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コロ記

今日のコロ(平成13年2月)




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28日(水) 「眠り」
 ぎんさん逝去のニュースを見て、「眠るように・・・」と聞いた時に、コロの最後の瞬間を考えていた。「眠るように」の表現が、どこまでの事を指すのかはわからないが、コロは眠るようにではなかったのだと思う。最後のコロには、まだ生きようという気持ちが感じられたから。

27日(火) 「おひなさま」
 月命日の今日、コロのお墓と家の祭壇には雛飾りが飾られた。コロが家に来た当時には紙で作った雛人形を用意したが、その後10年以上、コロの雛飾りはなかったと思う。亡くなった後に・・・では遅いのだけれど。

26日(月) 「変わらずに」
 夜、ふとコロに牛乳を供えなかった事を思い出す。今でもコロは催促しているんだなぁ。

25日(日) 「静かな時」
 コロの夢は今日も続いた。テーブルの下にコロは座っている。テーブルの上には大きなまっしろい猫が眠っていた。その様子を写真に撮ろうと、カメラを取りに行った所で目が覚めた。夢はどうして見るんだろう。見せられてるのかな?見てるのかな?

24日(土) 「パステル色の」
 自室で横になっていると、コロが眠っていた所に猫の前足がちょこっと見えた。その瞬間、今見ているのは夢だと感じる。目を覚まして不思議に思い、足が見えた所に行ってみた。何も変わりは無かったが、その先に、小さな猫が1匹座っていた。あれ?何で家の中に・・・と思いながら猫を抱く。私の指を舐めたり噛んだりしている。コロのそれに似た感触だった。猫を下ろして私は出かけた。カーナビに任せて走っていくと、どんどんと道が細くなり、小さな港へと着く。その風景はどこか地中海に似た雰囲気だった。仕方なく港に腰を下ろすと、コロが仰向けに寝ながら空を見ていた。そっとコロの眼を閉じさせた瞬間、私は本当に目を覚ます・・・不思議な夢だった。

23日(金) 「転落事故」
 動物番組で転落事故が取り上げられていた。2階から落ちた生後8ヶ月の子猫が肛門の横を切り、手術をしたという内容だった。獣医さんの「猫は高い所から滅多な事では落ちないのですが・・・」とのコメントを聞いた瞬間、コロの写真に「おいっ」と突っ込んでしまった。

22日(木) 「猫の日」  今日のコロ

21日(水) 「眠り猫」
 布団の中で眠っている猫の置物をいただいた。毛色は違うものの、その様子はコロに似ている。置物は今、コロの写真の前で、静かに眠っている。

20日(火) 「ひさしぶりの見送り」
 今日、階段を降りていくとチッコちゃんと2階ですれ違った。するとチッコちゃんは私を追いかけ、道路の所まで見送りに来てくれた。ずいぶん昔、出掛けにコロが玄関まで見送りに来ていた事を思い出す。

19日(月) 「早朝」
 雀たちがベランダで遊んでいた。コロはきっと、気がきではなかったはず。

18日(日) 「梅香」
 ベランダの梅の花がきれいに咲いている。昨年はそれほど咲かなかったのに、今年はたくさん咲いている。コロに見せたかったと思ったけれど、コロが咲かせてくれたのかも・・・などと思ったりもする。

17日(土) 「好き嫌い」
 久しぶりにチッコちゃんがやって来た。もしかするとチッコちゃんは、コロよりも贅沢なのかも・・・。まぐろは好きだけど、いわしは嫌いです。

16日(金) 「気がついた」
 コロの事って、必ず毎日考えているんだなぁ。

15日(木) 「1年」
 昨年の今頃は、HPの開設に向けて詰めの作業に入っていた。コロ記を書きながら、時々コロと話をしていた事を思い出す。今年、満1周年に向けて・・・・・と思ってはいるのだが、なぜかコロ記がなかなか書けない。

14日(水) 「バレンタイン」
 コロからのチョコレートがある事に気がついた。それはコロの表彰式で出掛けた動物フェスティバルでいただいた物。間接的に考えればコロからのプレゼント。

13日(火) 「すこしずつ」
 気持ちが落ちついてくる。なんでだろう、なんで突然、急に悲しくなったりするんだろう。どんなに悲しんだって、もう元にはもどらないのに。

12日(月・振替休日) 「選ぶ楽しみ」
 久しぶりにドライフードを購入。それはチッコちゃん用の名目なのだが、実際の所コロが残したフードはまだ、たくさん残っている。でも、ペットフード売場に行くだけで、少しだけ気持ちがやわらかくなれる。

