ED62、EF60、EF61のページ
ED61
ED61 2:トミーナインスケール時代の香港製。走行性は最悪。。
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かつて同社のED75旧製品と共用した動力のため、スケールよりかなり幅広なのが特徴です。
そのあまりにも似ていない外観のため、当時は全く買う気にはなれないロコでした。
しかし2006年、ネットオークションにジャンク品で安く出ていたものを、
興味本位で落札してしまいました。
手に入れてみると、ナインスケール時代のロットのわりにボディなどの見た目は綺麗でしたが・・・
これが全く動きません。
そこで完全分解してみると・・・唖然!
車輪や電気接点は真っ黒に汚れ、ギアや車軸には綿埃がからまり、
モーターからは黒い粉を吹いている!・・・という、まったくひどい状態でした。
そこで、いつもの掃除に加え、今回はモーターまで分解(!)し、ブラシ部分を掃除し、
ブラシのバネを調整たところ、かろうじて走行するようにはなりました。
しかし、ギアの精度がよくないのか、走行中に車体は左右に大きくブレるし、
おまけにモーターからかなりの熱を発します。
なのでこれは・・・今のところ完全な「動態保存機」ということになっていますが、
もう1両を手に入れたので、モーターを抜いて重連用のダミーにでもしてしまおうかな。。。
ED61 2:悔しかったので(笑)もう1両。同じ頃の初期ロットをゲット
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まったく・・・物好きにも程があるといった感じですが、
上のED61がまともに動かなかったので、再度ネットオークションで手に入れてしまいました。
ロットも全く同じ頃・・・トミーナインスケールの頃のものです。
見た目の状態はほぼ互角だけど、経年変化か、片側のスカートにヒビが見られます。
しかし走りは、断然こちらの方がよいのです。
ガリガリという結構な騒音を撒き散らし、腰を振りながら、愛嬌たっぷりに走ってくれる・・・
当時の香港製の走りは、こんなものだったのですね。
最近はこういう「しょうもない模型」を見ると、なぜだか微笑んでしまうんですよ。。。
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スカートにヒビがっ
ED62
ED62 3:直流ローカル線の主役は1軸台車付の直流D型機
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地方線区で活躍する戦前の小型電機を駆逐するため、ED61に1軸を追加して生まれた直流小型電機で、
飯田線で使用されました。
旧型電機が好きな私にとっては敵対視すべき存在であることや、
この前面スタイルが好みでないことなどから、今までは興味の対象外でした。
しかし・・・いつもの中古模型ショップで格安美品を見つけてしまったのが運のつき。。。
安さに惹かれて購入したところ、TOMIXの見事なディテール、滑らかな走りは素晴らしい!
二軸貨車を牽かせたら、もうご満悦です(笑)
いつのまにか実機も好きになっていたという、いつものパターンと相成りました。
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左写真:DD54に似た中間台車。
右写真:実物のイメージを見事に捉えた前面
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左写真:左が香港製ED61、右が国産ED62。同一メーカーとは思えないこの違いは・・・
右写真:長さは一緒なんですけどね
EF60
EF60 19タイプ:現役唯一のEF60
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KATO製ラウンドハウスブランドのEF60は、現役唯一の19号機、やすらぎ(タイプ)です。
あくまで「タイプ」なので、19号機を正確に再現しているわけではないのですが、
せっかく選択式ではないナンバーで専用ボディの金型を起こしたのなら、
せめてヘッドライトは本物と同じブタ鼻式にしてほしかったと思います。
私はこのロコもネットオークションで新古品を安く手に入れました。
模型としては完全なコレクターズアイテムですが、ヘッドライトはブタ鼻式に改造する予定です。
尚、走りやディテールは標準のEF60と同じです。
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ヘッドライトはブタ鼻でなきゃ。。。
EF60 47(茶色):ネットで手に入れた特別企画品、その後正面手すり改造してます
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KATOのEF60は、特別企画品として茶色バージョンが発売されました。
