このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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雲海酒造の『さくら祭り』が終わると、今度は都城市の
霧島酒造
が『さくら祭り』を行うというのだ。はじめは全く行く気もなかったのだが、結局天気が良かった物だから結局国道10号線を下ってしまった。
宮崎市から1時間あまり。ちょうどJR日豊本線のガード下をくぐる手前。「市場入り口」信号から右折する。都城の卸売市場の近くに会場の“霧島ファクトリーガーデン”はある。
4月24日。会場に近づくにつれ、だんだんと車が多くなる。ちょうど昼時。皆さん、会場にご飯を食べに来たのかもしれない。
ここでまたしても交通誘導員の罠にはまり、グルグル・・・と車を回されてしまった。何とか粘って会場ゲートに近い場所に駐車できたが、精神的にはあまり良くない。 TVやラジオのCMでイベントの内容が紹介されていたが、骨董市、県内の物産展、各種イベント・・・と内容は昨年秋の
焼酎祭り
と同じ内容のようであった。どうせ試飲は出来ないから・・・と割り切って県内各市町村の物産を見て楽しむことにしたのだ。
で、会場入ってすぐの風景がこれである。すごい人だ。もみくちゃになりながらテントを観察・・・。 そうやって見つけたのが日南市大堂津の“安藤商店”である。
焼酎ネット界の著名各氏が絶賛されるここの“鰹の塩辛”も当然のように売られていた。
ご飯に、酒の肴に最高!!調味料としても使用できるかもしれない。
妻に「買いたい!」と訴えたが、他に気になる物でもあったのか、無視されてしまった。
その妻が目指したテントが“
宮崎県乳用牛肥育事業農業協同組合(=宮崎乳肥農協)
”のテントであった。
先日、中央畜産会が主催する『畜産大賞』において、指導支援部門として最優秀賞を受賞した同組合であるが、組合が生産するのが“宮崎ハーブ牛”というブランドである。 鉄板ではその“宮崎ハーブ牛”の焼肉が非常に魅惑な香りを放っている。これは買わなければならない・・・。隣のテントでは“観音池ポーク”のバラ焼きがこれまたいい音を出しているが、ここはやはり牛だ・・・。
500円を支払い、熱いうちにほおばったが、にんにくが利いていて非常に美味かった。これで酒でも飲むことができると最高なのであるが・・・。
ここでも会場の要所要所に試飲テントが設けられている。昨年秋のイベントでは芋焼酎を見つけることができなかったが、今回はちゃんと“霧島”、“
黒霧島
”ともしっかり登場していた。
あるテントで非常にかわいらしいおねぇさんが柄杓を握っていた。“ぼ〜っ・・・”と見ていると目があって、焼酎を勧められたのだが・・・。ううぅ・・・、写真くらい撮らせてもらえば良かったよ。 霧の蔵ホールでは『本格焼酎セミナー』といった感じの展示がされていた。アルコール耐性のパッチテスト、きき酒、霧島酒造の歴史のパネル展示・・・といった内容だ。
妻はパッチテストをやってもらっていたが、アルコール分解能は私よりあるのだろう。綿を取った後にはあまり跡が残っていない。
同蔵が使用している麹も展示されていた。大きなシャーレが並べられた左側が“黒麹”、そして右が“白麹”である(黄麹もあったが、外見としては照明の具合もあろうが、白麹と区別が付かなかった)。
ほぉ〜っ・・・。話には聞いていましたけれども。こんなに違う物なのですね。
出来れば骨董市も見てみたかったのだが、長男のおむつが重くなってきたこともあって会場を後にすることとした。手頃な値段の酒器でもあれば購入したのだろうが、それはまた次の機会に・・・っていう所だ。会場中央のステージではギターの弾き語りをやっている。だが、ぐずり出した長男を抱えて観覧するというのはさすがにかわいそうだし。
1時間もいなかったのだが、さすが県内の美味い物を新聞、雑誌等で紹介し続けるだけあって、霧島酒造のイベントは腹一杯になる。毎年同じ業者や団体がテントを出し続けているのかもしれないが、県外出身の私にとっては目新しい物ばかりだ。
このように二つの蔵の『さくら祭り』であるが、全くその色は異なって面白いのだ。私としては見る楽しみという店で霧島さんに手を挙げるが、これを御覧になった方の中には雲海さんの方がいいという方もおられると思う。人それぞれ、蔵それぞれだから正しいことなのですね。
同蔵とも年に何度か今回のようなイベントを開催するようなので、時間のある方は一度行ってみる事をお勧めする。・・というわけで、この項はおしまい。
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