このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
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ラストミッション
会場を出て隅の方にマネージャーさんと、先ほど楽屋で一緒だった
お客さんがいらっしゃったので、おずおずと近づいていきました。
しばらくすると楽屋への入り口が開いて、マネージャーさんの案内で
再度楽屋へお邪魔致しました。
井上さんはまだ着替え中で、上半身裸の状態でした(鼻血)
次々訪れるお客さんに椅子の数が増えていきます。それに合わせて
場所を移動していったのですが、いつの間にか私は端っこになり、でも
移動しないとお客さんが座れない、どうしようと思ったその時
「ここに来ればいいよ。」
と手招きしたそこは井上さんの隣!!
かなりためらいましたが他に手段が無く(帰るという選択肢はずうずうしくも
ありませんでした・・・・・)
2回公演、それも全力でやりきった後疲れてらっしゃるにもかかわらず
終始笑顔でお話を交わしてらっしゃった井上さん。
今までの人生の中で1回公演というのは一度も無いそうです。
今回のように2回とかそれ以上ばかりだったそうで、昔なら、神戸なら
それこそ美味しい店がいっぱいあるんだからこの後飲みに行くところ
だけど、今はもうホテルに直行してすぐに寝ると仰ってました。
実は翌日も姫路で公演があり、それも2回公演なのです。
「くたくただけど、幕が開いてお客さんの顔を見たら力が湧いてくるのよ
不思議と。」
「俺は堺に引っ張られてここまで来たようなもんだからね。」
色々お話をされる中で、時々井上さんが私の顔を見て
「頑張って生きなきゃねっ」
と諭すように仰るのが胸にグサリと突き刺さって、初めてお会いしたのに
見透かされているようでドキドキしました。
毎日をどう過ごしているかという問いに私がしどろもどろになりながら
「そうですね・・・楽しいこととか、辛いこととか・・・・」
などとつぶやくと井上さんはキッパリと
「俺、今年に入ってから嫌だと思ったことが一度も無いんだよね。」
と仰いました。
毎日起こる出来事を全てポジティブに変えて生きている井上さんに
皆さんしきりに関心しておられました。
楽屋には色々な人が挨拶に来られて、マネージャーさんが
「関西テレビの・・・・・・・アンフェアの・・・」
と井上さんに紹介しているのを聞いて
(プロデューサーかなあ?)と思いながらちらちらその人の顔を見ましたが
当然名前など分かるはずもなく・・・・・ドラマも見てなかったしなー(爆)
そして、先に帰られるということで堺さんが井上さんの楽屋に挨拶に
来られました!
楽屋にいたお客さんが皆写真を撮っていただいたりなどしてましたが
その中で私もどさくさに紛れて撮っていただきました(^_^;)
そうこうするうちに車の用意が出来たということで井上さんとも
お別れです。
最後に部屋を出る時、井上さんが私に手を差し出し、握手をしてくれたの
ですが、痛いほどギュっと握り締めて「頑張って生きようね!」
と言ってくれたのがまたグサーーーーーッッ!!!!!と胸に突き刺さりました。
お礼を言って部屋を出て、最後にマネージャーさんにもお礼を述べて
会場を後にしました。
最後の最後までスタッフの方々は親切以上の親切で見送って頂き
感謝と感動に打ち震えながら帰宅の途についたのでした。
ちなみに
井上さんに頂いたサインにはきっちり
『毎日頑張って生きましょう』と書かれてありました(激爆)
おわり。
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