私は例によってそれを買いそびれてしまっていたのですが・・・
ネットオークションで、ほぼ新品を安く手に入れることができました。
実はこれを手に入れてから・・・「新型電機の茶色塗装機」に凝り始めます。
とても調子が良く、ディテールもすばらしいので、
側面に、銀河モデル製のメーカーズプレートを貼ったぐらいで
(47号機が三菱製かどうかは知りませんけど。。。)
他には手をいれていませんでしたが、
EF64の茶色機のASSYパーツが発売されたあと、それを利用して
正面手すりをつけ
ました。
EF60 :もう1両の茶色機もネットで格安っ
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特別企画品ということで、再生産されるかどうかわからないこの製品、
中古模型ショップでは希少価値のためか、新品と同じくらいの値になったりしています。
でも・・・なぜだかネットオークションでは比較的安いんですよ。
これも、安かったのでつい増備してしまいました。定価の半額以下です。
もちろん、付属品未使用のほぼ新品状態でした。
47号機の方は結構いじったので、こちらはなるべくこのまま活躍させようかと思っています。
EF60 58:この塗色の方が馴染みはあるけど。。。
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茶色いEF60から遅れる事約半年、同じようにネットオークションで手にいれました。
最新のKATOの動力がすばらしいのは言うまでもなく、LEDを採用したヘッドライトが明るいのも特筆もの。
実物の登場時は茶色だったこともあって、茶色の方が似合うデザインだとは思いますけど、
自分にとって馴染みがあるのは、やはりこの塗装です。
雑多な二軸貨車をたくさん牽かせたら、これだけ似合う機関車もなかなかないのではないでしょうか。
EF60 82:学研製一般色は少しだけ加工
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永大設計の学研発売、OKIが敬愛するEF60、その一般色です。
私もようやくネットオークションで入手しました。
ところが・・・パンタの片側が壊れ、下回りに変な色差しがあるという、ややジャンク状態。
そこでパンタ本体をTOMIX製に交換、色差しを剥ぎ取り、車輪の輪心を黒く塗り、
さらに片側のスカートを加工してKATOのATS地上子を装着するなどの、
見た目向上加工
をしています。
なお、走りの方は、私の所有する永大・学研機の中では一番です。
EF60 82:もう1両の学研製一般色は美品なので、そのまま保存
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たまに特急色は見かけるものの、学研EF60の一般色はなかなかお目にかかりませんでした。
そんな2008年は、中古模型ショップでようやく美品に遭遇し、ゲットしました。
特徴あるパンタも綺麗だし、塗装も走行状態も申し分ありません。
なのにお手ごろ価格だったので、衝動買いしたものです。
あまりに状態が良かいので、こちらは何も手を加えず、使用していくつもりです。
EF60 502:特急機もまたかっこいい。。。
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いつも行く中古模型ショップで、たまたま在庫品を補充するところに出くわしました。
店員が無造作に積み上げていく商品群の中から、真っ先に見つけたのがこれです。
中古にしてはちょっと高めの価格でしたが、見ると最新ロットの美品・・・買わざるを得ませんでした。
牽引するのは20系客車に限られてしまうんですが。。。。
塗装以外の、ディテール、走行性などは、他のEF60と同じです。
EF60 511:学研製(永大設計)の特急色は、KATOスカートと銀河製テールライトを付けてみました
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中古模型ショップで見つけた1両です。
いまどき学研60が新古状態で存在するとは、買わざるを得ません。
でもスカートの貧弱さがどうしても気に入らなかったので、KATOの
パーツを改造して挟み
こんでみました。
KATO製品に比べてボディが小ぶりなのか、ちょっとスカートがボディからはみ出してしまったので、
挟みこむ部分の前側を厚くして、再改造したところ、なかなかいい感じにすることができました。
ついでに信号炎管モールドも削り、KATOのASSYパーツを装着しています。
さらにモールド表現のみだったテールライトはピンバイスで穴を開け、
銀河モデル製のテールライトレンズうを入れてみました。
すると一気に表情が生き生きとしてきたから不思議です。
走りの方は永大製EF651000と共通のため、同じように「ギャオー」と叫びながら(?)、
軽快な走りをしてくれます。
