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≪第9日目・5月30日≫

さようなら ブダペスト

ついに最終日の朝が来たさようならブダペストそれではモスクワに向かいましょう*

終わってみるとあっという間


* ついに最終日の朝が来た *

や、やばい! 寝坊した!

もちろん今日も温泉に行く予定の私たち。

寝坊したせいで時間的にはかなりキビしいが、やっぱり温泉にはいきましょう。

というわけで、本日は Kilaly(キラーイ温泉)へ。

ここは、ほかの温泉よりちょっとディープな雰囲気。

どうも病院が併設してあるらしく、わけのわからん通路が多くって中で迷ってしまった。

しかもどうみても〝観光客〟な私たちには冷たい視線が・・・

また、そういうときに限って、大きいお金しかもってなくて(5000ft)それを出したら、むっとされちゃった。

なんだかここ、こわいなあ・・・

中はとっても大きいドーム式温泉(やはりぬるい)を中心にミストサウナや普通のサウナ。足湯なんかもある。

けっこう雰囲気もいいかんじでお風呂もとっても気持ちいい。

ちなみにここではエプロンはもらえなかった。

けっこう中は広い感じ。(複雑な作りだったのでそう感じただけかも)

じつはここでもマッサージをしたんだけど、これが怖い体験だった・・・

サウナの横あたりにマッサージコーナーがあって、まずはそこで声をかけてみる。

中にいるのはめっちゃごつい感じのこわそうなおばちゃん。にこりともしない。

「そこで待ってろ」とあごでさされ、おそるおそるじっと待つ。

でもいつ呼ばれるかわかんないし、よばれたときに近くにいないとわかんないからって思ったんだけど、のんびり待て

るような場所がない。

強いて言えばマッサージコーナー前の浅いお風呂。これが異常なほどぬるい。

外はけっこう寒いからお風呂に入ってないとぶるぶるしてくるんだけど、このお風呂に限っては入ってるほうが震えてくる。

でもどっか行っちゃうわけにもいかないからじっと待つ。 (涙)

「さ、さむいよね・・・・」「うん・・・・でもうごけないよね」「うん・・・」

しばらく待ってもう限界かと思われた頃、さっきのおばちゃんがずんずんやってきた!

「やっとだよ〜」と思って二人で立ち上がったら、いきなし肩を押される私。

むちゃくちゃ怖い顔しておばちゃんが「来るな」という動作をする。どうやらマッサージは一人ずつ行うらしい。

そんなこ怖い顔されてもわかんないんだからしょうがないじゃん・・・・

もちろんそんなことは言えないので、ふたたびあのぬるいお風呂(というか、プールに入るときにさっと水を浴びると

こみたいな感じなのだよ)に浸かってじっと待つ。

5分、10分・・・・おそろしいほど時間が長く感じられる。そのときふっと思い出した。

「チップもってきてない・・・・・・」

やばい、これはやばいぞ。どうしよう。しかし取りにいってる暇はなさそうだし。。。。

かなり心臓がどきどきしてきた。血の気が引いて行くような気がする。

そのとき・・・おばちゃんがやってきてしまった!

「あんたの番だよ。おいで」ふんっ!という鼻息まで聞こえてきそうな勢いでおばちゃんが私を呼ぶ。

「おらっ、そこに寝な」韓国式アカスリにいったときみたいなベッドに寝かされてマッサージが始まった。

石鹸をつかってわしゃわしゃ磨かれたあと、力任せのマッサージ。

ちなみにおばちゃんはやってる間中、常連らしいおばちゃんとおしゃべりしてるのでときどき手が止まる。

『ラーツのマッサージはよかったのに・・・』心の中で何度もつぶやく私。

・・・そして恐怖に震える中、マッサージは終わった。

「チップは????」案の定、彼女は言ってきた。

「今、手元にもってないんです・・・・・」

か、顔がむちゃくちゃ怒ってる。でも、もってないもんはどうしょもないんだよぉ〜。

「じゃ、あとで持ってこい」ま、まじっすかあ・・・(なんかカツアゲにあってる気分)

