このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

みやこんじょ
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黒
20°
(株)都城酒造 宮崎県都城市

(2011.07.16)
いやはや。毎日暑いですね。

宮崎は6月28日に梅雨明けをした後、戻り梅雨・・・ということで県西部を中心に大雨に見舞われました。その後はすっかり夏空。青い空をバックに入道雲がモクモク・・・とわき上がり、刺すような強い日差し。県南の平野部では早期水稲の実が色づき始めています。超早場米として市場に出るのもあと少しですかな。あと、これで夏の甲子園の中継が開始されれば、「完璧な夏の風景」ですね。

県南の平野部はそのような感じなのですが、畑作が中心となる地域では甘藷、サトイモに葉たばこ、家畜の飼料作物が栽培される風景が広がっています。田で栽培される食用稲も(西都・児湯地区の様な沿海部では早期水稲ですが)普通期水稲です。これは国内で主として栽培される稲がそうであるように、秋口の収穫となります。宮崎に住むようになってしばらく見ていませんが、風が吹く度にサラサラ・・・と揺れるのでしょう。

この焼酎を造っている 都城酒造 さんがある都城市もまさにその様な風景が当てはまるわけで、蔵の近隣(都城市乙房地区)では台地の上では畑作、川沿いの平地では稲作が盛んです。農家の庭先に設けられた放牧場では和牛の親子がのんびりと休息している姿も見られます。そしてバックには霧島の峰。新燃岳の噴火が無ければ最高なのですがね。

都城酒造さんの甘藷焼酎“ みやこんじょ ”については、以前紹介をさせていただいたことがあります。1升のパックで売られている姿をたまに見かけることがございますが、最近はこの黒麹仕込みの5合瓶の方が露出が高いようです。安いところだと600円もしなかったりするので、びっくりするのですが。

黒麹の焼酎はいつか、 ボンパク の焼酎イベントで発売当初の物を飲んで驚いたことがあります。甘藷の風味もよく出ていて、「飲めるな。」と感じたのですが、久しぶりに飲んでみましたが、ちょっと大人しくなった感がありました。まぁ、年々の酒質の差、お店の保管状況、飲む側の体質・・・と酒の味のファクターはございますので、ぎゃあぎゃあ騒ぐほどのことでもない。しっかり、甘藷の残り香が感じられる所は変わりませんでした。

さて、こうも暑いのですが、焼酎を飲む際、お湯割りを通している私です。・・・特別な意味はなく、単純にアルコール分解能が低いからなのだ。ロックで飲んだ方が暑さは紛れると思うのですが、飲みやすいためがぶ飲みすることになりかねない。その点、お湯割りならば「ゆるり・・・」と楽しむことができるのですよね。

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