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いつもより挟みこむ部分の厚みを増やしています
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左写真:KATO製の方が3mmくらいは長い車体
右写真:左が学研、右がKATO。学研製はKATOのスカートと信号炎管、銀河のテールレンズを装備しました。
EF61
EF61 1(茶色):やはりネットで手に入れた品薄品
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EF60 47と同時期に同じくネットオークションで手に入れた、ほぼ新品のマイクロエース製品です。
品薄の人気品なのですが、何故か終了直前まで対抗入札がなく、スタート価格のまま落札できました。
マイクロエースも最近はなかなか滑らかな動きをしてくれます。走行音は独特ですけど。。。。
スカートはどう見ても明るすぎと「思ったので、自分で濃いグレーを調合して塗りました。
また、屋根上にはKATOの信号炎管を付けています。
尚、これもEF60と同じように銀河モデル製のメーカーズプレートを付けたのですが、
EF60同様、1号機が川崎製かどうかは知りません。
ディテールもなかなか好ましいですが、欲を言えば・・・パンタをもう少し細密、かつ丈夫にしてほしいかな。
他にこの機関車には、テールランプが点灯するという特徴があり、なかなかいい雰囲気です。
EF61 8:マイクロエースのリニューアル機、とってもよくなりました
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2006年、マイクロエースがEF61をリニューアルしました。
青と茶の2バージョンが出ましたが・・・ちょっとお金に余裕がなかったので(苦笑)、茶だけを買いました。
基本的な造型、動力は旧製品と同じものの、屋根周りを中心にかなりの部分で型が修正されており、
違和感の大きかった・・・半透明で明るすぎる灰色樹脂の色も改善されています。
スカートの色と造形も、実感的になっていますね。
そして前面では・・・手すりの別パーツ化、開放てこの装着、ナンバーの印刷化が施され、
細密感も大いに向上し、旧製品にあった「おもちゃっぽさ」が影をひそめ、とても実感的になったと感じます。
走りのほうは旧製品と変わりなく、滑らかに走ります。
あ、そうそう、ライトがLED化されて明るくなったことと、
旧製品同様、標識灯が点灯することもポイントが高いですね。
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左写真:手前が旧製品、奥がリニューアル品。灰色の塗りわけ、SG煙突、モニター形状、パンタの質感、
高圧引込み線、ランボード・・・など、かなりの部分が見直されています。
右写真:手前が旧製品、奥がリニューアル品。手すりの別パーツ化と開放てこの取り付けが大きな変更点。
(旧製品のスカートは塗りなおし済み、信号炎管はKATOのパーツになってます)
EF61 10:茶色よりも一般には人気があった青塗装機
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茶色いEF61を手に入れた後、青いEF61も欲しくなったのですが・・・
新品はとうに市場から姿を消していました。
たまにネットオークションに出てくると、新品価格よりも高騰してしまうという人気っぷりです。
なのでほとんど入手を諦めていたんですが・・・・
いつもの中古模型ショップに行くと、山積みされている車両箱に「EF61青」があるのを発見!
新品に近い状態で、しかも、例によって格安!いやー・・・・ツイてました。
というわけで、意外と簡単に手入ってしまいました。
塗装が違う以外は茶色い1号機と同じです。
E61 11:青のリニューアル製品も・・・やや遅れて入手
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マイクロエースのEF61がリニューアルされた際、予算の関係で買わなかった青塗装。
シールドビーム2灯化されたヘッドライト、PS22装着と、茶色よりも個性はあったのですが、
その個性が気に入らなかった・・・という理由もありました。
そのリニューアル青塗装機、2008年に中古模型ショップで発見しました。
ほとんど新品と言える状態なのに、かなりお買い得価格だったので、
気に入らなかったはずなのに・・・いつもの衝動買いです。
リニューアルされたポイントは、茶色塗装機(8号機)に書いたとおりなのでここでは省略しますが、
屋根上とスカートの改良による効果が、青塗装では、より一層よくわかる感じです。
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PS22パンタとシールドビーム2灯が特徴