とにかくその場は許してもらえたみたいで、ほっとひと息。しかし、あとでわざわざチップを届けなきゃいけないの

か?チップって〝心づけ〟だろ???私は君にチップなんぞ払いたくないぞぉ〜。

心の中ではそう叫んでる私。もっともお風呂から出ちゃえばそのまんま帰ったってわかりゃしないだろう・・・と思っ

た私が甘かった。

お風呂からあがって廊下に出てきたらしっかり彼女が立っていて私たちに「チップ」と言ってきたのだ。

おそるべし。

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*さようなら ブダペスト*

あっという間の4日間。

ついにブダペストともお別れの時がきてしまった・・・。

帰りはホテルから空港まで出ているミニバスを使おうと思ってたのに前日までの予約をすっかり忘れてた。

・・・・・・

「タクシー使うしかないよね・・・」「ちょっと怖いけど仕方ないよね」

ぼられるのを覚悟でタクシーで空港まで行くことに。。。

ところが、これが実にいい運転手さん。ときおり町の説明をまじえながらの快適な空港までのドライブ。

なんだか〝旅のしめくくり〟って感じだなあ・・・

Viszontlatasra!!! & Koszonom!!!

     (本当は字がちがうんだけどローマ字しかだせないのでゆるしてね)

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*それではモスクワに向かいましょう*

11:20発のSU132でモスクワへ!

待ちに待った朝ごはんは相変わらずハムがとってもおいしくてうれしいけど、機内はとっても寒い・・・・

なんとかかんとか言いながらも無事モスクワに着陸。

トランジットのおばちゃんトランジットの私たちは変なめがねのおばちゃんに連れられて空港内をうろうろ。

見覚えのあるトランジットエリアに到着。

おばちゃんは「トランジットの手続きは5時にトランジットオフィスで・・・」と言い残し去って行った。

まだまだ時間はたっぷり。

・・・と思って空港内をうろうろしてたら「やばい!行きの飛行機でいっしょだったチュニジアおやじだ!」

気付いたときにはもう遅く、「OH!Hello!Ladies!」・・・見つかってしまった・・・

悪い人じゃないんだけど、こっちの状況とかちっとも考えないでしゃべりまくってくるんだよね、この人。

「私たちこの辺りで買物したいから」とか何とか言ってふりきろうとしたけど、気付くと近寄って来て話しかけてくるんだもん。

ふぅ〜〜〜。ぐったりです。

やっとのことで5時になりトランジットオフィスに行ったけど、「6時から」と言われてしまう。

「いったいどーゆーこと???」って思ってると、またまたチュニジアおやじがやってきて「2,3分後にトランジッ

ト開始って放送で言ってたみたいだけど・・・」と私たちに言ってくる。どうも自分じゃ聞けなくって私たちを頼りに

しているらしい。

おいおい・・・・・君は大使館に勤めているのだろ???

そのうえ「帰りの便は3人並びの席にしてもらおう。そう言ってくれ」ときたもんだ。

さすがに旅のつかれも出て来てるし、11時間もおやじの相手はできないよ・・・・・

さりげなく別々にチェックイン。ごめんよ、おやじ。

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* 終わってみるとあっという間 *

ついに成田行きの飛行機が飛び立ってしまった。

恐面スチュワードいかわらず顔はいいけど愛想の悪いスチュワードさん。機内食♪

なぜか行きとまるっきしおんなじ映画(わけのわからない古いミュージカル・・・のようなもの)に誘われて(?)

思わずぐっすり眠ってしまった。

機内食♪

でもごはんの時間だけはしっかり起きる。

食っちゃあ寝、食っちゃあ寝してるうちに気づいたらもうすぐ成田。

今日の気温は22℃らしい。思ってたより涼しいなあ・・・・

それにしてもよく寝た。。。。機内食♪

終わってみると何だかとってもあっという間だったね。

想像していた以上に素晴らしかったプラハ&ブダペスト。

ぜったいまた行くぞ!・・・と心に誓う二人であった・・・


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長々とお付き合いいただきありがとうございました。

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