11日(日・建国記念の日) 「今日」

 自宅にいる時の方が悲しみが大きい事に気がついた。それはたぶん、外出先ではもともと、コロが存在していないから。

10日(土) 「・・・」
 なぜだか今日は、家の中でコロの気配を感じる事が多かった。そして突然、強い悲しみに襲われた。

 9日(金) 「あたたかな手」
 片側2車線の道路、右の車線には車がいっぱいだが左の車線は空いていた。先の信号が赤なので徐々に減速し右の車列を見ながら進んで行く。次の瞬間、反対車線からこちら側の路地に入ろうと、右の車列の途中から一時停止もせずに私の前を1台の車が通り過ぎた。減速はしていたものの急ブレーキで停車。事無きをえるが、こんな時はコロが助けてくれたんだと思ったりする。

 8日(木) 「満月」
 日中は雲ひとつない東京だったけど、雲が夜空を半分かくしている。おっきくてまんまるに光るお月さまを見て、コロはどこにいるのかな?なんて探している自分がいた。

 7日(水) 「お線香」
 食品売場を通過する時、以前だったら心のどこかで「コロが喜ぶかな」などと思いながら、気がつくとその食品を手にしている自分がいた。でも最近は、買って帰っても仕方がない・・・と先ず考えてしまう。今日もそうだった。でも今日はその前に買っていたコロへのお土産があった。それは今のコロが喜ぶかもしれない物。

 6日(火) 「抱いて」
 母がはじめてコロの夢を見たそうだ。私の部屋のスピーカーの上に寝ていたコロ。自分で起き上がる事が出来ない筈なのに突然むくっと立ち、母を見ていたそうだ。その目は、抱いてほしいと訴えているようだったと。急いで抱っこをした時に目が覚めたそうだが、コロはさみしがっているのかな?という話になった。話の後、母は写真を抱いていた。

 5日(月) 「テレビからながれる」
 動物虐待のニュースを見るたびに、コロとの別れが自然であったことに感謝する。動管法改正以来、はじめての逮捕者がでた。年末の東京・世田谷一家惨殺事件が発端で、その周囲で起こっていた多くの猫の殺害から、躍起になって警察が捜索した結果だろうが、亡くなった子たちがこれで、少しでも落ちついてくれれば・・・と思う。目をつぶされたり皮をはがれたり川に落とされたり矢で刺されたり。自宅庭に入ってくる事に悩んでいたとも言われているが、自宅から押収されたねずみのおもちゃとまたたびを見るとそうともとれないのだが、近所の方が餌を与える事が問題とも言っている。実際私の周囲でも問題が多い。つまり、チッコちゃんに対する接し方にも問題があるので、大きな声では言えない身なのだが・・・。子供の時から近所の野良猫を見ていると、そこには人間の姿を垣間見る事がある。何度かダンボールで捨てられる子猫の姿を見るからだ。出産の季節を過ぎると、自宅周辺でお腹を大きくしていた野良ちゃんでは産む事のできないほどの子猫達がいる時もあった。砂場での猫のトイレ問題もあるが、果たして猫だけの責任なのだろうか?「大都市」と言われる東京だけれど、もともとは野原だったところ。人間が住む以前に動物達がいたところ。虫が食べない野菜は農薬だらけで人の体にも良くないように、動物達が住まない環境は果たして人間にとっていい所なのだろうか?自宅の庭に入らないようにする方法・・・庭に壁と屋根を付けるとか・・・大自然の中に家を建てるとか・・・ん?野良猫ちゃんは来なくても、野良熊ちゃんがやって来るか。
 猫を飼う側もできるだけ、猫は家の中だけで飼ってくれれば・・・と思います。病気や不慮の事故を防ぐために。猫自身は家の中だけの生活にストレスを感じる事はないのです。縄張りを大切にする動物ですから。
 (今日のチッコちゃん・・・危うくドアに挟まれそうに!)

 4日(日) 「借り物」
 チッコちゃんの食事に使っているお皿は、スーパーなどで食品を販売する時に使われるプラスチックのトレーを利用している。他の野良ちゃんの時にもそれは同じで、コロの食器とはわけていた。ただ最近、風が強くて玄関先のチッコちゃんのお皿が飛ばされる事がよくある。いろいろと考えて、コロのお皿をふたつだけ使わせてもらう事にした。そんなチッコちゃん、今日は玄関の中に入って少し考え事をしていたようだ。

 3日(土) 「節分」
 コロを抱いて、コロの手に豆を持たせて、ベランダに向けて豆をまく。毎年の節分で行っていた事。今年は、コロに豆を供えて、コロに話しかけながら少しだけ、ベランダに豆をまいた。

 2日(金) 「毎年」
 明日は節分。去年と同じ節分は、もう来ない。

 1日(木) 「今朝」
 タクシーで動物病院から帰る。自宅に着き用事を済ませてこたつの下を見ると、顔に赤チンを塗りふてくされた顔をして座っているコロがいた。「なに怒ってるんだよ」とコロの頭を撫でると目が覚めた。人は夢を、どのようなタイミングで見るのかわからないが、もしもコロの夢を、コロ自身が見せてくれているのならば、それはそれでいいと思う。

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