なので、座り心地も至って快適。素直に東京到着になります。 東京到着後、山手線で上野へ。ここから東北に向けて北上を始めることになります。基本的に東北本線(宇都宮線)の上野発05:10の黒磯行きに乗って・・・という風にするのが、いわゆる「定番ルート」とか「黄金ルート」とか呼ばれている「スジ」ですが、別に常磐線経由で進んでも、結局、仙台でこの「スジ」に合流することになりますので、今回は常磐線経由で行くことにしました。
上野駅から黒磯行きと同時に発車するのですが、こっちは日暮里に止まるので、スカッと追い抜かれます(^^;。しかし、この常磐線、ランクが普通・快速・各駅停車(普通)の順なのですね。今は慣れましたが、初めは謎でした(笑) 牛久あたりで空も明るくなってきて、学生も多数乗車、水戸付近では学生とサラリーマンばっかりでしたが、ちょうど朝の微妙な時間にいわきに到着。いわきって、車のナンバーがひらがなで表記される数少ない地方です(^^;。時間が時間なので、とりあえず駅前のマック(=マクドナルド)で朝食。 いわきからは、いよいよ出ました。701系です。まぁ、こいつは結構悪評が高いのですが、確かにロングシートでは若干疲れてしまいます。まぁ、今回は短時間なので許すとして壁際を確保できたので睡眠。 原ノ町からの電車は急行形の車両の455系。しかも、仙山線用に内装改良工事が入ってた車両だったので、いすの座り心地も快適でした。いわき以北は小さな町の連続で、特に見所はなかったのですが、岩切を過ぎると仙台市街に入ってきて、仙台到着です。いや〜、ここにもヨドバシカメラ・マルチメディア仙台が大きな建物を・・・・
で、ここからは701系電車ONLYになってしまいました。で、仙台で牛タン弁当でも買い込みたいところですが、ロングシートで弁当を食べるものもちょっとアレですし、財政上の理由で(^^;、ここはちょっと我慢して盛岡で・・・と思ったのですが、案外乗り継ぎ時間が短いことがわかったのでパス。結局この日は、これ以降、何も食べなかったというオチですが・・・ この時期、雪が積もっているのはどの辺りからか見てみたいという欲求があったのですが、仙台までは何にもなかったですね。居眠りをしていて、小牛田についてみると、雪がうっすらと積もっていました。でも、やはり、本格的に積もっているのは岩手県に突入してからでしたね。やはり、雪国は岩手県以北ということで決着しておきました。 で、盛岡からは普通電車に乗り換えるのですが、この電車が駄目でして(^^;、このまま乗っていると、20時37分青森着で20時24分発の快速海峡の最終列車に乗れないんです。ですので、途中を別にお金を払ってでも特急電車に乗り継いで「ワープ」するわけです。 盛岡からの列車を八戸で下車して、特急に乗り換えます。で、このまま青森まで行ってももちろんかまわないですし、料金的にも500円ぐらいの差なのですが、一応、野辺地で快速列車に接続していて、こちらに乗っても間に合うので、野辺地にて快速に乗り換えます。この快速はキハ100系気動車で、乗り心地はまだよいほうなので、これで一路青森を目指します。
青森に着いて、快速海峡との接続時間が短いので猛ダッシュでホームに駆け下りると・・・・列車がないんです(^^; この日は快速海峡が走る津軽海峡線のダイヤが大幅に乱れていて、結局発車したのは約30分遅れ。盛岡からの普通に乗っていても間に合ってました(苦笑)。
ちなみに、青函トンネルはJR北海道のものです。JR東日本とJR北海道の分水嶺は中小国駅になりますが、快速海峡は止まってくれません。運転士と車掌は蟹田で交代します。中小国の次の津軽今別駅は本州にありますが、JR北海道の駅になるんですね。そういや、青森駅のQ&Aパネルに「津軽今別行きの列車を増やしてほしい」との質問に、「JR北海道の駅なので、それは無理でしょう」と書いてあったのにはちょっと苦笑でしたが。 で、青函トンネルを抜けて北海道に入り、木古内(きこない)に到着。この時点で15分程度に遅れが縮まっていました。しかし、次の上磯で、反対の列車が遅れているとかで結構とまりましたし、なにやら停止信号がどうこうとかで停車していて、何とか20分程度の遅れで函館到着。
函館からは、わずかな接続時間で定時発車の快速ミッドナイトで一路、札幌を目指します。函館を出て、最初の停車駅である森で日付変更線を迎えます。というわけで、この日は、安城(愛知県)〜森(北海道)を走破。なぜ黄金ルートかというと、東京方面から札幌方面に一日で乗り継げる唯一のスジだったからです。1000キロは乗車したのでは?? で、この快速ミッドナイトは、一昔前の特急列車、183系を使っているので、やや軽油臭いものの(^^;、割と乗り心地は快適なものです。で、札幌に朝6時につけるので、ここから道内各方面に向かえるというのも大きいです。で、僕はこの時点で北海道に行くということは決めていましたが、北海道のどこに行くとは決めていませんで(汗)、まさしく行き当たりばったりな旅行でしたからねぇ。さて、どこにいきましょかと考えていました。まぁ、この列車の中で候補はいくらか挙がりましたが、あまりゆったりとした時間が割けないので、道南をぐるっと回って素直に帰ることに決定・・・いかにも計画性のない僕らしい決め方ですが・・・ というわけで、この列車、停車駅ことで長時間停車するので、とりあえず、長万部で降りてみて、雪に戯れて写真でも取りながら考えていましたが、やっぱり眠くなってきたので眠ることに。で、起きたらすでに千歳(笑)。でも、この季節、まだ日があけないんですねぇ。新札幌到着間際にやっと夜が白み始めて、とりあえず札幌に着きました。
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■冬の道南放浪紀 〜青春18きっぷでいく北海道〜 |
2002.1.14・作成
2002.3.10・更新
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