このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
雲海酒造(株)綾工場 宮崎県東諸県郡綾町
(2006.10.22)
25°
「サンシャイン!!」というサビ部分が印象的な
石川清貴
の曲もしっかり定着したな・・・という今日この頃であるのだが、発売は平成15年であるから、大手の黒麹仕込みの芋焼酎としては新しい部類にはいるのではないだろうか。当初は県内限定販売であったと記憶しているのだが、県内ではどのような評価を得ているのかは私は分からない。だが、当初20度のみであったアルコール度数もこの瓶のようにバリエーションも増えていることから、順調にのんべぇの支持を獲得しているのでしょうな。
会社としても、相当力を入れているのは上記CMを見ても伝わってくるのだ。元筑前者としては、ナレーションに福岡が誇る“スーパーDJ/MC”BUTCH氏を起用しているし、綾町の酒泉の杜には某J−POPアーティストのサイン入りボトルが飾ってあるのだ。
その効果もあってか、酒屋に入ると「しんぷる いず ざ べすと」を地で行くラベルは真っ先に目に入る。
雲海酒造
としては黒麹の焼酎はこの銘柄が初めてではない。
昔々には懐かしの“
浜ゆう
”にも黒麹仕込みのものがあって、酒銘はズバリ“
黒麹浜ゆう
”。従来からの白麹仕込みのものもこれに合わせるようにラベルを替えていたので、現代のオセロよろしく、いい感じの白黒コンビを結成していたのだろう(当時の宮崎県における焼酎流通を存じ上げないので、推測にとどまってしまうのだ)。少し前まではこれら2銘柄は店頭でデッドストック化している姿を見かけたもんだが、最近はまったく・・・。買っときゃ良かったと思っても、ねぇ。
ちょっと話がはずれたので、軌道修正をしようか。
今は平成18年であるから、発売から3年を経る・・・ってなこととなる。だが、これまで不思議と飲む機会がほとんど無かった銘柄である。職場の飲み会ででも供されそうなものなのだが、レギュラーの“
日向木挽
”であることが多いのだ。・・・なんでだ?不思議だぞ。
味について申し上げますれば、甘みが強く、キレが良い。非常にまとまりのある風味といえます。宮崎県内で主流の20度については飲んだ際の記憶が曖昧なので割愛させて頂くが、この25度は非常にきれいにまとまっていると申し上げますか、安心して飲める銘柄だと思う。ロックでもいいのかも知れないが、これからの季節。やはりお湯割りでほっとしたいところではある。そういうのんべぇの期待は裏切らない。
そういえば、一時期、雲海酒造はこの銘柄のラッピング広告を宮崎交通のバスに掲出していた時期がある。でかでかと一升瓶が横たわる様子はそりゃインパクト十分。車や人々の往来が激しい橘通においても見逃すことなど考えられないくらい。
ただ、宮崎交通のホームページによると、契約は「平成16年4月10日〜平成18年4月9日」となっていたので、もう走っていないのだな。
撮影し損ねたよ・・・。
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