このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

粕取り復活の兆し!!
【読売新聞6月10日付け朝刊に載る!!】

(04.06.20)
25面“くらし”欄の『江戸時代からの焼酎文化 − 「粕取り(カストリ)」復活の兆し』です!!

『ひと癖に病みつき』と副題が添えられた記事では、清酒づくりの結果出る“酒粕”という産業廃棄物を用いて焼酎が蒸留されるようになった歴史的な背景、戦後生活が裕福になっていく中で過去の存在へとなりつつあったことが記されている。そして、十数年蒸留が途絶えていた“ 鳴滝酒造株式会社 ”の「清酒づくりの文化を継承するための再蒸留」というコメントが続く。ここまで読み進めて「おぉ、しっかりと押さえているじゃないの!!」と大拍手なのであるが、ここで気づいてしまった。写真に写っているのは存じ上げているお顔じゃないですか!?“ プロショップ 酒のこばやし ”の小林昭二さんである。

「飲みやすくないながらも若い世代に好評なのには驚き。」と“ ヤマフル 《無濾過原酒》 ”を手に取られて写っておいでであったが、すでにこの焼酎も売れに売れて在庫無し・・・という。このほか、「きーんと冷やして、またはロックで・・・」とお勧めの飲み方の紹介をされていた。

個性的な味わい。記事の中で、 九州焼酎探検隊 の猛牛氏は“グラッパのよう。”と形容されているが、これは非常に的確。私などは“ワラバン紙を食っている感じ。”などとしょうも無い表現をしてしまうのだが、最初は粕取り焼酎を前に「できれば敬遠を・・・。」などとぼやいていたのだった。それが今ではすっかり虜です(爆)。

記事の最後を、 焼酎楽園 の小林編集長が、伝統的な粕取り焼酎の飲み方(氷砂糖を入れてという)の紹介と共に「夏の季語“焼酎”をこれからの季節、楽しんでみては?」と締めくくられた。

本格焼酎ブーム、そしてスローフード(地産地消)に対しての関心の高まりを受けて、地元の酒蔵が醸す“地元の酒”に対しての関心も強まりつつある。もし、ご自分の町(集落)に粕取り焼酎を醸す蔵元があれば、是非とも手にとって飲んでいただきたいと思う(蔵元が無かったとしても、酒屋さんに並んでいれば、味わうチャンスですね。)。
焼酎楽園 の最新号(Vol.13)の“Information”でも報じられていたように、清酒“聚楽太閤”と粕取り焼酎“ヤマフル”で名を知られる 鳴滝酒造株式会社 において、昨年の試験蒸留、そして今年より本格的な蒸留が再開された。通気性を確保するために酒粕を籾殻と混ぜ、そして蒸籠を使って蒸す伝統的な蒸留法の再現となったその味は、“ ヤマフル 《無濾過原酒》 ”を飲んでいただければ分かると思う。

その超強烈な薫りと、超個性的な味わい。非常にに取っ付きにくいカテゴリーの焼酎であると思われる。しかしながら近年、その『癖のある味わいが見直されつつある』という書き出しの記事が全国津々浦々で購読される読売新聞(6月10日付)の朝刊に掲載されたのである。既にお読みになった方も多いと思われるが、くくってあるビニールひもをほどいて、そこに広げるように!!
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